説明

エドワーズ ライフサイエンシーズ コーポレイションにより出願された特許

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ステント付き人工心臓弁との使用に適した改善された捲縮機構である。本捲縮機構は、中心軸の方へ直線的な非回転運動を行うように構成された複数のジョーを含む。回転プレートには、ジョーを係合させるための複数のらせん溝、すなわちトラックが形成されている。らせん状のトラックの回転運動は、ジョーの直線的な運動をもたらす。ジョーの先端内側を入れ子にすることによって、それぞれのジョーが異なる放射状の直線に沿って作用することができ、一方で、それらの内面が均等に動いて、捲縮開口をスムーズに縮小させる。捲縮機構は、特に、人工大動脈弁のようなステント付き人工心臓弁との使用に適しているが、他のステント付き心臓弁、静脈弁、および非常に大きくなる傾向にあるステントグラフトにも適用することができる。
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4つの分離した柔軟な弁尖(34a〜34d)を有する人工心臓僧帽弁(30)。該心臓弁は、楕円形や「D形状」などの非円形であってもよい、支持枠(32)を含む。該支持枠は、それぞれ柔軟な弁尖が取り付けられた4つの流入カスプおよび4つの流出横連合によって規定される波状の流出端を有してもよい。該支持枠は、波状のワイヤフォームと、その4つの弁尖を支えるための流出方向に突出した4つの片持ち梁柱(40a〜40d)を有する構造を規定する周辺ステントを含んでもよい。該心臓弁は、弁輪に固定され、弁尖との乳頭筋結合がなくても独立型ユニットとして機能するように設計される。4つの弁尖は、1つの対が他方の対よりも小さく、2つの対向する対となるように配置されてもよい。大きい方の弁尖の対は、同一の大きさでもよく、また、異なった大きさでもよい。
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【課題】テープで外部から強化されたチューブ状移植片を提供する。
【解決手段】放射状に増大可能なテープ強化されたチューブ状血管移植片を製造する方法。
a)i.外面と、その中を長手方向に延びる中空の管腔とを有するチューブ状ベース移植片であって、実質的に焼結したフルオロポリマー材料で形成されているチューブ状ベース移植片と、ii.該チューブ状ベース移植片の該外面の回りに巻き付けられた強化テープであって、実質的に焼結されたフルオロポリマー材料で形成されたフィルムを有する強化テープと、を備える加工物を準備する工程と、b)該加工物を放射状に収縮させ、それによって、該移植片が続いて放射状に増大され得るような、放射状に収縮した状態を該移植片がおびる工程とを包含する。 (もっと読む)


【課題】管状ベース移植片から強化テープの剥離またはほつれを併発しない新規なテープ強化管状血管移植片を提供する。
【解決手段】伸張された焼結フルオロポリマー材料から形成された管状ベース移植片を提供する工程、伸張された焼結フロオロポリマーフィルムから形成された強化テープのストリップを提供する工程、第1の螺旋ピッチで、該管状ベース移植片の外表面の周りに該強化テープを螺旋状に巻き付ける工程、該螺旋状に巻かれた強化テープを該管状ベース移植片に付着させる工程、実質的に非弾性のビーディングから形成された外部補強部材を提供する工程、該第1の螺旋ピッチとは異なる第2の螺旋ピッチで、該螺旋状に巻き付けられた強化テープの周りに該外部補強部材を螺旋状に巻き付ける工程、および該螺旋状に巻き付けられた外部補強部材を該螺旋状に巻き付けられた強化テープに付着させる工程を包含する方法。 (もっと読む)


より良く僧帽心臓弁と組み合わさる成形された裁縫リングを含む補綴僧帽心臓弁である。裁縫リングは、流入端および流出端を含み、流出端は、少なくとも1つの隆起部分を有する。互いに約120度の間隔を置いて位置し、僧帽心臓弁の2つの前側の三角と適合するように設計された2つの隆起部分が存在し得る。隆起部分は、裁縫リングの流出端の隣接部分の上、約2mmの高さまで緩やかに上向きに曲がり得る。裁縫リングはまた、前側の面よりも後ろ側の面の周りでより柔軟になるように作られることによって、輪の後ろ側の周りに一般的により見られる石灰化した組織に適応する。成形された裁縫リングは、生体補綴弁および機械的な弁を含む様々な種類の心臓弁と組み合され得る。
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本発明は、心臓弁を修復する装置、システム、および方法である。縫合糸ラインは乳頭筋に固定され、次に心臓弁葉状部の一部分の中を通される。基準要素(106)が、心臓弁輪(100)によって定義された平面から所望の距離で提供される。縫合糸ラインは、基準要素に隣接した位置で心臓弁葉状部に固定される。基準要素は、心臓弁輪の上にまたは中に配置されるように構成されたデバイスの一部であり得る。基準要素は、スライドして上記デバイスに固定され得ることにより、上記デバイスの本体からの基準要素の距離は、外科医またはその他のユーザによって変化され得る。基準要素は縫合糸のラインであり得、この縫合糸のラインは、上記デバイスの製造の間に前もって設置され得るか、または外科医もしくは他のユーザによって設置され得る。
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人間の脈管構造内で、元々の弁の部位に補綴心臓弁(11)をデリバリするためのデリバリシステムが開示される。補綴弁は、バルーンカテーテルの遠位端のバルーン(252)上に配置される。バルーンカテーテルは、デリバリスリーブアセンブリとハンドルとを通過する。プルワイヤは、ハンドルからデリバリスリーブアセンブリの遠位端に移動する。ハンドルの作動がプルワイヤを引き、プルワイヤを引くことが、デリバリスリーブアセンブリのスロットを付けられたチューブ(20)内の開口を閉じさせることにより、デリバリスリーブアセンブリを曲げさせる。伸縮可能な被膜は、可動カテーテルをまっすぐな位置に向けて偏らせるために、スロットを付けられたチューブを覆うように配置されている。いったん、元々の弁の部位まで前進させられると、補綴弁はバルーンの膨張によって配置される。
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心臓弁ステントシステム(18)の周りにファブリック(40)をしっかりと包む手順を含む、補綴心臓弁を組み立てるシステムおよび方法。支持ステント(42)は、通常は、互い違いになる尖(44)および大いに波状の輪郭を描く流出エッジ(48)を作る交連(46)を含む。システムは、支持ステント(18)の上を包む、ある長さのチューブ状のファブリックに、手動の補助なしに張力を保つマンドレル(60)を含む。マンドレル(60)は、ファブリックチューブ(62)の第1の端を保持する内部クランピング機構(76)、支持ステント(18)がその上に置かれ、ファブリックチューブが通過する脚チューブ(66)およびファブリックチューブの自由端を保持する外部クランピング機構(74)を含み得る。
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外科的処置の間に素早く、かつ容易に移植される二段階または構成要素ベースの弁の補綴が、提供される。補綴用弁は、治療部位に配置される支持構造を備えている。補綴用弁は、支持構造に素早く接続されるように構成された弁部材をさらに備えている。支持部材は、元々の弁の部位で膨張されるステントの形状を取り得る。望まれる場合には、元々の葉状部は、残存し、ステントが、元々の弁を開いたままに保持するように用いられ得る。この場合において、ステントは、膨張性のバルーンであり、元々の葉状部の強力な反跳力に抵抗するように構成され得る。支持構造は、弁部材への装着のための結合手段が提供され、それによって体内の弁部材の位置を固着させる。弁部材は、非膨張性の種類であり得、または圧縮された状態から膨張した状態に膨張可能であり得る。システムは、従来の心臓切開手術の環境における心臓弁の素早い配置に、特に適している。
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心拍出量のような心臓血管系パラメータは、血流量または動脈コンプライアンスを直接測定せずに、現在の圧力波形のデータセットから推定される。ある心拍サイクルにわたって入力流量波形の一般的な形状が仮定(または計算)され、次いで、予め定められていなければ、システム同定技術を使用して流量圧力モデルのパラメータが測定される。一実施態様では、測定されたパラメータを使用して現在の末梢抵抗を推定し、これを心臓血管系パラメータの推定値の計算だけでなく、少なくとも1つの以降の心拍サイクル中に推定された入力流量波形の形状の調整に使用する。別の実施態様では末梢抵抗の計算が不要であり、さらに別の実施態様では、推定された入力流量波形を形成するパラメータの最適化された同定から流量の推定値を計算する。
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