説明

株式会社シーマコンサルタントにより出願された特許

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【課題】簡素な構造で、優れた浄水作用を発揮し、濾過材の製造も容易な浄水装置を提供する。
【解決手段】浄水装置10は、処理対象である汚濁水DWが通過可能な箱体状のケーシング13内に、土材、セメント系固化材及び団粒化剤を含む混合物を固化させて形成した第一浄化層11と、籾殻炭Cを含む第二浄化層12と、を配置して形成されている。第二浄化層12はケーシング13の底部13b側に配置され、第一浄化層11は第二浄化層12上に積層配置されている。汚濁水DWをケーシング13内へ送給する送水管14がケーシング13上方の開口部13aに配管され、ケーシング13内で浄化された清澄水CWを排出する排水管15がケーシング13外周の底部13b近傍に設けられている。排水管15の下方には、清澄水CWを一時貯留するための貯水タンク16が配置されている。 (もっと読む)


【課題】雨水などを速やかに貯水層へ導くことができ、雨天時などに泥濘が発生せず、土砂堆積による貯水機能の低下が少なく、夏場などにおける地表層温度の上昇を抑制することができ、強度及び耐久性に優れた地下貯水構造を提供する。
【解決手段】地下貯水構造1は、周囲の地面20より低位置にある地盤2上に敷設された路盤3と、路盤3上に形成された貯水層4と、貯水層4の上面に配置された平板状の透水性部材5と、透水性部材5上に敷設された透水性シート9と、透水性シート9上に形成された透水性路盤層6、透水性路盤層6上に形成された透水性保水層7とを備え、貯水層4は、外形が六面体形状をなすコンクリート製の中空構造体8b,8c,8dなどを三次元的に配列して形成され、透水性保水層7は、土材、セメント系固化材及び団粒化剤を含む混合物を固化させて形成されている。 (もっと読む)


【課題】ゲリラ豪雨などのような特に激しい集中豪雨の際の路面浸水を防止することができ、ヒートアイランド現象の抑制にも有効な舗装構造を提供する。
【解決手段】舗装構造10は、シラス11と、高炉セメント12と、水13と、団粒化剤14と、を含む混合物15を地盤16上に打設して固化させて形成した路盤層20を備えている。団粒化剤14は、アクリル酸・メタクリル酸ジメチルアミノエチル共重合物のマグネシウム塩とポリエチレンイミンとの複合体からなる高分子化合物である。地盤16上に打設された混合物15中において、団粒化剤14の団粒化作用により、シラス11及び高炉セメント12の粒子群が互いに結合して団粒化しながら立体網目構造が形成され、この立体網目構造内に存在する無数の連続空隙が水分を効率的に吸収したり、透過したりするので、舗装構造10を構成する路盤層20は優れた透水性及び保水性を発揮する。 (もっと読む)


【課題】優れた透水性及び保水性を備え、比較的軽量なブロックを提供する。
【解決手段】ブロック10は、シラス11と、セメント12と、水13と、団粒化剤14と、をミキサ21で撹拌して得られた混合物15を型枠16に充填し、固化させて形成する。団粒化剤14は、アクリル酸・メタクリル酸ジメチルアミノエチル共重合物のマグネシウム塩とポリエチレンイミンとの複合体からなる高分子化合物である。型枠16内に投入された混合物15中において、団粒化剤14の団粒化作用により、シラス11及びセメント12の粒子群が互いに結合して団粒化しながら立体網目構造が形成され、この立体網目構造内に存在する無数の連続空隙が水分を効率的に吸収したり、透過したりするので、ブロック10は優れた透水性及び保水性を発揮する。 (もっと読む)


【課題】台風や集中豪雨など際の局地的な大量降雨に起因する水害の防止に有効なグラウンドを提供する。
【解決手段】グラウンド10は、地盤11上に形成された下層基盤12と、下層基盤12上に形成された透水性保水層13と、透水性保水層13上に形成された透水性表層14と、を備え、透水性表層14上に流入した雨水を透水性表層14上に貯留するための堰き止め手段として、透水性表層14の周縁部分に、地表面15と略同じ高さであって且つ透水性表層14表面より高い上縁部16aを有する側溝16を配置している。また、透水性表層14の周辺領域から透水性表層14上に雨水を流入させるための導水手段として、透水性表層14表面を周辺領域の地表面15より低い位置に形成している。 (もっと読む)


【課題】施工現場への搬入作業が容易で、濁水浄化機能に優れ、使用後の撤収作業に手間がかからない濁水処理施設を提供する。
【解決手段】濁水処理施設10は、土木建設工事に伴って発生する濁水を一時的に貯留するため施工現場の地面Gの一部に形成された凹状の貯水領域11と、貯水領域11に貯留された濁水DWを濾過するため貯水領域11内に配置された濾過手段である複数の透水性土嚢12と、これらの透水性土嚢12で濾過された浄水CWを貯水領域11外へ排出する排水手段である排水経路13と、を備えている。透水性土嚢12は、透水性袋体に透水性土壌が充填された構造であり、透水性土壌は、土材、セメント系固化材及び団粒化剤を含む混合物を透水性袋体に充填して固化させることによって形成されている。 (もっと読む)


【課題】既設グラウンドの性状に応じて当該グラウンドを適切な状態に修復させることのできるグラウンド再生工法を提供する。
【解決手段】路床10上に路盤層11及び表層12が形成された既設のグラウンドBGの現状を調査する試験工程と、試験工程において得られたデータに基づいてグラウンドBGの改修工事内容を決定する立案工程と、立案工程において決定された改修内容に従ってグラウンドBGに改修工事を施工する改修工程と、を備えたグラウンド再生工法である。試験工程においては、グラウンドBGの地質を調査する掘削試験と、グラウンドBGの表層12の透水性を調査する透水試験と、表層12から採取した表層土12aの粒度を調査する粒度試験と、表層12の硬度を測定する硬度試験と、表層12から採取した表層土12aの異物混入状況を調査する異物混入度試験と、が行われる。 (もっと読む)


【課題】自然環境との調和性に優れた外観を有し、透水性と保水性とを兼備し、防カビ性、防苔性及び浄水性も備えた舗装構造を提供する。
【解決手段】土系骨材10と、セメント系固化材11と、防カビ性、防苔性及び浄水性を有する細菌類16をミキサ12に投入して充分に撹拌、混合した後、団粒化剤14を添加し、さらに撹拌、混練することによってスラリー状の混合物15を形成する。このような混合物15を路盤上に打設し、養生、固化させると舗装構造が完成する。この舗装構造は立体網目構造を備えているため、優れた透水性及び保水性を発揮し、土系骨材10を含むことにより、自然環境との調和性に優れた外観性を呈する。さらに、防カビ性、防苔性及び浄水性を有する微生物16を含むことにより、施工後も、長期間にわたって優れた防カビ性、防苔性及び浄水性を発揮する。 (もっと読む)


【課題】水中へ投入後、比較的短期間のうちに生物的水質浄化作用を発揮し、製造も容易な水質浄化体を提供する。
【解決手段】水質浄化体1は、土材、セメント系固化剤、多孔質粉状体であるシラス、団粒化剤及び微生物(バチルススパリカス、バチルスサブチルス、バチルスツリュゲナイセスのうちの1以上の微生物)を含む混合物を球形状に成形して固化させたものである。団粒化剤中のイオンの作用で立体的な団粒構造が形成され、連続空隙が発生するため、透水機能を備えた水質浄化体1が形成される。溜め池18に投入された水質浄化体1の連続空隙を水18wが通過する際に不純物や異物等が吸着除去され、溜め池18の水質浄化を図ることができる。水質浄化体1は予め微生物を含んでいるため、水18w中に投入後、速やかに微生物の活動が開始され、比較的短期間で生物的水質浄化作用を発揮する。 (もっと読む)


【課題】地上に降り注いだ雨水などを清浄な状態で地下に貯留したり、下層地盤中へ浸透させたりすることが可能であり、土砂除去作業が不要であって、耐久性にも優れた地下貯水構造を提供する。
【解決手段】地下貯水構造1は、周囲の地面20より低位置にある地盤2上に敷設された遮水性シート材3と、遮水性シート材3の上面に形成された貯水層4と、貯水層4の上面に敷設された透水性スペーサ材5及び透水性シート材9と、透水性シート材9の上面に形成された透水性濾過層6と、透水性濾過層6の上面に形成された透水性保水層7と、を備えている。貯水層4は、地盤2上に設けられたプール状の凹部10の底面10b及び周面10aにシート材3を敷設して形成された貯水空間Sの内部に、複数の空間支持体8を積層状態に積み重ねた支持構造体18を収容することによって形成されている。 (もっと読む)


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