説明

日本紙パック株式会社により出願された特許

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【課題】 ストロー挿入口を覆っている合成樹脂フィルムの表面が汚れず、また、紙容器内容物の液体飲料が滲み込んだり、紙容器外部の空気が透過し、紙容器内部の内容物を酸化させるおそれがない紙容器を提供する。
【解決手段】 板紙基材の表裏両面に熱可塑性樹脂層を積層した包材2によって有底の胴部5とその上を閉塞する頂部7とが形成され、頂部7にストロー挿入口15が設けられるようになっている紙容器であって、頂部7となる包材2に、予定ストロー挿入口11を形成する輪郭線12を切り込みにより板紙基材に設け、包材2の裏面には予定ストロー挿入口11を塞ぐ合成樹脂フィルム14を予定ストロー挿入口11の外側に接着又は融着して設け、輪郭線12で囲まれた部分の包材2を切断して引き上げ、取り除くことにより、頂部7にストロー挿入口15が開口して合成樹脂フィルム14がストロー挿入口15に露出するようにした。 (もっと読む)


【課題】 低い針葉樹パルプの配合率でも、折り割れが発生し難く、印刷適性に優れる3層抄き液体容器用原紙を得る。
【解決手段】 内層と該内層の両面に設けられた外層の3層の紙層からなる液体容器用原紙であって、外層:内層:外層の重量比を1:2:1〜1:3:1とし、J.TAPPI No.18−2:2000に規定される内部結合強さを、外層が0.20〜0.36N・m、内層が0.05〜0.28N・mとすることにより、内層の内部破壊を適度に促進させて折り曲げ時にかかる力を分散させることができるようにした。 (もっと読む)


【課題】内容物が酸性水溶液を含有する飲料や食品である場合に、原紙断面からの溶液の浸透を抑える高い耐断面浸透性を有する紙容器用原紙。
【解決手段】単層抄きである紙容器用原紙において、針葉樹漂白クラフトパルプ配合率が50重量%未満で、さらに、原紙に厚さ30μmのポリエステル粘着フィルムを両面に貼合し、1辺の長さが10.0cmの正方形とした試験片において、2つ折りとした試験片を、ニップ処理装置にて、通過速度50m/min、ニップ圧50kN/mで加圧処理した際、試験片のMD軸方向、CD軸方向を折り軸とした場合のいずれにおいても、樹脂ラミネート層の破壊(ピンホール)が発生しないこと、及び原紙に厚さ30μmのポリエステル粘着フィルムを両面に貼合した、1辺の長さが10.0cmの正方形とした試験片において、23℃、pH4に調整した有機酸水溶液に5時間浸漬した際の重量増加率が5重量%未満であることとした。 (もっと読む)


【課題】液体紙容器用カートンを成形する筒状カートンブランクの寸法誤差・成型歪み検出方法。
【解決手段】液体紙容器用カートンを成形し胴貼りしてなる角筒状カートンブランク1を、設計上の胴部内径に略一致した外径を有する四角柱状の挿入部材2とのいずれか一方を移動させて、角筒状カートンブランク1と挿入部材2とを挿入又は離脱方向に摺動させ、カートンブランク1が挿入部材2から離脱する際の摺動に要する力から、カートンブランク1の寸法誤差や成形歪みを検出し、カートンブランクの寸法誤差・成形歪み検出方法であって、カートンブランク1に挿入部材2を挿入する際、又は、カートンブランク1に挿入部材2を挿入した後、カートンブランク1が前記挿入部材2から離脱する際摺動に要する力を測定し、予め定めた適正範囲の値に合致しているか外れているかを判定し、適正範囲の値から外れているものを寸法誤差・成形歪みありとする。 (もっと読む)


【課題】 紙容器の輪郭線に沿って切断して取り除いた輪郭線で囲まれた切除部分を有効利用できる窓付き紙容器を得る。
【解決手段】 板紙を基材とする包材2によって角筒状の胴部5とその上下を閉塞する底部6及び頂部7とを形成し、そのいずれかの部分の板紙基材に予定窓12の輪郭線13を切り込み14により形成し、包材2の裏面には予定窓12を塞ぐフィルム18を輪郭線13の外側に接着又は融着して設け、包材2を板紙基材に形成した輪郭線13に沿って切断して輪郭線13で囲まれた切除部分16を取り除くことにより、フィルム18により塞がれた窓21を形成する構造になっている窓付き紙容器であって、板紙基材に形成されている予定窓12の輪郭線13を所要の形状の輪郭に沿って形成し、輪郭線13内にはこの部分から切除した切除部分16を立体的に成形し得る折れ線17を設けた。 (もっと読む)


【課題】輪郭線で囲まれた部分を取り除き予定窓を開ける際に、輪郭線によって形成される切断糸口端部を包材の表面から容易に立ち上げられるようにした窓付き紙容器を得る。
【解決手段】板紙を基材とする包材2によって角筒状の胴部5とその上下を閉塞する底部6及び頂部7とを形成し、そのいずれかの部分の板紙基材に予定窓12の輪郭線13を切り込み14により形成し、包材2の裏面には予定窓12を塞ぐフィルム16を輪郭線13の外側に設け、包材2を輪郭線13に沿って切断して取り除くことにより、窓を形成する構造とした窓付き紙容器であって、輪郭線13で囲まれた部分の包材2aを切断し取り除く糸口となる切断糸口端部17を頂部横罫線10、胴部縦罫線4、又は底部横罫線11の少なくともいずれかに隣接して形成する。 (もっと読む)


【課題】 表面から第2ハーフカットで囲まれた部分を層間剥離させて開口させたストロー口に、ストローの差し込みを容易に行えるようにした紙容器を得る。
【解決手段】 表裏両面に熱可塑性樹脂層を積層した板紙基材によって有底の胴部3とその上を閉塞する頂部4とが形成され、頂部4に裏面からストロー口8となる第1ハーフカット9が設けられ、表面から第1ハーフカット9を囲むように第2ハーフカット10が設けられ、第2ハーフカット10はその剥離の糸口となる略弧状の剥離糸口端部11と、この剥離糸口端部11の両端から平行に連続して延びる平行直線部12、13とからなる略U字状の形状になっており、表面から前記剥離糸口端部11を起点として前記第2ハーフカット10で囲まれた部分10aを層間剥離させることによって前記ストロー口8を開口させる構造の紙容器であって、第2ハーフカット10は平行直線部12、13の開放端12a、13aの一方が他方より短く設けられている。 (もっと読む)


【課題】容器の孔に取り付けられる注出口を、確実に保持して容器の所定の位置に搬送し装着することができると共に、その装着の際に注出口本体の変形、フランジ部の剥離、及び/または容器の変形が起こらず、また、注出口の筒状部内を閉鎖する薄肉の膜の破断も起こらない注出口装着装置を提供する。
【解決手段】筒状部3と、フランジ部4とを有する注出口6を、容器に設けられた孔に容器の内側から外に突出するように嵌合し、フランジ部4を容器の内壁面に当接させて装着する注出口装着装置に、注出口6を容器内に搬送して孔に嵌合させ、フランジ部4を容器の内面に当接させるマンドレル13を備え、マンドレル13にはフランジ部4側から筒状部3内に嵌合し注出口6を保持する突起状受け部14を設け、突起状受け部14の正面形状を、外周が筒状部3内と摩擦係合する外径を有する円形状とし、その外周部に同寸法の複数の切り欠き17を周方向に均等に設けた。 (もっと読む)


【課題】紙容器本体と口栓とを効率よく且つ容易に分離させることができる構造の口栓付き紙容器の提供。
【解決手段】板紙基材の表裏両面に熱可塑性樹脂層を積層した紙容器材料により有底の胴部7とその上を閉塞する頂部8とで構成される紙容器本体9が形成され、該頂部8の平面部12に口栓14が、該口栓14のフランジ部14aを該頂部8の平面部12表面に液密に固定して設けられている口栓付き紙容器1Aの前記頂部8の前記平面部12に、前記口栓14の前記フランジ部14aの一部に重なり且つ前記頂部8の平面部12と胴部7の平面部6との境界となる頂部横罫線15の両端又はその近傍に繋がる略弧状の第1成形補助折線16を設けた。 (もっと読む)


【課題】 ストロー口の開口の開口を容易にすると共に、輸送等の取り扱い中、第2ハーフカットで囲まれた部分の損傷や捲れ等の発生を防止できるようにした紙容器を得る。
【解決手段】 表裏両面に熱可塑性樹脂層を積層した板紙基材によって有底の胴部3とその上を閉塞する頂部4とを形成し、頂部4に裏面からストロー口12となる第1ハーフカット7を設け、表面から第1ハーフカット7を囲むように第2ハーフカット8を設け、表面から第2ハーフカット8で囲まれた部分を層間剥離させることによりストロー口12を開口する紙容器であって、第2ハーフカット8を、その剥離の糸口となる剥離糸口端部9を頂部4と胴部3の境界の頂部横罫線10を越え胴部3の平面部2に渡って下向きに設け、胴部3の平面部2には、第2ハーフカット8の剥離糸口端部9を横切り或いは剥離糸口端部9の先端9aと一致し且つ頂部横罫線10の両端又はその近傍に繋がる第1成形補助折線11を設けた。 (もっと読む)


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