説明

学校法人自治医科大学により出願された特許

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【課題】幹細胞が生体内で奇形腫等の腫瘍を形成する細胞であるか、或いは生体内で腫瘍形成なく種々の細胞に分化し、正常な組織構成に寄与し得る細胞であるかを簡便に検定する方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、以下の工程を含む、幹細胞が生体内で所望の組織を構成する細胞へ分化し得る可能性を評価する方法を提供する:
(1)評価対象の幹細胞を非ヒト哺乳動物の所望の組織の原基中に移植すること、
(2)該組織原基をインビトロで培養すること、
(3)培養した該組織原基における移植された幹細胞由来の細胞の分散の程度を指標に、該幹細胞が生体内で当該組織を構成する細胞に分化し得る可能性を判定すること。 (もっと読む)


【課題】血友病の病態や効果的な治療方法を開発する上で有用な、自発性の出血症状を呈する血友病Aモデルブタを提供すること。
【解決手段】(a)第VIII因子遺伝子のエキソン16を標的としたターゲティングベクターを作製する工程;(b)胎児線維芽細胞に、工程(a)で作製したターゲティングベクターを導入し、相同組換えにより生じた遺伝子組換え細胞を選抜する工程;(c)採取した豚の体内成熟卵子から除核する工程;(d)工程(c)で除核された卵子に、工程(c)で選抜された遺伝子組換え細胞の細胞核を注入する工程;(e)工程(d)で細胞核が注入された卵子に活性化処理を施し、活性化処理後の核移植胚を雌豚の卵管又は子宮に移植する工程;を備えた血友病Aモデルブタの作出方法。 (もっと読む)


【課題】ミトコンドリアの機能を担っているタンパク質を網羅的に同定・解析し、ミトコンドリア膜の形態を調節しかつミトコンドリアの機能を調節するタンパク質群の機能や相互の関連性を解明するための方法の提供。
【解決手段】特定な配列からなるアミノ酸配列、又はこれらのアミノ酸配列と少なくとも80%以上の相同性を有するアミノ酸配列を有し、ミトコンドリア膜組織の形成能を有するタンパク質の群から選ばれる1種又は2種以上のタンパク質が欠損若しくは過剰発現した細胞、又はこれらのタンパク質が添加された細胞であって、ミトコンドリアの形態に異常が生じている細胞に、試験物質を添加して、当該試験物質によるミトコンドリアの形態の変化を測定することからなる、ミトコンドリアの形態を正常化させるために活性な物質をスクリーニングする方法。 (もっと読む)


ALK突然変異陽性の癌を有する被験体がALK阻害剤を用いた治療に反応を示す可能性が高いか否か、および/または、このような癌を有する患者の疾患の進行が比較的遅くなる可能性が高いか否かを判定するための組成物、キット、および方法について説明する。さらには、このような癌を有する被験体における疾患の経時変化を予測する方法についても説明する。 (もっと読む)


【課題】高圧ガスを用いることなく、皮膚に開創部を設けずに腹壁を吊り上げることができるようにする。
【解決手段】腹壁吊上装置1は、吊下スタンド5に吊下ワイヤ32で吊り下げられた吸着ポット2と、各吸着ポット2に吸引圧を供給する吸引圧印加装置4と、各吸着ポット2を昇降させる昇降装置3とを備えている。吸着ポット2は、緩衝材22aを袋材22bに充填して構成された吸着リング22を、本体21の収容凹部25に固着されている。吸引圧印加装置4が吸引チューブ41から吸着ポット2に吸引圧を供給すると、吸着ポット2が吸引口24を通して吸着リング22内で皮膚A1を吸引する。これにより、吸着リング22が皮膚A1の形状に応じて変形して皮膚A1に密着する。この結果、吸着リング22が載置された皮膚A1に吸着ポット2が吸着し、吸着ポット2で腹壁A0を吊り上げることができるようになる。 (もっと読む)


【課題】PHB2が結合するタンパク質を新たに同定することによって、脂肪分化の調節機序を解明し、これに基づいて、脂肪分化調節剤の新規なスクリーニング方法、並びに新規な脂肪分化調節剤を提供すること。
【解決手段】プロヒビチン2(PHB2)とパーオキシゾーム増殖因子活性化受容体γ・コアクチベーター(PGC1α)との複合体の形成を促進又は阻害する被験物質を選択することを含む、PHB2とPGC1αとの複合体の形成の調節剤のスクリーニング方法。 (もっと読む)


【課題】安定化したオゾンナノバブルを含有しているオゾンナノバブル水の強力な殺菌効果を利用して歯周治療等、医療分野に応用している例は従来からあるが、オゾンナノバブル水を、夫々の用途に対して最適化したオゾンナノバブル水の条件、特に、その塩分濃度の最適条件は提案されていない。特に、消化管感染性疾患の治療や、低侵襲の外科手術前処置としての消化管殺菌等の、消化管に対しての医療用に使用されている例は未だ報告されておらず、従って、これらの用途に最適化されたオゾンナノバブル水も未だ提案されていない。
【解決手段】そこで、本発明では、塩分濃度が、0.9%又はその近傍の値の水中に、安定化したオゾンナノバブルが含有しているオゾンナノバブル水を消化管に対する医療用オゾンナノバブル水として提案する。 (もっと読む)


【課題】血液の流れが一方向性であり、より重厚な心筋層を持ち、そして容量を大きくし駆出力を上昇させた、生体材料、特に血管、に由来するバイオ心臓の提供。
【解決手段】低抗原性処理をした弁付き血管、およびその周囲に形成された心筋細胞層、から構成される、心臓代替物の提供。また、このように作製した心臓代替物を、生体の腹腔内の血管に接続して血液を流し、さらに心筋細胞層の外側に大網を巻き付け、生体内で自律的に拍動させながら保持する、ことを特徴とする、血管由来のバイオ心臓の作製方法の提供。 (もっと読む)


【課題】抗癌剤耐性の判定マーカーの遺伝子領域を提供する。
【解決手段】
抗癌剤耐性判定方法を提供する。Dexamethasone−induced protein遺伝子の新規機能を同定した。このDexamethasone−induced protein遺伝子は、プロモーター領域がメチル化されており、このメチル化によりDexamethasone−induced proteinの発現が少なくなると、カスパーゼのカスケードによるアポトーシスが抑制される。このため、本発明は、癌細胞のDexamethasone−induced protein遺伝子領域のメチル化を検出し、該メチル化されている場合に抗癌剤耐性があると判定することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】副作用が少なく、それぞれの組成物を単独で用いるよりもインスリン分泌を促進する糖尿病治療/肥満治療用の組成物を提供する。
【解決手段】GLP−1関連組成物とグレリン阻害組成物とを含有する組成物により、糖尿病及び/又は肥満を治療する。この糖尿病としては、主に2型糖尿病に用いることができる。また、GLP−1関連組成物とグレリン阻害組成物は、それぞれ単独で使用する用量よりも低い投与用量で使用可能である。 (もっと読む)


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