説明

独立行政法人日本原子力研究開発機構により出願された特許

521 - 530 / 727


【課題】環境や人体への安全性が高く、簡単な設備で安価に製造でき、従って、食品や医薬品等に安心して使用できるカルボキシメチルセルロースアルカリ塩を原料とするゲルの製造方法を提供すること。
【解決手段】天然パルプを原料とする安全性の高いカルボキシメチルセルロースアルカリ塩(CMC)に、食品や医薬品等の分野別に認可されている安全性の高い酸または酸水溶液を加え混練することによって、またはCMCを水に溶解させ、ペースト状にした後、そのペースト状CMCを酸または酸水溶液に浸漬させることによって、CMCを原料とするゲルを製造する。 (もっと読む)


【課題】液体金属を貯蔵するターゲット容器高温部を低温にする作用ばかりではなく、ターゲット容器における低温部分を温度上昇させることにより、高温となる陽子ビーム入射窓部と容器の低温部分との温度差を是正し熱応力を低減すると共に、構造における強度健全性を熱負荷に対して確保することのできる金属ターゲットを提供する。
【解決手段】陽子ビームをターゲット容器内に貯蔵された液体金属に照射して核破砕反応により中性子を発生させると共に、液体金属を熱媒体として循環流動させる中性子発生装置用液体金属ターゲットにおいて、ターゲット容器は、陽子ビームの照射部と、照射部分を挟んで液体金属の流入側と、その流出側とを有し、ターゲット容器壁の陽子ビームの照射部近傍で流出側にのみ、ターゲット容器の高温状態にある照射部と照射部近傍の流出側との温度差を低下させる調整手段を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ボーリング孔内の深度方向に所定の間隔で設置される複数の観測用パッカーにて多段に区分けされた各区間のうち採水対象区間の地下水の水質を観測するとともに採水が可能で、かつ、採水時も採水対象区間を含むすべての区間の間隙水圧を連続して測定可能な地下水のモニタリング装置を提供する。
【解決手段】モニタリング装置1は、各区間Sの間隙水圧を測定するための圧力測定手段9と、各区間Sに連結される連結管11を介して各区間Sの地下水を内部に貯留可能な採水用ケーシングパイプ13と、採水用ケーシングパイプ13内を昇降し、採水対象区間WSの地下水を採水するための採水手段15と、圧力測定手段9及び採水手段15にてそれぞれ測定した結果に基づいて解析を行う解析手段16とを備える。 (もっと読む)


【課題】核融合炉の炉構成材である鋼またはフェライト鋼において、放射線照射によって生ずる炭素14の生成量を減らし、使用済みの炉構成材を浅地埋設可能な低レベル放射性廃棄物(LLM、low level material)に分類される材料を得る。
【解決手段】鋼またはフェライト鋼中の窒素14の濃度を減らして、窒素15を95%濃縮とし、運転期間を30年、稼働率を50%とした場合の、生成放射性核種である炭素14の濃度を評価すると、炭素14の浅地埋設基準値である3.7x10<上付き>7Bq/kg以下とすることができた。 (もっと読む)


【課題】 プロトン伝導性、高温での機械的特性、耐酸化性など長期運転時の耐久性、及び、燃料不透過性に優れた、メタノール、水素などを燃料とした携帯機器、家庭向けコージェネレーションや自動車用の燃料電池に最適な高分子電解質膜を提供する。
【解決手段】 ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミドやポリスルホンに代表される芳香族高分子膜基材に、グラフト重合でビニルモノマーをグラフト鎖として導入し、次いで、グラフト鎖、又は/及び、芳香族高分子鎖の一部をスルホン酸基に化学変換して作製することを特徴とする高分子電解質膜の提供、及び、その製造方法。 (もっと読む)


【課題】ガラス転移温度である60℃以下、室温付近でも柔軟性を備え、かつ使用時には十分な熱収縮性能を備えるポリ乳酸製熱収縮材を提供する。
【解決手段】ポリ乳酸と架橋性モノマーと可塑剤を含むポリ乳酸組成物からなり、前記ポリ乳酸組成物中に前記可塑剤が10質量%以上20質量%以下の割合で配合され、前記可塑剤を除く成分のゲル分率が70質量%以上100質量%以下とされている。 (もっと読む)


【課題】
電子ビーム照射装置等の放射線照射装置から照射される放射線の照射強度を簡易で安価な手段によって正確に検出して、その照度強度が変化したときに照射装置の稼動を停止させたり、警報装置を作動させる制御信号を出力できるようにする。
【解決手段】
放射線照射装置(1)から照射される放射線によりその照射域の気体分子が励起されて生ずるプラズマ発光を検出する光学センサ(20)と、該光学センサ(20)で検出したプラズマ発光の光量に応じて制御信号を出力するコントローラ(21)とを備えた。 (もっと読む)


【課題】溶融槽内の溶融ガラスの下層部分の導電性物質の分布濃度が上層部分より大きくなることによる通電加熱における発熱部分の偏りを防止する。
【解決手段】円錐状耐熱合金製炉底部壁2と耐熱合金製加熱電極18の間に交流電圧を印加するように接続した第1の交流電源装置27から独立した耐熱合金製垂直部壁4と耐熱合金製加熱電極18の間に交流電圧を印加するように接続した第2の交流電源装置28によって溶融槽1内の溶融ガラス24の上層部分に通電するように構成することにより、廃棄物中に含まれている白金族元素などにより生成される導電性物質によって溶融槽内の溶融ガラスの下層部分の導電性物質の分布濃度が上層部分より大きくなっても通電加熱における発熱部分の偏りを防止して廃棄物処理能力の低下を防止する。 (もっと読む)


【課題】変形や衝撃に対する耐性に優れ、且つ変形や衝撃に対する復元力をも有するポリ乳酸弾性体を提供することを課題としている。
【解決手段】40質量%以上のポリ乳酸からなり、該ポリ乳酸は50〜200kGyの電離性放射線により架橋されてなり、引張試験における伸びに対する抗張力の曲線が、破断するまで単調増加すると共に、曲線の二回微分が正になる範囲がある弾性を示すS−S曲線であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】採取したスワイプ試料中に含まれる極微量核分裂性物質を含む粒子をフィッショントラック法によって検出する手法において、原子間力顕微鏡のような特殊な装置を用いた高度な測定技術を必要とせず、また、フィッショントラックのコアの形状が粒子の表面形状に依存する影響をなくして、短時間で容易に核分裂性物質を含む粒子を濃縮度別に検出する。
【解決手段】スワイプ試料から粒子を回収する際に粒径を調整することにより粒径の影響をなくすと共に、検出器の化学エッチングによりフィッショントラックが現れるまでの時間とフィッショントラックの形状は核分裂性粒子の濃縮度に依存することを利用して、検出器のエッチング時間を制御する。なお、粒子回収の際の粒径調整法としては2段式粒子吸引法を用いる事が出来る。 (もっと読む)


521 - 530 / 727