説明

田中貴金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】電子部品などの接合、封止用半田付け用AuGe合金球の半田付け特性向上。
【解決手段】AuGe合金中のAu含有率が84.5〜89.0質量%の範囲において、Au、Ge以外の金属元素含有量総量を120ppm未満とすることによってGe微粒子が均一微細に分散した組織とする。
これらGeの共晶組成付近において、不純物含有量を上記範囲に抑制することによって、合金球の真球度が向上し、Au初晶及びデンドライトの発達が抑制され、均一一様で微細な共晶組織からなるAuGe合金球が得られる。
この組織を有するAuGe合金球は、流れ性が著しく向上し、電子部品の接合、封止の半田付けにおける半田付け不良を改善する。 (もっと読む)


【課題】高温酸化消耗を抑制した内燃機関用のプラグ電極材料。
【解決手段】熱間線引き加工の素材として、一方向凝固などにより長大な柱状晶を有する素材を出発材料とし、プラグ電極とするための熱間線引き加工の温度、加工度、特に温度を1000℃以上に維持して加工することにより、残留加工ひずみを抑制し、加工後の硬度とプラグ電極の使用条件を模した、1100℃、20hrの熱処理後の硬度との比で表わした、硬化率が
硬化率=(加工後の硬度Hv)/(使用条件を模した1100℃、20h rの熱処理後の硬度Hv)×100(%)≦130% とする。
これらの条件を満たす、内燃機関用プラグ電極は、チップ長さにわたる柱状 の結晶を有し、高温酸化消耗が抑制され、長寿命で失火を抑制できる。 (もっと読む)


【解決課題】配向性基板を適用する超電導線材について、基板の配向性を従来よりも改善し、高特性を発揮し得る超電導線材を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、結晶配向金属からなる基板上に、少なくとも1層の中間層と、酸化物超電導材料からなる超電導材層が形成された超電導線材において、前記結晶配向金属からなる基板は、{100}<001>立方体集合組織を有する銅層と、前記銅層の上に形成され、厚さ1〜5000nmのニッケルからなる配向性改善層とからなり、前記基板表面における結晶軸のずれ角ΔφがΔφ≦5°であることを特徴とする超電導線材である。この配向性改善層により、基板表面の配向度を改善することができる。そして、配向性改善層は、その表面にパラジウムを膜厚相当で30nm以下含むものとすることで、その平滑性が改善されると共に、その後の形成される中間層等の成膜性も改善される。 (もっと読む)


【課題】 化学蒸着法(CVD法)に適したルテニウム化合物を提供する。
【解決手段】 ドデカカルボニルトリルテニウムとシクロオクタテトラエン類の混合溶液に光を照射することにより、下記式(1)の液体のシクロオクタテトラエントリカルボニルルテニウム錯体を得る。
【化7】


当該錯体を原料とする化学蒸着法により良好なルテニウム膜や酸化ルテニウム膜を容易に得ることができる。 (もっと読む)


【課題】金属および金属酸化物を含有するターゲットから、工程数を少なくかつ不純物の混入を少なく金属を回収する金属回収方法、および工程数が少なくかつ再生利用の効率の高い、ターゲットの製造方法を提供する。
【解決手段】金属および金属酸化物を含有するターゲット1から該金属を回収する金属回収方法であって、ターゲット1を、前記金属酸化物は溶融も分解もさせず、かつ、前記金属を溶融させるように加熱して、該金属を該金属酸化物から分離する金属回収方法であり、ターゲット1を、該ターゲット1に含まれる前記金属酸化物の焼結体が通過しない大きさに設定された貫通孔12Bが底面にある上段ルツボ12および該貫通孔12Bの下に設けられた下段ルツボ14を備えてなる2段ルツボ10の該上段ルツボ12内で加熱し、溶融した前記金属を該下段ルツボ14内に流れ込ませて前記金属酸化物から分離する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、従来よりも触媒活性に優れ、NOx浄化性能の高い触媒の提供、及びその触媒を用いた排ガス浄化方法を提供することを目的とする。
【解決手段】排ガス中の窒素化合物を燃焼させるための触媒において、第1触媒層と第2触媒層とからなり、前記第1触媒層は、酸化物系セラミックからなる担体に、触媒成分として、平均粒径が150〜250nmであり、粒子径分布における小粒径側からの積算分布20%の粒径D20が100nm以上で、且つ、積算分布90%の粒径D90が350nm以下の白金粒子が担持されており、前記第2触媒層は、酸化物系セラミックからなる担体に、触媒成分として、平均粒径が300〜500nmであり、粒子径分布における小粒径側からの積算分布20%の粒径D20が200nm以上で、且つ、積算分布90%の粒径D90が700nm以下の白金粒子が担持されていることを特徴とする排ガス浄化触媒。 (もっと読む)


本発明は、カルボン酸、好ましくはギ酸又は酢酸をウォッシュコートスラリー及び/又はオーバーコートスラリーに加えて、スラリーの基材に対する接着性を含めたスラリーの特性を改善することに関する。本発明は、酸化物固体の喪失の減少、酸化物固体の付着量の増加、及びウォッシュコートスラリー及び/又はオーバーコートスラリー生成のための、より効率的な方法を提供する。 (もっと読む)


本発明は、窒素酸化物、一酸化炭素、炭化水素、及び硫黄反応のための、白金族金属を含まない又は実質的に含まない触媒系に関する。本発明の触媒系は基材とウォッシュコートとを含む。ウォッシュコートは、担体材料酸化物、触媒、及びこれらの混合物からなる群から選択される1つ又は複数を含む少なくとも1種の酸化物固体を含む。触媒系はオーバーコートを任意選択的に有してもよく、おーばーこーとは、担体材料酸化物、触媒、及びこれらの混合物からなる群から選択される1つ又は複数を含む少なくとも1種の酸化物固体を含む。触媒は、ZPGM遷移金属触媒、混合金属酸化物触媒、ゼオライト触媒、又はこれらの混合物からなる群から選択される1つ又は複数を含む。
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本発明は、触媒を含み白金族金属を含まない触媒系にリッチ排気を晒すことによって、窒素酸化物の低減性能を向上することに関する。本発明はまた、排気の一部を第1触媒系及び第2触媒系に晒す際、中間工程として、排気の一部に空気を導入することによって、排気中の一酸化炭素及び炭化水素の低減を向上させることにも関する。本発明はまた、(1)1.0を超えるR値を有するリッチ排気を、触媒を含み白金族触媒を含まない第1触媒系に晒すこと、並びに(2)第1触媒系と白金族金属を含まない第2触媒系に晒す際、中間工程として、排気の一部に空気を導入することによって、窒素酸化物、一酸化炭素及び炭化水素の低減を向上させることにも関する。 (もっと読む)


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