説明

田中貴金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】環境に配慮しつつ、オゾン生成能に優れた高寿命の電解酸化反応用電極、及びその電解酸化反応用電極の製造方法を提供する。
【解決手段】バルブ金属又はこれらの合金からなる基材と、この基材の表面を被覆する被覆相からなる電解酸化反応用電極において、被覆相は貴金属と、バルブ金属との金属間化合物を少なくとも1種含み、前記被覆相表面のX線回折における貴金属の主ピーク強度(A)と金属間化合物の主ピーク強度(B)との比(A/B)が、0〜0.3であることを特徴とする電解酸化反応用電極である。この電解酸化反応用電極を使用すれば、洗浄殺菌処理等に用いるオゾン水を安価に製造可能であり、また、有機物質の処理も容易となる。 (もっと読む)


【課題】水素燃焼触媒において、雰囲気中の水分や燃焼反応による生成水の影響を考慮する必要がなく、低温での反応維持が可能なものを提供する。
【解決手段】本発明は、無機酸化物からなる担体に触媒金属が担持されてなる水素燃焼触媒において、前記担体表面の水酸基に、その末端に炭素数3以下のアルキル基を少なくとも一つ有する官能基を置換結合させたものであることを特徴とする水素燃焼触媒である。担体表面の水酸基に結合する官能基は、有機シランが好ましい。本発明に係る水素燃焼触媒は、処理対象である水素含有ガスが飽和水蒸気量以下の水分を含み、0〜40℃と室温程度であっても活性を維持することができる。 (もっと読む)


【課題】免疫クロマトグラフィー装置を用いて検出対象物を検出する従来技術に比して、非特異的反応を抑制することができるイムノクロマトグラフィー用試薬組成物、もしくは試料希釈液の提供、およびそれを用いた、高性能、高感度な免疫クロマトグラフィー装置ならびに迅速、簡便な検査ができる検出キットを提供する。
【解決手段】 イムノクロマトグラフィー法により試料中の検出対象物を検出する際に、緩衝液、キレート剤、および非イオン界面活性剤を含有するイムノクロマトグラフィー用試薬組成物またはイムノクロマトグラフィー用展開液もしくはイムノクロマトグラフィー用試料希釈液を用いることにより非特異的反応を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】室温条件下で十分な還元性能を発揮し、且つ錫イオンの還元を抑制する還元剤を使用することにより、金を高純度で回収する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】金イオン及び塩化物イオンを含む溶液とジブチルカルビトール(DBC)との接触により抽出される金含有有機相に、水相である還元剤を加えることにより、金イオンを水相へ移行させると共に還元処理する金の還元回収方法において、前記還元剤はシュウ酸カリウム水溶液であり、還元処理時の反応温度を10℃〜50℃とし、更に、還元処理時のpHを2.5〜6.5とすることを特徴とする。かかる方法によれば、室温において還元処理が可能であり、不純物の混入を抑制し、より高純度に金を回収することが可能となる。 (もっと読む)


【解決課題】高硬度材料からなる線材を切断して小片部材を製造する方法において、高精度の切断面を得ることができ、かつ、材料の損失のないものを提供する。
【解決手段】本発明は、高硬度材料よりなる線材から、小片を切断加工する方法であって、所定の(a)〜(f)工程からなる6工程を順に繰り返し行う線材の切断加工方法である。本発明に係る切断方法によれば、高硬度材料からなる線材を高精度に切断可能であり、かつ、高硬度材料の損失を防ぐことができる。そして、本発明に係る方法により切断した線材は、切断面の均一性に優れ、点火プラグ電極に用いれば、安定的な放電特性を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】化学的に安定であり溶解が溶解ではない白金を、電解法により効率的に溶解させる方法を提供する。
【解決手段】本発明は、電解液中で白金を電極として電解することで白金を溶出させ電解溶出方法であって、前記電解液は、錯化剤として3〜10重量%のモノエタノールアミンを含む、5〜15重量%の水酸化ナトリウム溶液であり、電解条件として、液温25〜60℃、電流密度100〜140A/dmの交流電流を印加して前記白金電極を溶出させる方法である。 (もっと読む)


【課題】化学的に安定であり溶解が溶解ではない白金を、電解法により効率的に溶解させる方法を提供する。
【解決手段】本発明は、電解液中で白金を陽極として電解することで白金を溶出させ電解溶出方法であって、前記電解液は、8〜11.5規定の塩酸溶液であり、電解条件として、液温60〜80℃、電流密度60〜100A/dmの電流を印加して前記白金電極を溶出させる方法である。また、電解液は、更に、錯化剤としてモノエタノールアミンを含むものが好ましい。 (もっと読む)


窒素酸化物と一酸化炭素と炭化水素とを同時変換するための多相触媒、多相触媒を含む触媒組成物、触媒組成物の製造方法を提供する。多相触媒は一般式CeLn1−xx+sMOで表すことができ、式中、Lnは、天然鉱石から採取された単相混合ランタニド由来の元素の混合物、単一のランタニド、又は人工ランタニドの混合物であり、Aは、Mg、Ca、Sr、Ba、Li、Na、K、Cs、Rb又はそれらの任意の組合せからなる群から選択される元素であり、Mは、Fe、Mn、Cr、Ni、Co、Cu、V、Zr、Pt、Pd、Rh、Ru、Ag、Au、Al、Ga、Mo、W、Ti又はそれらの任意の組合せからなる群から選択される元素である。0≦x<1.0、0≦y<10、0≦s<10である。y>0の場合のみs=0であり、s>0の場合のみy=0である。多相触媒は、白金及び/又はロジウムを含む蛍石型構造の酸化物からなる上層を有することができる。 (もっと読む)


【課題】触媒等に適用する際、適用品の腐食性を低減することのできる硝酸パラジウム溶液の製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、パラジウム含有量に対する塩素含有量が100ppm以下である硝酸パラジウム溶液の製造方法に関するものである。槽中でパラジウムと硝酸を攪拌して硝酸パラジウム溶液を製造する方法において、粉末状のパラジウムと硝酸からなる反応系で、当該反応系の温度が70℃以上にならないようにすることにより、課題を解決し得る。 (もっと読む)


【課題】基板上の微細な貫通孔へ貫通電極となる金属を充填する方法であって、基板への熱的影響を軽減することができ、且つ、効率的な製造を可能とする方法を提供する。
【解決手段】本発明は、貫通孔を有する基板の貫通孔に導電性金属を充填する貫通電極の形成方法であって、所定の純度及び粒径の金属粉と有機溶剤とからなる金属ペーストを用いるものである。このとき、金属ペーストに周波数60Hz〜100kHzの機械的振動を印加しながら基板に塗布し、金属ペーストの塗布と同時、又は、金属ペーストの塗布後に貫通孔を他端側から減圧して金属ペーストを貫通孔内に吸引し、その後金属ペーストを焼結して貫通電極とする。この金属ペーストの塗布は、機械的振動が印加されたブレードを基板と非接触な状態で移動させることが好ましい。 (もっと読む)


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