説明

田中貴金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】陽極酸化処理の際に用いられる陰極について、電解液中での耐食性に優れると共に、電気伝導性が良好で消費電力を低減することができるものを提供する。
【解決手段】陽極酸化処理用の陰極に供される電極において、アルミニウム又は銅からなる電極基材と、前記電極基材の少なくとも接液面を被覆する銀からなる被覆層と、からなることを特徴とする電極である。この電極は、被覆層表面に、更に、白金族金属を被覆することで電極の水素過電圧をより低下させることができる。 (もっと読む)


【解決課題】初期起動電流(IS)1A以上の高容量用途のモーターの整流子に適用可能であり、摩耗が非常に少なく、耐久性が良好な摺動接点材料を提供する。
【解決手段】本発明は、Ag合金マトリックス中に金属酸化物粒子を分散させてなる摺動接点材料において、Ag合金マトリックスは、AgにFe、Co、Ni及びCuの1種又は2種以上を0.01〜10.0重量%含むAg合金であり、金属酸化物として、Ta酸化物を0.1〜3.0重量%分散させてなる摺動接点材料である。本発明は、更に、Mg、Fe、Co、Ni及びZnの1種又は2種以上の金属酸化物粒子を0.1〜10.0重量%分散させても良い。そして、これらの摺動接点材料は、Cu又はCu合金のベース材料上の一部に埋設したクラッド複合材の形態で使用される。 (もっと読む)


【課題】ヘキサクロロルテニウム酸から塩化ルテニウム酸アンモニウムを経由するルテニウム回収方法について、よりルテニウムの収率が高い方法を提供する。
【解決手段】本発明は、ヘキサクロロルテニウム酸溶液を所定温度に保持する前処理工程、前記前処理工程後、ヘキサクロロルテニウム酸溶液と塩化アンモニウムとを反応させて塩化ルテニウム(IV)酸アンモニウムを生成させる反応工程、を含む塩化ルテニウム(IV)酸アンモニウムの製造方法において、前記前処理工程は、ヘキサクロロルテニウム酸溶液を60〜85℃で0.5〜10時間保持し、前記反応工程は、60〜85℃で0.5〜5時間行うものであり、更に、少なくとも前記前処理工程において、ヘキサクロロルテニウム酸溶液中に塩素を流通することを特徴とする方法である。この塩素流通は、前処理工程及び反応工程の双方において行うことがより好ましい。 (もっと読む)


【課題】低接触圧、高温強度改善、防汚特性において改善され、プローブピン用途に好適な材料を提供する。
【解決手段】本発明は、Au−Cu合金からなるプローブピン用途に適した銀合金であって、Cu:30〜50重量%、残部Agである銀合金である。この材料は、更に、Niを2〜10重量%含むことで、強度面でより改善される。そして、これらの材料からなるプローブピンは、低い接触圧でも接触抵抗が安定しており、強度面、防汚特性にも優れ、長期間安定的に使用可能なプローブピンを得ることができる。 (もっと読む)


【解決課題】従来よりも効率的な活性化接合方法、装置を提供する。
【解決手段】第1の金属帯及び第2の金属帯を一定の送り速度で移送し、第1の金属帯に対する第1主活性化領域、及び、第2の金属帯に対する第2主活性化領域に、活性化源からの衝突エネルギーを付与して第1の金属帯及び第2の金属帯を表面活性化し、接合領域で接合する金属クラッド帯の製造方法において、第1主活性化領域と接合領域との間の少なくとも一部の領域である第1副活性化領域と、第2主活性化領域と接合領域との間の領域の少なくとも一部の領域である第2副活性化領域の双方に対して、衝突エネルギーを追加的に付与する工程を有し、第1副活性化領域における積算エネルギーと第1主活性化領域における積算エネルギーとの比、及び、第2副活性化領域における積算エネルギーと第2主活性化領域における積算エネルギーとの比をいずれも20〜50%とする。 (もっと読む)


【課題】貴金属を金属酸化物に置換しても、高温条件下で十分な特性を有するセンサー電極を提供することの可能な電極形成用ペーストを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、貴金属粉末と金属酸化物粉末とを、樹脂と溶剤とからなる樹脂溶解物に分散させてなる電極形成用ペーストにおいて、
前記金属酸化物として、酸化ニッケル、酸化タンタル、酸化ニオブの少なくともいずれかを、前記貴金属粉末に対して体積比率で40%以下含有することを特徴とする電極形成用ペーストに関する。係るペーストにより、課題を解決し得る。
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【解決課題】 めっき膜の核付け用途、触媒担体への触媒金属担持用途等の各種用途に供されるコロイド溶液について、基材への塗布後に熱処理を受けても凝集を生じさせ難いものを提供する
【解決手段】 本発明は、金属ナノ粒子を有機溶剤に分散させてなるコロイドにおいて、加熱時の凝集抑制剤として、ジルコニウム、アルミニウム、チタン、マグネシウムのいずれかの有機金属化合物とレジンを含有することを特徴とするコロイド溶液である。ここで、凝集抑制剤である有機金属化合物は、上記金属のエチルヘキサン酸化合物、ナフテン酸化合物のいずれかが好ましく、レジンは、セルロース系樹脂、ビニル系樹脂のいずれかが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 高温クリープ特性に優れるとともに、高い伸び特性を有する酸化物分散型強化白金材料を製造する技術を提供する。
【解決手段】 本発明は、酸化物分散強化用の添加金属もしくはその金属酸化物が濃化した濃化層と、前記添加金属もしくはその金属酸化物が希薄である白金を主体にする白金層とが、交互に、6対以上積層された状態の組織を有することを特徴とするものであり、その最外表面は白金層または濃化層であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】排気中に含まれる被酸化成分の酸化に必要な化学量論比以上の過剰酸素を含む排気中の窒素酸化物を、水素を還元剤として、低温域から高温域に亘る広い温度ウインドウで効率良く浄化できる窒素酸化物浄化方法を提供すること。
【解決手段】担体上に形成された第2触媒層上に第1触媒層が積層された窒素酸化物浄化触媒を用いて、内燃機関から排出される排気中の窒素酸化物を浄化する窒素酸化物浄化方法であって、第1触媒層が一酸化炭素除去機能を少なくとも有し、且つ第2触媒層が水素を還元剤とした窒素酸化物除去機能を少なくとも有する窒素酸化物浄化触媒を用いるとともに、排気中に含まれる被酸化成分の酸化に必要な化学量論比以上の過剰酸素と、還元剤の水素及び一酸化炭素と、を含む排気中に、触媒層の積層方向が排気の流れ方向と直交するように窒素酸化物浄化触媒を配置する。 (もっと読む)


【課題】より封止特性が改善され、封止時のケースへの流れ込みの他、這い上がり現象も生じ難いパッケージ封止用のリッドを提供する。
【解決手段】リッド本体に枠形状のろう材が融着されたパッケージ封止用のリッドにおいて、前記ろう材の内側の四辺に沿い、150μm超で500μm以下の幅を有する枠形状のAuメッキ層と、前記枠形状のAuメッキ層の開口部分にAuを3重量%以下含むNi合金層と、が設けられており、更に、前記Ni合金層の表面粗さが、JISB0601で規定される表面粗さで0.01〜0.20μmであることを特徴とするパッケージ封止用のリッドである。また、このリッドは、リッド本体の側面及び裏面についても、前記Ni合金層で覆われているものが好ましい。 (もっと読む)


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