説明

TBカワシマ株式会社により出願された特許

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【課題】高いアレルゲン低減効果を有するとともに、白化及びチョークマークが生じにくく、摩擦耐久性に優れたポリエステル繊維製品を提供する。
【解決手段】ポリエステル繊維製品に、バインダーを介して、抗アレルゲン性を有するジルコニウム系化合物とスルホニル基を有する芳香族化合物が、1〜6g/m:0.05〜1.5g/mの割合で付着されていること、および、前記バインダーがアクリル系樹脂であって、0.05〜0.25g/mの量で付着されてことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】レーザー照射装置11から布帛12にレーザービームを照射し、そのレーザービームによって布帛に絵柄を描出するレーザー絵柄描出法において、レーザー照射装置にレーザービームを選択的に発射する選択発射演算素子を組み込まずに済むようにする。
【解決手段】レーザー絵柄描出工程において、レーザー照射装置11から布帛12に到るレーザービーム13の直進経路14に障害体を作用させ、レーザービーム13の直進を妨げる。その障害体の作用の有無によって布帛12に絵柄を描出する。その障害体を直進経路14に選択的に作用させる手段には、製織技術分野やタフテッド技術分野、インクジェット捺染技術分野において使用されている既存の絵柄描出装置を応用する。 (もっと読む)


【課題】100℃以上の高温下での使用においてフィラメント糸条の端末が縫い目に沿って突き出たり、多繊糸条とフィラメント糸条との熱収縮差による皺が発生することなく、フィラメント糸条が多繊糸条と異色に発色し、輝光を放って美しく、感触のよい多繊糸条とフィラメント糸条に成る自動車内装用織編布帛を得る。
【解決手段】単繊維繊度10dtex未満の多繊糸条1と単繊維繊度50〜3000dtexの熱可塑性合成繊維フィラメント糸条2によって自動車内装用織編布帛を形成する。フィラメント糸条の単繊維繊度を多繊糸条の単繊維繊度の10倍以上にし、フィラメント糸条の総繊度を多繊糸条の総繊度の0.4倍以上にし、フィラメント糸条を布帛表面に露出させる。その露出長Lをフィラメント糸条の実質太さDの3倍以上、且つ、15mm以下にする。織編布帛を分散染料による染色過程でフィラメント糸条を熱収縮させる。 (もっと読む)


【課題】チタニウムやジルコニウムを使用することなく国土交通省航空局技術部航空機安全課監修の耐空性審査要領第3部附録F4−10−2に規定される難燃性能を有する羊毛繊維を主材とする航空機、船舶、列車、自動車等の交通機関用カーペットを得る。
【解決手段】目付け150〜300g/m2 のベース地に羊毛繊維を主材とするパイル糸による目付け500〜650g/m2 のパイル層を植設する。パイル糸には、羊毛繊維85〜50質量%に対して15〜50質量%を占め、2−2’−オキシビス[5−5−ジメチル−1−3−2−ジオキサホスホリネート]2−2’ジスルフィルドを含有するLOI値が28以上の半合成再生セルロース繊維を混用する。カーペットの裏面には、水酸化アルミニウムが50P.H.R.以上配合されている樹脂エマルジョンを固形分に換算して450〜550g/m2 塗布する。 (もっと読む)


【課題】内装布帛の設定された雄型体と雌型体の間のキャビティに加熱溶融した合成樹脂を射出して内装基材を内装布帛と一体成形する過程において、内装布帛裏面に裏打ちされた発泡シートの発泡構造が加熱溶融した合成樹脂に破壊されないようにする。
【解決手段】厚み1.0〜7.0mm、嵩密度0.015〜0.050g/cm3 のポリエーテル系ポリウレタン発泡層12と厚み10〜30μmのポリエーテル系ポリウレタン非発泡層13の二層構造発泡シートを媒介層として内装布帛裏面に裏打ちし、非発泡ポリエーテル系ポリウレタンの軟化温度よりも融点が15℃以上低いポリオレフィン系樹脂を通気度10〜150cm3 /cm2 /secの内装布帛20の設定された雄型体と雌型体の間のキャビティに射出し、内装基材を内装布帛と一体成形する。内装布帛には単繊維繊度10dtex以下のポリエステル系繊維を用いる。 (もっと読む)


【課題】立体形状の内装表面に皺の発生を伴わずに施工し得る車輌内装布帛を提供する。
【解決手段】ポリエステル繊維と綿繊維を使用した二重緯編地によって車輌内装布帛を構成する。二重緯編地は、表糸と中糸によって編成される表地と、裏糸と中糸によって編成される裏地を、表地と裏地との双方にニードルループ61を形成する中糸のシンカーループ71によって接合して表裏一体にする。ポリエステル繊維は表糸と中糸に適用し、綿繊維は裏糸にのみ適用する。綿繊維が裏地に形成する綿ニードルループ81の数と中糸が裏地に形成するニードルループ61の数との合計ニードルループ数に占める綿ニードルループの数の比率を25%以下にする。中糸のニードルループ61を、綿ニードルループ81に左右前後に隣り合わせ、綿ニードルループを中糸のニードルループで囲む。二重緯編地全体に占める綿繊維の比率を5〜25質量%とする。 (もっと読む)


【課題】摩擦耐久性の高い制電性ポリエステル系布帛を得ることができる、ポリエステル系布帛の帯電防止加工方法を提供することを課題とする。
【解決手段】
ポリエステル系布帛を帯電防止加工する方法であって、帯電防止剤と染料とを含有する100℃〜150℃の溶液中に、ポリエステル系布帛を浸漬することによって、染色と同時に帯電防止剤の吸尽処理を行うこと、前記帯電防止剤が、ポリエチレングリコール(PEG)とポリエチレンテレフタラート(PET)からなるブロック共重合体であることを特徴とする。帯電防止剤の処理濃度は5〜20%owfが好ましく、溶液の温度は110〜140℃がより好ましく、浸漬時間は10〜50分が好ましい。 (もっと読む)


【課題】白化、チョークマーク、キワツキを防止しながら十分な難燃性を、ポリエステル系繊維製品に付与できる難燃加工剤を提供する。
【解決手段】平均粒子径が0.05μm〜1.5μmであるトリスジエチルホスフィン酸アルミニウムを、両性界面活性剤とアニオン性高分子界面活性剤の併用により、水分散可能とし、ポリエステル系繊維製品に、水性組成物として適応できる難燃加工剤とする。 (もっと読む)


【課題】シートバックの座面部がネット状の面状弾性体で形成された構造でありながら、座面部の外観意匠を損なうことがない物品収納部を備えた車両用シートを提供する。
【解決手段】シートバック2の端部2A側のシートフレーム部分36,37を覆うパッド18と、面状弾性体15の端部15Aの裏面15Uに重なるマチ材12とを備え、面状弾性体15の端部15Aとマチ材12の一端部12A側とがパッド18に巻き付けられ、マチ材12の他端部12B側が面状弾性体15の端部15Aの裏面15Uから後ろ側Rrに離間して、マチ材12の一端部12A側のパッド18への巻き付け方向とは逆方向にパッド18に巻き付けられ、マチ材12と面状弾性体15の端部15Aの前側端部部分15A1との間に物品を挟み込み収納可能に構成されている。 (もっと読む)


【課題】表面を押さえたとき、裏面起毛経編地のクッション性を発揮すべき起毛毛羽の一本一本がランダムに崩れて逃げないようにする。
【解決手段】目付けが200〜500g/m2 、総厚みが1.5〜6.0mm、布帛全体の嵩密度が0.05〜0.2g/cm3 の経編布帛の片面を起毛して形成した嵩密度が布帛全体の嵩密度よりも小さい0.03g/cm3 以下の起毛層に付着量が10〜180g/m2 となる接着性樹脂が付与し、その接着性樹脂によって隣り合う起毛毛羽の先端間を連結し、JIS−K−6400−2D法による硬さが60〜200Nの緩衝性起毛経編地に仕上げる。経編布帛のコース密度とウエール密度との積として示される編目密度を800〜2000個/(25.4mm)2 にする。起毛層の起毛毛羽繊維デシテックス換算密度は、100,000〜500,000dtex/(25.4mm)2 にする。 (もっと読む)


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