説明

アンジオケム インコーポレーテッドにより出願された特許

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本発明は、輸送ベクターに結合したポリペプチドを含むコンジュゲートであって、前記ポリペプチドは血液脳関門を横切るかまたは1以上の細胞型に進入することができ、前記輸送ベクターは薬剤(例えば、治療薬)を輸送することができる組成物である前記コンジュゲートに関する。ある特定の事例においては、ポリペプチドを脂質またはポリマーベクターと直接コンジュゲートして、例えば、癌、神経変性疾患、またはリソソーム蓄積症を治療する治療薬の標的化した施用を可能にする。 (もっと読む)


本発明は、血液-脳関門(BBB)を通過するか、または特定の細胞型に効率的に進入することができる多量体(例えば、二量体、三量体)形態のペプチドベクターに関する。これらの多量体ペプチドベクターは、薬剤(例えば、治療剤)にコンジュゲートさせた場合、BBBを横断して、または特定の細胞型に該薬剤を輸送することができる。従って、これらの化合物は、神経疾患の治療において特に有用である。 (もっと読む)


本発明は、グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)、脳由来神経栄養因子(BDNF)、またはそれらの類似体もしくは断片などの関係分子と連結された、血液-脳関門を横切る担体として作用するAngiopep-2などのペプチドベクターを含む化合物に関する。本発明の化合物は、ニューロンの生存または成長が望まれる疾患、例えば、パーキンソン病などの神経変性疾患、または筋萎縮性側索硬化症を治療するために用いることができる。本化合物を用いて治療できる他の疾患には統合失調症およびうつ病が含まれる。 (もっと読む)


抗癌剤とAngiopep-2ポリペプチドアナログ(すなわち、配列番号97と少なくとも80%同一なアミノ酸配列を含むポリペプチド)とのコンジュゲートを用いて卵巣癌を治療する。そのような治療は、転移性卵巣癌の治療または以前に標準的な化学療法剤に対して耐性を示したことがある患者の治療での用途を含む。好ましい抗癌剤はタキサンを含み、好ましいコンジュゲートはANG1005であり、コンジュゲートはペプチドAngiopep-2にコンジュゲート化された3分子のパクリタキセルを含む。 (もっと読む)


非リン酸化可能形態のMT1-MMP細胞質ドメインを含む可溶性ポリペプチドが優性ネガティブ様式でMT1-MMPを阻害することができるという知見に基づいて、本発明はペプチド阻害剤などのMT1-MMP阻害剤を含む組成物、およびMT1-MMP活性に関連する疾患を治療するための方法を提供する。そのような疾患としては、癌、関節炎、ならびに心疾患、および血管疾患が挙げられる。 (もっと読む)


本発明は、式A-X-B[式中、Aは血液脳関門を横切るかまたは特定細胞型中への化合物の輸送を促進することができるペプチドベクターであり、Xはリンカーであり、そしてBはレプチン、レプチン類似体、またはOB受容体アゴニストである]を有する化合物を特徴とする。本発明の化合物を用いて、レプチンの量の増加を所望する疾患、例えば、肥満および糖尿病を含む代謝疾患を治療することができる。 (もっと読む)


本発明は、式:A-X-B(式中、Aは血液脳関門を通過する、または特定の細胞型への化合物の輸送を増強することができるペプチドベクターであり、Xはリンカーであり、ならびにBはペプチド治療剤である)を有する化合物を特徴とする。本発明の化合物を用いて、ペプチド治療剤が有用である任意の疾患を治療することができる。 (もっと読む)


本発明は、式:A-X-B(式中、Aは血液脳関門を通過する、または特定の細胞型への化合物の輸送を増強することができるペプチドベクターであり、Xはリンカーであり、ならびにBはニューロテンシン、ニューロテンシンアナログまたはニューロテンシン受容体アゴニストからなる群より選択されるペプチド治療剤である)を有する化合物を特徴とする。本発明の化合物を用いて、ニューロテンシン活性の増大が有用である任意の疾患を治療することができ、また、低体温または鎮痛を誘導することができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、薬物送達の分野における改善に関する。
【解決手段】 より詳細には本発明は、エトポシド、エトポシド4′-ジメチルグリシンまたはドキソルビシンなどの治療薬に対する加水分解性共有結合を有するポリペプチドに関する。これらのポリペプチド複合体をベクターとして用いて、ポドフィロトキシン誘導体を血液脳関門(BBB)を通過して輸送したり、卵巣、肝臓、肺または腎臓などの特定の細胞型中に輸送することができる。本発明はまた、本発明の化合物を含む医薬組成物ならびに治療方法でのそれらの使用に関するものでもある。 (もっと読む)


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