説明

アイシン・エーアイ株式会社により出願された特許

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【課題】径方向における大型化を極力抑えてシンクロ容量を増加させることのできる同期噛合装置を提供する。
【解決手段】同期噛合装置は、シンクロナイザハブ20と一体に回転し、ギア100に押圧されることにより、スリーブ30及びギア100の回転を同期させるシンクロナイザリング60,80とを備える。シンクロナイザリングはシンクロナイザリング60,80と、このシンクロナイザリング60,80と一体に回転し且つシンクロナイザリング60,80に対して回転軸の方向に近接離間可能なシンクロナイザリング90とによって構成される。ギア100はギア本体120と可動部110とを含み、同可動部110はスリーブ30とギア100との噛合に際してシンクロナイザリング90側に変位し、同シンクロナイザリング90をギア本体120との間で挟圧する。 (もっと読む)


【課題】変速機の潤滑性を確保しつつ、潤滑油の攪拌損失低減に有利な変速機の潤滑機構を提供する。
【解決手段】変速機10の軸方向に沿って右側に設けられリングギヤ17等によって掻き揚げられた潤滑油を受け止めるレシーバー部18aと、同左側に設けられた潤滑油の供給口18bと、レシーバー部18aと供給口18bとの間を接続する流路18cを備え、レシーバー部18aから供給口に向かって所定の落差ないし角度をもって傾斜しながら、変速機10の軸方向に沿って延在オイルレシーバー18と、トランスミッションケース11の内壁上、供給口18b付近に、所定のギヤ19aの下部ないし下方に向かって延在するよう形成され、供給口18bから潤滑油が滴下する仕切られた空間21を所定のギヤ19aの側面と共に形成し、空間21内の潤滑油を所定のギヤ19a(所定のギヤ対19)に所定のギヤ19aの下部ないし下方から供給する第1のリブ20を有する。 (もっと読む)


【課題】噛み合う2個のかさ歯車の強度をバランスさせることにより、装置としての大きさを変えることなく強度を向上し、製造コストも従来と変わらない歯車装置を提供する。
【解決手段】本発明の歯車装置は、フレームに回転自在に保持され、互いに噛み合う歯をそれぞれもつ複数のかさ歯車からなる歯車装置であって、強度の弱い側の該かさ歯車1の歯面の大端5の面取り寸法あるいは丸み寸法Mを噛み合う相手側の該かさ歯車(丸み寸法m)よりも大きくすることにより、歯当たり位置を歯元寄りに(XからYに)偏移させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】歯面端部で歯当たりするリングギヤの強度を高めることができ、製造コストも従来と変わらない歯車装置を提供する。
【解決手段】本発明の歯車装置(ハイポイドギヤ)は、フレームに回転自在に保持される駆動側のピニオンギヤと、歯面の小端34が面取りされた歯31をもち該ピニオンギヤと噛合する従動側のリングギヤ3と、からなる歯車装置であって、該リングギヤ3の歯31は、該ピニオンギヤの歯よりも歯幅WRが狭く、かつ減速時に該ピニオンギヤに当接する減速側歯面39の小端面取り寸法Bを加速側歯面38(面取り寸法A)よりも大きくしたことを特徴とする。前記リングギヤ3の前記減速側歯面39の前記小端面取り寸法Bは歯幅方向に1.5〜3mmであり、前記加速側歯面38の前記小端面取り寸法Aは歯幅方向に0.5mm以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】インナレースと軸方向に対向して配置される歯車の端面にインナレース等からのスラスト力が加わらず、又歯車端面の仕上げを簡素化できるインナレース固定装置を提供すること。
【解決手段】シャフト1と、シャフト1の外周面に形成されたはすば歯車2と、シャフト1の外周面上にシャフト1の軸方向に沿ってはすば歯車2と隣接して嵌装されたインナレース3と、シャフト1の外周部に形成された第1の溝4a,4bと、インナレース3の内周部に形成され第1の溝4a,4bとインナレース3の径方向に対向する第2の溝5a,5bと、第1の溝4a,4b及び第2の溝5a,5bの両方に嵌合してインナレース3をシャフト1に固定する分割ワッシャ6a,6bと、シャフト1ないしインナレース3の径方向に沿って対向する複数の分割ワッシャ6a,6bを共にインナレース3に向かって付勢するバネ7と、を有する。 (もっと読む)


【課題】変速機のシフトフォークにおいて、スリーブ側からの振動がシフトレバー側に伝達されることを防止する。
【解決手段】選択歯車式変速機のスリーブ21に形成された外周溝21aの内側面21bと対向されるシフトフォーク15の二叉部15aの先端部15bの側面に、内側面と摺動自在に当接する摺動部材17を弾性ゴムなどの柔軟弾性材よりなる緩衝体16を介して取り付ける。各摺動部材は平板状の本体17aとそれより直角に突出する脚部17bよりなるものとし、緩衝体を脚部に挿通した摺動部材は、二叉部の先端部に形成した貫通穴15cに各脚部を両側から挿入して二叉部の先端部に取り付けるのがよい。あるいは摺動部材は単純な平板状またはコ字状として、二叉部の先端部の両側面に緩衝体を介して接着または焼き付けにより固着してもよい。 (もっと読む)


【課題】変速機のセレクト操作の際の操作力及びヒステリシスを小さくして、変速操作のフィーリングを向上させる。
【解決手段】シフトアンドセレクトシャフト12の一端に固定されたアウタレバー13の先端のアウタレバーピン13aには、シフトケーブル20の先端の連結アイ部材21が連結されている。シフトアンドセレクトシャフトは、軸線方向に往復動されて1つのフォークシャフトを選択した後に、シフトケーブル及びアウタレバーを介して往復回動され、選択されたフォークシャフトを往復動させて変速歯車を選択する。連結アイ部材は摩擦係数の小さい軸受部材26を介して、アウタレバーピンに対し少なくともシフトアンドセレクトシャフトの軸線方向移動量とほゞ同じ値だけ軸線方向移動可能に連結する。軸受部材は軸線方向移動及び回動を許容する玉軸受とするのがよい。 (もっと読む)


【課題】従来よりも変速動作時間を大幅に短縮した自動変速機を提供する。
【解決手段】本発明の自動変速機1は、複数の変速段の抜き動作及び入れ動作を行うシャフトと、該シャフトを駆動する駆動手段と、該駆動手段を制御する制御手段と、を備える自動変速機であって、該シャフト(フォークシャフト2、4、6)及び該駆動手段(レバー3、5、7)を複数備え、該制御手段は複数の該駆動手段を同時に制御することにより、第一の変速段の抜き動作と第二の変速段の入れ動作とを並行して行う。前記制御手段は、前記抜き動作及び必要に応じて前記入れ動作の進行状況を参照し、前記第一の変速段が抜ける以前に前記第二の変速段の該入れ動作を開始し、該第一の変速段が抜けた以降に該第二の変速段の該入れ動作を終了させる制御を行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】変速歯車とクラッチハブが連結されていない状態で、同期装置の円錐穴と円錐面が当接して摩耗や摩擦によるエネルギ損失が生じるのを防止する。
【解決手段】回転軸10に一体的に設けたクラッチハブ16にスリーブ30を往復動可能にスプライン係合し、回転軸には円錐面21b,26bと外歯スプライン21a,26aが同軸的に形成された変速歯車20,25をクラッチハブの一側に回転自在に設け、変速歯車とクラッチハブの間には円錐面と係合可能な円錐穴22c,27c及び外歯スプライン22d,27dが形成されたシンクロナイザリング22,27が軸線方向移動及び回動可能に設けられている。クラッチハブとシンクロナイザリングには、この両者の相対回動により互いに当接してシンクロナイザリングをクラッチハブ側に引き戻す第1及び第2係合部16d,16e,22b,27bが形成されている。 (もっと読む)


【課題】 モータ式アクチュエータにおいて、モータと出力軸の連結部から生じる騒音を減少させる。
【解決手段】 モータシャフト26の先端部に互いに平行に対向する1対の平面部27aを有する二面幅突部27を形成し、出力軸15の一端面には二面幅突部が多少の隙間をおいて挿入可能な係合凹部17を形成する。二面幅突部の中間部には全外周にわたり溝27bを形成し、この溝内には二面幅突部が係合凹部内に挿入された状態では係合凹部の内面に弾性的に押圧される環状の緩衝材28を嵌着する。係合凹部は、長方形断面形状の二面幅穴とするのがよい。また係合凹部の内面の開口側となる端縁には外向きに開く面取り部17bを形成するのがよい。 (もっと読む)


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