説明

株式会社東洋高圧により出願された特許

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【課題】非金属系触媒の存在下でリンを含有するバイオマスを高温高圧ガスで処理し、処理後の反応物から非金属系触媒を回収する方法、回収した非金属系触媒を再利用すること、および、前記高温高圧ガス処理で生成するアンモニアを含む液体の利用方法を提供すること。
【解決手段】非金属系触媒の存在下において、リンを含有するバイオマスを100〜250℃の範囲内の温度、及び0.1〜4MPaの範囲内の圧力の条件下で熱水処理し、熱水処理することにより得られた、前記非金属系触媒を含む前記リンを含有するバイオマスのスラリー体を、374℃以上の温度、及び22.1MPa以上の圧力の条件下で水熱処理する。そして、前記水熱処理にて生成した、非金属系触媒が混入した灰分を塩酸と反応させ、前記灰分と反応させた後の前記塩酸をろ過し、前記塩酸をろ過して前記非金属系触媒を回収する。また、水熱処理にて生成したアンモニアを含む液体を、肥料の材料として利用する。 (もっと読む)


【課題】発芽させることなく、ポリフェノール成分を可食部分に富化することのできるポリフェノール富化加工方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の穀物のポリフェノール富化加工方法は、外皮付き穀物を加圧下、および/または加温下で、水に浸漬することにより、ポリフェノール成分を増加させると共に外皮から内側に浸透移行させ、内側の可食部分にポリフェノール成分を富化する。さらに、加圧は、少なくとも0.2MPaの圧力で、加温する温度が20℃〜60℃の温度であることが好ましい。この方法で加工した穀物を脱穀や製粉加工することで、ポリフェノール成分の富化された粉や食品が得られる。 (もっと読む)


【課題】リンを含有するバイオマスを高温高圧ガスで処理し、処理後の反応物からリン酸塩を回収する方法を提供すること。
【解決手段】非金属系触媒の存在下において、リンを含有するバイオマスを100〜250℃の範囲内の温度及び0.1〜4MPaの範囲内の圧力の条件下で熱水処理し、熱水処理することにより得られたバイオマスのスラリー体を、374℃以上の温度及び22.1MPa以上の圧力の条件下で水熱処理する。そして、水熱処理にて生成した灰分を塩酸と反応させ、灰分と反応させた後の塩酸をろ過し、塩酸をろ過したろ液を水酸化ナトリウム水溶液と反応させ、ろ液を水酸化ナトリウム水溶液と反応させた後に生じた沈殿物を回収する。上記スラリー体は、管式熱交換器で加熱することが好ましく、管式熱交換器の管の内面にスラリー体が付着した場合、管に通された針金を動かすことによって、スラリー体を内面から剥離すればよい。 (もっと読む)


【課題】バイオマスガス化システムに備えられた装置又は配管等におけるバイオマスの付着を防止する方法を提供すること。
【解決手段】非金属系触媒の存在下において、バイオマスを100〜250℃の範囲内の温度、及び0.1〜4MPaの範囲内の圧力の条件下で熱水処理し、熱水処理することにより得られた、非金属系触媒を含む前記バイオマスのスラリー体を、加熱器に導入して加熱し、加熱したバイオマスのスラリー体を、予熱器に導入して予熱し、予熱したバイオマスのスラリー体を、反応器に導入して374℃以上の温度、及び22.1MPa以上の圧力の条件下で水熱処理することを特徴とするバイオマス処理工程において、バイオマスのスラリー体が付着した加熱器、予熱器と反応器とを繋ぐ配管、又は反応器の内面のうち、少なくとも一つ以上の内面に衝撃を与えることによって、付着したバイオマスのスラリー体をその内面より剥離する。 (もっと読む)


【課題】内管と外管とを備え、内管と外管との隙間及び内管の中空に流体を流すことができる、曲部を有する二重管において、二重管の内管と外管の間の隙間に流れる流体の入口と出口での差圧を抑える。
【解決手段】内管10の外周面に円周方向及び軸方向に間隔をあけてスペーサ30を取り付け、スペーサ30を取り付けた内管10を、外管20の中空内に差し込んで二重管100を形成し、二重管100を曲げ加工して湾曲部60を形成する。 (もっと読む)


【課題】バイオマスガス化システムに備えられた装置に付着したバイオマスを処理する方法を提供すること。
【解決手段】非金属系触媒の存在下において、バイオマスを100〜250℃の範囲内の温度、及び0.1〜4MPaの範囲内の圧力の条件下で熱水処理し、熱水処理することにより得られた、非金属系触媒を含むバイオマスのスラリー体を、管式熱交換器に導入して加熱し、加熱した前記バイオマスのスラリー体を、予熱器に導入して予熱し、予熱した前記バイオマスのスラリー体を、反応器に導入して374℃以上の温度、及び22.1MPa以上の圧力の条件下で水熱処理する工程を含むバイオマス処理方法において、管式熱交換器の一方の管の入口から出口に向けて通された耐熱性を有する針金を動かして、管式熱交換器の管の内面に付着したバイオマスのスラリー体を内面より剥離する。 (もっと読む)


【課題】リンを含有するバイオマスを高温高圧ガスで処理し、処理後の反応物からリン酸塩を回収する方法を提供すること。
【解決手段】非金属系触媒の存在下において、リンを含有するバイオマスを100〜250℃の範囲内の温度及び0.1〜4MPaの範囲内の圧力の条件下で熱水処理し、熱水処理することにより得られたバイオマスのスラリー体を、374℃以上の温度及び22.1MPa以上の圧力の条件下で水熱処理する。そして、水熱処理にて生成した灰分を塩酸と反応させ、灰分と反応させた後の塩酸をろ過し、塩酸をろ過したろ液を水酸化ナトリウム水溶液と反応させ、ろ液を水酸化ナトリウム水溶液と反応させた後に生じた沈殿物を回収する。上記工程において、バイオマスのスラリー体が付着した反応器等の内面に衝撃を与えることによって、付着したバイオマスのスラリー体をその内面より剥離することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】被処理物としての液状有機廃棄物の処理経路における炭化を抑制し得るとともに、良好な酸化分解処理をより効率的に実現することのできる液状有機廃棄物の酸化分解処理装置を提供する。
【解決手段】液状有機廃棄物を炭化の抑制が可能な所定温度に予熱する予熱器1と、前記液状有機廃棄物を加熱しつつ、酸化分解処理を行う第1反応器13や第2反応器14などから構成される酸化分解処理器と、前記予熱器1と酸化分解処理器との間に配設された混合器8と、該混合器8に酸素を供給する酸素供給手段とを備え、前記予熱器1で予熱された液状有機廃棄物を混合器8内で酸素と混合させた上で、酸化分解処理器へ送液する。 (もっと読む)


【課題】酸化分解処理器から排出される生成物のもっている余熱をより少ない台数の熱交換器によって回収することができるとともに、簡単な回路構成によって前記余熱の有効利用が可能な液状有機廃棄物の酸化分解処理装置を提供する。
【解決手段】液状有機廃棄物の供給路に配設された第1熱交換器1と、前記液状有機廃棄物を加熱しつつ、酸化分解処理を行う第1反応器13や第2反応器14などから構成される酸化分解処理器と、該酸化分解処理器と前記第1熱交換器1との間に配設された第2熱交換器2とを備え、前記酸化分解処理器から排出された生成物を第2熱交換器2を経由して第1熱交換器1へ送液することにより液状有機廃棄物を適温に予熱するとともに、その第1熱交換器1にて熱交換された生成物の一部を再度第2熱交換器2へ環流することにより、前記酸化分解処理器から排出されて第2熱交換器2を通る生成物と熱交換させる。 (もっと読む)


【課題】高温に曝される配管の接続部において焼付きを防止する。
【解決手段】表面に螺条12が形成された雄側継手部11を端部に有する一方の配管10と、端部に内面に螺条22が形成された雌側継手部21を有する他方の配管20を接続する接続構造1において、雄側継手部11及び雌側継手部21の少なくとも何れか一方の螺条12、22にめっき加工13を施す。 (もっと読む)


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