説明

ワールドエンジニアリング株式会社により出願された特許

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【課題】 廃棄物等の処分場の仕切護岸を構築するに際して、あらかじめ遮水壁に欠陥が生じることを想定して、矢板に孔が形成されたとしても、地盤を通って外部にまで水が流れ出ないように遮水手段を設ける。
【解決手段】 埋立て処分場を区画する仕切護岸は、ケーソンによる護岸と矢板列による護岸15aとを組み合わせて構成し、前記矢板列での腐食等で漏水が発生した時に対処させて、空間部34の下部には、所定の厚さで海底地盤を覆うように遮水層を設けておく。また、矢板列に設けられているジョイント部に対して、不透水層として処理しておくことでも、矢板列での遮水性能を良好に発揮させ得るように維持する。 (もっと読む)


【課題】 地震や地盤沈下により隣接するケーソン同士に位置ずれが生じた場合でも、遮水機能を損なうことなく、また、漏水が生じた場合でも迅速に検知して対処することができるケーソンの目地部構造を提供する。
【解決手段】 ケーソン2の端面に、遮水用凹部3と監視用凹部6を形成する。これら凹部3、6はケーソン3の下部側から上部側にかけて徐々に拡開されている。隣接するケーソン3を支持地盤10の設置した状態で、それぞれの遮水用凹部3と監視用凹部6とが対向して位置するようにし、遮水用凹部3で形成される遮水用空間部30にI形鋼4を収容させ、監視用凹部6で形成される監視用空間部60に二重管7a、7bからなる保護管7を収容させる。この遮水用空間部30にアスファルト系や土質系、コンクリート系の遮水材を注入して充填させる。保護管7には漏洩センサのケーブルを挿通させて、漏水の有無を検出する。 (もっと読む)


【課題】 廃棄物埋立地の仕切護岸を、使用しなくなった港の防波堤等を用いて構築するに際して、その仕切護岸での遮水処理を行うことに関する。
【解決手段】 既設の防波堤等の海洋構造物10を、廃棄物処分場の仕切護岸として構築するに際して、海底地盤1の上部の堆積層3のような透水層に対して、不透水性地盤となるように改良処理を施工する。また、構造物の両側部に壁状の仕切壁22a、22aを構築し、その壁と構造物の間に遮水材を充満させて、ケーソンの基部と地盤との間での遮水性を持たせるようにする。 (もっと読む)


【課題】遮水壁を立設して管理型護岸を構築するに際して、鋼製矢板を1列状に立設した継手部に遮水材を充満させて、遮水壁としての性能を良好に維持させ得るようにする。
【解決手段】管理型護岸を構築するに際しては、鋼製矢板20を列状に立設した矢板壁15の接続部での内部空間21に、遮水材を充満させることにより、継手部での遮水性を維持させるようにする。その遮水材を充填する際に、あらかじめ孔開きパイプ22を配置しておき、遮水材が充填されるにつれて、下部から上に向けて水等の不純物を移動させるようにし、遮水材の下部や遮水材層の中に水等が封じ込められて残らないようにする。 (もっと読む)


【課題】 海域を区画して構築する廃棄物処分場で、仕切護岸を構築して遮水処理を行う際に、遮水シートの接続部での遮水性を良好に発揮できて、遮水層の構築を容易に行い得るようにする。
【解決手段】 処分場を区画する護岸1の内海側の斜面部と、それに続く海底面に対しては、その表面の廃棄物に接する側に、遮水シートを敷き込んで遮水工11、20を構築する。前記遮水層の構造物側の端部では、シートをアンカー層14により固定する手段を設ける、また、遮水層の傾斜側の下端部では、端部押え工15、25を施工して、続く水平部での遮水層との間で、隙間が生じたりすることがないように固定する。 (もっと読む)


【課題】 廃棄物処分場の仕切護岸を構築するに際して、遮水シートの接続部での遮水性を良好に発揮できて、遮水構造の形成を容易に行い得るようにする。
【解決手段】 処分場を区画する護岸1の内海側の表面には、捨石層5、5aの表面を覆うように、遮水シートを敷き込んで遮水工6、7を構築する。前記遮水工を構成する各遮水シートの接続部では、遮水シートの端部を重ねた部分に接着剤を挟みこむことや、ワイヤを用いて接続した上に、アスファルトを所定の巾と厚さになるように打設して、追加遮水層を構築する処理を施して、遮水性と耐久性、および、遮水工の信頼性を向上させ得るようにする。 (もっと読む)


【課題】 廃棄物埋立て処分場の仕切り護岸を構築した後で、嵩上げする必要が生じたときに、ケーソン上にコンクリートを打設して構築する護岸本体に対して、遮水壁の上部にも嵩上げ部を施工して、信頼性を向上させた壁として構築可能とする。
【解決手段】 ケーソンによる護岸本体に沿わせて構築する遮水壁15に対しては、矢板壁20の上部に、必要とされる高さhの嵩上げ部として、上部コンクリート31の壁を追加して構築する。また、この壁31の海側の側面には、アスファルト混合物の壁32を一体に設け、コンクリート壁の内部には管理用パイプ37を立設して設け、各遮水部での状態を監視できるようにする。 (もっと読む)


【課題】 廃棄物処分場を区画するに際して、地盤の弱い部分に対する強化処理等を行わずに、遮水層自体の強度を大きいものとして形成し、地盤沈下等が生じても遮水層の性能を維持できるようにする。
【解決手段】 廃棄物処分場に捨てる廃棄物を地盤と仕切る遮水材は、支持シート部材36に遮水用シート37を重ねて敷設するが、前記支持シート部材36としては、ガラス繊維等で作成したシート状の部材、ジオテキスタイルと呼ばれるシート類等の破断強度が非常に大きいものを用いることができる。そして、地盤の弱い部分に生じた陥没部31に対しては、遮水層が変形して追従するが、より大きい地盤の変形が生じたとしても、遮水層が負担するごみ等の重さを、その遮水層の強度のみで負担させるようにする。 (もっと読む)


【課題】 廃棄物埋立地の仕切り護岸において、列設したケーソンに対して所定の間隔をおいて遮水壁を構築するに際して、その遮水壁での遮水処理を良好に行い得て、不透水層としての処理を確実なものとする。
【解決手段】 ケーソン11を設置した列の内面側に遮水壁を構築して、海洋構造物1を構築するに際して、矢板部材等を用いた遮水壁15での遮水処理部で、ジョイント部の空間内部に対して観察用窓部や熱電対20を配置し、遮水材の充填を検知するとともに、観察用窓部25の開口26から内部の水等を排除させながら、充填物を施工することで、内部に隙間等が生じない遮水層を構築できるようにする。 (もっと読む)


【課題】 廃棄物埋立地の仕切り護岸において、アスファルト混合物の層の中に副挿入材を挿入・一体化して、遮水壁の構築コストを低下させるようにする。
【解決手段】 地盤1に不透水処理を施してから、基礎マウンド3を構築した上に、ケーソン6を列設して護岸5を構築する。前記ケーソン6の脚部に構築する充填層4には、遮水材の厚さを維持した状態で中に副挿入材19を埋設して一体化し、その他に、遮水用の膜状材8の端部に対してのアスファルト混合物ブロック8aの中にも副挿入材を入れて、アスファルト混合物と一体化する。さらに、ケーソン間の遮水層に対しても、遮水材の有効厚さを維持して、その余りの部分に副挿入材を挿入することで、遮水材の使用量を減少させて、遮水性能を維持できるようにする。 (もっと読む)


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