説明

日本ポリプロ株式会社により出願された特許

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【課題】工業的に適用可能な粒子性状を保持しつつ、ブテン含量の高いエチレン―1−ブテン共重合体ゴム成分部を有する耐衝撃性に優れたプロピレン/エチレン―1−ブテンブロック共重合体を、安定的にかつ効率的に製造する方法を提供する。
【解決手段】逐次重合によって、下記の(a)〜(c)の要件を満たすプロピレン/エチレン−1−ブテンブロック共重合体を製造する方法であって、担持メタロセン触媒を用いて、結晶性プロピレン重合体成分を製造する第一工程と、続いて、エチレンと1−ブテンとの共重合体成分(CP)を気相重合で製造する第二工程とからなることを特徴とするプロピレン/エチレン−1−ブテンブロック共重合体の製造方法。
(a)全量に対する共重合体成分(CP)の割合が5〜90質量%。
(b)共重合体成分(CP)の1−ブテン含量が25〜50モル%。
(c)テトラリン中、135℃で測定した共重合体成分(CP)の極限粘度[η]が0.5〜3.0dl/g。 (もっと読む)


【課題】嵩高い配位子を持つ2種類の異なるメタロセン錯体を効率よく担持し、ヘテロ原子を配位子中に含有する錯体による活性点の被毒を抑制し、高活性、高分子量、広い分子量分布が得られる触媒およびその製造法を提供する。
【解決手段】下記成分[W−1]、[W−2]、[X]及び[Z]、並びに必要に応じて使用される成分[Y]からなるオレフィン重合用触媒の製造方法であって、[W−2]と[X]とを、[W−1]の不存在下で、不活性溶媒中で10分以上接触させた後、該接触させた成分と[W−1]とを、不活性溶媒中で10分以上接触させる工程を含むことを特徴とするオレフィン重合用触媒の製造方法など。
[W−1]:共役五員環配位子を2つ有する周期律表第4族の遷移金属化合物
[W−2]:共役五員環配位子を2つ有する周期律表第4族の遷移金属化合物であって、少なくとも1つの第15〜16族元素を有し、該元素と共役五員環配位子とを結合する原子数が1以下である化合物
[X]:イオン交換性層状珪酸塩などの助触媒
[Y]:有機アルミニウム化合物
[Z]:担体 (もっと読む)


【課題】耐ブロッキングと粘着性に優れ、剥がし易く、広幅製品をクリーンかつ安価に製造できる二軸延伸自己粘着性プロテクトフィルムを提供する。
【解決手段】自己粘着層/中間層/非粘着層の順に構成される少なくとも3層の積層フィルムにおいて、下記(イ)〜(ホ)の要件を満たす二軸延伸自己粘着性プロテクトフィルム。(イ):中間層は、プロピレン系樹脂組成物とプロピレン単独重合体とからなる。(ロ):自己粘着層は、スチレン系エラストマー、プロピレン−α−オレフィンランダム共重合体および脂環族系炭化水素樹脂とからなる。(ハ):自己粘着層は、コロナ放電処理が施され、かつ粘着強度が0.01〜0.2N/25mmである。(ニ):非粘着層は、プロピレン単独重合体と密度が0.94g/cm以上のポリエチレンとの重合体組成物からなる。(ホ):非粘着層は、粗さ(Ra)が0.30μm以上、かつヘーズが30%以上である。 (もっと読む)


【課題】嵩高い配位子を持つ2種類の異なるメタロセン錯体を効率よく担持し、ヘテロ原子を配位子中に含有する錯体による活性点の被毒を抑制し、高活性、高分子量、広い分子量分布が得られるオレフィン重合用触媒およびその製造法を提供する。
【解決手段】下記成分[W−I]、[W−II]、[X]及び[Z]、並びに必要に応じて使用される成分[Y]からなるオレフィン重合用触媒の製造方法であって、成分[W−I]と成分[X]と成分[Z]とを、成分[W−II]の不存在下、不活性溶媒中で接触させた後、該接触させた成分にオレフィンを接触させて、成分[Z]に対し、オレフィンを重量比で0.01〜100の範囲で予備重合し、その後成分[W−II]と不活性溶媒中で接触させる工程、を含むことを特徴とするオレフィン重合用触媒の製造方法など。
[W−I]:共役五員環配位子を2つ有する周期律表第4族の遷移金属化合物
[W−II]:共役五員環配位子を2つ有する周期律表第4族の遷移金属化合物であって、[W−I]とは異なる構造の化合物
[X]:イオン交換性層状珪酸塩などの助触媒
[Y]:有機アルミニウム化合物
[Z]:担体 (もっと読む)


【課題】前段工程で製造されるプロピレン重合体あるいはプロピレンと1種類以上のα−オレフィンのランダム共重合体成分と極めて相溶性の高い成分を後段工程で製造することにより、高度な柔軟性と透明性の両立した製品を、べたつき、ブリードアウト等もなく製品性状も良好なブロック共重合体を工業的に高効率に製造する方法を可能とする。
【解決手段】 メタロセン触媒を用い、前段工程と後段工程を含む多段重合法によって下記のプロピレン系ブロック共重合体を製造する方法であって、前段工程でプロピレン重合体あるいはプロピレンと1種類以上のα−オレフィンとのランダム共重合体成分を製造し、続く後段工程でエチレン、プロピレンおよび1−ブテンの3種類のコモノマーを特定の割合で使用したランダム共重合体成分を製造することによるプロピレン系ブロック共重合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】前段工程と後段工程により製造される二種類の相溶性の高いプロピレン系(共)重合体成分からなる、高度な柔軟性と透明性を備えたプロピレン系ブロック共重合体を提供する。
【解決手段】
メタロセン触媒を用い、前段工程でプロピレン重合体あるいはプロピレンと1種類以上のα−オレフィンとのランダム共重合体成分を製造し、続く後段工程でエチレン、プロピレンおよび1−ブテンの3種類のコモノマーを特定量含有することからなるランダム共重合体成分を10〜90wt%含むように製造することによって得られるプロピレン系ブロック共重合体。 (もっと読む)


【課題】エチレンおよびα−オレフィンの取り込み効率が高く、高分子量のゴム成分を重合することができるメタロセン錯体およびそれを用いたオレフィンの重合方法を提供する。
【解決手段】インデニル環の4位に置換されていてもよいフェニル基を有し、インデニル環の2位にフリル基等の置換基を有し、二つのインデニル環の1位が炭素原子、珪素原子等で連結されている、Ti、ZrまたはHfのメタロセン錯体、該メタロセン錯体を含むことを特徴とするオレフィン重合用触媒、および該オレフィン重合用触媒を使用して、オレフィンの重合または共重合を行うことを特徴とするオレフィンの重合方法。 (もっと読む)


【課題】 立体規則性や触媒活性及び重合体粒子性状などの触媒性能の全てにおいて充分な性能を示す、触媒及びその様な触媒成分の製造方法を提供する。
【解決手段】 マグネシウム、チタン、ハロゲンおよび電子供与性化合物を必須成分とする固体成分を銅化合物で接触処理することを特徴とする、α−オレフィン重合用固体触媒成分(A1)の製造方法、或いは、固体触媒成分(A1)に、下記成分(A2)、(A3)、及び(A4)を接触処理することを特徴とするα−オレフィン重合用触媒成分の製造方法。
成分(A2):アルケニル基を有するケイ素化合物
成分(A3):有機ケイ素化合物
成分(A4):有機アルミニウム化合物 (もっと読む)


【課題】発泡成形に好適な溶融特性を有するプロピレン系重合体組成物、その製造方法及びそれを用いた発泡成形体を提供する。
【解決手段】上記プロピレン系重合体組成物を、太さが0.2ミクロン以下の繊維状物を含有し、かつ繊維状物が長さ10ミクロンの間に少なくとも1個の枝分かれ点を有するものとする。上記繊維状物は、エチレン系重合体(E)より構成され、その極限粘度が15dl/g以上であるのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 立体規則性や触媒活性及び重合体粒子性状などの触媒性能の全てにおいて充分な性能を示す、オレフィン重合触媒及びその様な触媒成分の製造方法を開発する。
【解決手段】 マグネシウム化合物を銅化合物で処理して得られる固体成分を、チタン化合物、ハロゲン化合物及び電子供与性化合物で処理することを特徴とするα−オレフィン重合用固体触媒成分(A1)の製造方法、或いは、固体触媒成分(A1)に、下記成分(A2)、(A3)、及び(A4)を接触処理することを特徴とするα−オレフィン重合用触媒成分の製造方法。
成分(A2):アルケニル基を有するケイ素化合物
成分(A3):有機ケイ素化合物
成分(A4):有機アルミニウム化合物 (もっと読む)


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