説明

日本ポリプロ株式会社により出願された特許

501 - 510 / 577


【課題】プロピレン系樹脂組成物において、剛性や耐熱性及び耐衝撃性をバランスよく充分に向上させ、成形品の外観及び低温での耐衝撃性をも改良する樹脂組成物の提供。
【解決手段】成分(I)〜(IV)を含有するプロピレン系樹脂組成物。成分(I):特定の結晶性プロピレン重合体成分(a)60〜95wt%と、プロピレン−エチレン共重合体成分(b)40〜5wt%とからなり、各成分はメタロセン系触媒を用いて重合され、4項目の特定の特性を満たすプロピレン系ブロック共重合体組成物10〜30重量%。成分(II):MFR(230℃・21.18N荷重)が15〜200g/10分であり、チーグラー系触媒を用いて重合されるプロピレン系ブロック共重合体30〜80重量%。成分(III):エチレン・α−オレフィン系エラストマー又はスチレン系エラストマー10〜40重量%。成分(IV):無機充填材:0〜50重量%。 (もっと読む)


【課題】プロピレン系樹脂組成物において、剛性や耐熱性及び耐衝撃性をバランスよく充分に向上させ、低温(−30℃程度)での耐衝撃性をも改良する、多成分を含有する樹脂組成物を提供する。
【解決手段】(I)〜(III)成分を含有することを特徴とするプロピレン系樹脂組成物。成分(I):特定の結晶性プロピレン重合体成分(a)60〜95wt%と、プロピレン−エチレン共重合体成分(b)40〜5wt%とからなり、各成分はメタロセン系触媒を用いて重合され、4項目の特定の特性を満たすプロピレン系ブロック共重合体組成物100重量部、 成分(II):エチレン・α−オレフィン系エラストマー又はスチレン系エラストマー0〜70重量部、成分(III):無機充填材5〜70重量部。 (もっと読む)


【解決手段】下記の成分(i)、(ii)、(iii)及び(iv)を接触させて得られる固体触媒成分(A1)、及び固有粘度[ηa]が15〜100dl/gで、チタン成分1gあたり50〜25,000gの高分子量ポリオレフィン(a)とを含有することを特徴とするチーグラー型固体触媒成分(A)。
成分(i):チタン、マグネシウム及びハロゲンを含有する原料固体成分
成分(ii):Si−OR1結合を2つ以上含有する有機ケイ素化合物(ただし、R1は炭素数1〜8の炭化水素基である。)
成分(iii):ビニルシラン化合物
成分(iv):周期表1〜3族金属の有機金属化合物
【効果】溶融時に高い流動性かつ高い溶融張力をもち、成形加工性に優れ、歪硬化性を示すため、押出発泡成形時には独立気泡率を高くすることができる。大型ブロー成型時には肉厚均一性に優れた成形品が得られるα−オレフィン重合体の製造用触媒が提供される。 (もっと読む)


【課題】プロピレン系樹脂に木質系材料を配合した木質系材料配合樹脂組成物において、射出成形、押出成形及びブロー成形加工する際に、臭気の発生を抑えることができ、成形加工性が良く、表面性および機械的強度に優れる木質系材料配合樹脂組成物及びこれを用いた成形品の提供。
【解決手段】示差走査熱量計(DSC)法で測定した融点(Tp)が110〜150℃のプロピレン系樹脂(X)10〜90重量部と、リグノセルロース系又はセルロース系物質(Y)90〜10重量部とからなる組成物を主要な原料とすることを特徴とする木質系材料配合樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】プロピレン系樹脂に澱粉系物質を配合した樹脂組成物において、澱粉系物質の茶変色や臭気を効果的に抑えながら、樹脂組成物の成形を可能にし、もって良質な成形品を得ることのできる澱粉配合樹脂組成物及びこれを用いた成形品の提供。
【解決手段】示差走査熱量計(DSC)法で測定した融点(Tp)が110〜150℃のプロピレン系樹脂(X)5〜95重量部と、澱粉系物質(Y)95〜5重量部とからなる組成物を主要な原料とすることを特徴とする澱粉配合樹脂組成物。 (もっと読む)


【解決手段】下記6特性を有するプロピレン単独重合体。(1)GPCによる重量平均分子量(Mw)が20万〜100万(2)GPCによるQ値が3.5〜10.5(3)GPCによる分子量分布曲線の、ピーク位置に相当する分子量の常用対数をTp、Tpの50%高さとなる位置の分子量の常用対数をL50及びH50(L50はTpより低分子量側、H50はTpより高分子量側)とし、α及びβをそれぞれα=H50-Tp、β=Tp−L50と定義したとき、α/βが1.2以上(4)mm分率が90%以上(5)TREFによる、90℃以下の温度で溶出する成分が 6.0重量%以下(6)NMR分析による分岐炭素が、プロピレン重合体の全骨格形成炭素1000個あたり0.1個以上。
【効果】高い溶融張力と溶融粘弾性を持ち、流動特性がよく、ブロー成形時にはスウェル比が高いために成形加工性に優れる。 (もっと読む)


【課題】ポリプロピレン組成物を用い、パール調光沢、表面平滑性、耐摩耗性に優れ、発泡繊維でありながら繊度あたりの繊維強度低下が少ない発泡糸の提供。
【解決手段】(a)135℃のテトラリン中で測定した固有粘度[η]が15〜100dl/gの範囲の高分子量ポリエチレン 0.01〜5.0重量部及び(b)プロピレン単独重合体またはプロピレン重合単位を50重量%以上含有するプロピレン・α−オレフィン共重合体からなり、135℃のテトラリン中で測定した固有粘度[η]が0.2〜10dl/gの範囲のプロピレン(共)重合体 100重量部を含むポリプロピレン組成物(A)を主成分とすることを特徴とする発泡糸。 (もっと読む)


【課題】粒子性状や成形性を向上させたメルトブローン成形不織布用ポリプロピレン系粒子、さらに紡糸時の発煙の発生をも抑制する。
【解決手段】担持型メタロセン系触媒を用いて重合され、以下の条件を満たすポリプロピレン系粒子。(i)温度230℃・荷重2.16kgで測定したMFRが200〜15,000g/10分である(ii)重量平均分子量Mwが30,000〜100,000であり、Mw/Mnが1.5〜4.0である(iii)分子量5,000以下の成分の重量分率Wが下記式を満たすW(M≦5,000)≦2.5+43.4×exp(−Mw/21,780)(iv)融解ピーク温度TmとMwの関係が下記式を満たすTm≧155×(Mw−582)/(Mw−99)(v)ポリプロピレン系粒子が重合後の造粒工程を経ずに得られた粒子であり、粒子の平均粒径が0.5〜10mmであり、嵩密度が0.30〜0.60g/cmの範囲にある (もっと読む)


【課題】剛性と耐熱性及び耐衝撃性がバランスよく向上し、併せて低温における耐衝撃性も改良されるポリプロピレン系材料の製造方法を開発する。
【解決手段】微粒子状の担体に担持されたメタロセン担持型触媒の存在下に3段階の重合を行い、第1段階においては、プロピレン単独重合体又はプロピレンとα−オレフィンとの共重合体であってプロピレンを95wt%以上含有する成分(1)を製造し、第2段階においては、プロピレンとα−オレフィン10〜30wt%を含有する共重合体の成分(2)を製造し、第3段階においては、プロピレンとα−オレフィンとの共重合体の成分(3)を、α−オレフィン含有量が成分(2)のα−オレフィン含有量よりも15〜40wt%多くなるように製造し、成分(1)の含有量が5〜95wt%であり、成分(2)と成分(3)の重量比が10:90〜90:10であることを特徴とする、プロピレン−α−オレフィンブロック共重合体の製造方法。 (もっと読む)


【解決手段】プロピレンと下記化学式(A)で表されるアルケニルジアルキルアルミニウム化合物とを共重合して得られるプロピレン−アルケニルジアルキルアルミニウム共重合体を分解剤と反応させ、該共重合体中のジアルキルアルミニウム基を分解剤に対応する極性基に変換することを特徴とする極性基含有プロピレン系共重合体の製造方法。
【化10】


(式中、R1、R2は炭素数1〜20のアルキル基、nは1〜20の整数を示す。)
【効果】本発明は、新規なコモノマー構造を持つ、極性基含有立体規則性プロピレン系共重合体を与えるものである。高価な試薬や過酷な反応条件を用いることなく、製造できる。極性基として、水酸基、カルボキシル基、スルフィニル基などが適用可能である。 (もっと読む)


501 - 510 / 577