【課題】ゴルフクラブヘッドの体積が４００ｃｃを超える大型なゴルフクラブヘッドにおいて、従来どおりの打球感を維持しつつ、飛距離および方向性のいずれをも向上させることができるゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】ゴルフクラブヘッド２０は、ゴルフボールを打撃するフェース面２３を含み、かつ金属層と強化繊維プラスチック層とが積層された積層構造を有する積層構造体を有して構成されるフェース部２２を備える。ゴルフクラブヘッド２０の体積は４００ｃｃ以上であり、ゴルフクラブのシャフト軸からの重心位置の後退量は１７ｍｍ以上であり、フェース面２３上の重心位置はフェース面２３の中心から直径１３ｍｍ以内の範囲にある。 （もっと読む）

【課題】ゴルフボールのインパクト時に、地面からの抵抗を利用してバックスピン量を増大させるゴルフクラブを提供する。そうすることにより、ゴルファはバックスピン量が多い打球を打つことができる。
【解決手段】ゴルフクラブシャフトの先端にゴルフクラブヘッドを備えたゴルフクラブにおいて、ゴルフクラブヘッドのソール部に突状部を有する。この突状部の先端部はヘッド基準幅に対して、後方側から０〜４０％の箇所に存在し、かつ前記突状部の先端部とソール部の最下点との高低差が２ｍｍ以上である。 （もっと読む）

【課題】反発性能の低下を抑えつつ打球時の衝撃吸収性を高めて優れた打球感を得ることが可能なゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】フェース部材２は、フェース面２Ａとフェース背面２Ｂと側端面２Ｃとを含む板状体からなる。ヘッド本体３は、ヘッド重心Ｇからフェース面２Ａに下ろした垂線Ｎを囲むとともに打球時にフェース部材２をヘッド後方に自由に撓ませる開口部Ｏを有し、この開口部Ｏの周りにフェース部材２が接合される環状のフェース取付部４を設ける。ヘッドをトウ上部、トウ下部、ヒール上部、ヒール下部の４つの領域に区分したとき、少なくとも３つの領域に、フェース部材とフェース取付部との間の一部に弾性材料からなる衝撃吸収体６が配される。衝撃吸収体６の全体積Ｖが３００〜２０００mmであり、かつ、３つの領域に含まれる衝撃吸収体の体積Ｖｎは、０．５≦Ｖｎ／（Ｖ／４）≦１．５を満足する。 （もっと読む）

概して三角形の形状を有するゴルフ・パター・ヘッドで、打球する前壁は後壁の第二幅より大きい第一幅を有している。この前壁と後壁は、その各両端部にてお互いに向かって収斂する側壁により相互連結され、台形を有するキャビティを画定する。該ゴルフ・パター・ヘッドの重心は、前壁より後壁により近いので、パット中、前壁のスウィート・スポットを外すことによる影響を減ずる慣性モーメントが発生する。第二の実施例では、後壁は重りにより加重され重心を後壁に更により近く移動させる。第三の実施例では、ウェッブが前壁と後壁とをゴルフ・パター・ヘッドの長手方向軸に沿って相互連結していて、前記キャビティを２個の同サイズのキャビティに分ける。
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【課題】 振りやすさを保持しながら打球時における振動を効果的に吸収して手に伝わる衝撃を低減することができるゴルフパターヘッド及びこれを用いたゴルフパターを提供する。
【解決手段】 フェース面２を有するヘッド本体５と、このヘッド本体５のバック側に取り付けられ当該ヘッド本体５よりも比重が大きいヘッド後方部６と、を備えたゴルフパターヘッド１である。ヘッド本体５とヘッド後方部６との境界部Ｋにおけるフェース面２に平行な断面によるヘッド本体の断面積をＳ１とし、境界部Ｋにおけるフェース面２に平行な断面によるヘッド後方部６の断面積をＳ２としたとき、（Ｓ２／Ｓ１）の値は１．１以上２．０以下である。 （もっと読む）

【課題】一部に繊維強化樹脂を用いた、軽量でスイングし易いフェアウェーウッドゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】フェース部２、ソール部３、サイド部４、クラウン部５及びホゼル部６を有する中空のゴルフクラブヘッドにおいて、該クラウン部の主要部が繊維強化樹脂製（ＦＲＰ体３０）であり、少なくともフェース部と、該フェース部に連なるクラウン部の前縁部とが金属製（金属体１０）である。ＦＲＰ体３０の重量はゴルフクラブヘッド１の重量の６〜３０％である。ロフト角は１４〜２５°であり、ヘッド体積は１００〜２３０ｃｃである。ソール部に第１、第２のウェイト材２１，２２が設けられている。トウ側のサイド部のＦＲＰ体３０内に第３のウェイト材２３が埋設されている。 （もっと読む）

長さが１０２ｃｍより短く、グリップ３０を有するゴルフクラブ１５が、グリップの境界内にゴルフクラブ全体の重心を位置付けるのに十分である質量の重い釣合いおもり３２を含む。釣合いおもり３２は、グリップ３０の境界内に重心を配置するという目的を達成するために、その内部を貫通する孔３６を有する細長い部材であることができ、釣合いおもりは、ゴルフクラブの標準の直径のシャフトより実質的に大きい断面を有しなければならない。グリップ３０は、釣合いおもり３２より実質的に軽い材料から製作される下側支持体セクション３４を含むことができる。好ましい実施形態では、グリップ３０は、楕円の長軸が、クラブヘッド２０のフェースに対して垂直である楕円形断面を有する。
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【課題】 フェースプレートと第２のプレートを有するアイアンヘッドは、第２のプレートがヘッド本体やフェースプレートに対して密着しにくく、打球音が濁るという問題を有していた。
【解決手段】 アイアンヘッドのフェース部にフェース部の外形に沿う第１凹部と、第１凹部の底面に第２凹部と、第２凹部の底面に第３凹部を設け、第２凹部には制御プレートが、第１凹部にはフェースプレートが嵌め込まれ、制御プレートはヘッド本体とフェースプレートに挟み込まれて固定され、フェースプレートは圧入によりヘッド本体に固着一体化されたアイアンヘッドである。 （もっと読む）

【課題】アドレスからインパクトするまでのスイングプレーンの安定化が図れ、インパクト時に安定した打球が得られるゴルフクラブを提供する。
【解決手段】本発明のゴルフクラブは、トウ部７ｃ、ヒール部７ｄ、ソール部７ｂ及びボールを打球するフェース部７ｆを具備したヘッド７と、ヘッド７に対して所定のライ角で装着されるシャフト５とを有する。そして、ソール部７ｂに沿ってヒール側からヘッド中央部に亘って延出すると共に、ヘッド中央部からトウ側に向けて、ライ角を規定する基準水平面Ｐに対し上昇するように重量集中部１５を設けたことを特徴とする。 （もっと読む）

【解決手段】 ヘッド本体およびクラウン蓋板により構成される。ヘッド本体にはフェース板と上凹欠部が設けられ、フェース板の上端と上凹欠部の前端縁との間には結合面が形成される。クラウン蓋板がフェース板に対応した前端には前結合部が形成され、前結合部の肉厚はクラウン蓋板のその他の部位に相対して厚くなるように形成されることにより、クラウン蓋板の全体構造の強度を強化することができる。クラウン蓋板は比較的厚い前結合部によってヘッド本体の結合面に結合することにより、クラウン蓋板の耐衝撃強度を増やすことができるように構成されている。
【効果】 クラウン蓋板において前結合部の肉厚をさらに増やすことにより、前結合部はヘッド本体の上凹欠部の結合面とは比較的高い結合強度を有するように形成されるため、相対的にクラウン蓋板の耐衝撃強度を確実に増やすことができる。 （もっと読む）

【課題】重量を増大させることなく好適な重心位置を設定し、飛距離を増大させることができ、しかも、良好な打球感を得ることができるアイアンゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】ホーゼル１２が一体に形成された金属材からなるヘッド本体部１４と、ヘッド本体部１４のトップ側に配設される軽量な樹脂部材１６とから構成され、ヘッド本体部１４のフェース部の背面には、ヘッド本体部１４のトウ側からソール側を介してヒール側に至る周縁部２０が後方に膨出して形成される。そして、周縁部２０によって囲繞されるフェース部の背面が凹部２２として形成される。 （もっと読む）

【解決手段】 ヘッド本体および少なくとも一個の減衰部材が含まれる。ヘッド本体には少なくとも一個の組立孔が設けられ、組立孔には雌ねじが設けられる。減衰部材には雄ねじと凹欠部が設けられ、凹欠部に振動吸収部材を収容することができる。減衰部材は雄ねじを利用してヘッド本体の組立孔の雌ねじに螺設し結合することにより、ゴルフクラブヘッドを組み立てることができるため、減衰部材の振動吸収部材によりゴルフクラブヘッドの打球の振動を吸収することができるように構成されている。
【効果】 螺設の方式を利用して減衰部材をヘッド本体に結合し、減衰部材に振動吸収部材（と重り嵌入部材）を設けることができるため、振動吸収の効果、組立の便利性と組立の信頼性を高めることができる。 （もっと読む）

【課題】ＦＲＰ体と金属クラウン部との結合力が高いゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】フェース部２、ソール部３、サイド部４、クラウン部５及びホゼル部６を有する中空のゴルフクラブヘッドにおいて、該クラウン部の主要部が繊維強化樹脂製（ＦＲＰ体３０）であり、少なくともフェース部２と、該フェース部に連なるクラウン部の前縁部とが金属製（金属体１０）である。金属クラウン部１５の上面に多数の凹穴１５ａが設けられている。ＦＲＰ体３０の成形に際し、この金属クラウン部１５の上面に粘着性を有した樹脂を塗着しておく。 （もっと読む）

【課題】 ヘッド本体のクラウン部に、ヘッド本体より比強度の高い部材を装着すると共にその装着範囲を可能な限り広げ、低重心化等の質量再配分を効果的に図ると共に、耐久性、特に接合部の耐久性を向上させる。
【解決手段】 クラウン部の開口部１０Ｋを覆うように繊維強化樹脂プレート状部材１２を配設接合してなるゴルフクラブヘッドであって、ヘッド本体１０はシャフト止着用の孔部１０ＫＢを有する筒状部１０ＴＢをヘッド本体１０内部に具備しており、前記プレート状部材１２は、フェース部側において前記孔部１０ＫＢを取り囲む部分まで一体に延伸されると共に、少なくともバック部側周辺部に屈曲部１２Ｋを介してソール部側に延伸して形成した垂下部１２Ｓの裏面を少なくともサイド部外面に対面させ接合し、ヘッド本体サイド部上端を前記屈曲部１２Ｋからサイド部の間に位置させるよう構成する。 （もっと読む）

ボディ（22）と外周マスベルト（23）を持つパター型クラブヘッド（20）が開示される。パター型クラブヘッド(20)は好ましくはアルミニウム合金からなるボディ（22）を持つ。ボディ（22）は好ましくはフェース部分（24）、クラウン部分（26）、ソール部分（28）、コラム部分（30）を有している。フェース部分（24）、クラウン部分（26）、ソール部分（28）及び外周マスベルト（23）は中央孔(32)を画成している。クラウン部分（26)はフェース部分(24)から後方に延びている。中央開口(32）はクラウン部分(26)をソール部分(28)から分離し、フェース部分(24)を中央マス部分（80）から分離している。クラウン部分(26)は好ましくはその上にパッティングのときにゴルフボールのねらいを定める照準手段を持ち、その照準手段は好ましくは３つの円形インサート(40a-c)からなる。
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【課題】ゴルフクラブヘッドの打撃性能や外観を損なうことなく、磁気センサを用いるヘッドスピード測定装置で、ゴルフクラブのヘッドスピードを安全かつ容易に測定することができるゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】ゴルフクラブヘッド１０は、磁気発生源を有する板部材７０と、表面に凹部８０を形成するゴルフクラブヘッド本体６０と、を有し、板部材７０を凹部８０に貼着する。また、凹部８０とりまく凹部８０周りのゴルフクラブヘッド本体の表面と板部材７０の表面とは略面一になっている。また、凹部８０の輪郭が、板部材７０と略同一となっている。また、板部材は、識別情報を有する。また、凹部８０のゴルフクラブヘッド本体６０における位置が、ゴルフクラブヘッド本体６０のトウ側にある。 （もっと読む）

【課題】 弾性率の非常に低いチタン合金を使って低剛性化し、反発性を向上しつつ、強度、特に疲労強度を向上したゴルフクラブヘッドを低コストで提供する。
【解決手段】 主添加元素として12重量%以上30重量％未満のNbを含み、実質的にV、Zrを含まないTi合金に加工率５０%以上の冷間加工を加えた後、これを少なくともフェース部の一部に用い、フェース部の該Ti合金からなる部分の背面にピーニング処理を施したことを特徴とするゴルフクラブヘッド。 （もっと読む）

【課題】 打球感及び打球音を向上する。
【解決手段】 金属材料からなるヘッド本体２と、ヘッド本体２に配されかつフェース面Ｆの少なくとも一部を形成する樹脂材料からなるフェース部材３とを含むパター型ゴルフクラブヘッド１である。フェース部材２は、厚さｔ１が２．０〜８．０mmの板状をなす。ヘッド本体２は、前面にフェース部材３が配されかつ厚さｔ２が１．０〜２．５mmのフェース部材取付部４ａを有する前壁部４と、この前壁部４のトウ側からバックフェースを通って前記前壁部のヒール側にのびて連なる側壁部５と、前壁部４と側壁部５とが囲む空間の上部を閉じる上壁部６とを含むことにより、底面Ｂに、前壁部４、側壁部５及び上壁部６で囲まれかつ底面Ｂで開口するキャビティＣが設けられる。キャビティＣの体積は４０〜８０cm³ である。 （もっと読む）

【課題】 打球感及び耐久性を向上したパター型ゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】 フェース部４を有しかつ金属材料からなるヘッド本体２の上面部５の少なくとも一部に、繊維強化樹脂からなる振動吸収材３が配されたことを特徴とするパター型ゴルフクラブヘッド１である。 （もっと読む）

【課題】 中空部を有するゴルフクラブヘッドにおいて、良好な音質の打球音が得られるようにする。
【解決手段】 ５０ｃｍ^２以上７００ｃｍ^２以下の中空部ｔを有するゴルフクラブヘッド１において、ＩＳＯ １０５３４−２に準拠して計測された６０００Ｈｚにおける吸音率が０．５以上０．９９未満の吸音材６を前記中空部ｔ内に設ける。また、前記中空部ｔの体積に対する吸音材６の見かけ体積の割合を２０％以上９０％以下とする。 （もっと読む）