【課題】 従来の超弾性チタン合金に比して、材料コストを低減することができ、かつ多量生産に適した溶解鋳造法で製造することができる超弾性チタン合金を提供する。
【解決手段】 本発明のチタン合金は、mass％で、Ｖ ：８．０〜１２．０％、Ｆｅ：１．０〜３．０％、Ａｌ：２．０〜４．０％、Ｎ ：０．０５〜０．４０％を含み、残部がＴｉおよび不可避的不純物からなり、室温での組織がβ単相とされたものである。このチタン合金は、前記成分のチタン合金を溶解して鋳造し、得られたチタン合金の鋳塊を加熱し、熱間塑性加工を施した後、β単相に加熱した後、急冷することによって容易に製造される。 （もっと読む）

【課題】 本発明は、内部キャビティを構成し、フェース及び本体を備えたシェルを有するゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】 フェースは、第１の厚さをもつ第１すなわち補強部分と、第１の厚さ未満の第２の厚さをもつ第２すなわち残部とを有する。補強部分は、フェースの中央部に配置される。一つの実施形態ではフェースの外面は、フェースの中央部から離間した少なくとも一つの溝を構成する。 （もっと読む）

本発明のゴルフクラブヘッドは、ホーゼル部、フェース部、ソール部、クラウン部、およびサイド部を備えた外殻構成部分を有し、さらに、前記クラウン部に用いるクラウン部材と前記外殻構成部分に用いる他の部材とを接着する接合部を有する。前記外殻構成部分に用いる部材の厚さと前記フェース部のゴルフボールを打撃するフェース面の向く方向の弾性率との積として換算剛性を定義するとき、前記ソール部に用いられるソール部材の０．８倍以下の換算剛性を備えた部材が前記クラウン部材に用いられる。また、前記クラウン部材が、積層された複数の繊維強化材で構成された層からなり、前記積層された層の少なくとも２層は、前記フェース部におけるゴルフボールを打撃するフェース面の向く方向に対して４５〜９０度の補強繊維の配向角を有する。本発明のゴルフクラブは、上記ゴルフクラブヘッドを備えて構成される。
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【解決手段】 ヘッド本体、フェース板および複数本の等長クッション部により構成される。フェース板はヘッド本体の開口部に固設されることによってゴルフクラブヘッドが形成される。等長クッション部はフェース板の周縁から中央へ延伸するように形成されることにより、各等長クラブヘッド部の屈曲変形は一致するように形成される。等長クッション部の内端は共同で中央打球部の周辺輪郭を定義することにより、中央打球部の周辺輪郭はフェース板の周辺輪郭とは略同じになるように構成されている。
【効果】 フェース板に複数本の等長クッション部を設置し、等長クッション部はフェース板の周縁から中央へ延伸することにより、中央打球部が予めに残されるため、中央打球部の周辺輪郭はフェース板の周辺輪郭と略同じになる。 （もっと読む）

【解決手段】 ヘッド本体、少なくとも一個の重り、少なくとも一個の位置決め部材および少なくとも一個の保持部材により構成される。ヘッド本体には収容室が設けられる。重りは保持部材により初歩的に位置決め部材に結合される。位置決め部材、重りおよび保持部材による合体をさらにヘッド本体の収容室の内部に結合することにより、隠蔽式と取り外し自在の重りが形成されるように構成されている。
【効果】 位置決め部材を利用して重りを隠蔽式または取り外し自在な方式でヘッド本体に結合させることにより、取り換えの自由度と利便性を確実に増やすと共に、結合の美観性を高めることができる。 （もっと読む）

【課題】 本発明はゴルフクラブヘッドとその製造方法に関し、フェース回りの軽量化によってヘッドの低重心化等を図ったゴルフクラブヘッドとその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 ヘッド本体の周辺部を残して、そのフェース部からバック部に亘って設けた透孔のフェース側開口部に、フェース部材の周縁部を溶接したゴルフクラブヘッドに於て、上記ヘッド本体の周辺部のフェース側外周に、外方へ突出する凸部を設けてフェース部材との溶接幅を確保し、前記透孔のフェース側開口部へのフェース部材の溶接後、上記凸部を研削，除去してなることを特徴とする。 （もっと読む）

【課題】外観上の頼りなさや不安感を感じさせることの無いスイングバランスに優れたゴルフクラブを提供することである。
【解決手段】アドレス時にヘッド２のクラウン１０領域のうちソール１２側からクラウン側に向って最も高くなっている頂部Ｔよりも下方に、シャフト４を止着したシャフト止着孔６が設けられているゴルフクラブにおいて、シャフト先端に上記止着孔のソール側寄りに接着された肉盛り部２０が設けられ、上記止着孔のクラウン側寄りの部分にシャフトとの間に間隙が形成され、シャフトには上記止着孔より大径の太径部８ｃを有しアドレス時に上記止着孔の上方を覆い弾性変形するカバー体８が設けられ、カバー体は太径部からヘッドの方向に向かい延出した延出端を上記間隙のクラウン側の開口に差し込まれ上記開口に当接して上記開口を閉塞している。 （もっと読む）

【解決手段】 アンダーカット溝は例えばヘッド本体の正面およびフェース板の背面のどちらか一つに設けられるのに対し、塑性変形フランジは例えばフェース板の背面およびヘッド本体の正面のどちらか一つに設けられ、塑性変形フランジはアンダーカット溝に対応するように形成される。組立時、塑性変形フランジの受圧変形によって係止部が形成されてアンダーカット溝の内部に係止されることにより、フェース板はヘッド本体に強固に結合するように構成されている。
【効果】 フェース板に少なくとも一個の塑性変形フランジを設置し、塑性変形フランジの受圧変形によってヘッド本体の少なくとも一個のアンダーカット溝に係止されることにより、緊密な結合が形成されるため、相対的に公差の精密度の要求性を低く抑え、加工の製造工程を簡単にし、さらに製造のコストを低く抑えることができる。 （もっと読む）

【解決手段】 フェース板、ヘッド本体および複数個の環状可撓部により構成される。フェース板はヘッド本体の正面に設けられる。ヘッド本体にはクラウン部、ソール部、トー部、ヒール部とサイド部が形成される。環状可撓部はヘッド本体の内面の適当な位置に形成されることにより、環状可撓部によりヘッド本体の弾性変形の能力を増やすことができるように構成されている。
【効果】 ヘッド本体はその内面において適当な位置で複数個の環状可撓部を形成することにより、ヘッド本体は比較的大きい弾性変形の自由度を有するように形成されるため、打球の性能、材料の耐疲労性と破裂に対抗する強度を相対的に増やし、さらに使用寿命を延ばすことができる。 （もっと読む）

【課題】 規則に違反せずに最適なライ角を簡単かつ短時間で調整でき、アドレス時にヘッドのフェース全体が見られ、ラウンド中に最適なライ角を保持可能とする。
【解決手段】 このパターは、ヘッド１１、植込みねじ１２、ホーゼル１３、円形ナット、止めねじを有し、ヘッド１１に対するホーゼル１３の取付角度が調整可能である。ヘッド１１のフェース２１ｂの略中間部背面側には、植込みねじ１２が植設される貫通孔が穿設されている。ホーゼル１３は、一端側に植込みねじ１２に嵌合する貫通孔が穿設され、他端側にシャフト１６が取り付けられる有底穴３５が穿設され、ヘッド１１に取り付けた状態で一端側から他端側に向かってヘッド１１のヒール側に伸びた後、斜め上方に伸びる形状を呈する。円形ナットは、植込みねじ１２に螺合し且つ締め付けられてホーゼル１３をヘッド１１に固定する。止めねじは、ホーゼル１３の固定状態を保持する。 （もっと読む）

【課題】パターヘッドのリーディングエッジが正確に目標のラインと直角に設定されていても、パッティングのスタイル、使用者の目の状態そして左右の目からボールまでの距離の違い等により目の錯覚がおきて、リーディングエッジが目標方向と直角に見えないために目標方向に正確にボールを打つ事ができない。
【解決手段】パターヘッド上部の上縁に、両端が前後に、別々に移動できる調整リーディングエッジを有する。使用者自信が調整リーディングエッジのネジを緩めて、打ったボールが進む方向に直角に見えるように調整リーディングエッジを設定する。この調整リーディングエッジの目標方向に対する角度は目の錯覚による角度であるから、パターヘッドのリーディングエッジの角度とは微妙に異なる。 （もっと読む）

【課題】 打球感を向上しかつ打球の方向性を安定させるのに役立つパター型ゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】 ボールを打球するフェース面Ｆを有したパター型ゴルフクラブヘッド１であって、フェース面Ｆを有したヘッド本体２と、該ヘッド本体２の背面側に固着されかつヘッド後方にのびる複数本の棒状部材３とを含み、前記棒状部材３は、前記ヘッド本体２よりも比重が大きい高比重材料からなり、しかもトウ側に設けられたトウ側の棒状部材３ｔと、ヒール側に設けられたヒール側の棒状部材３ｈと、これらの間に設けられた中間の棒状部材３ｃとを含むことを特徴とする。 （もっと読む）

【課題】バランス性に優れたパターを提供する。
【解決手段】シャフト２内にバランス調整機構４が配置されており、このバランス調整機構４は、パイプ１０と、このパイプ１０内に収容され、その長手方向に移動するウエイト１１と、前記パイプ１０の所定カ所で前記ウエイト１１を係止する手段１２で構成されていることを特徴とするゴルフクラブ。 （もっと読む）

【課題】ボールの飛距離を伸ばすようにボールの初速を増すことができる、ゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】ゴルフクラブヘッド１は金属製のフェースプレート１０と、繊維強化プラスチック製のクラブヘッド本体、たとえば、クラウン３０およびソールプレート２０とを含む。ゴルフクラブヘッド１の最後部の内側には、加重本体５０が設けられ、クラウン３０内には、最後部に近づくにつれて幅が徐々に狭くなりかつフェースプレート１０の近傍から最後部の方へ延びる、低剛性部が設けられる。 （もっと読む）

ゴルフ・クラブ・ヘッド（パター・ヘッドを含む）などのボール打撃装置は、その中心の周りに高い慣性モーメントを有しており、特にボール打撃装置がボールを中心からいくらか外れた位置で打ったときに捻れおよびミスヒットを防止するのを助ける。ボール打撃装置のボール打撃ヘッドは、ボール打撃表面の中心の周りの慣性モーメントが少なくとも10,000 g/cm²であるような構造および重量を有してよく（任意で、別個に取付け可能な重り要素を有する）、いくつかの例では、慣性モーメントは少なくとも11,000 g/cm²であり、または少なくとも12,000 g/cm²ですらあってよい。いくつかの例では、慣性モーメントは少なくとも20,000 g/cm²であり、または少なくとも25,000 g/cm²もしくは少なくとも28,000 g/cm²ですらあってよい。

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質量％で、Ｎｂ：１〜２０％、Ｖ：１０〜２５％、Ａｌ：２〜５％、Ｚｒ：３％超え１０％以下、Ｏ：０．３０％以下を含有し、残部がＴｉ及び不可避的不純物元素からなる。上記Ｔｉの一部に代えて、さらに、Ｓｎ、Ｔａ、Ｗ、Ｍｏ、Ｃｒのうち１種又は２種以上を添加して、強度を向上させることができる。その含有量は、質量％で、これら全体で２５％以下であり、かつ、Ｓｎが５％以下、Ｔａ、Ｗ、ＭｏとＣｒの合計が２０％以下であることが好ましい。
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【課題】撓み変形をヘッド本体にも生じるようにし、フェイス面の反発係数が０．８６６０以上の高反発のゴルフクラブヘッドを得る。
【解決手段】フェイス面およびサイド面と接する第１のソール面のバック寄りに上り勾配となる第２のソール面を形成し、第１のソール面と第２のソール面との境界に形成された稜線のフェイス面に最も接近した位置における前記フェイス面との距離がソール面全体の３０〜８０％であり、且つ、第１のソール面の面積が第２のソール面の面積が第２のソール面の面積より広くなるようにする。 （もっと読む）

【課題】 ボールの打ち出し角を大きくしつつバックスピン量を低減することにより飛距離を増大させる。
【解決手段】 ロフト角が１５度以上のウッド型ゴルフクラブヘッド１であって、フェース面２に複数本のフェースライン溝８が設けられ、前記フェースライン溝８は、深さｄが０．３５〜０．４５mmかつ溝幅Ｗが０．７５〜０．８５mmであることを特徴とする。 （もっと読む）

【解決手段】 ヘッド本体および音箱により構成される。ヘッド本体はソール板、クラウン板とフェース板により組成されると共に、共同で囲むように内部空間が形成される。音箱は内部空間に結合されると共に、少なくとも一個の共振片が形成される。共振片は共同で囲むように音室が形成され、共振片と音室によって立体共振の効果が提供されることにより、ヘッド本体の共振と振動の模式を変え、さらに比較的よい打球音を生じるように構成されている。
【効果】 ヘッド本体のソール板の内面において音箱を設置し、上記音箱には立体共振の枠体が形成されるため、立体共振の音質表現の発生と比較的強い構造の提供に役立つと同時に、需要性に応じて音質調整ユニットを設置することができるため、ヘッドの付加価値を高め、構造の信頼性を増やし、さらにヘッドの使用寿命を延ばすことができる。 （もっと読む）

【解決手段】 ヘッド本体、フェース板および結合部により構成される。ヘッド本体の正面には凹部が設けられる。フェース板には少なくとも一個の折り曲げエッジと少なくとも一個の支持脚が設けられ、フェース板の断面がＵ字形またはＬ字形に形成されることにより、弾性変形の能力を増やすことができる。フェース板の支持脚は凹部の内部に支持され、結合部は凹部とフェース板の間に形成されることにより、ヘッド本体とフェース板を緊密に結合するように構成されている。
【効果】 Ｕ字形またはＬ字形の断面を有したフェース板をヘッド本体の凹部の内部に嵌設し、さらに各種の結合方式を選択して高強度の適当な結合部を形成することができるため、フェース板の弾性変形の能力を高めることができると同時に、結合の設計の自由度を増やし、結合の強度を高め、応力の集中を減らし、取材の範囲を増やし、さらに使用寿命を延ばすことができる。 （もっと読む）