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Fターム[2E001DF05]の内容

建築環境 (50,610) | 音に関する機能 (1,022) | 防音(空気伝搬音) (784) | 吸音 (386) | 共鳴空間 (45)

Fターム[2E001DF05]に分類される特許

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【課題】建築施工面や意匠面での要求に適合しつつ、低周波数範囲の吸音を行う吸音構造体を提供する。
【解決手段】吸音構造体1は、複数の開口部30を有した板状部材10と、剛体壁40と、板状部材と剛体壁との間に設けられた背後空気層20と、を備える。吸音構造体1は、開口部30に接続された延長部材50をさらに備え、かつ、延長部材50の少なくとも延長部50が背後空気層20内に収容されていることを特徴とする。開口部30が孔形状又はスリット形状を成すことが好ましい。延長部50は、背後空気層20の厚さLよりも長いことが好ましく、また、延長部50の少なくとも一部に折り返し部が形成されていることが好ましい。また、延長部材50と、これに隣接する延長部材50と、を連結する連結部材50をさらに備えることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】通気性、採光性を有しながら防音性に優れた防音構造体を得る。
【解決手段】複数の中空体が間隔を空けて並設されてなる防音構造体であって、複数の中空体は、音が入射される側に入射音を反射する反射面を有しているとともに、ヘルムホルツ共鳴器として機能する中空部30A〜30Cを有し、中空体には、隣接する中空体との対向面に中空部に連通して長手方向に延びるスリット状の開口部が設けられている構成とした。中空体は、当該中空体の軸方向に延びる2つ以上の形材を組み合わせて構成されており、開口部は形材同士の対向部によって形成されている。 (もっと読む)


【課題】室空間における比較的低い周波数の音圧を低減させ、特に、利用者が音を聞き取る場所で奏する効果を高める。
【解決手段】音響室の室空間の高さ寸法Hは、例えば2.0〜2.7mなどとをされることが多く、この場合、室空間の利用者の耳の高さ付近であるH/2の高さに、その高さ方向に音圧が分布する二次の固有振動姿態の音圧の腹が位置する。固有振動が減衰しにくく、且つ低周波数の音波が伝播する室空間のような音場では、比較的低い周波数の騒音は固有振動姿態の態様に強く依存する。これに対し、固有振動姿態の音圧の腹の場所を制御対象として音圧を低減させることで、固有振動姿態による作用を抑制することができると発明者らは考えた。よって、固有振動姿態の音圧の腹の場所付近に音響管10の開口部11が位置するようにすれば、室空間における音圧を低減させて、利用者が音を聞き取る場所で奏する効果を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】周波数がより低い領域において良好な吸音性能を発揮できる吸音体を提供する。
【解決手段】吸音効果を得ようとする壁面4上に取り付けられる吸音体1であって、第1および第2の膜振動型吸音材11,21が第1の閉空間13を挟んで略平行に配されており、壁面4上に取り付けたときに最も壁面4側となる第2の膜振動型吸音材21と壁面4との間に第2の閉空間23を形成する、第2のスペーサ22が設けられており、第2の膜振動型吸音材21の重心部に重り部材101が設けられている吸音体。 (もっと読む)


【課題】良好な吸音効果が得られる周波数帯域をより低くできるとともに、複数の周波数帯域で吸音効果が得られる吸音体を提供する。
【解決手段】吸音効果を得ようとする壁面4上に取り付けられる吸音体1であって、第1および第2の膜振動型吸音材11,21が第1の閉空間13を挟んで略平行に配されており、壁面4上に取り付けたときに最も壁面4側となる第2の膜振動型吸音材21と壁面4との間に第2の閉空間23を形成する、第2のスペーサ22が設けられており、第1の膜振動型吸音材11の貯蔵弾性率E1、および第2の膜振動型吸音材21の貯蔵弾性率E2は、E1>E2である。 (もっと読む)


【課題】建築及び産業用製品に多様に適用でき、広い周波数帯域に対して良好な吸音特性を有し、見栄えの良い外観効果を演出できる吸音型防音パネルを提供する。
【解決手段】本発明は吸音型防音パネルに関するものであり、より具体的には、前面と後面を有し、水平方向に沿って伸び、前面と後面間に空間部が形成された本体;及び上記本体の空間部に収容され、前面及び後面に対してそれぞれ離隔配置された吸音材を含み、前記本体の前面には垂直方向に沿って凹部と凸部が交互に形成され複数の吸音ホールが形成されるが、全体吸音ホールの断面積は前面の断面積の20%以上であることを特徴とし、本発明にかかる吸音型防音パネルは建築および産業用製品に多様に適用でき、広い周波数帯域に対して良好な吸音特性を有し、見栄えの良い外観効果を演出できる。 (もっと読む)


【課題】下地面材の裏面にフェルト状緩衝材が全面接着されている遮音下地材では、単なる一枚の下地面材との差異が殆どなく、下地材側での効果は極めて低い。
【解決手段】無数の空隙が内在し且つ表裏面に複数の凹部2、2a…、3、3a…を形成した基板4と、該基板4の裏面全面を覆うシート材5とを有する遮音・断熱下地材1を躯体壁Wの壁面に接着すると、かかる遮音・断熱下地材1の表裏面における凹部2、2a…、3、3a…により、下地面材6及び躯体壁Wの壁面への接着面を部分的にし点状接着と同様の構造にして、遮音効果を向上させる。 (もっと読む)


【課題】板・膜振動型の吸音構造体において、当該吸音構造体における吸音効率を高めることのできる吸音構造体を提供する。
【解決手段】振動体30の外側に設けた音響フィルタ50は、矩形状の枠体51と、格子状に配置され、複数の流路53を形成する複数枚の板体52,52,・・・と、を具備する。音響フィルタ50は、各流路53を通過した音に垂直方向の成分を持たせる。これにより、音は、振動体30に対して垂直方向から到達する。振動体30に音のエネルギーが効率良く伝わることで音響フィルタ50を有していない吸音構造体に比べて、吸音効率を高める。 (もっと読む)


【課題】ヘルムホルツ共鳴器と板・膜振動吸音構造とを組み合わせて設ける場合において、吸音効率の向上を簡便な構成で実現する。
【解決手段】吸音構造10は、筐体11と閉塞部材12とを備える。筐体11は、中空領域を有し、その開口部が閉塞部材12により塞がれている。筐体11は、中空領域を隔てる隔壁を有し、図においては、中空領域を円形の第1領域とそれ以外の第2領域とに分けている。閉塞部材12は、振動する板状又は膜状の部材であり、第2領域に面する位置に孔部が設けられている。 (もっと読む)


【課題】低周波領域において良好な吸音効果が得られるとともに、高い平均吸音率を達成できる吸音体を提供する。
【解決手段】開口部2aを有する枠体2と、開口部2aを覆う吸音材3とを有し、枠体2の厚みTが5〜20mm、開口部2aの内径Dが70〜160mm、吸音材3の厚みTが0.5〜3mm、吸音材3の比重Gが0.9〜1.6、吸音材3の貯蔵弾性率E’が1×10〜1×10Paであり、吸音材3は高分子材料(X)を用いて形成されており、該高分子材料(X)は80℃以上の融点または80℃以上のガラス転移点を有し、かつ該高分子材料(X)はtanδが0.08以上である高分子材料(A)を含む。 (もっと読む)


【課題】従前の構造を簡単に変更するだけで吸音効率を向上させることを可能にする。
【解決手段】吸音構造10は、筐体11と、振動体12とを備える。筐体11は、その内部が中空に構成されており、第1開口部は振動体12により塞がれている。振動体12は、振動する板状又は膜状の部材である。筐体11の側面には、第2開口部112が設けられている。吸音構造10は、第2開口部112が設けられることにより、気体層の気体が密閉されている場合に比べ、気体層の気体の流動性の制限が抑制される。 (もっと読む)


【課題】薄型化と、低音域の吸音特性の向上の両立を図ることが可能な吸音構造体を提供する。
【解決手段】貯蔵弾性率E’が0.01GPaを超1GPa未満の範囲であり、密度が0.5(g/cm)超2(g/cm)未満の範囲であり、厚みが0.3mm超3mm未満の範囲であり、内部摩擦(tanδ)が0.001超1未満の範囲である振動膜2と、振動膜2の裏面側に隣接する空気室3とが備えられ、振動膜2の表面側から音による空気振動が印加された際に、400Hz以下の周波数帯域においてランダム入射吸音率が0.4以上の吸音ピークを示す吸音構造体1を採用する。 (もっと読む)


【課題】音響部材のサイズの大型化を抑制しつつ、効果的に音を吸音・散乱させるとともに広い周波数帯で吸音・散乱効果を得る。
【解決手段】中空部材10において、中間層13は、開口部14に連なる近傍の中空領域20に構成されている。中間層13は、外部空間から中空部材10の開口部14及び反射面2に入射した音波に応じた反射波を反射面2が放射するときに、入射波に応じた共鳴体11,12の共鳴によって生じる反射波の開口部14における位相が、反射面2における反射波の位相と異なり、且つ開口部14の比音響インピーダンスを、その特性インピーダンスで除した値の絶対値が1未満となるように構成されている。このとき、開口部14周辺の外部空間では、共鳴現象による開口部14における作用により吸音効果を奏し、反射面2及び開口部14からのそれぞれの反射波による入射波との位相干渉によって生じる気体分子の流れにより散乱効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】振動体の構造全体の質量を大きく変更することなく吸音する音を変更可能とする。
【解決手段】吸音構造1は、筐体10と振動体20とで構成されている。振動体20は、弾性を有する合成樹脂で形成された第1部材21と、第1部材21よりヤング率が小さく弾性を有する合成樹脂で形成された第2部材22とで構成されており、第1部材21が第2部材22の中央部分の孔に固着されて板状の振動体20が形成されている。このように、振動体20の中央部分のヤング率が周縁部分より大きいと、振動体20全体を同じ素材で板状に形成し、振動体20全体の質量を重くして吸音する音を変更する場合と比較して、吸音される音が低くなる。 (もっと読む)


【課題】電気的な駆動手段を用いなくても良く音を吸音するようにする。
【解決手段】吸音体1においては、振動部30と空気層40とによる共振系により共振系の吸音機構が実現され、共振周波数をピーク周波数として音が吸音される。また、内部空間23を通ってきた共振周波数の音波が、共振系の振動と位相が半波長分ずれているため、共振系の振動により、空気が空気層40から貫通孔13へ押し出される状態にある場合には、空気層40内の空気が、よりダクト20内に移動して振動部30の振動が大きくなり、共振系の振動により、振動部30が空気層40と反対側へ変位している状態では、ダクト20内の空気が、より空気層40に移動して振動部30の振動が大きくなる。このように、吸音体1では、振動部30の振動が大きくなり、音波のエネルギーが大きく消費され、より吸音がされる。 (もっと読む)


【課題】車庫にて発生する騒音の周囲への影響を好適に抑えることができる車庫の防音システム及び車庫付き建物を提供すること。
【解決手段】住宅10にはリビングなどといった屋内スペース11に隣接させて車庫13が設けられている。車庫13は、住宅10に一体的に設けられた付属車庫となっており、車庫13内には自動車14の入庫が可能な車庫スペース15が形成されている。この場合、車庫スペース15の床面23上には端末装置42が設置されており、当該端末装置42からは低周波数域の騒音に対して逆位相のキャンセル音が出力される。また、車庫スペース15の天井面25には吸音材37が設けられているとともに、側面19aを構成する仕切壁19には共鳴空間が形成されている。これら吸音材37及び共鳴空間により、中高周波数域の騒音が吸音される。 (もっと読む)


【課題】共鳴により音を吸音しつつ、共鳴室の開口部から異物が入り込むのを抑えることを可能とする。
【解決手段】吸音体2においては、対向する上面部21と下面部23との間に分離壁部24が配置され、上面部21と下面部23との間に、空気層が形成されている。また、上面部21においては、空気層に繋がる開口部21Aが設けられている。そして、吸音体2は上面部21側が壁面に向けられ、壁面と上面部21との間に空間が生じるように、吸音体2が壁面上に配置される。このように吸音体2が配置された状態で部屋に音が発生すると、部屋内に発せられた音波のうち低周波数の音波は、上面部21と壁面との間の空間に入り込む。音波が上面部21と壁面との間の空間に入り込むと、開口部21Aを有する空気層により、音波のエネルギーが消費されて音が吸音される。 (もっと読む)


【課題】複数階建ての建物において階段スペースを通じて上階スペース又は下階スペースに音が伝搬することを良好に抑制可能な吸音構造、それを備えた建物及び吸音構造の製造方法を提供する。
【解決手段】2階建てユニット式建物に設けられた階段ユニット20は、複数の踏板21と、その複数の踏板21の両端部を支持する側板22と、各踏板21間に設けられる蹴込み板23と、踏板21及び蹴込み板23の下方において側板22に両端部が支持された複数の固定用木下地24と、固定用木下地24の下方に設けられ当該固定用木下地24に支持された石膏ボード25と、を備えている。この場合に、階段ユニット20には内部空間26が形成されており、当該内部空間26は蹴込み板23に形成されたスリット27を通じて階段移動スペース14a側に開放されている。また、内部空間26には吸音材29が設けられている。 (もっと読む)


【課題】吸音パネルで仕切られる両側空間を遮音しながら該両側空間についてそれぞれ吸音できるように
【解決手段】波板と平板を重ね合わせて管共鳴を生じる複数の空洞を形成する。すなわち2枚の平板52,54の間に波板56を挟み込んで吸音パネル50を構成する。この吸音パネル50を室の天井部分もしくは壁部分または床部分に敷き詰めて固定して室の内装面を構成する。室内側76に臨む平板52には空洞66に連通する開口部68を形成する。屋根裏80もしくは壁裏または床下に臨む平板54には空洞70に連通する開口部72を形成する。波板56は室内側76と天井裏80もしくは室内側76と壁裏または室内側76と床下の相互間を遮音する。波板56に代えて複数枚の仕切り板を配置して空洞を構成することもできる。 (もっと読む)


【課題】共鳴を利用した吸音パネルを簡易な構成で実現する。
【解決手段】波板と平板を重ね合わせて管共鳴を生じる複数の空洞を形成する。すなわち1枚の平板12と1枚の波板14を重ね合わせて吸音パネル10を構成し、波板10側を既設天井または既設壁28に装着して使用する。吸音パネル10の前面側に空洞20,26に連通する開口部22,24を形成する。複数台の吸音パネル10−1,10−2を、各空洞の端部が開口している側端面10a,10bどうしを突き合わせた状態に配列して相互に連結することもできる。連結することにより個々の吸音パネル10−1,10−2の空洞よりも長い空洞を形成することもできる。平板62と仕切り板64、平板92と円筒86、波板96と円筒86でそれぞれ吸音パネルを構成することもできる。 (もっと読む)


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