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Fターム[2E139BA10]の内容

Fターム[2E139BA10]に分類される特許

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【課題】ロッキングを許容しつつ、アスペクト比が大きな建物であっても確実に転倒防止を図ることができ、さらに上下方向の制震性能を付与することを可能にする免震建物の転倒防止構造及びこれを備えた免震建物を提供する。
【解決手段】転倒防止構造Bを外側転倒防止構造B1と内側転倒防止構造B2とを備えて構成する。外側転倒防止構造B1は、上部免震装置固定用部材6を横方向T1外側に延出させるように形成した外側抑え部7と、上下方向T2に所定の隙間をあけて外側抑え部7の上に延設された外側転倒防止構造本体部8とを備える。内側転倒防止構造B2は、側部10a、10bと内側抑え部10cとからなり、内側抑え部10cと上部免震装置固定用部材6の上下方向T2の間に所定の隙間をあけて下部免震装置固定用部材5及び上部免震装置固定用部材6を囲繞するように配設された内側転倒防止構造本体部10を備える。 (もっと読む)


【課題】ロッキングを許容しつつ、アスペクト比が大きな建物であっても確実に転倒防止を図ることができ、さらに上下方向と水平方向の制震性能を付与することを可能にする免震建物の転倒防止構造及びこれを備えた免震建物を提供する。
【解決手段】免震建物Aの外側に配設される外側転倒防止構造B1を備えており、この外側転倒防止構造B1は、免震装置1の下端部側を接続する下部構造体A2の下部免震装置固定用部材5を横方向T1外側に延出させるように形成した外側張出部7と、免震装置1の上端部側を接続する上部構造体A1の上部免震装置固定用部材6に繋がり、外側張出部7と横方向T1に所定の隙間をあけて上下方向T2に延設され、且つ上下方向T2に所定の隙間をあけて外側張出部7の下に延設された外側転倒防止構造本体部8とを備えるとともに、外側転倒防止構造本体部8と外側張出部7の上下方向T2の間に制震装置9を設けて構成する。 (もっと読む)


【課題】地震が発生した際において生じる構造物の最初の揺れを大幅に軽減させることが可能で、低メンテナンスでの使用が可能な免震構造物を提供する。
【解決手段】複数のすり鉢状凹部16が形成されたベース部10と、複数のすり鉢状凹部内16に転動可能に配設された複数の支持球20と、複数の支持球上に支持された躯体30と、躯体30の平面重心位置の重心位置すり鉢状凹部16Aに、中心から放射状に埋設された第1の電磁石60と、重心位置支持球20Aの中心から放射状に埋設された第2の電磁石70と、地震センサ40と、地震の加速度データに基づき、第1の電磁石60と第2の電磁石70の所要の電磁石62,72を励磁し、地震発生時において重心位置支持球20Aを自転させ、躯体30に作用する振動を減衰する減衰動作制御部50を具備することを特徴とする免震構造物100である。 (もっと読む)


【課題】建築空間を構成する床、天井、壁、窓等の建築構造物を基礎に剛結合された柱に緩く接合させることで、地震時の上下方向、水平方向振動が建築空間に伝わりにくくする。
【解決手段】地盤1上に設置された基礎2に剛結合された柱のグループA(3−1,3−2)と、各階の建築空間を構成する床、天井、壁、窓、各階に属する柱等のグループB(B1、B2)とが剛結合されておらず、弾性体やスプリングなどの免振部材5を通して緩やかに接続されると同時に、グループB同士は拘束装置23で程よく拘束されていることにより、地震動時の上下方向・水平方向振動が建築空間に伝わり難く、建築物全体の揺れも小さく抑えられること及び通常時は係留装置6によりグループBがグループAの柱に係留されることで風圧による建築空間の揺れが無い。 (もっと読む)


【課題】流体の質量移動効果を高めて振動を低減する振動低減装置を提供する。
【解決手段】振動低減装置10は、機能性流体11を充填するシリンダ20と、シリンダ内に移動自在に収納されシリンダ内を第1流体室21と第2流体室22とに区画するピストン30と、ピストンに接続されシリンダの外部に伸びるロッド40と、第1流体室と第2流体室とを連通し第1流体室と第2流体室との間で機能性流体を移動させるバイパス通路50と、を有している。そして、振動時に発生するシリンダに対するピストンの相対変位によって、バイパス通路内の機能性流体を移動させて相対的な慣性力を生じさせることによって振動を低減している。ここで、機能性流体は密度が比較的大きいので、流体の質量移動効果を高めて振動を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】 簡易な構成で免震・制振性能を最適化するのに適したダンパーとそれを用いた免制震機構を提供しようとする。
【解決手段】
従来のダンパーにかわって、外周面に長手方向に沿って所定のリードを持つ螺旋状の溝である螺旋溝を設けられた軸体である直動軸と、前記螺旋溝に倣って案内される回転体と、前記回転体に同軸に固定され円筒状の輪郭を持つロータと、前記ロータの外周を囲う内周を持つステータと、前記回転体と前記ロータとを回転自在に支持し前記ステータを回転不能に支持するフレームと、前記ロータまたは前記ステータに流れる電流を制御する電流制御器と、を備えるものとした。 (もっと読む)


【課題】ロッキング動や水平面内における捩れ運動のような回転を伴う振動を制御するための有効適切な振動制御機構を提供する。
【解決手段】構造体(建物1)を固定端に対して免震装置(バネ2)により免震支持するとともに、構造体と固定端との間に複数のダンパーを設置して該ダンパーにより構造体が固定端に対して回転を伴う振動を生じることを抑制する。前記ダンパーとして構造物の振動により発電機が駆動されて抵抗力を生じる発電型ダンパー10を用い、かつ各発電型ダンパーの発電機どうしを電気回路20により並列接続する。電気回路には各発電機に流れる電流を制御することにより各発電型ダンパーが生じる抵抗力を制御する制御回路を組み込む。 (もっと読む)


本発明は、実質的に管状の塔構造物と、1つまたは複数の振動減衰システムとを備える風力タービンに関する。この風力タービンでは、前記1つまたは複数の振動減衰システムのうちの少なくとも1つが、複数の筋交い要素と減衰要素とを備えており、前記筋交い要素のうちの1つが前記塔構造物に結合されており、塔構造物が局所的に変位すると、ダンパの長手軸に沿ったダンパの変位が増大するように、前記筋交い要素と減衰要素とが連結されている。本発明は、さらに、1つまたは複数のトグル筋交い振動減衰システムを使用して風力タービン塔の振動を減衰させる方法、および風力タービンの振動を減衰させるための、トグル筋交い振動減衰システムの使用法を提供する。
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【課題】 同一又は接近した固有振動数を有する構造物の振動を効果的に制御でき、風による揺れは勿論のこと大地震に対しても対応することができる上に、簡単に最適設計が可能な連結制振構造を提供すること。
【解決手段】 制振構造1は、同一又は接近した固有振動数を有して同一振動特性をもつビル2及び3を、その振動振幅の異なる部位4、5、6及び7で一対の連結手段8及び9を介して連結し、ビル2及び3同士の相互作用力により当該ビル2及び3の振動を制御するようにしたものである。 (もっと読む)


【課題】建物に低廉なコストで微小振動から大地震までの制振効果を与えることが出来る制振建物の提供。
【解決手段】建物本体部A1の上方に該建物本体部A1に対して移動可能に支承された付加質量部A2と、建物本体部A1と付加質量部A2との間に介在し、復元力特性と減衰性とのうちの少なくとも1つを変更し得る制振部A3と、所定の階層の地震時の振動応答値を検出する振動応答値検出手段となる加速度センサ6〜9と、該加速度センサ6〜9により検出された振動応答値と、制振建物Aの振動特性とに基づいて、復元力と減衰値とを算出する演算装置と、該演算装置で得られた前記復元力及び減衰値に基づいて、前記制振部A3の復元力特性と減衰性の一方または両方を変化させる振動特性変更手段とを有する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、建物本体に手を加えることなく、かつ低コストで高い制振効果が得られる建物の慣性質量制振装置を提供することを可能にすることを目的としている。
【解決手段】 建物Aの周囲に立設された鉛直荷重のみを支持し得る複数の鉛直荷重支持部材1と、建物Aを跨ぎ複数の鉛直荷重支持部材1に架け渡される横架材2と、該横架材2と建物Aとの間に介在する復元部材3及び減衰部材4と、横架材2で支持された積載物5とを有して構成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 機械強度などを保ちながら系全体のばね定数を低下させて、振動抑制装置を含む系の固有振動数を低下させ、振動抑制の特性を向上させることができる振動抑制装置を提供する
【解決手段】 基礎Bと、その基礎Bから所定距離離間して配置される振動抑制対象部Sとの間に設けられて、三次元の振動を絶縁又は減衰する振動抑制装置100であって、第1方向に伸縮可能であり、自然状態において前記基礎Bと前記振動抑制対象部Sとを所定距離離間させて保つとともに、前記基礎Bから前記振動抑制対象部Sへの振動を主として絶縁する振動絶縁機構SPと、前記基礎Bから前記振動抑制対象部Sへの振動を主として減衰する振動減衰機構8と、前記振動絶縁機構SPとともに、前記振動抑制対象部Sを前記基礎Bに対して支持する弾性リンク機構7と、を備えた。 (もっと読む)


【課題】揺れが小さい時には、両構造物間に生じる相対変位を利用して効率的な減衰効果を得ることができるとともに、揺れが大きい時には、耐震性能の低い構造物に対して優先的に揺れの応答を低減することができる構造物の連結制震構造を提供する。
【解決手段】第1の構造物1および耐震性能が低い第2の構造物2を連結する可変減衰装置3と、第2の構造物2の揺れの大きさを検出する第1のセンサ5と、この第1のセンサからの検出信号に基づいて可変減衰装置3の減衰係数を制御する制御手段4とを備え、可変減衰装置3は、平常時に第1および第2の構造物1、2の双方の揺れを減衰可能な減衰係数に固定されているとともに、制御手段4は、予め設定した第2の構造物2の損傷につながるレベルを超える揺れを第1のセンサ5が検出した際に、可変減衰装置3の減衰係数を、第2の構造物2の揺れを優先的に抑えるように切換制御する。 (もっと読む)


【課題】鉄骨構造において開口に制約を生じさせることがなく、しかも外乱に応じた制震力が得られたり、内部応力を許容値内に抑えることができたりする柱脚構造、その利用方法および利用システムを提供する。
【解決手段】柱脚部11の基端部12に球状体13を下方に突出させて設け、かつ、球面電磁石マトリックス41を球状体13を包むようにして設け、その電磁力を外乱検知部により検知された揺れおよびその方向に応じて調節して柱脚部11の固定度を調節する柱脚構造10である。 (もっと読む)


【課題】振り子の原理と転動原理を融合して、コンパクトで長期振動による大振幅発生時にも常に一定の振動数を保つ高性能な制振装置を提供する。
【解決手段】転動子20と、該転動子20を転動可能に支持する支持体30とを備えて成り、支持体30は、水平面に対して下方へ凹む湾曲断面に形成されて、転動子20が転動するための支持面40を有し、支持面40は、その中央の最下部から両側方向に遠ざかるにつれて、前記湾曲断面を規定する湾曲線の曲率半径が漸次短縮すると共に、該曲率半径の中心が前記最下部を通る鉛直線上を漸次下降する形状に設定される。 (もっと読む)


【課題】 多雪地域等におけるシェルタ状の全覆型上家(屋根)を有する駅舎で使用され、列車通過時以外には降雪等の吹込みを防止するとともに、列車通過時における駅舎内の圧力変動の減少とその際の降雪の吹込みを低減することが可能なルーバおよび駅施設の圧力低減構造を提供する。
【解決手段】 通常時は、ピン25が凹部29に嵌り、羽11cが固定される。列車通過時は、固定が解除され、羽11が自由に動作可能な状態となる。羽11cは錘21によって、略鉛直方向に停止する。羽11cが壁8の外方または内方より力を受け、力が錘21による引張力に打ち勝つと、羽11cは軸13を中心に回転動作し、穴12に隙間を生じて、壁8の外部と内部とで通気が行われる。 (もっと読む)


【課題】建築躯体の内部に自立して駐車場鉄骨架構が設置されている機械式立体駐車場等のように、互いの振動によって接触する可能性を有して自立する2つの構造体の間に介装されて、通常時には、両構造体間の振動伝達を適切に防止するとともに、地震時には、両構造体間の衝突の衝撃を適切に緩和することができる構造体の防振構造を提供する。
【解決手段】駐車場鉄骨架構11の防振ブラケット本体14と、建築躯体10のそれぞれに互いに反発するように磁石21と磁石22が取り付けられており、通常時には、磁石21と磁石22の反発力によって、建築躯体10と防振ブラケット13の間に間隔Dが確保され、駐車場鉄骨架構11の振動が建築躯体10に伝達することが防止されるとともに、地震時には、磁石21と磁石22が接触して、衝突の衝撃を緩和しながら駐車場鉄骨架構11と建築躯体10の間で応力が伝達される。 (もっと読む)


【課題】外部電力の供給を要することなく、振動エネルギーの大きさに応じて減衰係数を変化させて、好適に制振対象物に減衰性能を付与することが可能な制振システムを提供する。
【解決手段】制振対象物Tに作用した振動エネルギーを減衰させてこの制振対象物Tに制振性能を付与するための種類の異なる複数のダンパ1、2を備えてなる制振システムAであって、発電機1aによって振動エネルギーを電気エネルギーに変換することにより振動エネルギーを減衰させる発電ダンパ1と、発電ダンパ1の発電機1aから電気エネルギーが供給され、この電気エネルギーの大きさに応じて減衰係数が変化する可変減衰ダンパ2とを備えてなる。 (もっと読む)


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