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Fターム[2E139BD32]の内容

異常な外部の影響に耐えるための建築物 (12,908) | 制振装置の取付対象 (1,375) | 構造物内の設置位置 (345) | 断面上の配置位置 (288)

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【課題】滑り材の熱を逃がすことができる摩擦ダンパーを得る。
【解決手段】摩擦ダンパー10は、主に、板材12と、滑り材14と、相手板16、18とで構成されている。地震等の揺れが生じると、滑り材14と相手板16、18との界面で摩擦力が発生し、揺れの振動エネルギーが徐々に減衰され、建物100の制震が行われる。ここで、摩擦力が発生するとき、滑り材14又は相手板16、18が発熱するが、相手板16、18は、熱伝導率が80W/m・K・秒以上の鉄板を用いており、局部的な熱拡散の程度が平均的な熱拡散の程度に比して十分大きくなっているので、発生した熱が建物100の躯体へ速やかに放散する。このため、短時間の地震応答に対しては摩擦力が低下せず、長時間の地震応答に対しては滑り材14が溶融したり破壊したりすることがないので、摩擦ダンパー10の制震効果を維持できる。 (もっと読む)


【課題】 建物内に組込まれる塔状構造体が、通常時は剛構造で、大地震時には自動的に柔構造に変換される立体駐車装置を提供すること。
【解決手段】 鉛直方向に設けた主柱10と水平方向に設けた梁11とによって形成された立駐塔2が建物B内に組込まれ、この立駐塔2の少なくとも1面が建物躯体Fから外部に面しており、前記立駐塔2の横剛性を高めるための架設構造部材に、この立駐塔2が大きく揺れても破壊されない高剛性斜材41と、立駐塔2が大きく揺れると破壊される低剛性斜材42とを混在させて配設する。 (もっと読む)


【課題】 制震装置の正加力、負加力の増幅倍率を均等にするとともに、騒音・振動・粉塵の発生を抑えて効率的に施工できる制震構造物を提供することである。
【解決手段】 制震構造物1は、建物2の柱3と梁4とからなる架構5と同じ形状の外枠8と、該外枠8の一方の対角部に後端が回転自在に設置された第1ブレース21および第2ブレース22の先端部に、外枠8の他方の対角部の一方から伸びたダンパー25の先端部が接続されてなる可変ブレース機構9とから制震装置6が構成され、該制震装置6が建物2の各階の柱と梁とからなる架構5に左右対称に設置されたことである。 (もっと読む)


【課題】第1構築物を跨いで第2構築物を構築した建物における耐震性や耐風安定性を向上させることが可能な建物、その増築構造および増築方法を提供すること。
【解決手段】第2構築物3の柱体4が第1構築物2に接続されず、隙間S1を介して立設された独立柱とされていることで、第2構築物3を長周期化して第1構築物2に対する1次固有周期の比を大きくすることができ、第2構築物3への地震動入力を低減することができる。さらに、地震時や強風時において、固有周期の長い第2構築物3がゆっくり大きな振幅で揺れようとしても、第1構築物2に連結された軸変形ダンパー6が減衰力を発揮することで、第2構築物3の振動エネルギーを吸収して揺れを抑えることができ、耐震性や耐風安定性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】大掛かりな基礎を設けることなく振動の増幅を抑制することが可能な制振自立塀を提供すること。
【解決手段】間隔を置いて立設された複数の支柱2を介してパネル3を固定してなる自立塀1である。支柱2は、下端が施工基準面に固定された固定端であると共に、上端が自由端である。支柱2の内部、あるいは支柱2とパネル3とが対面する部分の少なくとも一部に、施工基準面の振動に伴ってパネル3が振動することを抑制するための粘弾性体4を配設した。支柱2は、2つのT型鋼201の互いの背面同士の間の少なくとも一部に粘弾性体4を介在させて組み合わせて、全体の断面形状が略十字型となるよう互いに略直角をなす4枚の側片202を備えた形状を有してなり、パネル3は、その両側端面である小口面301に内方に凹んだスリット302を有し、スリット302にそれぞれ支柱2の側片202を差し込むことにより固定してあることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】地震などによる建物躯体の変形が小さい場合にも大きなエネルギー吸収を可能とし、大きな減衰力を発揮できる制振構造を提供する。
【解決手段】矩形フレーム3に一対の支持部7,7が対向して設けられ、この一対の支持部7,7によって振り子部材6が支持されており、この振り子部材6の端部とフレーム3との間に制振部材11,11が設けられている。したがって、躯体変形によって支持部7,7が変位すると、振り子部材6が支持部7,7間の略中央部を中心として振れ、この振り子部材6の端部は振れが増幅されるので、振り子部材6の端部と建物躯体(矩形フレーム3)1との間に設けられている制振部材の変形を増幅できるので、建物躯体1の小さな変形から制振機能を有効に働かせることができる。 (もっと読む)


【課題】大きな付加質量を必要とせず、設置位置に対する制約や設置箇所数も少なく、高層建物等の多層構造物に適用して充分な振動低減効果が得られる有効な振動低減機構とその諸元設定方法を提供する。
【解決手段】多層構造物の任意の層に、層間変形によって作動して錘の回転により回転慣性質量Ψを生じる回転慣性質量ダンパー1を設置するとともに、該回転慣性質量ダンパーと直列に付加バネ2を設置し、回転慣性質量と付加バネとにより定まる固有振動数を、構造物の固有振動数に同調させる。 (もっと読む)


【課題】先の中越地震や阪神淡路大震災も最初は震度7の大きな縦揺れであった。
特に震源地の淡路島北淡町では、震度7の突き上げる様な物凄い縦揺れで、土台と基礎をつなぐボルトやナットが飛んだりグランドピアノやベッドが宙に浮く等の強烈な衝撃があり、多くの死傷者が出た。今の耐震構造では、地震の揺れが、そのまま伝わり、特に木造の家屋はホゾを、上から入れるものが殆どで、いくら金物で留めても大地震の縦揺れの衝撃で突き上げられると外れたり緩んだりしてその後横揺れで筋交いが折れたり外れたりして桁、等を突き上げて倒壊する例が多くあり、いかに最初の大きな縦揺れを逃がせるかが課題であった。
【解決手段】 震度7の大きな縦揺れや、横揺れが数分間続いても、土台の台形振動受けが、勾配と摩擦や、スプリングの力で上下左右に動いて衝撃を逃がし、あたかも胴上げやシーソーをしている様なゆっくりとした揺れに変えられる、八角形土台免震装置。 (もっと読む)


風力タービンに向けた特定の用途で、高度が高く、荷重が重い用途のためのスペースフレーム構成を有する構造タワーが開示されている。構造タワーは、スペースフレームの長手方向、対角線または水平方向部材内の減衰または非減衰支柱を含む。構造タワー内の1つまたは複数の減衰支柱は、非周期的な突風または持続する高速の風によって生じる共鳴振動または振動を減衰させる。構造タワーの種々の長手方向および対角線部材は、スペースフレームの対応する長手方向または対角線継手にピン、ボルト、フランジまたは溶接によって固定することができる。 (もっと読む)


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