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Fターム[2E139BD32]の内容

異常な外部の影響に耐えるための建築物 (12,908) | 制振装置の取付対象 (1,375) | 構造物内の設置位置 (345) | 断面上の配置位置 (288)

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【課題】地震力などの外力に対して柱および梁の弾性範囲で外力に抵抗することができ、またこれによりする架構内にブレース等の補強材がなく、広々とした開口を確保することができるラーメン構造の骨組を提供する。
【解決手段】下階梁2と、上階梁3と、下階梁2と上階梁3との間に配置された柱1とからなるラーメン構造の骨組において、下階梁2と柱1および上階梁3と柱1を、これらの接合部に配置された継手金物4を介してそれぞれ接合する。継手金物4は柱1の下階梁2および上階梁3の長手方向の両端側に配置する。継手金物4と柱1とは剛接合、継手金物4と下階梁2および上階梁3とはピン接合によって接合する。骨組に作用する外力に対して柱1と下階梁2および上階梁3の弾性を保持しつつ塑性変形して抵抗するように構成する。 (もっと読む)


【課題】減衰の小さい塔状構造物の応答を効果的に抑制する。
【解決手段】基壇部2の頂部から塔状部1を立設した形態の塔状構造物の制振構造であって、基壇部の水平剛性を塔状部の水平剛性よりも大きく設定するとともに、基壇部の水平剛性と並列に慣性質量ダンパー3とオイルダンパー4等の減衰要素とを設置して、該基壇部の水平剛性と前記慣性質量ダンパーによる慣性質量により定まる振動数を前記塔状部の固有振動数に同調させる。塔状部の水平剛性k1、基壇部の水平剛性k2、塔状部の有効質量m1であるとき、慣性質量ダンパーによる慣性質量ψを ψ≒(k2/k1)m1 とすれば良い。 (もっと読む)


【課題】地震力を吸収して構造物の損傷を抑制することを確保しつつ、構造が簡単で、コスト的に有利であり、かつ施工が容易な制震装置を提供する。
【解決手段】制震装置1は、複数の構造体からなる構造物2に用いられる制震装置であり、ケーブル6と、第1構造体3に固定可能であり、ケーブル6の一端部を定着する第1定着部材7と、ケーブル6に嵌合される嵌合部材8と、嵌合部材8を、第2構造体4に固定する固定部材9とを含み、嵌合部材8は、ケーブル6との間で所定の摩擦力が作用するようにケーブル6に嵌合しており、ケーブル6は、前記所定の摩擦力を超える引張力を受けたときに嵌合部材8に対して相対的にスライド移動する。 (もっと読む)


【課題】制振性能を向上させることを目的とする。
【解決手段】揺動体26が、建物12の複数層にまたがって配置されている。この揺動体26の上端部26Aは建物に固定され、その下端部26Bは自由端とされている。従って、地震、風等によって建物12に外力が作用し、建物12に曲げ変形が生じると、建物本体13に設けられた連結部34に対して、揺動体26の下端部側に設けられた連結部32が相対変位する。これにより、連結部34、32に連結されたオイルダンパー30に力が伝達され、振動エネルギーが吸収される。 (もっと読む)


【課題】構造物の開口部を開閉する開閉板を、耐震壁又は制震壁として機能させる。
【解決手段】震などの外乱が出入口50に加わると、梁52からスライドレール170を介して水平方向のせん断力がシャッター110に伝達される。シャッター110に伝達されたせん断力は、コッター180及び係合部186を介してスラブ54に伝達される。シャッター110を介して、出入口50を構成する梁52からスラブ54に水平方向のせん断力が伝達される。すなわち、シャッター110が水平方向のせん断力を負担し、地震などの外乱による出入口50の変形が抑制される。つまり、シャッター110が耐震壁として機能する。 (もっと読む)


【課題】構造物の開口部を開閉する開閉板を、耐震壁又は制震壁として機能させる。
【解決手段】倉庫10の出入口をシャッター110が閉じた状態において、操作部802を操作し、ポンプ装置250を作動させ、チューブ220を膨張させると、チューブ220の圧力によって、シャッター110を構成する各スラット120の端部鋼板290が押されて、各スラット120がガイドレール200に固定される。よって、一対のレール部材200は、垂壁51からシャッター110を構成するスラット120に水平方向のせん断力が伝達される。更に、シャッター110を構成するスラット120から一対のレール部材200に水平方向のせん断力が伝達される。そして、レール部材200から水平方向のせん断力がスラブ54に伝達される。 (もっと読む)


【課題】 同一又は接近した固有振動数を有する構造物の振動を効果的に制御でき、風による揺れは勿論のこと大地震に対しても対応することができる上に、簡単に最適設計が可能な連結制振構造を提供すること。
【解決手段】 制振構造1は、同一又は接近した固有振動数を有して同一振動特性をもつビル2及び3を、その振動振幅の異なる部位4、5、6及び7で一対の連結手段8及び9を介して連結し、ビル2及び3同士の相互作用力により当該ビル2及び3の振動を制御するようにしたものである。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単であって安価に製造することができ、メンテナンスの回数が少なく、設置も容易に行うことができるエネルギー吸収性能の高い摩擦ダンパーを提供する。
【解決手段】摩擦ダンパー1において、相対変位する一方の構造部側に固定され、表面に連続した波形の凹凸が形成された第1部材2と、相対変位する他方の構造部側に固定され、前記第1部材2に移動自在に嵌挿されるケース6を備えた第2部材5とを、有し、前記第2部材5のケース内に前記第1部材2の波形の凹凸と係合する波形の凹凸8を形成した摩擦部材7が軸方向の移動を拘束されとともに、弾性部材9を介して前記第1部材2側に押圧付勢されて収容される。 (もっと読む)


【課題】重量のある構築物の転倒防止がより簡便、容易に施工できる、弾性体シートと塊状体とを組み合わせた器材およびこの器材を用いて転倒防止された構築物の提供。
【解決手段】内部塊状体3を内部に配した弾性体シート2の周縁部に、内部塊状体の高さより大きい高さの外部塊状体4が配してあることを特徴とする転倒防止用器材1、および、この転倒防止用器材1を、石材5、6の間に挿入して、石材を積み重ねて構築された耐震構築物。 (もっと読む)


【課題】設置に大きな制限を受けることがなく、確実且つ好適に鉄骨架構の応答を低減させることが可能な鉄骨架構の制振構造を提供する。
【解決手段】鉄骨柱11と鉄骨梁12を組み付けて多層構造で形成された鉄骨架構10の制振構造Cであって、制振ダンパー14とブレース15を備えて構成する。そして、制振ダンパー14は、鉄骨架構10を設置した床面Fに固設する。また、ブレース15は、鉄骨柱11と鉄骨梁12で囲まれた構面T1の外側に且つ複数層に跨って配設する。さらに、ブレース15を、一端15aを制振ダンパー14に繋げ、他端15bを鉄骨架構10の上層に繋げて設ける。 (もっと読む)


【課題】大地震時に損傷する耐力パネルを第1層に限定し、また損傷する部位も限定するとともに容易に交換可能な構成として修復工事にかかる手間やコストを可及的に低減できる建物を提供する。
【解決手段】柱10、11、15梁1〜4の接合部をピン接合された軸組の各層に耐力パネルA、Bを複数配置して架構が形成された建物において、大地震時に、第1層の耐力パネルAが上層の各耐力パネルBよりも先行して降伏するように構成される。耐力パネルAは他の部位に先行して降伏する変形部22を有し、且つ変形部22が交換可能に構成される。耐力パネルBは耐力パネルAに比べて靭性に劣り且つ構成が単純な材料からなる。耐力パネルAの変形部位22は、鋼材からなり、耐力パネルBは、一対の斜材をX字状に配置してなるブレース16で構成される。 (もっと読む)


【課題】耐震壁に生じているせん断力を耐震壁下側の梁に効率よく伝達することが可能でありながらも、耐震壁の水平剛性および耐力が高まり過ぎるのを防ぐことにより、地震力による耐震壁への応力集中や耐震壁周囲の架構への応力集中を軽減することが可能な耐震構造を提供することを課題とする。
【解決手段】直線状に連設された一対の支持梁1,1と、支持梁1,1の上に並設された一対の耐震壁2,2と、を具備する耐震構造であって、一方の支持梁1に一方の耐震壁2の下端部を剛接合するとともに、他方の支持梁1に他方の耐震壁2の下端部を剛接合し、耐震壁2,2の間に確保された帯状空間Vの下方において支持梁1,1を離間させる。 (もっと読む)


【課題】 キャビンが昇降しても制振効果に劣化が生じないようにする。
【解決手段】 塔状構造物本体2に昇降式のキャビン3を備えた塔状構造物1の所要個所に、可動マス12と、その固有振動数を調整するためのばね定数が調整可能なばね要素13と、ダンパ要素14とからなる振動系を備えたパッシブ型の動吸振器11を設ける。塔状構造物1にてキャビン3の高さ位置hが変化するときに、キャビン3の高さ位置hの変化と塔状構造物1の固有振動数の変化との関係を予め数値計算又は実測により蓄積したデータベースを備えた制御器16にて、キャビン3の高さ位置hの情報を基に、塔状構造物1の固有振動数を求めて、パッシブ型の動吸振器11におけるばね要素13のばね定数を、可動マス12の固有振動数が求めた塔状構造物1の固有振動数に常に同調するように調整させる。 (もっと読む)


【課題】免震構造のように挙動する有効適切な制震構造(擬似免震構造)を実現する。
【解決手段】多層建物における低層階の複数層を上層階の各層よりも低剛性の柔層としてそれら柔層により上層階全体を支持し、各柔層にそれぞれ回転慣性質量ダンパー1と付加減衰(オイルダンパー2)を層剛性と並列に配置し、各諸元を以下の(1)〜(4)の全てを満足するように設定する。(1)各柔層の層剛性が上層階各層の層剛性の最大値の1/2以下であること。(2)各柔層の層剛性Ki(kN/m)、各柔層が支持する支持質量Mi(ton)、各柔層の階高Hi(m)、重力加速度g(=9.8m/s2)としたとき、10≦HiKi/(Mig)≦80 。(3)各柔層に設置する各回転慣性質量ダンパーの慣性質量ψiとしたとき、ψi=(0.5〜2.0)Mi。(4)柔層に設置する付加減衰の減衰係数ci、柔層の層数n、減衰定数h=0.2〜1.0、建物の1次固有振動数f1としたとき、ci=(2.5〜12.5)nf1Mi(もっと読む)


【課題】浮体の固有周期に近い周期帯域の浮体に作用する水平外力に対しても、浮体の水平挙動を抑制する。
【解決手段】浮体構造物本体2は底部に形成された凹部9に気密性の空気室6を設けており、浮体構造物本体2が液体4の配された免震ピット3の内方に配設される際には、気密性空気室6の底面には液体室4aの液体4が接している。付加減衰機構10aは凹部9と気密性の空気室6と液体4aを備えており、地震等が発生して浮体構造物2が水平移動すると凹部9内で液体4aの液面に波が生じて、この波の波力が浮体構造物本体2の揺れと反対方向に揺れて浮体構造物本体2の水平挙動を抑制する。 (もっと読む)


【課題】内板の側面側での粘弾性体の破損を効果的に防止して、粘弾性体への安定した入力及び剪断変形を維持して好適な減衰性能や耐久性を得る。
【解決手段】制震ダンパー1において、内板3における厚み方向と平行な側面と外筒2の内面との間に、内板3の厚み方向で外筒2と内板3との間に介在される粘弾性体4の材料厚みTと等しい隙間S2を設けて、当該隙間S2にも粘弾性体4を接着状態で介在させるようにした。 (もっと読む)


【課題】安価な手法で建築物の倒壊を少しでも長く防ぐことのできるような倒壊防止の装置を提案する。
【解決手段】本発明で提案する建築物倒壊防止装置は、建築物1の外壁に基端部11がヒンジ接続されて垂下した支柱体10を含んで構成され、当該建築物が傾いたときに、支柱体10がヒンジ接続を軸に外壁から離れる方へ揺動すると共にその先端部15が伸長して接地し、該伸長状態を維持する支柱体10が建築物の傾きに抵抗することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 立体駐車装置を建物ボイド内壁面に支持させながら、その運転音や小振動が建物躯体へ伝播することを抑制し、地震等の大きな揺れに対しては立体駐車装置が建物躯体に追従して揺れるように作用する、建物ボイド内組込型の立体駐車装置用の水平サポート装置を提供する。
【解決手段】 ボイド3内に設置された駐車装置1と前記ボイドの隔壁内面5aとの間に配設される、隔壁内面5aに駐車装置1を支持させるための水平サポート装置25であって、駐車装置1の立駐塔4に接続され、前記隔壁内面5aとの間に隙間を介して配置される第一緩衝部材26と、立駐塔4および隔壁内面5aの内面の両方に接するように配置される第二緩衝部材27とを備えており、第二緩衝部材27の対歪剛性が第一緩衝部材26の対歪剛性より小さくされている。 (もっと読む)


【課題】原理的にはTMDと同様に機能するものの、従来一般のTMDのように格別の付加質量を必要とせずに、充分な応答低減効果が得られる制振構造とその諸元設定方法を提供する。
【解決手段】建物内の任意の層間(たとえば1階と2階との間)に中段階(たとえば中2階)として使用する中間層5を設置し、中間層の躯体を上層および下層の躯体に対してそれぞれ上下の支持部材(吊り材6および間柱7)を介して水平変位可能に支持し、中間層と上層または下層との間には付加バネ10を介装し、中間層と上下の支持部材と付加バネにより構成される付加振動系を建物内に設ける。中間層の質量mと、中間層と上層との間の層剛性k01と、中間層と下層との間の層剛性k02と、付加バネのバネ定数kとにより定まる付加振動系の固有振動数を、建物の固有振動数に同調させる。 (もっと読む)


【課題】滑り材の熱を逃がすことができる摩擦ダンパーを得る。
【解決手段】摩擦ダンパー10は、主に、板材12と、滑り材14と、相手板16、18とで構成されている。地震等の揺れが生じると、滑り材14と相手板16、18との界面で摩擦力が発生し、揺れの振動エネルギーが徐々に減衰され、建物100の制震が行われる。ここで、摩擦力が発生するとき、滑り材14又は相手板16、18が発熱するが、相手板16、18は、熱伝導率が80W/m・K・秒以上の鉄板を用いており、局部的な熱拡散の程度が平均的な熱拡散の程度に比して十分大きくなっているので、発生した熱が建物100の躯体へ速やかに放散する。このため、短時間の地震応答に対しては摩擦力が低下せず、長時間の地震応答に対しては滑り材14が溶融したり破壊したりすることがないので、摩擦ダンパー10の制震効果を維持できる。 (もっと読む)


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