説明

Fターム[2G043KA07]の内容

Fターム[2G043KA07]に分類される特許

61 - 80 / 114


【課題】本発明では、励起光波長を高速に切り換えることができるレーザー走査型顕微鏡を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の上記課題は、複数波長のレーザーを切り換えて試料に照射するレーザー走査型顕微鏡において、前記複数波長のレーザーを入射し、所望の波長のレーザーのみを選択的に前記試料に照射するための光路に射出する電気光学結晶と、前記所望の波長のレーザーによって励起された前記試料内の蛍光物質から放射された蛍光が前記電気光学結晶を通過した後の結像面に配置される、前記電気光学結晶の屈折率傾斜の方向に開口した共焦点スリットとを備え、前記電気光学結晶に印加する電圧を制御することによって、前記所望の波長のレーザーを動的に切り換えることによって解決される。 (もっと読む)


ワイヤグリッドバイオセンサのアナライト流体に存在する発光団によって放出される放射線をモニタする装置。モニタリング装置は、前記バイオセンサのアナライト流体中に配される蛍光標識を励起するために、ワイヤグリッドバイオセンサを照明する非偏光の光源41を有する。検出器71は、励起後、標識によって放出される放射線を検出する。偏光フィルタ53は、トランスペアレントな基板及び検出器の間に配置され、アナライト流体中の、ワイヤグリッドの開口の外側に位置する標識からのバックグラウンド放出放射線を抑制する。
(もっと読む)


歯牙(20)を撮像する装置(10)であって、イメージセンサと、多色広帯域光を発する白色光源(12)と、狭帯域光を発する紫外光源と、その多色広帯域光及び狭帯域光を歯牙照明光として同じ照明光路上に送出する結合器(15)と、その照明光中のある偏向成分を通し歯牙に至る光軸(216)上に送出する偏向ビームスプリッタ(18)と、低コヒーレンス光を標本光路向けのものと基準光路向けのものとに分岐させる光干渉断層撮像(OCT)装置(70)と、偏向照明光及び標本光路向け低コヒーレンス光を光軸(216)上に送出するダイクロイック素子(78)と、白色光像(124)、蛍光像(120)又はその双方に基づき注目領域を特定するイメージプロセッサ(100)と、を備える。OCT装置(70)はその注目領域のOCT走査像を捉える。
(もっと読む)


【課題】光透過性の膜試料の深さ方向解析に必要な界面情報を付与するために、微弱なラマン散乱光を検出器で測定しつつ、界面反射情報を含んだレイリー光を同一の一系統の検出光学系で検出することを目的とする。
【解決手段】レーザ光源30と、試料1にレーザ光を照射し、試料1からの散乱光を受光する分離光学素子33及び対物レンズを有した顕微光学系と、散乱光を分光する分光手段と、前記分光された散乱光の強度を検出する光検出手段36とを有するラマン分光測定装置において、前記散乱光が入射する前記分光手段の光路前面に固定された第一のレーザ光遮断光学素子37と、差し替え可能な第二のレーザ光遮断光学素子38とを備え、第一のレーザ光遮断光学素子37のレーザ光波長に対する透過率を10-4〜10-5の範囲とし、第二のレーザ光遮断光学素子38のレーザ光波長に対する透過率を10-6以下としたことを特徴とするラマン分光測定装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】ポンプ光とイレース光との光学調整を簡単かつ正確に行うことができ、超解像効果を確実に発現できる顕微鏡を提供する。
【解決手段】ポンプ光を出射するポンプ光用光源21と、イレース光を出射するイレース光用光源22と、ポンプ光およびイレース光を同軸に合成する光合成手段(23〜26)と、合成光を集光する集光手段62と、合成光により試料を走査する走査手段(44,45)と、試料から発生する光応答信号を検出する検出手段50と、合成光の光路中に配置され、イレース光に対して高い波長選択特性を有するイレース光選択領域およびポンプ光に対して高い波長選択特性を有するポンプ光選択領域を備える波長選択素子42と、合成光の光路中に配置され、波長選択素子のイレース光選択領域に対応するイレース光を空間変調する空間変調素子43と、を有する。 (もっと読む)


導波モード共振(GMR)センサアセンブリ及びシステムが提供される。GMRセンサは、一以上の漏洩モードでまたはその付近で動作するように構成される導波路構造と、光源から導波路構造への入力光を受信して一以上の漏洩TE共振モード及びTM共振モードを生じさせる手段と、そしてTE共振及びTM共振の各共振の位相、波形、及び/又は振幅の内の一以上のパラメータの変化を検出して前記導波路構造の、または導波路構造にじかに接触する外部環境の第1物理状態と第2物理状態との区別を可能にする手段と、を含む。
(もっと読む)


本発明は、もともとの場所の、フラビンおよびニコチンアミドジヌクレオチドなどの、一つ以上の内因性蛍光色素分子の定常状態の蛍光異方性を測定することにより、組織の機能および代謝の状態の非侵襲的な判断のための装置および方法を提供する。本発明を用いることにより、比較的単純な方法である蛍光寿命の測定によって、FADのイソアロキサジン環の回転または振動運動が引用のために活用されることとなり、それゆえ、組織の代謝率および機能の、最初の、安全で、高解像度で、キャリブレーションフリーでの測定を提供するものである。 (もっと読む)


【課題】コンパクトで簡単な構造で安価に迅速な試料走査が可能な方法およびレーザ走査型蛍光顕微鏡を提供すること。
【解決手段】検査される試料(1)が、第1状態(Z1、A)から第2状態(Z2、B)へと繰返し遷移可能な物質を含み、第1状態(Z1、A)及び第2状態(Z2、B)が少なくとも1つの光学的性質で互いに相違しており、記録される試料領域(P)内で物質がまず第1状態(Z1、A)に移されるステップ、光学信号(4)によって第2状態(Z2、B)が誘導され、記録される試料領域(P)内で、空間的に限定された部分領域が適切に残されるステップを含むものが、少なくとも1つの強度零地点(5)及び側方に隣接する最大強度(9)を備えた横断面プロフィルを有する焦線(10)の態様で光学信号(4)が提供される。 (もっと読む)


【課題】励起レーザ光が波長ドリフトしても、励起レーザ光の波長に対するラマン散乱光の波長シフトの測定が高精度に行えるようにするため、励起レーザ光及びラマン散乱光の波長を同時に補正できるようにする。
【解決手段】試料Sからのラマン散乱光及び励起レーザ光1に起因するレーリー散乱光と基準光13とを多波長同時検出手段8に導入し、各散乱光1aのスペクトル及び基準光13のスペクトルを測定する。各スペクトルをガウス関数などを用いてフィッティングしてピーク波長位置を求め、基準光13の既知波長に基づいて補正値を求める。補正値を用いて各スベクトルのピーク位置を補正し、ラマンスペクトル及びレーリー散乱スペク卜ルのピーク波長位置を波数単位に変換して差分を求め、ラマンシフトを求める。 (もっと読む)


信号ソース配列、特にスペクトル的に異なる信号成分を有する光学信号ソース配列からの光学信号をリアルタイムで監視する方法及びシステム。システムは、励起放射をこのような配列に向けるとともに、このような配列から発せられた信号を向け、信号を検出器アレイ上にイメージングする光学トレインと光学的に通信する信号ソース配列を含み、このような信号は、検出器アレイから追加の処理を受けることができる。
(もっと読む)


本発明は、高スループットスクリーニングアッセイおよびコンビナトリアル化学を行うのに有用な新規なマイクロ流体デバイスおよび方法を提供する。この方法は、化合物の水溶液およびユニークな液体標識の水溶液を乳化することによって、化合物のライブラリーをマイクロ流体デバイス(非混和性流体の流動のために連続チャネルが供されるように、微細加工基材上に一体的に配置された流体モジュールを担持する複数の電気的にアドレス可能なチャネルを含む)上で標識し、それにより各化合物がユニークな液体標識で標識され、標識されたエマルジョンをプールし、標識されたエマルジョンを特定細胞または酵素を含有するエマルジョンと凝集させ、それによりナノリアクターを形成し、ナノリアクターの内容物間の望ましい反応についてナノリアクターをスクリーニングし、次いで液体標識を解読し、それにより化合物のライブラリーから単一化合物を同定することを含み得る。
(もっと読む)


本発明は、試料を分析して、その試料中に含まれる1種類以上の検体の検出、定量、又は同定を行う素子に関する。当該素子は、検体の光学検出の信号/雑音比を改善する焦点マイクロ構造を有する。

(もっと読む)


【課題】蛍光偏光解消法を用いた測定において、低分子量の測定対象物質の測定感度を高める。
【解決手段】好ましい実施例として、固相化用の抗IL-4抗体をRu錯体蛍光剤にて標識して蛍光プローブとし、試料中には検出用抗IL-4抗体を添加し、測定対象物質であるIL4と結合させる。蛍光プローブがIL-4と結合した際のサンドイッチ結合体の分子量は、IL-4に検出用抗IL-4抗体が結合していることにより分子量が増大しており、蛍光プローブのみの蛍光異方性とサンドイッチ結合体の蛍光異方性との差が増大し、高感度な検出が可能となる。 (もっと読む)


本発明は、光励起、具体的には、流体サンプル中の生体分子(40)のルミネッセンス励起のための装置に関し、装置の少なくとも1つの所定地域に、異なる波長を備えるスポット(60)の少なくとも1つの配列を生成する多波長発生器を含む。

(もっと読む)


【課題】簡易に修飾蛋白質の修飾率を評価できるイムノアッセイを提供する。
【解決手段】反応系における修飾蛋白質の修飾率を算出するイムノアッセイであって、反応系は、修飾蛋白質の蛋白質と特異結合する抗体と、修飾蛋白質の修飾物を特異的に認識し蛍光性物質が感作されている蛍光性特異物質とを有し、免疫凝集測定原理に基づいて反応系内における蛋白質の濃度を測定し、蛍光偏光測定原理に基づいて反応系内における修飾蛋白質の濃度を測定し、両者の測定結果から修飾蛋白質の修飾率を算出する。 (もっと読む)


本発明は、生体分子を検出するためのバイオセンサとして用いられる、薄い透明ポリマー導波路でコーティングされた透明ポリマー基板で作られた、エバネッセント場を誘起する光センサに関する。透明ポリマー導波路の屈折率nは1.4から1.79で、前記透明ポリマー導波路は、結合回折格子凹部構造を有することで、光波と結合する。前記透明ポリマー導波路の下側面は透明ポリマー基板と接触する。前記透明ポリマー基板の屈折率nは1.29から1.69である。前記透明ポリマー基板の外側上部表面すなわち光センサの外側上部表面は、少なくとも1の特定化学物質を検出するための特定結合化合物を有する。
(もっと読む)


【課題】建物の外等で照明や太陽光等が遮蔽できないノイズ光の環境であっても、油等の検出対象から発する蛍光を高SNで観測して被検査体からの漏洩を検出することができる漏洩検出装置を提供することを目的とする。
【解決手段】直線偏光のレーザ光を被検査体に照射する照射手段2aと、この照射手段による直線偏光のレーザ光照射により発する偏光蛍光に対して偏光蛍光の偏光を選択して観測する偏光選択手段5と、偏光が選択された偏光蛍光に対して偏光蛍光の波長を選択して観測する分光手段6と、偏光および波長が選択された偏光蛍光の画像を撮像し、漏洩を画像化して検出する撮像手段7a,7bとを備える。 (もっと読む)


本発明の代表的な実施の形態の方法及び装置によると、例えば、第1のモダリティに基づいて、少なくとも一つのサンプルの少なくとも一つの部位から受信した第1の信号に関連する第1のデータを送出でき、第1のモダリティとは異なる第2のモダリティに基づいて少なくとも一つのサンプルから受信した第2の信号に関連する第2のデータを送出できる。基準に関連する第3のデータを受信できる。第1のデータ、第2のデータ及び第3のデータに基づいて更なるデータを生成できる。加えて、少なくとも一つのサンプルから受信した第2の信号に関連する第3のデータを取得できる。第3のデータの各々は、第1のモダリティ及び第2のモダリティとは異なる更なるモダリティに基づくことができ、更なるデータは、第3のデータに基づいて決定できる。更に、第1のモダリティをスペクトル符号化モダリティ、第2のモダリティを非スペクトル符号化モダリティとしてもよい。 (もっと読む)


本発明は、互いに対して垂直に位置付けられる少なくとも2つのワイヤグリッドを含む、例えば、ルミネセンスバイオセンサ又はルミネセンス化学センサのような、サブ波長ルミネセンスセンサを提案する。励起放射線が効率的に使用され且つルミネセンス放射線が効率的に検出されるルミネセンスセンサは、改良された信号対雑音比と、分離された励起及びルミネセンス放射線とを有する。
(もっと読む)


格子に基づくセンサーであって、エバネッセント共鳴(ER)蛍光検出と標識を使用しない検出の両方の用途に適合するように設計された構造を有する該センサーが開示される。試料が乾燥状態にある空気モードでのER検出のために最適化されるいくつかの実施態様が開示される。試料が水のような液状媒体中に懸濁される液体モードでのER検出のために最適化される別の実施態様も開示される。一次元格子及び二次元格子も開示される。このような格子には中央ポスト又は中央ホールを有する単位セルによって特徴付けられる格子、及び二段状二次元格子が含まれる。この種のセンサー用の読取りシステムも開示される。1つの実施態様は、標識を使用しない検出データを収集するために最適化される第1光源及びER蛍光増幅データを収集するために最適化される第2光源及び少なくとも1つの検出器を具備する。1つの実施態様においては、検出器は結像システムであって、ERデータと標識不使用下でのデータを収集するためのCCDカメラを具備する。別の実施態様においては、少なくとも1つの検出器は、標識不使用下でのデータを収集するためのスペクトロメーター及びERデータを収集するための光電子増倍管の形態である。別の実施態様においては、波長可変レーザーのような単一光源又は広帯域光源が使用される。
(もっと読む)


61 - 80 / 114