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Fターム[2G043KA07]の内容

Fターム[2G043KA07]に分類される特許

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【課題】正確にベースライン差分処理を行うことができ、液体試料中の被検出物質を高精度かつに検出することができる検査チップを提供することにある。
【解決手段】プリズムと、プリズムの一表面に形成され、被検出物質と特異的に結合する第1の特異的結合物質が表面に配置された金属膜と、プリズムの一面上に配置され、始端部から終端部に液体試料を伝搬させることで液体試料を金属膜に供給する流路が形成された流路基板とを有し、流路は、始端部と金属膜の間の一点から金属膜との接触位置までの区間が、第1分岐流路と、蛍光物質により標識され、被検出物質と特異的に結合する第2の特異的結合物質が載置されている領域を備える第2分岐流路とに分岐され、第1分岐流路を伝播した液体試料を金属膜に到達させた後に、第2分岐流路を伝播した液体試料を金属膜に到達させることで上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】毛髪内の局所における水分量を簡便かつ正確に測定することができる毛髪内水分量の測定方法を提供する。
【解決手段】(a)水分量既知の基準毛髪にレーザ光を照射してラマンスペクトルを測定し、毛髪の含水率とラマン散乱強度との関係を示す検量線を作成する工程と、(b)非直線偏光レーザ光を測定対象の水分量未知の毛髪に照射して、当該毛髪のラマンスペクトルを測定する工程と、(c)前記工程(b)で得られた測定結果と前記工程(a)で得られた検量線とを用いて、前記の測定対象毛髪内の局所における水分量を求める工程とを含む、毛髪内水分量の測定方法。 (もっと読む)


【課題】使用波長ごとにビームスプリッタを交換しないことによって、簡便でコンパクトな光学機器を提供する。
【解決手段】直線偏光を試料に照射して、前記試料から放射される光線を検出する光学機器において、実質的に波長依存性のない平行平面板ガラス5を、前記直線偏光の照明光路と前記光線の検出光路の合成部分に配置し、前記直線偏光を前記平行平面板ガラス5へS偏光で入射してその反射光を前記試料へ導き、前記試料からの前記光線は前記平行平面板ガラス5を透過させて検出することを特徴とすることによって解決される。 (もっと読む)


【課題】 インライン構造を保持しつつ従来に比べて物理的に細くできる手段を講じ、カテーテルの一部あるいは検査用カテーテルの全体として使用するのに適し、しかも、出射光の広がり角度を大きくすることができる光ファイバ内視生体検査装置を提供する。
【解決手段】外装パイプ2は、軸の軸方向に並行な中空孔3を有する。光ファイバ4は中空孔3内に設置されている。光反射部材9は、中空孔3内に光ファイバ4の先端と間隔を空けて設けられている。光反射部材9は、光ファイバ4の先端と対向する部位に光反射面となる先端面7が形成されている。外装パイプ2は透光性の材料で形成され、中空孔3内から先端面7で反射した光を出射させ、生体組織で反射した当該光の戻り光を入射させる。 (もっと読む)


【課題】多数の試料溶液における凝集の有無を検出する場合であっても、一分子蛍光分析法を用いて、信頼性の高い検出結果を得ることができる分子の凝集検出方法、及び該方法を用いた凝集阻害剤のスクリーニング方法の提供。
【解決手段】蛍光標識分子と非蛍光標識分子との凝集を検出する方法において、(a)蛍光標識分子と非蛍光標識分子を混合して試料溶液を調製する工程と、(b)一分子蛍光分析法により、前記工程(a)において調製された試料溶液中の蛍光標識分子の並進拡散時間、蛍光強度、蛍光偏光度、及び数量からなる群より選択される1以上を求めることにより、蛍光標識分子と非蛍光標識分子との凝集の有無を判別する工程とを有し、前記工程(a)において調製される試料溶液中の非蛍光標識分子の濃度が40μM以下であることを特徴とする、分子の凝集検出方法、及び該方法を用いた凝集阻害剤のスクリーニング方法。 (もっと読む)


本発明は、入射放射に応答して、媒体内に目標成分を含む検出体積にエバネセント放射を供給する光学デバイスに関するもので、該検出体積は回折限界よりも小さい少なくとも1つの面内寸法W1を有する。上記回折限界は上記放射の波長及び媒体により定まる。上記エバネセント放射は、上記回折限界よりも小さな最小面内開口寸法W1を持つ開口画定構造により供給される。上記検出体積は斯かる開口画定構造の間に設けられる。該開口画定構造は、更に、最大面内開口寸法W2を定め、該最大面内開口寸法は前記回折限界よりも大きい。当該光学デバイスに入射する或る波長を有すると共に面外垂直方向とは平行でない入射方向を有する放射のビームを放出するために光源が設けられ、当該光学デバイスに入射する該放射に応答して上記検出体積にエバネセント放射を供給する。入射面は上記最大面内開口寸法と平行である。
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【課題】標準の蛍光色素分子を用いずに偏光度を測定する光測定装置を提供する。
【解決手段】波長の異なる偏光を出射する第1及び第2の光源(1)と、この偏光を対象に導く導光光学系と、この偏光によって生ずる対象からの偏光を、偏光面が直交する2つの偏光成分に分離して、それぞれ第1及び第2の光検出器(2)に導く測定光学系と、両光検出器からの検出信号に基づいて試料の偏光度を測定する演算装置とを有し、演算装置は、対象を光を反射する部材とし、第1の光源からの偏光を照射して得られた両光検出器からの検出信号(I,I)及び第1の光源からの偏光の偏光面を90度回転した偏光を照射して得られた両光検出器からの検出信号(I,I)と、対象を試料を収容した容器とし、第2の光源からの偏光を照射して得られた両光検出器からの検出信号(Q,Q)とに基づいて試料の偏光度(P)を算出する光測定装置である。 (もっと読む)


【課題】装置の小型化を図ることが可能な分析素子チップ、及びこの分析素子チップを用いることで装置の小型化を図った表面プラズモン共鳴蛍光分析装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明に係る分析素子チップ10及びこの分析素子チップ10を用いた表面プラズモン蛍光分析装置は、分析素子チップ10が、一方の面12aに金属薄膜14が設けられ、内部に入射した光を金属薄膜14に案内する光導波路板12と、金属薄膜14の表面14aが内部に露出した状態で検体が流れる流路22を有する透明な流路部20と、を備え、光導波路板12における流路22を横断する方向の一方の側部には、外部から照射された光が内部に入射する入射面16aが設けられ、入射面16aと一方の面12aとのなす角が90°以上180°未満であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】最表面の性質を評価することの可能な評価装置を提供する。
【解決手段】基材Mの一の表面上に誘電率または分極率の異方性を有する薄膜Fが形成された積層基材Sに向かって所定の光を所定の角度で射出する光射出部10と、積層基材Sを通過した光を検出する光検出部20と、光検出部20で検出した光の光強度情報を用いて基材Mの薄膜F側の表面状態を評価する評価部30とを備える。積層基板Sでは、薄膜Fが基材Mの薄膜F側の表面を構成する分子または分子の一部を構成する原子団との間で相互作用を起こし、基材Mの薄膜F側の表面状態に応じた光学作用が発現するので、薄膜Fによって発現した光学作用を受けた光の光強度情報には、基材Mの薄膜F側の表面状態を反映した情報が含まれている。これにより、基材Mの薄膜F側の表面状態を反映した情報が含まれた光強度情報から、基材Mの最表面の性質を評価することができる。 (もっと読む)


【課題】複数の反応領域を備えた反応処理装置において、温度制御を高精度で行うことができる反応処理装置を提供すること。
【解決手段】複数の反応領域(A)と、該反応領域ごとに設けられた加熱部と、を備え、前記加熱部は、熱源と、反応領域(A)間の熱干渉を検出する熱干渉検出部と、前記熱干渉検出部により検出された温度情報に基づいて、前記熱源の加熱量を制御する加熱制御手段と、を少なくとも備える反応処理装置(1)とすること。 (もっと読む)


パルス状の励起光(5)を試料に収束して、焦点範囲内に有る蛍光色素が蛍光を自然放出するように励起させ、励起光と異なる波長の脱励起光(10)を試料に照射して、焦点範囲と比べて縮小した測定範囲以外の蛍光色素を蛍光の自然放出前に脱励起させ、蛍光色素から自然放出された蛍光を記録することで、試料内の蛍光色素でマーキングされた構造を高い空間解像度で撮像するために、励起光(5)が多光子プロセスのもとで蛍光色素を励起させるように、励起光(5)の波長を選定するとともに、励起光(5)の波長より短い波長の脱励起光(10)を、励起光(5)の多数のパルス(19)を過ぎても継続して試料(2)に向けている。
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顕微鏡対象物を検査するための装置。レンズの下には複数のLEDがアレイで配列される。LEDのいくつかは点灯され、LEDのいくつかは点灯されない。コンピュータは、LEDアレイを制御する。コンピュータは、アレイから選択されたLEDをオンにして点灯されたLEDを形成する。また、コンピュータは、アレイから選択されたLEDをオフにして点灯されないLEDを形成する。点灯されたLEDは、レンズの下に点灯されたLEDのパターンを形成する。好ましい実施態様においては、レンズはコンピュータ制御されるカメラに接続され、顕微鏡対象物は顕微鏡的結晶である。別の好ましい実施態様においては、UV LEDが利用されて結晶を上方から照射する。別の好ましい実施態様においては、UV LEDが利用されてハンプトン・ピンのループを照射し、X線結晶解析のためにハンプトン・ピンのループにおける結晶の位置を求める。
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【課題】 時々刻々と変化するような病態に対して適切なステロイド治療を行なうことができるように、ステロイドの投与効果を短時間で知ることができるステロイド感受性の判定方法、SIRSの発症予測方法、及びこれらの結果を出力できる装置を提供する。
【解決手段】 ステロイド投与後の患者から採取された生体試料に含まれる、炎症性サイトカインの発現を調節する活性型転写因子量を測定する工程;及び測定結果に基づいて前記患者のステロイド感受性を判定する工程を含む。蛍光相関分光法等を利用して、分離精製操作を経ずに生体試料中の活性型転写因子量を測定する。 (もっと読む)


【課題】試料に入射させる励起レーザ光の偏光方向を所定の方向に維持することによって、試料からのラマン散乱光や蛍光などを、偏光特性を制御して検出することができる共焦点顕微分光装置を提供する。
【解決手段】連続発振またはパルス発振する励起用レーザ光源2a,2bと、この励起用レーザ光源2a,2bからの励起レーザ光の試料Sに対する照射を行う照射手段及びこの試料Sからの反射光または散乱光の集光手段となる共焦点光学顕微鏡と、共焦点光学顕微鏡から試料Sに照射される励起レーザ光の偏光方向を調整する偏光子33と、試料Sから発生した散乱光を分光して試料Sの被測定個所の分光スペクトルを測定する分光手段4とを備え、偏光子33は、この偏光子33から試料Sに至る光路上に励起レーザ光の光路を偏向させるミラーが存在しないこととなる位置に配置されている。 (もっと読む)


【課題】既存の蛍光顕微鏡や蛍光マイクロプレートリーダーを利用することで、単純な光学系で操作が簡便な、高感度蛍光検出を実現できる低価格の表面プラズモン励起増強蛍光顕微鏡および蛍光マイクロプレートリーダーを提供すること。
【解決手段】観測対処の試料(A)を搭載するマイクロプレート(4)を有する蛍光顕微鏡(1)または蛍光マイクロプレートリーダーであって、マイクロプレート(4)が、表面に周期構造を有するベース基板と、ベース基板の周期構造の上に形成された金属層と、金属層の上に形成された保護層とを備え、金属層が、表面プラズモンを発生し得る金属で形成され、マイクロプレート(4)に、保護層側から光(L)を入射させて表面プラズモン共鳴光を発生させる。 (もっと読む)


本発明は、励起フィールド(2)によって励起された材料(16)において非線形の光信号(17)を生成するための方法および光学的装置(10)であって、該励起フィールド(2)によってコヒーレントであり異なる周波数の第1の光パルスおよび第2の光パルスのフィールドを該材料(16)において時間的および位置的にオーバーラップし、第1の周波数の第1のパルスを、第1の光学的ジェネレータユニット(1)の第1のビーム(3)で生成し、第2の周波数の第2のパルスを、前記第1の光学的ジェネレータユニット(1)によって同期ポンピングされる第2の光学的ジェネレータユニットの第2のビーム(8)で生成し、基本周波数として前記第1の周波数の第1のパルスを使用して、該第1の周波数の高調波周波数のパルス(5)を生成し(SHG)、該高調波周波数のパルスによって前記第2の光学的ジェネレータユニット(7)をポンピングする方法および光学的装置(10)に関する。本発明では、前記第2の光学的ジェネレータユニット(7)が光学的パラメトリックジェネレータユニットとして、前記第2のビーム(8)において、前記第1の周波数より低い第2の周波数の第2のパルスを形成するためにアイドラビームにおいてアイドラ周波数のパルスを生成し、信号ビーム(9)において前記第2の周波数より高い信号周波数のパルスを生成する。
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蛍光を測定するための方法および装置が開示される。その方法は、試料の表面であって軸を実質的に横切って伸張する表面、の少なくとも部分の少なくともひとつのプロファイルを測定することと、蛍光を励起するために試料の表面の部分を放射で照射することと、を含む。放射の強度は、軸に沿った位置によって変化する。前記試料表面の部分から発せられる蛍光の空間強度分布を表す値が測定される。測定されたプロファイルを使用して、表面に入射する放射の強度の空間的な変動を考慮するように測定された蛍光の値が変更される。 (もっと読む)


【課題】遺伝子の量を高精度に解析できる核酸増幅装置を提供すること。
【解決手段】核酸増幅反応を行なう核酸増幅装置であって、前記核酸増幅反応を行なうウェルA1を複数備え、前記ウェルA1ごとに設けられた加熱部12と、前記複数のウェルA1全てに特定波長の励起光を照射可能な光学手段と、前記ウェルA1ごとに設けられた蛍光検出部16と、を少なくとも備えた核酸増幅装置1とすることで、該核酸増幅装置1の各ウェルA1を独立して制御することができる。 (もっと読む)


【課題】レーザ光線を照射して被測定物全体からのフォトルミネッセンス光の強度分布を短時間で測定できるフォトルミネッセンス測定装置を提供する。
【解決手段】この装置はレーザ光源1とCCDカメラ8を具備し、被測定物5とCCDカメラ間の光路上に、偏光フィルター6とレーザ光線の波長を遮断して測定波長のみを透過させるバンドパスフィルター7が配置され、レーザ光源と被測定物間の光路上に、集光レンズ2と第1のガルバノミラー3および第2のガルバノミラー4が配置され、集光レンズで集光されたレーザ光線が、第1のガルバノミラーと第2のガルバノミラーにより反射されて2次元走査されるようになっていることを特徴とする。 (もっと読む)


本発明の一態様では、電界増強構造物(100)が開示される。電界増強構造物(100)は、基板(104)と、制御された距離(S)だけ互いに離間された少なくとも2つの隣り合った誘電体粒子(102,103)を有する規則的な誘電体粒子配列を有する。制御された距離(S)は、共振モードが、励起電磁放射に応じて少なくとも2つの隣り合った誘電体粒子(102,103)内のそれぞれに共振モードが励起されたときに、各共振モードが相互作用して少なくとも隣り合った誘電体粒子(102,103)間の電界が増強されるように選択される。本発明の他の態様は、前述の電界増強構造物を利用する電界増強装置(1000)と、隣り合った誘電体粒子間の電界を増強する方法である。
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