説明

Fターム[2H199AB66]の内容

Fターム[2H199AB66]に分類される特許

21 - 40 / 61


【課題】ドライエッチングを必要とせずに製造工程を簡略化することができる偏光光学素子およびその製造方法を提供する。
【解決手段】基板51の表面に複数列の角棒状長尺片55が押し当てられる。その結果、長尺片55同士の間ごとに反応性硬化樹脂の長尺膜42が形成される。長尺膜42の膜厚は簡単に設定される。長尺膜42同士の間で基板51の表面に光不透過膜57が形成される。基板51の表面に平行な平面に沿って光不透過膜57の表面に研磨処理が施される。こうして、交互に配列される長尺膜42および光不透過膜43を当該平面に沿って露出させる。したがって、偏光光学素子25、33の製造にあたって例えばドライエッチングは必要とされない。偏光光学素子25、33の製造工程は簡略化される。偏光光学素子25、33の製造コストは低減される。 (もっと読む)


【課題】光学部品の耐久性や耐光性が向上し、光学部品の取り扱いおよび小型化が容易な光学ローパスフィルタを備えた撮像装置および光学ローパスフィルタの製造方法を提供する。
【解決手段】1/4波長板12が水晶からなるので耐久性、耐光性などを有する。また、1/4波長板12が薄片であるため光学ローパスフィルタ1を搭載する撮像装置100の小型化を図れる。赤外線吸収ガラス13に薄片の1/4波長板12を接合するため、1/4波長板12の取り扱いが容易になる。第1複屈折板11が鏡筒160の開口部160Aを閉塞するので、鏡筒160の内部に異物やごみなどが混入することを防止できる。第1複屈折板11が赤外線吸収ガラス13に接合されないので、第1複屈折板11を容易に振動させて表面に付いたごみを除去できる。 (もっと読む)


【課題】透光性基板に位相差板を接着固定する際に接着剤が光学領域にはみ出すことなく汚れることがない偏光変換素子を提供する。
【解決手段】透光性基板84の光出射面に45°の角度をもって偏光分離膜85と反射膜86とを交互に設けて偏光分離素子81を構成し、この偏光分離素子81の光射出面側で選択的に複数の位相差板82を接着固定し、これらの位相差板82の隣にスペーサ83を密着配置し、これらのスペーサ83をそれぞれ透光性基板84と同じ光学特性を有する構成とした。そのため、偏光分離素子81の平面が位相差板82とスペーサ83とで埋められた状態となるので、位相差板82及びスペーサ83と、複数並んで板状となった透光性基板84とを接着剤で貼り合わせた際に、各位相差板82の端縁から接着剤がはみ出ることがなくなる。 (もっと読む)


【課題】光線の透過特性の良好な偏光変換素子の製造方法を提供する。
【解決手段】PBS4の出射面のうち、複数のλ/2位相差板5が貼り付けられるλ/2位相差板固定領域5'と異なる領域、即ち、複数の第2の透光性部材24の出射面に複数のマスキングテープ40を貼り合わせる。マスキングテープ40は、第2の透光性部材24の出射面のうち少なくとも光線の透過領域を覆って、且つ、第1の透光性部材14の出射面のうちλ/2位相差板固定領域5'にかからないように貼り付ける。次に、λ/2位相差板固定領域5'に、光学接着材を塗布する。次に、PBS4のλ/2位相差板固定領域5にλ/2位相差板5を位置決めして仮固定する。次に、接着剤を硬化させて、λ/2位相差板5'を固定する。そして、マスキングテープ40を剥離することにより、PBS4の出射面の一部に複数のλ/2位相差板5が選択的に固定された偏光変換素子を得る。 (もっと読む)


【課題】屈折板と1/4波長板との接合を容易に行えるとともに薄くしても色ムラが目立たない光学ローパスフィルタを提供する。
【解決手段】水晶からなる1/4波長板13の一方の面に水晶からなる第1複屈折板11を接合し、他方の面に水晶からなる第2複屈折板12を接合したので、これらの部材間の接合が容易に行える。1/4波長板13を、光学軸がその主面においては第1複屈折板11の光学軸に対して±45°とし、かつ、法線方向において90°として設計したので、1/4波長板13の厚さが11〜16μmと薄くなっても、中心波長に対して位相差がなだらかに変化することになり色ムラが目立たない。 (もっと読む)


【課題】屈折板と1/2波長板との接合を容易に行えるとともに薄くしても広い波長領域で色ムラが目立たない光学ローパスフィルタを提供する。
【解決手段】第1複屈折板11、第2複屈折板12及び1/2波長板13をそれぞれ水晶から形成してこれらの光学部品間の接合を容易に行う。しかも、1/2波長板13を、光学軸がその主面においては第1複屈折板11の光学軸に対して第1複屈折板の光学軸に対して22.5°<θ≦25°として設計することで、1/2波長板の厚さが29μmと薄くなっても、400nm〜700nmという広い波長領域において色ムラが目立たない。 (もっと読む)


【課題】紫外域〜青色の短波長域を含む広い波長域の光について、透過波長の可変制御をより簡単にかつ高精度に行うことができる波長可変フィルタを提供する。
【解決手段】波長可変フィルタ31は、複数の偏光子32a〜32dの間に、それぞれ2枚の同じ楔角θ1〜θ3の楔状複屈折板34a1〜34c1,34a2〜34c2で構成された複屈折素子であるバビネソレイユ位相板33a〜33cが、光軸4に沿って配置されている。各バビネソレイユ位相板は、一方の複屈折板を光軸と直交する向きに同じ変位量で変位させることにより、その厚さD1〜D3を変化させて、各バビネソレイユ位相板を透過する光の位相差を2i−1×2π+k×2π、(i=1〜3、k:非負整数)を満足するように補正し、波長可変フィルタを所望の透過波長に変化させる。 (もっと読む)


【課題】プロジェクタ装置の小型化に伴って生じるマスク取り付け精度の低下や、投影像への悪影響を低減することができるプロジェクタ装置の提供。
【解決手段】光源光を略平行光とする照明光学系と、略平行光を偏光分離し、偏光分離した偏光光を照明光として照明光出射面より出射する偏光ビームスプリッタと、照明光出射面に対向配置された矩形表示領域を有し、入射した照明光を変調光に変調して偏光ビームスプリッタへと出射する反射型液晶表示素子と、変調光を偏光ビームスプリッタで偏光分離して得られた光を結像して投影像を形成する投影光学系とを備えるプロジェクタ装置において、照明光が矩形表示領域240の周囲の非表示領域に入射するのを遮蔽する遮蔽部228cと、遮蔽部228cを偏光ビームスプリッタの照明光出射面の所定位置に位置決めする位置決め部228aとを有するマスクを備える。 (もっと読む)


【課題】紫外線透過率および耐性が高い無機の複屈折性材料を用いた、高精細で任意のパターンを形成した露光フィルター用の光学素子を得る。
【解決手段】光源から発せられた偏光光線を、透明基材の面に接合された無機材料の複屈折性層により互いに一定の位相差を有する第1のパターンとそれ以外の領域を形成した光学素子に、前記複屈折性層の異方光軸に対して角度を成す偏光面を有する偏光光線を透過させ、前記複屈折性層の前記第1のパターンとそれ以外の領域で異なる方向に偏光面を回転させた偏光光線に変え、前記偏光光線により異方性感光層を露光することで、前記異方性感光層を、前記第1のパターンと対応する部分とそれ以外の領域に対応する部分の異方性が異なる光配向膜に形成する。 (もっと読む)


【課題】液晶表示素子のアライメント調整接着後や半田付け後、あるいは経時変化による位置ずれに伴う色ずれを容易に除去できるようにする。
【解決手段】色合成手段(ダイクロイックプリズム)の光軸に対して液晶表示素子(反射ライトバルブ)や偏光分離素子の光学素子を微小に傾ける手段を設ける。一実施例では、液晶表示素子7を可動部材のホルダー6に取り付け、該ホルダー6に複数(3個)のネジ部5aを設け、該ネジ部5aに弾性部材2を嵌合して、該ネジ部5aをアライメントプレート1に設けられた穴部に貫通してナット5で締め付けることで、ホルダー6を該アライメントプレート1に回転可能に保持する。アライメントプレート1はフレーム8にピン8aを介して固定される。ナット5の締め付けに応じて液晶表示素子7の傾きが微小に変化し、色ずれを除去できる。 (もっと読む)


【課題】接着剤のはみ出し、偏光分離素子の界面剥離および接着耐久性の低下などによる偏光変換効率の低下を回避するとともに、取り扱い易く、しかも作業性に優れた偏光変換素子の製造方法および偏光変換素子を提供する。
【解決手段】偏光分離素子11の光射出面側に水晶を用いて構成された位相差板13を備えた偏光変換素子10は、透光性を有する支持基板12の一方の面にエッチング防止機能を有するエッチングストップ層14を形成するエッチングストップ層形成工程と、エッチングストップ層14の表面に水晶板130を貼り合わせる水晶板貼り合せ工程と、偏光分離素子11の偏光分離膜11bまたは反射膜11cのうちのどちらか一方の光が入射する水晶板130の領域をエッチングして複数の位相差板13を格子状に形成するエッチング工程と、位相差板が形成された支持基板12を偏光分離素子11の光射出面に貼着する支持基板貼着工程とを含み製造される。 (もっと読む)


【課題】偏光板を着脱可能に固定できる投写型映像表示装置であって、偏光板に歪が生じることを原因とする映像の歪を抑制した投写型映像表示装置を供給する。
【解決手段】偏光板ホルダー20は外枠21と、外枠21から内周に向かって突出する支持爪23を有する。外枠21の内周は偏光板9の外周より大きく作られている。支持爪23は外枠の表面と裏面からそれぞれ突出しており、偏光板は外枠21に遊嵌されるとともに、表面から突出した支持爪23と、裏面から突出した支持爪23とによって偏光板ホルダー20の外枠21の内周内に支持される。偏光板9は、上下方向および左右方向に遊びを有して支持される。また、表面から突出した支持爪23の偏光板9に対向する面と、裏面から突出した支持爪23の偏光板9に対向する面との偏光板9面に直交する方向の距離も偏光板9の厚みより大きいため、偏光板9は厚み方向にも遊びを有して支持される。 (もっと読む)


【課題】位相差板の取り扱い性が向上するとともに、高い偏光変換効率のクロスダイクロイックプリズムを提供する。
【解決手段】クロスダイクロイックプリズム10は、三角柱直角プリズム11,12,13,14と、積層位相差板21、22、24とを備えている。三角柱直角プリズム11〜14は、直角二等辺三角形をなした断面形状の直角を挟む二つの側面のうち、一方の側面に所定のダイクロイックミラー膜が形成され、直角稜線部を合わせて隣り合う直角二等辺の各隙間が接着剤15を用いて接合されている。積層位相差板21、22、24は、貼着された各三角柱直角プリズムに入射する変調光束の波長領域に対応した板厚の水晶板よりなる第1の位相差板211,221,241と第2の位相差板212,222,242とが、それぞれの光学軸が交差するように貼り合わされて、各三角柱直角プリズム11,12,14の斜面(光入射面)に貼着されている。 (もっと読む)


【課題】可視光波長域の略全帯域に対応することができるとともに、歩留まりの低下、製造コストおよび材料コストが嵩むなどの不具合を防ぐことができる偏光変換素子およびそれを用いた液晶プロジェクタを提供する。
【解決手段】偏光変換素子1は、入射した光を二種類の偏光光に分離するための偏光分離素子2と、偏光分離素子2の光射出面に選択的に配置された多数の位相差部3bを有する位相差板3とを備えている。偏光分離素子2は、光入射面および光射出面に45°角度を成す複数の界面で順次貼り合わされた柱状のガラス材2aと、複数の界面に交互に設けられた偏光分離膜2bおよび反射膜2cとを含み構成される。位相差板3は、光学軸を平面内に有し、厚みが25μm〜31μmの1/2λ位相差機能を有する単板の水晶より構成される。 (もっと読む)


【課題】レーザビームのパワーを有効利用して感熱記録媒体に対する感熱記録時のパワー不足を解消し、かつ記録スピードの高速化を実現すること。
【解決手段】第1と第2のシングルモード半導体レーザアレイ1、2から出力された各シングルモードレーザビームL、Lをダイクロイックプリズム12により重ね合せ、この重ね合わせたレーザビームLaとマルチモード半導体レーザ2から出力されたマルチモードレーザビームLとをλ/4反射板14を設けた偏光ビームスプリッタ13によって合成し、この合成のレーザビームLbを偏向走査機構17によって感熱記録媒体16面上にマルチモードレーザビームLの横長方向と同一方向に主走査する。 (もっと読む)


【課題】 装置全体の小型化を図りつつ、偏光状態を揃えて各色光を同一方向から出射することができ、被照射面を明るく、かつ各色光で均一に照明することができる光源装置及びそれを有する照明装置を得ること。
【解決手段】 第1、第2、第3色光を発する第1、第2、第3光源と、非平行に配置された第1、第2偏光分離面と、1/4位相差板と、反射面と、を有し、該第1、第2、第3色光を合成した光束を出射方向に発するとき、これらの各部材の配置を適切に設定したこと。 (もっと読む)


【課題】 立体画像表示装置の画素部に対して正確に対応するように、パターン精度や均一厚み、面内均一性に優れ、かつ再現性及び量産性の高い分割波長板フィルターの製造方法を提供すること。
【解決手段】 分割波長板材料層3を第2の基体としての基板11上に印刷により形成し、第1の基体としての基板209上に所定パターンに接着剤層2aを形成し、この接着剤層2aを介して分割波長板材料層3を基板209に転写し、分割波長板208を転写によって形成する。これにより、均一厚み、面内均一性及び再現性のある分割波長板208を精度良く、量産性のある方法で製造できる。 (もっと読む)


【課題】送受信特性に影響を与えることなく全長の短尺化が可能な1芯双方向用の光送受信装置を提供する。
【解決手段】本発明の光送受信装置は、発光部10および光ファイバ40の端面の間の光軸上に、偏光依存性波長分離膜30を形成した磁石フリーファラデー回転子20を配置し、発光部10から出力される第1波長の光L1の偏光面をファラデー回転子20で略45°回転した後に、該光L1がP偏光として偏光依存性波長分離膜30に入射される。偏光依存性波長分離膜30は、第1波長のP偏光を透過すると共に、第1波長のS偏光および光ファイバ40から出力される第2波長の光L2を反射する特性をもつ。
(もっと読む)


【課題】高温高湿の環境と通常の環境との両方に随時晒されても、品質や性能が劣化しにくい光学素子、光学ローパスフィルタ、固体撮像装置を提供する。
【解決手段】光学ローパスフィルタは、第1複屈折板と、IRカットガラスと、1/4位相差フィルムと、第2複屈折板と、これらの部材を接合する接合層としての粘着剤とを有する。粘着剤は、親水基を多く含むモノマーよりなる粘着主剤ポリマーを主成分とし、粘着剤内部での水の浸透性を向上させることができる。また、粘着主剤ポリマーの重量混合比を選定することにより、更なる浸透性を向上させることができる。よって、高湿環境下で粘着剤に水を十分かつ飽和な状態にすることにより白濁しにくく、通常環境下では粘着剤内部の水を光学素子の外周部から大気に放出させ、短時間で光学特性を回復する光学素子及び光学部品を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】小型化を図ることが可能なプロジェクタを提供する。
【解決手段】照明装置100と、照明装置100からの光を3つの色光に分離して被照明領域に導光する色分離光学系200と、色分離光学系200で分離された3つの色光をそれぞれ画像情報に応じて変調する液晶装置400R,400G,400Bと、液晶装置によって変調された各色光を合成するクロスダイクロイックプリズム500と、クロスダイクロイックプリズム500で合成された画像光を投写する投写光学系600とを備えるプロジェクタ1000。色分離光学系200は、3つの色光のうち青色光の光路に配置され、照明装置100からの光を液晶装置400Bに向けて反射する反射プリズム340を有する。反射プリズム340における光射出面には、入射側偏光板410Bが貼り付けられ、反射プリズム340における光入射面には、集光レンズ430Bが貼り付けられている。 (もっと読む)


21 - 40 / 61