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Fターム[3G024AA33]の内容

Fターム[3G024AA33]に分類される特許

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【課題】摺動面に加わる面圧の異なるピストンリング摺接面、ピストンスカート摺接面のいずれにも、過不足の無い、最適な潤滑特性を与えることのできるシリンダーブロックを提供する。
【解決手段】ピストンに摺接されるシリンダーボアがアルミニウム合金で形成されたシリンダーブロックにおいて、ピストンリング摺動面とピストンスカート摺動面とでプラズマ溶融処理のプラズマ照射条件を異ならせることで、両摺動面のRk+Rvkの比が、両摺動面に加わる面圧の比と同じ比となるようにした。 (もっと読む)


【課題】シリンダ・ピストン摺動構造及び該ピストン・シリンダ摺動構造において、シリンダの表面あらさを適正にし、ピストンリングの耐摩耗性を改善することにより、シリンダ、ピストン間の相対的なフリクションを低減する。
【解決手段】スカート3aを有するピストン3と、ピストン3を潤滑油を介して摺動自在にかつ往復動自在に収容するシリンダ2と、ピストン3の外周面に円周方向に沿って張設されるピストンリング5、6、7とを備えたシリンダ・ピストン摺動構造において、シリンダ2は筒形に形成され、ピストンリング5、6、7はシリンダ2の内面2aに潤滑油を介して相対的に摺動し得るリング状に形成されており、シリンダ2のピストンリング5、6、7との摺動面が鏡面に形成され、ピストンリング5、6、7の摺動面には非晶質硬質炭素皮膜11が形成される。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックのウォータジャケットを浅くしながらも、シリンダボアのクランク室に近い部分の温度上昇を抑制する。
【解決手段】シリンダボア51〜54と、このシリンダボア51〜54の周囲に沿って形成されたウォータジャケット21と、ウォータジャケット21よりクランク室23側に、隣接するシリンダボア51〜54を包囲するように形成された冷却水通路24〜27と、を備えるシリンダブロック20。また、ウォータポンプ40と、EGRクーラ41と、ヒータコア44と、を更に備え、冷却水通路24,25は、ウォータポンプ40からウォータジャケット21を迂回してEGRクーラ41に冷却水を供給するウォータジャケットバイパス路47を構成し、冷却水通路26,27は、ヒータコア44からウォータジャケット21を迂回してウォータポンプ40に冷却水を還流するウォータジャケットバイパス還流路45Aを構成する。 (もっと読む)


【課題】ピストンの変位速度に対応してシリンダボア壁の効果的な保温及び冷却ができると共に、ピストンの摺動抵抗を低減すること。
【解決手段】スペーサ10は、ピストン摺動範囲の中間領域をピストンの摺動方向の所定範囲にわたって近接して覆う中間部100と、前記中間部100から上死点側に向けてシリンダボア側壁から徐々に離間すると共に肉厚を漸減する上傾斜部102aと、前記中間部100から下死点側に向けてシリンダボア側壁から徐々に離間すると共に肉厚を漸減する下傾斜部102bと、上傾斜部102aから上死点側に向けて延在する上延出部104aと、下傾斜部102bから下死点側に向けて延在する下延出部104bとを有する。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックへの負荷を抑制しつつウォータジャケットスペーサを所期の安定した状態に固定保持できるウォータジャケットスペーサ及び該ウォータジャケットスペーサを備えたシリンダブロックを提供する。
【解決手段】シリンダブロック1のウォータジャケット10内に装着されてウォータジャケット10内の冷却水流量を調整するウォータジャケットスペーサ20の見かけ上の比重を上記冷却水の比重と略等しく設定する。見かけ上の比重が冷却水の比重と略等しいウォータジャケット20をシリンダボア壁5の外周に形成されるウォータジャケット10内に装着してウォータジャケット10の内周面13と外周面14により比較的小さな加圧力で挟持することでウォータジャケットスペーサ20が安定した状態で保持でき、シリンダブロック1への負荷が抑制できる。 (もっと読む)


【解決課題】シリンダボア壁の壁温の均一性が高い内燃機関を提供すること。
【解決手段】内燃機関のシリンダブロックのシリンダボア壁の溝状冷却水流路内に設置されるものであって、溝状冷却水流路側の壁面に接するためのゴム材質からなる窓枠状の接触面と、該接触面で囲まれ且つ所定の奥行きを有する空間部とを備える保温構造体。 (もっと読む)


【解決課題】シリンダボア壁の壁温の均一性を高くすると共に、シリンダボア壁周りの溝状冷却水流路内に容易に挿入できるシリンダボア壁の過冷却防止部材及び内燃機関を提供すること。
【解決手段】内燃機関のシリンダブロックのシリンダボア壁周りに形成される溝状冷却水流路内に設置されるものであって、70℃以上の冷却水と接触することで膨潤して、該シリンダボア壁の溝状冷却水流路側の壁面に接する接触面を有する。 (もっと読む)


【課題】シリンダボア壁の壁温の均一性が高い内燃機関を提供する。
【解決手段】内燃機関のシリンダブロック11のシリンダボア壁13の溝状冷却水流路側の壁面17に、溝状冷却水流路14の上端から下端までの長さの1/3より下側の部分に接する保温部材1aを配設する。 (もっと読む)


【課題】多数のシリンダボア2を囲むようにウォータージャケット4が設けられ、このウォータージャケット4においてシリンダ配列方向の一端側に設けられる幅広部4aの底に冷却液の導入路6が連接される多気筒型内燃機関のシリンダブロック1において、シリンダボア2の下側領域の過冷却を抑制または防止する。
【解決手段】導入路6とウォータージャケット4との連接部分には、導入路6から導入される冷却液をウォータージャケット4のシリンダボア側内壁面4b(シリンダバレル3の外壁面とも言う)の下側領域から遠ざけて上側領域に導くための冷却液案内手段(7)が設けられている。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で軽量、低コストにして掃気効率及び冷却効果に優れる2ストロークエンジンを提供する。
【解決手段】シリンダ側壁121のピストン14の下死点位置に対応する部分に設けられ180度対向位置に配置された2個の排気口16と、シリンダ側壁121のピストン14の下死点位置に対応する部分に設けられピストン中心軸150に対して180度対向位置に配置された2個を1対とした2対4個の掃気口18と、4個の掃気口18からの掃気どうしをピストン中心軸位置で衝合させてシリンダ内にピストン中心軸に沿った上昇掃気流fuを生起する衝合気流生起手段であり、前記掃気口18の配置構成と、掃気の吹出し方向がピストン中心軸150を向くように掃気を案内する4つの掃気通路52と、隣接する2個の掃気口18の中間に設けられた排気口16の配置構成と、を有する衝合気流生起手段20と、を含む2ストロークエンジン10から構成される。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で軽量、低コストにして掃気効率及び冷却効率に優れる2ストロークエンジンを提供する。
【解決手段】シリンダ側壁121のピストン14の下死点位置に対応する部分に設けられ、互いに同じ高さ位置で、かつピストン中心軸150周りに等間隔に配置される3個以上の複数の排気口16と、シリンダ側壁121のピストン14の下死点位置に対応する部分に設けられ、互いに同じ高さ位置で、かつピストン中心軸150周りに等間隔に配置される3個以上の複数の掃気口18と、掃気時に各掃気口18からシリンダ内へ吹出す掃気fA〜fDをピストン中心軸に向けた方向とし、それらの掃気どうしをピストン中心軸位置150で衝合させ、掃気どうしが互いに衝合気流の横方向への流れを規制しながらシリンダ内に該ピストン中心軸に沿った上昇掃気流を生起する衝合気流生起手段20と、を含む2ストロークエンジン10から構成される。 (もっと読む)


【課題】ウオータジャケットの冷却水の流れに与える影響を最小限に抑えながら、スペーサをウオータジャケットの内部に確実に固定できるようにする。
【解決手段】内燃機関のシリンダブロック11のウオータジャケットの内部に配置したスペーサ14の外周面にウオータジャケットを流れる冷却水の流れ方向下流側が高くなるように傾斜するリブ状の傾斜部14qを突設したので、ウオータジャケットを流れる冷却水が傾斜部14qに当たってスペーサ14をウオータジャケットの底部側に荷重F3で付勢し、ウオータジャケットの内部でスペーサ14が妄動するのを防止することができる。これにより、スペーサ14をウオータジャケットの内部に圧入して固定する必要がなくなって装着が容易になるだけでなく、スペーサ14の固定部材22を簡略化したり廃止したりして冷却水の流れに対する影響を小さくすることができる。 (もっと読む)


【課題】 スペーサをウオータジャケットの内部に固定するための固定部材を、スペーサに容易かつ確実に取り付けられるようにする。
【解決手段】 シリンダブロックのウオータジャケットの内部に配置されるスペーサ14は、シリンダ列線L1方向両端部に上部支持脚14e,14gおよび下部支持脚14f,14hをそれぞれ備える。スペーサ14をウオータジャケット13の内部に固定するための固定部材22は、上部被覆部22aおよび下部被覆部22bをそれぞれ上部支持脚14e,14gおよび下部支持脚14f,14hに被せるだけで連結部22cによって脱落が防止されるので、スペーサ14に対する固定部材22の取り付けを容易かつ確実に行うことができる。しかも固定部材22により、上部支持脚14e,14gおよび下部支持脚14f,14hがシリンダヘッドの下面やウオータジャケットの底部に直接接触して摩耗するのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 スペーサによるピストンおよびシリンダボア間のフリクション低減効果を維持しながら、ピストンの上部からシリンダボアへの放熱性を確保する。
【解決手段】 スペーサ14がシリンダボア12aのウオータジャケット13の深さ方向中間部位を周方向全周に亙って覆うので、シリンダボア12aの中間部位が他の部分よりも高温になり、熱膨張によってピストン18との間のクリアランスが増加することで、フリクションを低減して内燃機関の燃費向上に寄与することができる。しかもシリンダボア12aの中間部位が他の部分よりも高温になることで、その部分を潤滑するオイルが温度上昇して粘性が低下するため、フリクションの低減効果が更に高められる。また冷却水がスペーサ14に遮られずに流れることができるシリンダボア12aのシリンダ軸線L2方向上部および下部は充分に冷却されるため、ピストン18の高温になり易い頂部およびスカート部18bの冷却性能を確保して過熱を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 ウオータジャケットの冷却水の流れに与える影響を最小限に抑えながら、スペーサをウオータジャケットの内部に確実に固定できるようにする。
【解決手段】 内燃機関のシリンダブロック11のウオータジャケットの内部に上部冷却水通路13cおよび下部冷却水通路13dを区画するスペーサ14の上縁14pを、上部冷却水通路13cの下流側が段差G分だけ高くなるように傾斜させたので、上部冷却水通路13cを流れる冷却水によってスペーサ14をウオータジャケットの底部側に荷重F3で付勢し、ウオータジャケット13の内部でスペーサ14が妄動するのを防止することができる。これにより、スペーサ14をウオータジャケットの内部に圧入して固定する必要がなくなって装着が容易になるだけでなく、スペーサ14の固定部材22を簡略化したり廃止したりして冷却水の流れに対する影響を小さくすることができる。 (もっと読む)


【課題】 スペーサの重量を最小限に抑えながら、スペーサで仕切られたウオータジャケットの下部冷却水通路に臨むシリンダボアの冷却性能を確保する。
【解決手段】 シリンダブロックのシリンダボアの周囲を囲むように形成されたウオータジャケットに供給された冷却水は、ウオータジャケットの内部に装着されたスペーサ14により区画された上部冷却水通路13cおよび下部冷却水通路13dに分流してシリンダボアを冷却した後、冷却水出口部14fからシリンダヘッドに排出される。このとき、ウオータジャケットの壁面に向かって径方向に突出する突条14kをスペーサ14の下部に沿って形成し、その突条14kの少なくとも冷却水出口部14fの下方部分を切り欠いたので、スペーサ14全体を突条14kの部分と同じ厚さにする必要をなくして重量を軽減しながら、下部冷却水通路13dの冷却水の流れを冷却水出口部14fまで維持して良好な冷却性能を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】ピストンのスカートとシリンダのライナとの対向面間の摩擦損失を低減する。
【解決手段】ディーゼルエンジン1におけるシリンダ2のライナ2aの下端内壁面にテーパ部2cを形成した。このテーパ部2cは、ピストン3がライナ2aの内壁面に対して傾斜した状態(ピストン3の軸心がシリンダ2の軸心Aに対して傾斜した状態)でスカート3aの下端がライナ2aの下端に達した場合にスカート3aの下端とライナ2aの下端との対向面間での摩擦損失が低減するように形成されている。 (もっと読む)


【課題】 シリンダボアの内面を使用して高信頼性でシールすることができるシリンダボアのシール構造を提供する。
【解決手段】 シリンダボア16のシール構造は、第2ベース部材22の上面に載置されると共にシリンダボア16の内面に接するリング状のシール材24と、シール材24の上端に接すると共にシリンダボア16の内面に隣接する上部26と、シール材24の内側に接する下部28とを有し、第2ベース部材22に固定される第3ベース部材30とを備えている。 (もっと読む)


【課題】転圧加工装置において、シリンダボアの内面を所望の非真円の形状に転圧加工する。
【解決手段】シリンダボア3の中心に、断面形状が非真円のマンドレル4を挿入して固定する。マンドレル4に沿ってツールヘッド5をシリンダボア3に挿入し、回転させながら軸方向に送る。ツールヘッド5の回転により、転圧ローラ6及びガイドローラ7が自転及び公転し、転圧ローラ6がシリンダボア3の内面上で転動して、シリンダボア3の内面を転圧加工する。このとき、転圧ローラ6及びガイドローラ7がマンドレル4の非真円の断面形状に倣ってシリンダボア3の径方向に移動することにより、シリンダボア3の内面が非真円の仕上げ形状に転圧加工される。 (もっと読む)


【課題】シリンダライナとボア中子との嵌合隙間への溶湯の浸入を抑制するシリンダライナを提供する。
【解決手段】シリンダライナ5の、ボア中子6の先端側の内周面に、ボア中子6との嵌合隙間に先端側から浸入した溶湯を溜める複数の凹部10を点在するように形成する。これにより、シリンダライナ5とボア中子6との嵌合隙間への溶湯の浸入が抑制されるので、シリンダライナ5の内周面へのカジリを抑制でき、しかも、ボア中子6の外周面への凝固金属の付着が抑制され、次の鋳造時にボア中子6にシリンダライナ5をスムーズに挿入することができる。 (もっと読む)


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