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Fターム[3H039BB17]の内容

回転型ポンプ (12,088) | 目的 (3,071) | 過圧縮防止 (34)

Fターム[3H039BB17]に分類される特許

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【課題】
スクロール圧縮機において、吐出圧力よりも高圧になった圧縮室内の冷媒をリリース穴からリリース制御弁を経由して密閉容器内の吐出圧力空間へ放出させる場合に、リリース制御弁における流路抵抗と吐出圧損を低減する。
【解決手段】
スクロール圧縮機50では、固定スクロールラップ2bと旋回スクロールラップ3bとで圧縮室23が形成される。冷媒ガスが過圧縮されるのを防止するリリース弁装置30は、固定スクロールラップ間に形成されたリリース穴31と、リリース穴に接続しリリース穴より大径の弁室32と、弁室に接続するガイド部33と、ガイド部に嵌合するストッパ37と、このストッパの突起部に係合する弾性体と、弾性体とリリース穴間に配置されたバルブシート35とを有する。弁室とガイド部の境界近傍から固定スクロールの吐出穴までを連通する連通路40aを形成した。 (もっと読む)


【課題】コストアップや本体ケーシングの大型化を招くことなく起動時の液圧縮後も摺動部を効率よく潤滑できる電動圧縮機の提供。
【解決手段】固定スクロール4に対し旋回スクロール5を旋回駆動する駆動軸8と、駆動軸を軸受け支持する主軸受部材21と、旋回スクロールの自転防止用オルダムリング7とを備え、前記圧縮機構部の起動時に液圧縮が発生した場合、高圧な液冷媒を本体ケーシング内の高圧空間11に排除する1個または複数個の細孔16を圧縮機構部に備えた構成としてあり、起動時の液圧縮発生時にオルダムリング7の摺動部に浸入した液冷媒を効率的に排除することで潤滑性が確保でき、潤滑性能の低い安価な部品でも摺動部を構成することができるとともに、小型で安価な電動圧縮機とすることができる。 (もっと読む)


【課題】スクロール型圧縮機において、大型化を回避しつつ、過圧縮損失を低減する。
【解決手段】固定スクロール(31)と可動スクロール(36)とを備えたスクロール型圧縮機において、固定スクロール(31)及び可動スクロール(36)の少なくとも一方のラップ(34,38)を、2つの圧縮室(41A,41B)の少なくとも一方の圧縮室(41B)の容積変化率が圧縮行程の途中において減少するような形状に形成された変形ラップに構成する。 (もっと読む)


【課題】リリーフポートからの吐出時の圧損を低減して効率の向上を図るとともに、リリーフ弁の数を最小限に抑えて構成の複雑化を回避しつつ、その配置の自由度を高めることができるスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
【解決手段】吐出ポートの外周側に圧縮室を吐出チャンバー16に連通する複数孔群からなるリリーフポート31Aが設けられているスクロール圧縮機において、固定スクロール16の端板端面の少なくとも複数孔群のリリーフポート31Aが開口されている部分に対応してプレート部材を設け、該プレート部材と固定スクロール16の端板端面との間に、リリーフポート31Aの複数孔群を1つに集約し、該リリーフポート31A位置から離れた位置で吐出チャンバーに連通する単一のリリーフ流路37を形成するとともに、該リリーフ流路37の吐出チャンバーへの開口部39にリリーフ弁34Aを設けた。 (もっと読む)


【課題】外側圧縮部と内側圧縮部が配置されている2段スクロール圧縮機において圧力損出を低減する。
【解決手段】一平面上に固定スクロール(52)と旋回スクロール(54)を有するスクロール型圧縮機であって、前記固定スクロール(52)に、前記固定スクロール(52)のラップ部を連結するランド部(53)を設けることにより、外周側圧縮部(55A)と内周側圧縮部(55B)が形成された2段スクロール型圧縮機において、外周側固定ラップ部(52A、56)と前記外周側旋回ラップ部(54A)を、第1圧縮室(21A−1)と第2圧縮室(21A−2)の2室が形成された後、前記旋回スクロール(54)の旋回運動につれて前記2室は合流するように構成し、さらに、前記2室の合流時の圧力が等しくなるように構成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】吐出バイパス孔と、液インジェクション孔と、中間圧孔との配置関係を最適な関係に設定して、液インジェクションの冷却効果を最大限に発揮することができる密閉形スクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】固定スクロール翼23と旋回スクロール翼33とによって形成される圧縮室37A、Bに液冷媒を注入する液インジェクション孔85A、Bを固定スクロールの端板に設けるとともに、液インジェクション孔85A、Bよりも渦巻方向の中心側に圧力を一定圧力以上において放出する吐出バイパス孔87A、Bを設け、更に、旋回スクロールを前記固定スクロール側へ押付ける押付力を生じせしめる中間圧力ガスを取り出す中間圧孔91を、旋回スクロールの端板に設けるとともに、中間圧孔91を固定スクロールと旋回スクロールとを組み合わせた状態で吐出バイパス孔が位置する圧縮室に対して渦巻方向の外側における他の圧縮室に位置するように構成する。 (もっと読む)


【課題】圧縮機の吐出圧力の高低やインジェクション冷媒の圧力の高低に関わらず、圧縮室内の冷媒が過圧縮となることによる性能低下を防ぐことを目的とする。
【解決手段】スクロール圧縮機は、渦巻歯1bの中心部に設けられた吐出ポート1dよりも渦巻歯1bの外周側に、インジェクション冷媒を注入するためのインジェクションポート1fが設けられるとともに、インジェクションポート1fよりも渦巻歯1bの中心側であって、吐出ポート1dよりも渦巻歯1bの外周側に、吐出圧以上の冷媒を吐出するためのリリーフポート1eが設けられた。 (もっと読む)


【課題】吐出バイパスと液インジェクションに用いるポートが可能な限り簡素に形成され、製造コストの低減が可能なスクロール圧縮機及びそのスクロール圧縮機を備えた冷凍サイクル装置を提供する。
【解決手段】高圧縮比の定格条件のときに適正となる内部容積比に設定され、固定渦巻歯31b及び揺動渦巻歯のそれぞれを2.5巻以上の巻数で構成し、固定スクロール31の台板31aにおいて、固定渦巻歯31bの外向面側の伸開始点から伸開角略2πの位置と、固定渦巻歯31bの内向面側の伸開始点から伸開角略2πの位置とにそれぞれ共用ポート35を設けた。この共用ポートを、高圧縮比条件では液インジェクションポートとして用い、低圧縮比条件では吐出バイパスポートとして用いる。 (もっと読む)


【課題】
安定した運転が可能で信頼性の高い水注入式スクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】
渦巻き状のラップを有する旋回スクロール部材と、この旋回スクロール部材のラップに対応した略渦巻き状のラップを有する固定スクロール部材と、この固定スクロール部材に対して前記旋回スクロール部材を旋回運動させるための駆動力を発生するモータ100と、吸入口から吐出口までの圧縮経路を有し、この圧縮経路内に水を注入する手段を持つスクロール圧縮機において、前記圧縮経路内に水を注入する運転と水を注入しない運転とを切り替えて運転制御する。このように、圧縮機本体ブロック1内に水が残存しないよう注水運転と無注水運転を使い分けることで、圧縮機本体ブロック1内に水を注入した場合に懸念される、腐食や、起動不良、ラップ接触を回避する。 (もっと読む)


【課題】リリーフ穴の開口面積を十分確保でき、過圧縮ガスの抜けを良くして過圧縮損失を低減できるスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】スクロール圧縮機1は、鏡板24a、26aの一方の面に螺旋状のラップ24b、26bがそれぞれ設けられた固定スクロール24および可動スクロール26を備えている。固定スクロール24のラップ24bと可動スクロール26のラップ26bとが互いに組み合されることにより、圧縮室40が形成される。固定スクロール24の鏡板24aには、圧縮室40と連通可能な少なくとも1個のリリーフ穴61が鏡板24aを貫通して形成されている。リリーフ穴61は、固定スクロール24のラップ24bから離間した位置に形成されている。リリーフ穴61は、閉領域62に配置されている。閉領域62は、平面視における可動スクロール24のラップ24bの軌跡の重なり部分である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、逆止弁が圧縮室内の圧力変動により開閉しない逆止弁構造を有する圧縮機を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、過圧縮した被圧縮流体をリリーフできる逆止弁を備えた複数の圧縮空間を有する圧縮機において、逆止弁または、逆止弁と接触する筐体の一部が磁性体で構成される。あるいは、本発明は、過圧縮した被圧縮流体をリリーフできる逆止弁を備えたスクロール圧縮機において、逆止弁または、逆止弁と接触する筐体の一部が磁性体で構成される。あるいは、本発明は、過圧縮した被圧縮流体をリリーフできる逆止弁を備えたスクリュー圧縮機において、逆止弁または、逆止弁と接触する筐体の一部が磁性体で構成される。 (もっと読む)


【課題】可動スクロールを固定スクロールに押し付ける押付機構を備えたスクロール圧縮機において、如何なる運転条件においても、離反力に対して押付力が不足することを回避する。
【解決手段】スクロール圧縮機1は、押付機構75と逆流阻止機構35とを備えている。押付機構75は、可動側鏡板部71の背面に臨む背圧室53と、吐出ポート64が連通する直前の状態と吐出ポート64が連通している状態の圧縮室23を背圧室53に連通させるための背圧導入通路80とを有している。逆流阻止機構35は、背圧導入通路80の冷媒が圧縮室23から背圧室53へ流れることを許容して、背圧室53から圧縮室23へ戻ることを阻止する。 (もっと読む)


【課題】スクロール圧縮機において、リリース弁の開き遅れを防止し運転負荷を低減して圧縮機性能を向上できると共に、安定したリリース弁機能を量産的に得られるようにすること。
【解決手段】スクロール圧縮機は、圧縮室11で作動流体を圧縮する圧縮機構部と、圧縮された作動流体が吐出される吐出圧室2fを形成する密閉容器とを備える。固定スクロール5は、圧縮室11の圧力が設定圧力より上昇した場合に、圧縮室11と吐出圧室2fとを連通するように開路するリリース弁装置15を備える。リリース弁装置15は、リリース流路15iと、リリース流路15iを開閉するように設けられたリリース弁15dと、リリース弁15dに弾性押圧力を付加する弁押圧体15hと、リテーナ16とを備える。弁押圧体15hは、リリース弁15dがリリース流路15iを閉じた状態でフリーになり且つリリース流路15iを開いた状態で圧縮される弾性部15eを有する。 (もっと読む)


【課題】圧縮室内の冷媒ガスが所定の圧力に到達したにも関わらず、吐出口に至る連通経路が狭いために、過圧縮損失が発生し、性能悪化を引き起こす恐れがある。
【解決手段】第1の圧縮室15aが離間する時の前後でほぼ同時に、吐出口18が旋回スクロール13のラップ13aをまたいで第1の圧縮室15aに入り込む構成とすることで、直接吐出口18が第1の圧縮室15aに開口するため、両スクロールのラップ間隙間に加え、連通経路を十分に確保することができ、過圧縮損失を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】リリース弁装置の設置場所の制約を受けず、コンパクト且つ構成部品点数の少ない低コストなリリース弁機能を備えたスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】圧縮室11側に配設されたリリース穴15aと吐出圧室2f側に配設されたリリース弁室15cとが連続して構成されたリリース流路15iが配設された固定スクロールの前記リリース弁室内に、ガイド部材15fと、弁押圧体15eと、リリース弁15dが配設され、前記圧縮室と前記吐出圧室との連通が遮断されるように弁押圧体15eによってばね付勢されたリリース弁15dが、弁押圧体15eのばね付勢に抗して前記圧縮室と前記吐出圧室とを連通することによって過圧縮または液圧縮を防止するためのリリース機能を有するスクロール圧縮機において、前記リリース弁室15c内にガイド部材15fを固定した。 (もっと読む)


【課題】
スクロール部材の鏡板背面に背圧室を備えているスクロール圧縮機において、更にリリース機構を備えたものにおいても、リリース機構による背圧室の圧力変動の影響を低減する。
【解決手段】
スクロール圧縮機は、固定スクロール、この固定スクロールと噛み合わされて圧縮室を形成する旋回スクロール、この旋回スクロールの鏡板背面に設けられた背圧室、前記旋回スクロールの鏡板に形成され圧縮室と背圧室とを連通する背圧孔、及び固定スクロールの台板に設けられ圧縮室内の圧力が吐出空間の圧力より高くなると圧縮室内の作動流体を吐出空間へ放出するリリース機構を備えている。旋回スクロールの旋回運動に伴い、背圧孔により圧縮室と背圧室とが連通される区間47は、リリース機構により圧縮室と吐出空間とが連通される区間44,45と重ならないように構成されている。 (もっと読む)


【課題】簡易且つ安価な構成で、圧縮中の冷媒が吐出冷媒によって加熱されることを抑制する。
【解決手段】スクロール圧縮機(1)は、固定スクロール(60)及び可動スクロール(70)を有する圧縮機構(20)と、圧縮機構(20)を収容するケーシング(10)とを備えている。ケーシング(10)内における固定スクロール(60)の背面側には圧縮機構(20)から冷媒が吐出される高圧空間(10b)が形成されている。高圧空間(10b)には、吐出冷媒を高圧空間(10b)から流出させる吐出管(15)が設けられている。高圧空間(10b)には、圧縮機構(20)から吐出される吐出冷媒が固定スクロール(60)へ向かって流れるのを妨害する邪魔板(80)が設けられている。 (もっと読む)


【課題】 シール部材の摩耗によって過圧縮が生じた場合でも、圧縮室内の圧力を確実に逃がすことにより、ラップ部等の温度上昇による損傷を防止する。
【解決手段】 固定スクロール2の板体3には、吸込口15と吐出口16との間に位置する中間位置の圧縮室14に連通する流出通路19を設け、流出通路19には、連通管20を介して圧縮室14の圧力が予め決めた設定値を超えたときに、開弁して圧縮室14を大気に開放する安全弁21を設ける構成としている。従って、チップシール7,13が摩耗限界まで達し、最内径側の高圧な圧縮室14内の空気が低圧な中間位置の圧縮室14に漏れ出した場合、安全弁21は、中間位置の圧縮室14を大気に開放することにより、中間位置の圧縮室14の圧力が上昇するのを抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】広範囲な圧力運転範囲において、全断熱効率及び信頼性の高いスクロール圧縮機
を提供することを目的とする。
【解決手段】両スクロール部材を引き付ける力をスクロール部材の背面に吸込圧よりもあ
る一定の値だけ高い圧力をかけるべく背面過吸込圧領域を設け、さらに、圧縮室の圧力が
吐出圧よりも高いときのみ圧縮室と吐出系を連通する制御バイパスを設けた。 (もっと読む)


【課題】リリーフポートに起因する死容積を削減でき、且つ各圧縮室の流体を各リリーフポートから確実に排出できるスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】圧縮機構(20)には、第1圧縮室(24a)のみに開口する第1リリーフポート(31a,31b)と、第2圧縮室(24b)のみに開口する第2リリーフポート(32a,32b)と、第1圧縮室(24a)と第2圧縮室(24b)との双方に開口可能な第3リリーフポート(33)とが設けられる。 (もっと読む)


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