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Fターム[3J006AE23]の内容

弾性リップ型 (4,136) | 構造 (2,736) | シール単体の構造、シール単体からなる密封 (2,060) | 内周面+端面摺接型 (289)

Fターム[3J006AE23]に分類される特許

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【課題】シールリップに多量のグリースを塗布してもグリースが外部へ飛散することがなく、また、これにより多量のグリースを塗布することができるシール構造を提供する。
【解決手段】シールハウジングと相手部材との間をシールするシール構造であって、相手部材の軸方向端面部に摺動自在に密接するシールリップを有し、シールリップにグリースが塗布され、シールリップの外周側に位置してシールハウジングと相手部材の軸方向端面部との間に軸方向間隙が設定されるシール構造において、シールリップに塗布したグリースが回転時に軸方向間隙を通過したときにさらに径方向外方へ飛散するのを抑制するグリース飛散防止構造を有する。飛散防止構造は、相手部材の軸方向端面部に一体または別体で設けられてシールハウジングの外周側へ非接触で張り出す鍔状のグリース受け部を有する。受け部の内周面にはグリースを溜める凹部状のグリース溜め部が設けられている。 (もっと読む)


【課題】高い撥水撥油性が求められる用途に好適な撥水撥油膜の形成方法を提供する。
【解決手段】本発明の撥水撥油膜の形成方法は、被成膜部材を、水と少なくとも1種のアルコキシ金属塩とを必須成分とする第一の溶液に接触させた後、pH11〜13のアルカリ性溶液である第二の溶液と接触させることにより、前記被成膜部材の表面に金属酸化物層を形成する第1の工程と、前記第1の工程の後に、前記被成膜部材を、フッ素含有有機化合物を含む溶液である第三の溶液と接触させた後、pH9〜14のアルカリ性溶液である第四の溶液と接触させることにより、前記金属酸化物層の上に撥水撥油層を形成する第2の工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】 軸受の高密閉性と、高速回転時の低回転トルク化とを両立することができる軸受用密封装置を提供する。
【解決手段】 軸受用密封装置において摺動シール部8のアキシャル基面8bから副シールリップ94がアラジアル方向外向きに斜めに立ち上がる形で形成されている。該副シールリップ94には、ラジアル方向内周面から内輪側スリンガ10の内面に向けて分岐する補助シールリップ95が、外輪4が非回転のときは内輪側スリンガ10の内面との間に所定量の補助シール隙間βを形成する延出長さにて一体形成されている。遠心力の増大により副シールリップ94がアキシャル基面8b側に大きく倒れ変形すると、補助シールリップ95は補助シール隙間βを縮小しつつ該副シールリップ94と一体移動し、内輪側スリンガ10内面との間に新たな摺接状態を形成する (もっと読む)


【課題】 回転速度に応じて軸受密閉性を適宜自己調整することができ、ひいては低速回転時における高密閉性と、高速回転時の低回転トルク化とを両立することができる軸受用密封装置を提供する。
【解決手段】 軸受用密封装置において副シールリップ94は摺接面94a’が円環帯状に形成され、軸受の回転速度が増すほど、その遠心力により摺接面94a’の幅が半径方向に縮小するので、摺動摩擦を効果的に軽減でき、高速回転時の軸受トルク増大を防止することができる。また、遠心力がある程度大きくなっても、摺接面94a’の幅が縮小するのみで摺接状態を維持でき、副シールリップ94が内輪側スリンガ10から浮き上がる不具合を生じにくい。さらに、スリンガ内面の法線方向に先端側から面当たりするのではなく、摺接エッジ94eから線当たりする形で弾性屈曲変形しつつ円環帯状の摺接面94a’を形成するので、遠心力により摺接面94a’の幅が多少縮小しても密封性が損なわれにくい。 (もっと読む)


【課題】シールの密封性と耐久性を高めて軸受の長寿命化を図った車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】ハブ輪2が、一端部に車輪取付フランジ4を一体に有し、外周に内側転走面2aが形成され、車輪取付フランジ4のインナー側の基部4aが断面円弧状の曲面に形成されると共に、アウター側のシール8が、外方部材10の端部に内嵌された芯金11と、この芯金11に加硫接着により一体に接合され、基部4aにシメシロを介して摺接するサイドリップ12aと一対のラジアルリップ12b、12cを有するシール部材12とからなり、基部4aの表面に、セラミック層13bを備えた被覆層13が形成されている。 (もっと読む)


【課題】シール部材と固定部材との間の圧着力を強化し、シール部材と固定部材との間に水分が浸入することを抑制し、もって固定部材に錆が発生することを抑制するよう改良された軸受用密封装置を提供する。
【解決手段】シール部材13と固定部材との接触部分20は、前記回転部材の回転軸方向において芯金12の外方の端部Aより内方に位置する。即ち、接触部分20の回転軸方向において外方の端部Bは芯金12の外方の端部Aより内方に位置している。軸受用密封装置11においては、上記従来の軸受用密封装置に比べ、接触部分20の回転軸方向において外方の端部において大きな圧力でシール部材13が圧着されている。 (もっと読む)


【課題】外部Aからの泥水等に曝されやすい部分の軸周等を密封する密封装置1において、対油シールリップ13の摺動部Sへ泥水等が侵入するのを極力防止する。
【解決手段】非回転のハウジング2の開口端部2aの内周面に取り付けられるオイルシール10と、ハウジング2に挿通された回転体5にオイルシール10の軸方向外側に位置して取り付けられるスリンガ20とを備え、オイルシール10が、金属製の補強環11にゴム状弾性材料で一体に成形されたものであって、回転体5の外周面に摺動可能に密接される対油シールリップ13及び前記スリンガ20と摺動可能に密接されるサイドリップ15が形成され、前記補強環11に、前記ゴム状弾性材料から露出してサイドリップ15の摺動部Sより外径側に位置する摺動筒部11bが形成され、この摺動筒部11bの外周面に、スリンガ20の外径部22aに設けられた外部シールリップ23が摺動可能に密接される。 (もっと読む)


【課題】リップシール部材と環部材の組み合わせよりなる密封装置において、相反する特性であるシール性の向上と摺動トルクの低減とを兼ね合わせ、密封装置の性能を向上させる。
【解決手段】相対回転する二部材のうちの一方の部材に装着されるリップシール部材11と、他方の部材に装着される環部材21との組み合わせよりなる。環部材21は、他方の部材に嵌合される取付部21aと、取付部21aの機外側端部に一体成形された平面部21bとを有する。リップシール部材11は、一方の部材に嵌合される取付環12と、取付環12に被着したゴム状弾性体13により成形されるとともに環部材21に摺動自在に密接するシールリップとを有する。そして、リップシール部材11と環部材21の間にスポンジ状部材31が配置されている。 (もっと読む)


【課題】密封性を高めて、外部からの泥水等の浸入を防止することができる密封装置を提供する。
【解決手段】内側部材と外側部材21との間に構成される環状空間に装着され、前記外側部材21に内嵌固定されるシール本体3と、内側部材を構成する内輪構成部材26に外嵌される円筒部2aと、この円筒部2aの大気A側の端部からコーナ部2bを介して径外方向に延びる側板部2cとを有する断面L字状のスリンガー2とを備える密封装置1。スリンガー2の円筒部2aと内輪構成部材26との間を密封する環状のシール部10が、スリンガー2のコーナ部2bに沿って設けられている。 (もっと読む)


【課題】 耐泥水性能を向上させることができ、かつ断面高さを低くすることができる軸受密封装置、およびそれを用いた車輪用軸受を提供する。
【解決手段】 この軸受密封装置1は、車輪用軸受の相対回転する内方部材と外方部材間に設けられるものであり、環状のシール板2と弾性シール部材3とでなる。シール板2は、内方部材の外周に嵌合する円筒部2aと、その端部から立ち上がる立板部2bとでなる断面L字状である。弾性シール部材3は、芯金4に弾性体5を固着してなる。芯金4は、外方部材の内周に嵌合する円筒部4aと、その端部から立ち下がる立板部4bを有し、シール板2と対向する断面逆L字状である。弾性体5は、芯金4の径方向に並び、先端がシール板2の立板部2bに接する2枚のサイドリップ5a,5bを有し、サイドリップ5a,5b間の距離は0.1mm以上である。 (もっと読む)


【課題】シールの密封性能の向上を図り、軸受性能を長期間に亘って維持することができる車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】外方部材3と内輪5との間に装着されたシール8を備えた車輪用軸受装置において、シール8の外方側にバックアップシール13が配設され、このバックアップシール13が、外方部材3のアウター側の端部外周に圧入される円筒部14aと、これから径方向外方に延びるフランジ部14b、および軸方向に延びる円筒状の保護部14cを有する芯金14と、この芯金14に固着され、車輪取付フランジ6の側面6cに僅かな軸方向すきまαを介して対峙してラビリンスシール18を構成する固定部17a、および径方向外方に傾斜して延びるサイドリップ15bを一体に有するシール部材17とからなり、サイドリップ15bが側面6cに摺接されると共に、芯金14によって外部に露出せずに遮蔽されている。 (もっと読む)


【課題】組み合わせシールリング1の組み付け作業を徒に慎重に行なわなくても、少なくとも、スリンガ4及び芯金6と内輪8及び外輪9との嵌合部を通じての異物、特に水分の浸入防止を確実に図れる構造を実現する。
【解決手段】嵌合部に設けた凹溝23、24内に、グリース25、25等の撥水性を有するゲル状物質を封入する。このゲル状物質が、上記嵌合部を通じて内部空間3内に浸入しようとする水分をはじき返し、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】軸に対して角度をもつ面に接するシールリップの断面形状を最適化し、具体的には、スラスト方向の面振れおよびリップ締め代の周期的な変化に対するシールリップの追随性を高め、シール性を向上させることを目的とする。
【解決手段】シールリップは、その根元部の先端側に屈曲部を介して先端部を一体成形したもので、先端部の長さLを2.0〜4.0mm、根元部の長さLを0.4〜2.0mm、先端部先端部分の厚さTを0.3〜0.7mm、先端部基端部分の厚さTを0.9T〜1.5Tmm、根元部の厚さTを0.3〜0.7mm、先端部内周面の軸直角平面に対する傾斜角度Qを50〜80°、最先端部の尖端角度Qを60〜110°に設定した密封装置において、L/Lを2.0以上5.0以下、T/Tを0.85以上1.3以下に設定したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】多段のダストリップに依存したシール構造に比較して、耐ダスト性の優れた密封装置を提供する。
【解決手段】回転体5に固定されてこの回転体5と一体に回転する回転側密封要素1と、非回転のハウジング6に固定される静止側密封要素2とを備え、前記回転側密封要素1と静止側密封要素2との間に、ダストシールS1及びその機内A側に位置する対油シールS3が形成され、前記ダストシールS1が、前記静止側密封要素2に気密的に取り付けられると共に前記回転側密封要素1に平面同士で摺動可能に密接された合成樹脂リング3と、この合成樹脂リング3を前記回転側密封要素1へ向けて軸方向へ付勢する弾性体4により形成される。 (もっと読む)


【課題】対油シールリップ13の密接摺動部へ外部Aからの泥水等が侵入するのを極力防止し得る構造とする。
【解決手段】非回転のハウジング2に取り付けられるオイルシール10と、その内周側の回転体5にオイルシール10の軸方向外側に位置して取り付けられるスリンガ20とを備え、オイルシール10に、回転体5の外周面に摺動可能に密接される対油シールリップ13が形成された密封装置1において、オイルシール10及びスリンガ20に、対油シールリップ13より外側で互いに径方向に近接対向する筒状部16,24が設けられ、このうち一方の筒状部16がゴム状弾性材料又はフッ素樹脂からなると共に、他方の筒状部24との間にラビリンス隙間LGを形成する溝16aを有する。この溝16aは、スリンガ20の回転によって流体を外側へ排出するポンプ力を生じる螺旋方向に延びている。 (もっと読む)


【課題】デフレクタを開口部周辺でケースに近接させることなくサイドシールリップ部とデフレクタの接触面圧のばらつきを抑え、シール性能と耐久性に優れたシール装置を提供する。
【解決手段】軸穴1aを有するケース1と軸穴1aに遊挿される回転軸2との間の隙間3内に配置されるメインシールリップ部22、および、隙間3の外方に突出するサイドシールリップ部23を有するシール部材11を備えるとともに、隙間3の外方でサイドシールリップ部23に接触するデフレクタ12を備え、シール部材11がケース1と回転軸2とのうち一方の部材に支持されるとともに、デフレクタ12がケース1と回転軸2とのうち他方の部材に支持されたシール装置において、デフレクタ12が、軸穴1aから離隔するほど軸穴1aの中心軸線CLから離隔するよう中心軸線CLに対して傾斜した傾斜面部を有し、その傾斜面部がサイドシールリップ部23に接触している。 (もっと読む)


【課題】金属嵌合部から泥水等のシール対象物が漏れると云うシール性の問題、密封装置の表面に付着するグリースによって製品同士が粘着すると云う粘着の問題、組み立ておよび装着の作業性が良くないと云う作業性の問題を解消する密封装置を提供する。
【解決手段】相対回転する二部材間に装着されて泥水等のシール対象物が機外から機内へ浸入するのを抑制する密封装置1において、一方の部材に嵌合される取付環2と、取付環2に被着したゴム状弾性体3により成形されるとともに他方の部材の周面に摺動自在に密接するシールリップ7と、ゴム状弾性体3により成形されるとともにシールリップ7よりも機内側Aに配置され、他方の部材に設けた軸方向端面63aに摺動自在に密接する機内側シールリップ9とよりなる構造とする。 (もっと読む)


【課題】トルクが小さくて、長期にわたって密封性能が低下しにくい密封装置を提供すること。
【解決手段】パックシールの弾性部材51を、芯金部材50の径方向延在部61に固定される基部53と、基部53から延在して、スリンガ52のフランジ部66に摺動する芯金固定部側リップ54およびスリンガ固定部側リップ55と、基部53から延在して、スリンガ52の固定部65の軸方向の端面98に摺動する第2アキシアルリップ56とで構成する。 (もっと読む)


【課題】トルクが小さくて、密封性能に優れ、かつ、軸方向の寸法が小さい密封装置を提供すること。
【解決手段】パックシールのスリンガ52の固定部65における軸方向のフランジ部66側とは反対側の端部の外周面に、軸方向のフランジ部66側とは反対側に行くにしたがって外径が小さくなる傾斜外周面部98を形成する。パックシールの弾性部材51を、芯金部材50の径方向延在部61に固定される基部53と、基部53から延在して、スリンガ52のフランジ部66に摺動する芯金固定部側リップ54およびスリンガ固定部側リップ55と、基部53から略径方向に延在して、上記傾斜外周面部98に摺動する傾斜面摺接リップ56とで構成する。 (もっと読む)


【課題】金属部品同士の嵌合部(金属嵌合部)のシール性を確保し、しかも嵌合作業の作業性を向上させることができる金属嵌合部のシール構造を提供する。
【解決手段】金属部品同士を互いに嵌合する金属嵌合部のシール構造であって、シール媒体としてグリースまたは油等の潤滑材を用い、潤滑材を少なくとも一方の金属部品の嵌合面に塗布し、金属部品同士を嵌合し、嵌合後潤滑材を金属部品同士の間に介在させて金属部品同士の間の微小スキマを埋める。また、一方の金属部品の嵌合面に潤滑材を塗布するにつき、他方の金属部品にスポンジ等よりなる潤滑材保持部を設け、潤滑材保持部に潤滑材を含浸させ、含浸した潤滑材が嵌合時ににじみ出ることにより一方の金属部品の嵌合面に潤滑材を塗布する。 (もっと読む)


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