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Fターム[3J044BB40]の内容

Fターム[3J044BB40]に分類される特許

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【課題】この発明は、デポジットの付着を抑制することができる構成を備えた内燃機関を提供することを目的とする。
【解決手段】ピストン10は、ピストン上部14の表面(つまりピストン頂面)に、凹凸表面12を備えている。凹凸表面12は、多数の錐体が、頂点間距離(ピッチ)Pで並ぶことにより構成されている。凹凸表面の凸の高さをHと記す。P≦0.5μmかつP/2≦Hの関係を満たす。 (もっと読む)


【課題】ピストン摺動面に必要とされる機械的特性と、鋳込み時の融着性との両立を図ることのできるMMCシリンダーライナー、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】強化材成形体にAl−Si系合金を含浸させることで形成された金属基複合材料からなるライナー内周部11と、Al−Si系合金からなるライナー外周部12とを有するMMCシリンダーライナー10にあって、Al−Si系合金の鋳造に際して、金型のキャビティへの充填完了前の溶湯の供給速度を低く、充填完了後の溶湯の供給速度を高くすることで、ライナー内周部11の強化材成形体に含浸されたAl−Si系合金のSi濃度と、ライナー外周部12のAl−Si系合金のSi濃度とを異ならせるようにした。 (もっと読む)


【課題】条痕の加工を廃止することができると共にスカッフの発生を防止することができ、製造コストの低減及び燃費の向上が図れる内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】ピストン1のスカート3の表面に、微粒子状の固体潤滑材10をショットピーニングにより埋め込んで成る。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングが摺動する領域において、ピストンリングとシリンダの内壁面との往復動摩擦を低減することができるシリンダを提供すること。
【解決手段】ピストンが内壁面を摺動するシリンダにおいて、前記シリンダの内壁面のうち、前記ピストンの上死点における最下位のピストンリングのリング溝の下面位置から、前記ピストンの下死点における最上位のピストンリングのリング溝の上面位置までの間の領域である行程中央部領域に複数の凹部を形成し、前記行程中央部領域の面積を100%としたときの、全凹部の面積の合計を1〜80%の範囲内とし、かつ、当該行程中央部領域における、シリンダ周方向の全ての断面には、前記複数の凹部のうち少なくとも一つの凹部を形成し、前記シリンダの内壁面の、前記行程中央部領域以外の領域には前記凹部を形成しない。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性、ガスシール性および油かき性を同時に満たすことが可能であり、かつその摺動面に形成された硬質皮膜自体が剥離することのないピストンリングを提供すること。
【解決手段】外周面に凹部が形成された母材と、前記凹部に設けられる硬質皮膜と、からなるピストンリングにおいて、前記ピストンリングの径方向に垂直な断面において、前記凹部を、母材の上下面のいずれか一方から他方に向かって、ピストンリング外周面に平行に延びる第1の面と、前記第1の面の一端からピストンリング外周面に向かって延びる第2の面と、から構成し、前記凹部に硬質皮膜を設けることで、ピストンリング外周面を、硬質皮膜が形成されている部分と母材が露出している部分とが存在し、前記凹部を形成する第2の面とピストンリング外周面とは10〜30°の角度をもって接しているようにする。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングへのアルミニウム凝着現象を効果的に防止しうるピストンリングを提供すること。
【解決手段】ピストンリング本体と、該ピストンリング本体の上面または下面のどちらか一方、または該ピストンリングの上面と下面の両方に形成される表面皮膜とからなるピストンリングであって、表面皮膜は、耐熱樹脂と該耐熱樹脂中に含有された金属粉末とからなる最表面層と、ピストンリング本体の最も近くに配置され、耐熱樹脂と該耐熱樹脂中に含有された金属粉末とからなる基底層とを少なくとも有し、基底層に含有される金属粉末の含有率が、最表面層に含有される金属粉末の含有率と比較して少ないことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ピストンの温度を低減して、ピストンの耐久性を向上させることを目的とする。
【解決手段】本発明は、ピストンヘッド(62)にピストンピンボス(63)が結合したピストン(60)と、ピストンヘッド(62)とピストンピンボス(63)との結合部(69)をピストン冠面(61)上に投影したときに、その投影平面上の結合部(69a)を包含するように、ピストン冠面(61)に形成された断熱層(70)と、を備えたことを特徴とする。これにより、ピストン温度を低減して、ピストンの耐久性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】燃焼室内の断熱性を高めることができ、かつ耐久性の高い内燃機関用のピストンとその製造方法を提供する。
【解決手段】内燃機関用のピストン10に関し、その燃焼室側に形成された頂面部1には、中空部(空気層A)を有する微小柱体3,…がその一端面を頂面部1の燃焼室側表面に臨ませた姿勢で埋設されており、ピストン10の母材金属に比して相対的に低熱伝導性を有する頂面部1が形成されている。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングへのアルミニウム凝着現象を効果的に防止しうるピストンリングを提供すること。
【解決手段】ピストンリング本体と、該ピストンリング本体の上面または下面のどちらか一方、または該ピストンリングの上面と下面の両方に形成される表面皮膜とからなるピストンリングにおいて、前記表面皮膜を耐熱樹脂と略球状の銅系粉末とから構成する。 (もっと読む)


【課題】ピストンリング溝の上下面に対し、耐Al凝着性と耐摩耗性に優れたピストンリング、及び、ピストンリングの外周摺動面のシリンダライナに対する初期なじみ性、耐摩耗性及び耐スカッフ性に優れたピストンリングの提供。
【解決手段】少なくとも上面8及び下面9に硬質炭素膜2が形成されたピストンリングであって、その硬質炭素膜2は、酸素含有量が1原子%以上10原子%以下であり、水素含有量が10原子%以上40原子%以下であり、ケイ素含有量が0.1原子%以上20原子%以下であり、その硬質炭素膜2の組織形態が柱状組織2xである第1ピストンリング10で、外周摺動面6に形成された硬質炭素膜2の組織形態は、上記柱状組織2xとは異なる緻密組織2yになっている。また、外周摺動面に硬質炭素膜が形成された第2ピストンリングは、形成された硬質炭素膜の表面形態が粒状形態を有し、その粒状形態が平均粒径で700nm以下である。 (もっと読む)


【課題】エンジンの気筒内壁面と摺接するスカート部の外表面に複数の条痕溝が周方向に形成されたエンジンのピストンにおいて、たとえ隣接する条痕溝間の頂部が若干摩耗し、条痕溝の深さが小さくなっても、条痕溝の保油量の減少を抑制する。
【解決手段】アルミ合金を母材としてピストンを鋳造する際に、ピストンのスカート部に焼結部材8を鋳包む。スカート部における焼結部材8の鋳包み部と非鋳包み部とに亘って連続する条痕溝7…7を形成する。その際、条痕溝7…7の表面に焼結部材8が露出するように条痕溝7…7を形成する。 (もっと読む)


【課題】シリンダ内壁面とピストン周面との間に十分な油量を常時保持可能として、ピストンの摺動摩擦の低減維持、および摺動性能の向上を図る。
【解決手段】シリンダS中空部内で往復摺動するピストン1のスカート部3にエンジンオイルを保持するようにした凹部状のオイル溜め部5を、螺旋状条痕Rの一部を切除し、またその凹部底面を粗面にして形成する。オイル溜め部5は、開口大きさが1mmから10mm程度、深さが2μmから30μm程度、開口形状が円形、楕円形、三角形、四角形、多角形、台形、菱形、星形更には数字、文字、記号のいずれかによって形成する。また、オイル溜め部5は、開口大きさ、深さ、数量を調整することにより、ピストン1自体のサブグラムレベルでの重量均一性を可能とし、開口形状、配列パターンの調整で、製造履歴情報等を刻印状に記録してピストン1自体の個別化による識別を可能とする。 (もっと読む)


ピストンリングは、摺動面と、上部側面および下部側面と、内周面とを有する本体を備え、これらの側面の少なくとも1つが、少なくともPVD被覆層を備え、PVD被覆層の膜厚が、半径方向外側から内側へ向かって徐々に減少している。
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ピストンリングは、実質的に環状の摺動面と、上部側面および下部側面と、内周面と、画定された合い口隙間を備えた合い口開口部とを有する本体を備え、各合い口面における摺動面側合い口端部の移行部が、鋭い端部として構成され、摺動面が、少なくとも前記各摺動面側合い口端部まで、10μm以下の少なくとも1つのPVD被覆層を備えている。
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【課題】優れた生産性で自動操作によりピストンリングの側面に塗装を行う。
【解決手段】水平な公転軸(7c)により鉛直面内で回転可能であり、その面上で外周部(7b)に回転可能な複数の保持部(7a)を有するターンテーブル(7)と、水平な自転軸(3a)により単独で回転可能に保持部(7a)に装着されかつピストンリング(1)を支持する取付台(3)と、取付台(3)に支持されかつ回転するピストンリング(1)の両側面(1a, 1b)を加熱する加熱装置(12)と、ピストンリング(1)の両側面(1a, 1b)に塗料(5)を塗布する塗装装置(13)とをピストンリング側面塗装装置に設ける。水平な自転軸(3a)を回転させピストンリング(1)を自転して、ピストンリング(1)の側面(1a, 1b)を加熱すると共に、加熱された側面(1a, 1b)にほぼ同時に塗料(5)を塗布するので、側面(1a, 1b)への加熱と塗装とを連続的かつ自動的に行うことができる。 (もっと読む)


滑動体は、移動面と滑接する少なくとも1つの表面を備えている。摩耗層(2)と、炭素から作られた慣らし運転層(4)と、が前記表面上に形成されている。この滑動体は、慣らし運転層が、水素及びナノ結晶炭化物相を含有することに特徴を有する。滑動体の製造方法において、慣らし運転層は、PVD法を用いて形成される。滑動システムは、前述した滑動体と、移動面を持つ本体と、を有する。滑動体の被覆は、滑動体の上部に形成されてよい摩耗層と、炭素層として形成される慣らし運転層と、を備えている。この滑動体の被覆は、慣らし運転層が、水素及びナノ結晶炭化物相を含有することに特徴を有する。 (もっと読む)


【課題】互いに摺動する一対の摺動部材の摩擦係数を確実に低減することができる摺動構造を提供する。
【解決手段】本発明の摺動構造は、互いに摺動する一対の摺動部材の摺動面間に潤滑油を給油しながら少なくとも一方の摺動部材を摺動させる摺動構造であって、少なくとも一方の摺動部材の摺動面には、5質量%以上のホウ素を少なくとも含有した非晶質炭素被膜が形成され、摺動面間に存在する潤滑油は、窒素が潤滑油の1質量%以上となる量のコハク酸イミドを少なくとも含んでなる。 (もっと読む)


【課題】摺動面にくぼみを有する従来の摺動受部材と比較して、フリクションの大幅な低減を実現することが可能である摺動受部材をを提供する。
【解決手段】摺動部材と組み合わせて用いられる摺動受部材であって、摺動部材が往復摺動する摺動面1を有する摺動受部材において、摺動面1の少なくとも摺動部材が折り返す摺動端近傍部分2には円形状のくぼみ3を多数形成すると共に、摺動面1の少なくとも摺動部材が速く摺動する摺動中間部分4には一方の対向辺が摺動方向に垂直で且つ他方の対向辺が摺動方向に沿う矩形状のくぼみ5を多数形成した。 (もっと読む)


【課題】 燃焼室におけるノッキングの発生を抑制できるピストンリング及び内燃機関を提供する。
【解決手段】 ピストンリング104は、本体部109と、入熱抑制層107とを備える。入熱抑制層107は、本体部109よりも熱伝導率が小さい層である。入熱抑制層107は、本体部109において燃焼室63に向く面に被覆されている。 (もっと読む)


【課題】 長時間のピストンの上下運動によっても、その内壁において、著しく圧縮残留応力が減少する部位の発生が効果的に抑制され得て、以て、内壁の摩耗等が有利に防止されることとなるエンジンシリンダーを提供すること。
【解決手段】 Al−Si合金にて鋳造されたエンジンシリンダーにして、その内壁の表層部に対して、圧縮残留応力を部分的に異なるように付与せしめた。 (もっと読む)


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