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Fターム[3J044CA03]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | ピストンの形状、構造 (801) | ピストンヘッド部 (153) | 燃焼室凹部を有するもの (38)

Fターム[3J044CA03]に分類される特許

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【課題】ペントルーフ状のピストンを有するエンジンにおいて、該ピストンの冷却構造に工夫を凝らすことによりピストンの熱負荷を軽減する。
【解決手段】ピストン1のピンボス部12,12に設けられたピストンピン穴12a,12aの吸気側及び排気側に、該ピストン1の筒軸方向に延びるオイル通路12b,12bを設ける。各オイル通路12bは、ピストン1内部に設けられた環状のクーリングチャンネル11fに連通するとともに、ピンボス部12上方に位置する冠部11の隆起部11a内まで延びている。上記オイル通路12bは、ピストンピン穴12aに連通するように該ピストンピン穴12aの内周面に開口している。 (もっと読む)


【課題】クーリングチャネルを容易に形成できると同時に、接合面を密着させて精度よく接合し易い内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】ヘッド部11の内部にクーリングチャネル17の環状路17aを備えた内燃機関用ピストンであり、ボス13を有するスカート部12及びヘッド部11の中央部11aを備えたピストン本体18と、ピストンリング溝15を有するランド部14及びヘッド部11の周縁部11eを備えて鍛造されたヘッド環状部11cとが、接合面11d、18dにおいて接合されてなり、接合面11d、18dが、クーリングチャネル17の環状路17aを横切り、且つ、周縁部11e側の端部より中央部11a側の端部が頂面11bに近接するように傾斜する単一のテーパ面からなっている。 (もっと読む)


【課題】冠面に開口した凹部を冠部に有して鋳造成形される内燃機関用ピストンにおいて、製造コストを低減するとともに凹部の形状自由度を増大する。
【解決手段】凹部13の周壁13aの少なくとも一部をアンダーカット形状となるように傾斜させて凹部13が金型22,25で形成される。 (もっと読む)


【課題】 燃焼室内で気流を好適に案内して希薄燃焼領域の拡大や出力性能の向上を図るピストン冠面形状を備えた内燃機関用ピストンにおいて、未燃ガスの発生源とされるクエンチ領域の拡大を抑制するとともに、冠面周縁部においても気流の減衰を抑制可能な内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】 内燃機関用ピストン1Aの冠面1dA上に凹部1aAを有し、凹部1aAがクランク軸線と略平行な中心軸線P1を持つ排気バルブ52a側円筒内面R1と、同じくクランク軸線と略平行な中心軸線P2を持つ吸気バルブ52b側円筒内面R2と、平坦部L1とを有し、且つ平坦部Lを円筒内面R1、R2の間に形成する。さらに、円筒内面R1、R2及び平坦部L1を、クランク軸線と略平行な方向へ冠面1dAの周縁まで形成する。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用の2部分から成るピストン(1)であって、上側部分(2)と下側部分(3)とが設けられており、下側部分(3)が、ピストン軸線(12)に対して同軸的に位置する開口(27)を備えた上側の底部分(25)を有しており、該底部分の開口(27)に上側部分(2)に一体成形されたピン(31)が導入されていて、該ピン(31)を介して上側部分(2)が、前記ピン(31)に螺合された6角形ナット(29)を用いて下側部分(3)とねじ結合されている形式のものに関する。このような形式のピストンにおいて本発明の構成では、上側部分と下側部分との間に伸長スリーブ(26)が配置されており、この伸長スリーブ(26)が一方では、ピストン頂部側に、半径方向内側に向かって延びるカラー(28)を有していて、該カラー(28)に6角形ナット(29)の端面(23)が接触しており、伸長スリーブ(26)が他方では、ピストン頂部とは反対側の領域に、ピストン頂部に向けられた接触面(19)を有していて、該接触面(19)が、開口(27)の内側における面(21)に接触している。これによって、互いにねじ結合される2つのピストン部分の間に伸長スリーブを備えた、2部分から成るピストンを、安価に製造することができ、しかも伸長スリーブによってねじ結合部に対して予負荷を加え、しかもねじ結合部に、弛みを阻止する確実性を与えることができる。
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内燃機関のためのピストン(1)であって、ピストン基体(4)と該ピストン基体にねじ締結されたリングエレメント(6)とから成っていて、リングエレメント(6)はピストン基体(4)とともに環状の冷却通路(14)を形成しており、該冷却通路は、ピンハブ(12,12´)の方向で、ピストン基体(4)の突出部(15)によって閉じられている。突出部(15)は弾性的に可撓性の皿ばねとして形成されていて、この皿ばねは、リングエレメント(6)をねじ込む際に変形し、これによりねじ結合部の強化に貢献する。
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【課題】 強度、重量バランス、冷却特性に優れた、内燃機関用のピストンを提供する。
【解決手段】 ピストンは、ピストンピンに垂直なピストン切断面であってピストンの中心軸を含む切断面において、ピストンのキャビティのない側に加わる応力は小さいので肉厚が薄くなるように設けられた大きな肉抜き部123Dと、キャビティのある側に加わる応力が大きいので肉厚が厚くなるように設けられた小さな肉抜き部123Eと、ピストンピンに垂直なピストン切断面であってピストンの中心軸を含まない切断面において、ピストンのバランスを取るために肉厚が薄くなるようにキャビティのない側に設けられた大きな肉抜き部と、キャビティのある側に設けられた小さな肉抜き部とを含む。 (もっと読む)


【課題】 直噴ガソリン機関において、エンジン回転数、エンジン負荷及び燃料噴射時期に対する成層燃焼のロバスト性(適応性)を大幅に向上できる頂面回転式ピストンを提供する。
【解決手段】 ピストン本体2と、ピストン頂面の一部を回転させる頂面回転体1とに2分割し、頂面回転体1を、ピストン本体2と周方向へ摺動自在に係合した頂面回転式ピストン100であって、頂面回転体1の頂面にキャビティ3を形成し、頂面回転体1の中心軸をピストン本体2の中心軸に対し、オフセットした状態にする。これにより、エンジン高回転時に、噴射した燃料の噴霧9がキャビティ3から外れることを防止し、成層燃焼させることが可能になる。 (もっと読む)


【課題】 冷却効率を向上させつつ製造コストを抑えることが可能なピストンを提供する。
【解決手段】 ピストン頂部2の裏面2a側に向けてオイルを噴射するノズル101を有するオイルジェット装置を備えた内燃機関に適用されるピストン1であって、ピストン頂部内に形成された冷却空洞6にオイル供給孔7を介してノズルから噴射されたオイルを供給し、ピストン頂部の裏面と対向するようにサイドウォール9からピストンの外周まで前記ピストンの外側に向かってそれぞれ延びる一対の棚部10を備え、前記オイル供給孔が前記ピストン頂部の裏面のうち前記一対の棚部と対向する裏面に配置され、前記一対の棚部のうち前記オイル供給孔が配置された前記ピストン頂部の裏面と対向する一方の棚部には前記ノズルから噴射されたオイルを前記オイル供給孔に導入するオイル導入孔11が設けられている。 (もっと読む)


【課題】NOxの発生を抑制可能なピストン構造を提供する。
【解決手段】ピストン1頂部にある燃焼室キャビティ2のエッジ5と内底面6の間の側壁部分にピストン1周方向に延びる複数条の溝7を設けて、高温雰囲気に晒されるエッジ5付近の実質的な表面積を拡げ、燃焼過程で当該部位に付与される熱エネルギがピストン1本体部分へ伝わるようにし、エッジ5付近の温度だけを選択的に下げて、熱効率的な損失を回避しつつNOxの発生を抑制する。 (もっと読む)


一体的に鋳造された鋳鋼からなる内燃機関用ピストンであって、前記鋳鋼が、質量比で、(a)C:0.8%以下、Si:3%以下、Mn:3%以下、S:0.2%以下、Ni:3%以下、Cr:6%以下、Cu:6%以下、Nb:0.01〜3%、残部実質的にFe及び不可避的不純物からなる組成を有するか、(b)C:0.1〜0.8%、Si:3%以下、Mn:3%以下、S:0.2%以下、Ni:10%以下、Cr:30%以下、Cu:6%以下、Nb:0.05〜8%、残部実質的にFe及び不可避的不純物からなる組成を有する内燃機関用ピストン。
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本発明は、内燃機関用の2部分から成るピストン(1)であって、ピストン上側部分(2)とピストン下側部分(6)とが設けられており、ピストン上側部分(2)の、ピストン頂部とは反対の下側に、ピストン軸線(15)に対して同軸的に位置する円筒形の一体成形部(24)が配置されていて、該一体成形部(24)の、ピストン頂部とは反対側の端部に、互いに向かい合って位置していて半径方向外側に向かって突出した2つのフック状の突出部(27)が設けられており、ピストン下側部分(6)がピストン頂部側に開口(16)を有しており、該開口(16)に、ピストン下側部分(6)へのピストン上側部分(2)の組付け時に、突出部(27)を備えた円筒形の一体成形部(24)が導入されて回動され、これによって、突出部(27)が開口(16)の縁部に後ろから係合する。
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【課題】内燃機関用のピストン
【解決手段】本発明は内燃機関の分野に関し、詳細には、ピストンヘッド(2)内に設けられた燃焼室(4)を備えるタイプの内燃機関用のピストンに関する。このピストンでは、凸状体(3)が燃焼室(4)の底部から突き出ており、ピストン(1)との連結ロッドの連結ピストンピンの軸(5)に沿って配置されている。ヘッド(2)の基底部分(2a)内に得られる相似の凹部(3b)により、連結ロッドの小端部を上記凹部(3b)内に配置できる。 (もっと読む)


本発明は、ピストン頂部(13)に燃焼室(16)が設けられている、内燃機関用の2部分から成るピストン(1)であって、ベース体(5)と、該ベース体(5)にねじ結合された上側部分(6)とから成っている形式のものに関する。燃焼室(16)の下側部分がベース体(5)に成形されており、上側部分(6)がほぼリング状に形成されており、上側部分(6)が燃焼室(16)をカラー(19)の形式でピストン頂部側において増大させ、かつ半径方向外側に向かって画成していることによって、燃焼圧は、燃焼室において生じる圧力に比べて大きな機械的な強度及び負荷耐性を有しているベース体(5)に対して作用するようになる。
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【課題】 低温化が可能なピストンを提供する。
【解決手段】 ピストン10では、ピストン本体16粗材と同一粗材からなるリップ部14に機械的強度および熱的強度を向上させる手段であるロール掛け、ショットブラストまたはショットピーニングが施される。これにより、リップ部14に応力を付与し、燃焼による熱膨張の引張力に耐えられるようにする。 (もっと読む)


内燃機関のための、複数部分から成る冷却されるピストン(20)であって、鋼から成っているピストン上部分(1)が設けられており、該ピストン上部分(1)が、燃焼凹みとリング部分を備えたリング壁(4)とを有しており、ピストン下部分(2)が設けられており、該ピストン下部分(2)が、箱形のピストンスカート(9)と、当該ピストン(20)をコンロッドに結合しているピストンピンを収容するためのボス(12)と、ピストンスカート(9)に結合されたボスサポート(6)とを有しているピストン(20)では、高い形状安定性と改善された冷却システムとを伴う安価な製作は、ピストン上部分(1)に加工成形された冷却通路(7)が、該冷却通路(7)の周上に分配してピストンクラウンに向けられた複数の孔(14)を有しており、これらの孔(14)間に存在するピストン材料が、複数のサポートリブ(8)を形成しており、該サポートリブ(8)が、半径方向でピストン長手方向軸線(K)に向かってそれぞれ、環状のリングリブ(5)の区分を形成しており、ピストン下部分(2)が、リング状に延びている、ボスサポート(6)に結合された支持リブ(10)を有しており、かつピストン上部分(1)とピストン下部分(2)とが、リングリブ(5)および支持リブ(10)によって解離不能に互いに結合されていることによって達成される。
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ピストン1において、燃焼室10の裏面10aおよび冷却空洞11の内壁11aの表面粗さを6.3S以下にし(2点鎖線部a′,b′の箇所)、さらに、当該表面粗さ6.3S以下とされた箇所に対して自己浄化性触媒の被膜を表面コーティングした。このため、表面コーティングした部分にオイルが残溜し難くなってオイルのコーキングを抑制でき、熱伝達係数の悪化が防止されて温度の上昇を抑制でき、この結果コーキングによるピストン強度の低下を防止できる。したがって、エンジン高出力化に伴う冷却油量やオイルクーラの容量増大が不要になり、構造が簡単で、場積やコストの増大を招くことなくエンジンの出力向上に容易に対応可能な内燃機関用ピストン1,30が得られる。 (もっと読む)


耐久性のあるディーゼルエンジンの用途に特に適合されるピストンは、周方向に延在する接合面を有する別々の部分から製造される。周方向に延在する接合面は、結合の前に、接合面の結合を可能にするのに十分な高温に加熱され、その後、接合面が互いに接触され、捩じられて、接合面の界面において永久的な冶金的な溶接部を達成する。ピストンは、両方が同時に溶接される、径方向に間隔をあけられた壁を有する。溶接接合部は、同一の平面または異なる平面に位置してもよい。上記部分は、一旦接合されると、まだ熱い間に溶接接合部における壁の厚さを減少させるように僅かに引離され得る。
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