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Fターム[3J044CB40]の内容

Fターム[3J044CB40]に分類される特許

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【課題】安定的に適正な張力をピストンリングについて測定できるピストンリング張力測定装置を提供する。
【解決手段】ピストンリング張力測定装置は、被測定ピストンリング5を支持する定盤1と、前記被測定ピストンリング5の外周部分に巻回され、両端側が固定治具4,6で固定される第1のバンド3と、前記被測定ピストンリング5の前記第1のバンド3が巻回されない外周部分に巻回される第2のバンド8と、前記第2のバンド8の一端側を固定する固定治具11と、前記被測定ピストンリング5を縮径させる方向に前記第2のバンド8を移動させる張力付与手段14,15,16と、前記第2のバンド8に付与された張力を測定するロードセル10とを備えている。 (もっと読む)


【課題】変形や摩耗によりシール性能が低下したリップリングを寒冷地などで使用した場合でも、確実にピストン本体とシリンダとの間をシールできるとともに、高圧用の圧縮機にも使用可能なロッキングピストンを提供する。
【解決手段】圧縮機のシリンダ10内をピストンロッド11が揺動しつつ摺動するロッキングピストンのシール構造において、前記ピストンロッド11の先端部13に、前記シリンダ10と前記ピストンロッド11との間をシールするためのリップリング20を備え、前記リップリング20は、円環板状の底部21の全周縁からリップ部22が立設したものであって、前記リップ部22の内側に、前記リップ部22の高さ方向上部側において前記リップ部22を外側に押し広げる拡張部材30,40,50,60を設けるようにした。 (もっと読む)


【課題】エンジン運転が長期に渡り、上記ガス室に高圧燃焼ガスの導入、保持、排出が繰り返されても、ガス室にはカーボンの付着、堆積が発生しない往復動エンジンを提供すること。
【解決手段】往復動エンジン1は、ピストン2のトップリング5とセカンドリング6とセカンドランド7、及びシリンダ内面8とにより囲まれて形成されたガス室4に、膨張行程の初期においてシリンダ内面8のスラスト側10の上部位22に設けたガス通路穴23からピストン2上方の高圧燃焼ガス12を導入し、この導入高圧燃焼ガス12によってピストン2をスラスト側10から支持するようになっており、上記ガス室4内に、半割リング13がスラスト側10からセカンドランド7に被せた状態で、かつ上下方向に隙間20をもって上下動自在に挿入され、ピストン2の往復運動によって上記隙間20分上下運動しガス室4内が常に掃除されるようにした。 (もっと読む)


【課題】オイルリングのシリンダ内壁面におけるオイル掻き機能の低減防止を図ることができると共に、製造コストの増大を抑制し、組付作業性に優れる2ピースオイルリングの回り止め構造を提供する。
【解決手段】本件発明の2ピースオイルリングは、オイル戻し孔を備えるウェブの一端側に上側レール、他端側に下側レールを配することで断面が略H型状で、且つ、合い口部を備えるオイルリング本体と、当該オイルリング本体を当該シリンダ内壁面に対して押圧付勢するようにオイルリング本体の内周側に配するコイルエキスパンダとからなり、当該オイルリング本体の合い口部近傍で、一方のレールに連接して、ピストンが備えるドレン孔に挿入係止可能な突起形状を設けたものを採用する。 (もっと読む)


従来のピストンにおいては、サポートリングの摩耗が進行する場合に、摩耗により生じるピストンの横方向運動により、シリンダに沿ったピストンの走行を防ぐために、ピストンとシリンダとの間に、十分な間隙が設けられている必要がある。しかし大きな遊びは、ピストンとシリンダとの間のギャップ内へのピストンリングの不都合な押出しに繋がることがある。組み立てられたピストンにおける他の問題は、必要とされる多数の個別部材により、組み立てられたピストンの製造及び組付けが困難になるという点にある。この問題を解決するために、本発明により、サポートリング(12)及びピストンリング(11)を、ピストンボディ(15)に設けられている周方向の溝(20)内に配置するようにした。この構成において、周方向の溝(20)の軸線方向の幅は、サポートリング(12)及びピストンリング(11)の軸線方向の全長よりも大きく、サポートリング(12)は半径方向内側に、ピストンボディ(15)から半径方向に離間されて配置されていて、かつ、切断されていないリングとしてピストンボディ(15)から旋削により切り出されている。
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【課題】ピストンとシリンダとの間を良好に潤滑するとともにオイル消費増加及び燃焼ガスの吹き抜けを防止した内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】レシプロ内燃機関のシリンダC内に挿入される内燃機関用ピストン1を、外周面部の一部を内径側へ凹ませかつ周方向に延びて形成され、ピストンリングRを収容するリング溝40と、オイルジェットから噴射されるオイルを、リング溝におけるピストンリングのクランク側の面部と対向する面部42に設けられたオイル供給孔101に供給する油路100とを備える構成とする。 (もっと読む)


【課題】リング成形時にクラックが入る原因を突き止めると共に、クラックの入らないピストンリング用ワイヤを提供する。
【解決手段】ピストン外周のリング溝に装着されるピストンリングの素材であるピストンリング用ワイヤであって、リング成形により外周となる側面、特に最外周摺動部においてリング成形前の残留応力が圧縮応力、好ましくは30〜80MPaの圧縮残留応力を有するピストンリング用ワイヤとする。中でも2ピース形のオイルリングに代表される断面形状が略I形、または略H形のワイヤに有効である。
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【課題】シリンダ内周面に対するピストンリングの押し付け力の適切化を達成する。
【解決手段】シリンダ内周面2aの内径が燃焼室から遠ざかるにつれて漸減する形状に形成されていることにより、ピストンリングはピストン上昇行程において拡がるため、第2ピストンリング22よりもばね定数の高い第1ピストンリング21にあっては、シリンダ内周面に対する押し付け力の低減幅が大きくなり、燃焼圧の回り込みにより大きな背圧が作用して押し付け力が過大になることが抑制されるため、第1ピストンリングの外周における油膜形成が確保される。これにより、ピストンリング構造における焼き付きやフリクションを低減することができる。また、第2ピストンリングにあっては、相対的にばね定数が小さいため、上昇行程において拡がっても押し付け力の低下は小さく、オイル掻き落とし性の低下を抑制することができ、適切なオイル回収を確保し得る。 (もっと読む)


【課題】機関運転中、ピストンの首振り、揺動、横揺れ等ピストンの振れを抑え、ピストンとシリンダ、ピストンリングとピストン溝とのフリクションロスの低減、ブローバイガスの発生の低減を図ると共に、ピストン上部体の効果的な冷却、混合ガスの燃焼速度が高められる往復動エンジンを提供すること。
【解決手段】往復動エンジン1は、燃焼・膨張ガス圧力を受ける上面3とピストンリング溝4、5、6を有するランド部7とからなるピストン上部体8と、このピストン上部体8の下側に形成したスカート部9と、ピストンピン10を支持するピストンボス部11とを備えたピストン2を具備しており、ピストン上部体8は、ピストン2の中心線14に対して、反スラスト側13に偏心して形成されている。 (もっと読む)


【課題】表面にクラックを有するCrめっき皮膜が形成された摺動面の、幅方向の端へ流体潤滑剤が抜けていく摺動部材において、良好な低摩擦の摺動特性が得られるようにする。
【解決手段】Crめっき皮膜のクラックは、平均クラック幅を0.1μm以上5.0μm以下とし、クラック密度を600本/cm以上1300本/cm以下とし、且つ摺動面3の幅方向の両端部と、該幅方向の中間部とでは、上記平均クラック幅及びクラック密度が互いに異なり、上記中間部では上記端部よりも平均クラック幅及びクラック密度を共に大きくする。 (もっと読む)


ピストンリングは、チャンバ6,6’を備えた摺動面2と、上部側面3および下部側面4と、内周面5とを有する本体を備え、少なくともチャンバは、少なくとも1つの摩耗保護層7,7’を備え、摺動面には、少なくとも部分的にPVD被覆層8,8’が塗布され、本体は、本体が完成した状態で、縁部領域9,10,9’,10’側にのみ、すなわちチャンバの領域外にのみPVD被覆層を有している。
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【課題】ピストンリング線材の上下面へのコーティング処理を確実に行いつつ、ピストンリングの生産性の向上を図れるようなピストンリングの製造方法を提供する。
【解決手段】ピストンリングの製造方法の巻回工程(ステップST1)では、ピストンリング線材10を曲げ加工機に供給し、芯金20に螺旋状に巻回する。次の隙間発生工程(ステップST2)では、巻回後のピストンリング線材10間に所要隙間X1を発生させる。この所要隙間X1は、ピストンリング線材10の少なくとも一方の端部を弾性域内で引っ張ることによって発生させる。続くコーティング工程(ステップST3)では、隙間発生後のピストンリング線材10の上下面11,12にコーティングを施す。次に、切断工程(ステップST4)では、コーティング後のピストンリング線材10をリング長に切断する。 (もっと読む)


【課題】既存のサイドレールを有効利用し、新たな材料変更に伴うコストアップを抑えつつ、オイルの掻き落とし性能の向上およびオイルの消費量の低減を図ることができるピストンのオイルリング構造を提供する。
【解決手段】オイルリングを、ピストン軸方向上下に設けられた上側サイドレールおよび下側サイドレール232と、この各サイドレール間に組み合わされたコイルエキスパンダとで構成し、下側サイドレール232の円周方向所定間隔置きの所定位置に、そのサイドレール232の剛性を部分的に低下させる複数の低剛性部232b,232b,…を設けている。各低剛性部232bを、下側サイドレール232をピストン軸方向に貫通する貫通孔により構成し、この貫通孔を、下側サイドレール232の円周方向に長い長円孔形状に形成している。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングにおいて、内燃機関の運転状態に拘らず安定したガスシール機能を確保すると共に、周方向における面圧の均一化を図ることで摺動面の摩耗を抑制可能とする。
【解決手段】ピストン14の外周面にリング溝44,45,46を形成し、このリング溝44,45,46にトップリング51、セカンドリング52、オイルリング53を嵌合し、このトップリング51にて、合口隙間Sをもって対向する合口端面51a,51bから周方向に沿って所定長さを有する合口端部領域A1,A2を除く周方向における中間領域Bで、内周部57a,57bを外周部56a,56bより熱膨張率の高い材料により形成する。 (もっと読む)


【課題】摺動による摩耗を抑制しつつ安定したシール性を得ることができるシールリングおよびシールリングの製造方法を提供する。
【解決手段】軸孔を有するハウジングと軸孔に挿入される軸のうちの一方の部材に設けられた環状溝に装着されて、これら2部材間の環状隙間をシールするシールリング1において、シール面以外の領域において、環状溝に設けられた穴に嵌められる突起13を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 低張力で薄幅であってもシール性向上と潤滑油消費の低減を実現でき、スティック発生の問題がない3ピースオイルリング、及び3ピースオイルリングとピストンとの組合せを提供する。
【解決手段】 3ピースオイルリングはスペーサエキスパンダ10と2本のサイドレールを有する。スペーサエキスパンダ10は半径方向内方側において第1、第2サイドレールのそれぞれの内周を押圧するために軸方向にそれぞれ突出し半径方向外方側に傾斜面を備えた耳部13と、半径方向外方位置において第1、第2サイドレールの軸方向端面を支持するために軸方向にそれぞれ突出するサイドレール支持部14を有する。耳部の半径方向外方側の傾斜面13aと軸心とのなす角度である耳角度は10°〜20°であり、サイドレール支持部のそれぞれの軸方向突出距離Xの合計距離2Xと、両耳部の軸方向端面間の距離Yとの比2X/Yは0.04〜0.15である。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、加工が容易な、高速での加工が可能で、安価なオイルリング用線材を提供することである。
【解決手段】 本発明は、上下のフランジと該フランジを互いに連結するウェブ部からなる断面が略H字形のウェブ部に貫通孔を有し、外接円径が10mm以下の2ピース型の鋼製オイルリング用線材であって、ウェブ部には線材の長手方向に複数の溶融貫通孔を有し、かつ、ウェブ部とそれに連なる内壁面は曲率半径R1≧0.3mmで形成されるオイルリング用線材である。 (もっと読む)


【課題】 燃焼室の気密性をより一層高めることができる内燃機関のピストンを提供すること。
【解決手段】 このピストン40は、燃焼室70の気密性を高めるためにピストン本体41の側面に配設されたコンプレッションリング43を備える。このコンプレッションリング43は、切れ目がない円環形状を有するとともに、その内径側部分がピストン本体41に対して相対移動しないように同ピストン本体41に固定される。このコンプレッションリング43は、固定された内径側部分より外径側の部分が同内径側部分に対してシリンダの中心軸と平行な方向において相対移動することに伴って同コンプレッションリング43の外径を増加させようとする。これにより、同外径側の部分がシリンダの内壁面21を押圧する。この結果、燃焼室70の気密性をより一層高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 ピストンリングの材料組成を変えることにより、圧縮流体の高圧化を図り、合口部の溶着による固着等を防止できるようにする。
【解決手段】 揺動ピストン14のピストン部18がシリンダ7内で揺動しつつ往復動するときにも、ピストン部18とシリンダ7との間をシールするため、ピストンリング21をピストン部18のリング溝18A内に装着する。このピストンリング21は、その合口部が互いに接近,離間することによりリング溝18Aに対して縮,拡径される。ピストンリング21の素材は、グレード名が「70−J」と呼ばれる変性PTFEを基材とし、この基材に対して、例えば銅または青銅粉からなる粉末物質を10〜30重量%、球状炭素を5〜15重量%、二硫化モリブデンを3〜7重量%の範囲内で含有する構成としている。 (もっと読む)


【課題】 シリンダ内面への追従性が良く、ピストンリングの気密性能やオイル掻き取り性能を向上することが可能なピストンリングを提供する。
【解決手段】 オイルリング1は、シリンダ内面と接して摺動する金属製のアウタリング10と、アウタリング10を背面41からシリンダ内面に向けて付勢するエキスパンダ30とを備える。エキスパンダ30は、3枚の形状記憶合金製のプレートエキスパンダ31から構成される。各プレートエキスパンダ31は、同径であり、アウタリング10の摺動方向に沿って同軸状に配置されている。 (もっと読む)


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