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Fターム[3J051BA07]の内容

Fターム[3J051BA07]に分類される特許

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【課題】各ローラ4b、19a、5bの周面同士の転がり接触部の面圧の調節を円滑に行う事ができ、しかも、両ローディングカム装置の7b、7b内の転がり接触部で、耐久性低下に結び付く金属接触が発生するのを防止できる構造を実現する。
【解決手段】ローディングカム装置7bを構成する転動体及び駆動側、被駆動側各カム面に潤滑油を供給する為に、入力軸2bとカム板15bとに、入力軸側、カム板側各給油通路43a、43b、45を設ける。このうち、前記入力軸2bの基端側の入力軸側給油通路43bを、鍔部47の先端側面に開口し、この入力軸2bの軸方向に対して傾斜した状態で形成する。 (もっと読む)


【課題】適切なロー位置に遊星回転部材を移動させることができる車両用無段変速機を提供する。
【解決手段】遊星回転部材55の位置に応じた信号を出力するセンサー103の出力信号に基づいて、或いは、変速制御モーター101に供給する駆動信号の駆動デューティー比及び駆動時間に基づいて、遊星回転部材55をロー位置に停止させるようにした。 (もっと読む)


【課題】ロー位置に変速制御する際の駆動力の抜けを防止することができる車両用無段変速機を提供する。
【解決手段】ドライブフェースとドリブンフェースとの間の遊星回転部材の位置に応じた信号を出力するセンサーの出力信号に基づいて、ニュートラル領域とドライブ領域との境目に対応するロー限界位置PLを検出し、このロー限界位置PLに基づいて設定又は更新した目標ロー位置PL1よりもトップ側で変速制御するようにした。 (もっと読む)


【課題】小型・軽量化、並びに、起動時に於ける各トラクション部の面圧確保の効率化を図り易く、しかも、耐久性を十分に確保し易いローディングカム装置を備えた構造を実現する。
【解決手段】各中間ローラ19、19を、それぞれがこれら各中間ローラ19、19の軸方向片半部を構成する、1対ずつの中間ローラ素子21、21により構成する。又、前記各中間ローラ19、19毎に1対ずつの中間ローラ素子21、21同士の間に、皿ばね22、22等の弾性部材を挟持する。そして、前記各中間ローラ19、19に軸方向寸法を増大させる方向の弾力を付与し、太陽ローラ4a、環状ローラ5a、これら各中間ローラ19、19の周面同士の転がり接触部の面圧を確保する為の予圧を付与する。 (もっと読む)


【課題】入出力トルクの変動に対して適正なカム推力を発生させて車両用無段変速機の伝達効率を向上する。
【解決手段】入力軸部51A、出力軸部51B、軸方向に移動可能な遊星回転部材55を保持する遊星キャリアー56、ドライブ側伝達部材53、及び、ドリブン側伝達部材54を備える車両用無段変速機において、ドライブ側及びドリブン側のそれぞれに、その回転半径を略等しくなるようドライブ側及びドリブン側の軸支部近傍に入力側トルクカム63及び出力側トルクカム68を配置した。 (もっと読む)


【課題】エンジンの始動時には押圧装置の油圧室内の油圧を素早く立ち上がらせ、停止時にはこの油圧室内の油圧を徐々に低下させる事で、大きな弾力を有する予圧ばねを使用しなくても、エンジンの始動、停止時にトラクション部でグロススリップが発生するのを防止できる構造を実現する。
【解決手段】エンジンを停止状態から始動させる際に、押圧装置用油圧調整弁による、前記押圧装置の油圧室内に導入する油圧の制御値を、最高値とする。これにより、この油圧室内への圧油の送り込みを円滑にする。又、エンジンを停止させる操作を行った状態で、前記押圧装置用油圧調整弁の開度を、前記油圧室内に導入する油圧を、前記各トラクション部の面圧を必要最低限の値に規制する為の開度に調整する。これにより、前記油圧室からの圧油の排出を緩徐に行わせる。 (もっと読む)


【課題】車両用無段変速機において、遊星回転部材の滑りを抑制し、伝達効率を向上する。
【解決手段】ドライブ側伝達部材53とドライブ側伝達部材53に対して回転自在に支持されるドリブン側伝達部材54とを有し、該両フェース53,54間において変速機軸51を支持するケーシング23に対して回転不能且つ軸方向に移動可能に設けられた遊星支持軸57に、該両フェース53,54間の動力伝達を行う遊星回転部材55が設けられた車両用無段変速機において、変速機軸51上に回転力を軸方向の変位にかえるとともに両フェース53,54と遊星回転部材55との摩擦力を付加する入力側トルクカム63及び出力側トルクカム68を設け、遊星支持軸57の傾きを変速機軸51に対して鋭角に配置した。 (もっと読む)


【課題】株間設定及び株間変速を調節自在かつコンパクトな株間調整機構を備えた田植機を提供する。
【解決手段】トランスミッション40のミッション入力軸41には、走行輪2,3に動力を伝達する走行伝動系Aと、植付部12に動力を伝達する植付伝動系Bと、にエンジン7からの動力を分岐する動力分岐部49が設けられている。該動力分岐部49は、植付伝動系Bに動力を分岐するため、ミッション入力軸41に隣接する植付第1シャフト61のギヤ62と噛合する植付系動力分岐ギヤ51を有している。植付第1シャフト61には、同軸上に配設された入力側の植付第1シャフト61aと、出力側の植付第1シャフト61bと、の間を変速する摩擦車式の無段変速装置20が配設されており、該無段変速装置20は、植付部12に入力される動力を変速して、植付部12の株間の設定、変速を行う。 (もっと読む)


【課題】 サンローラとアウターリングを円錐母線の同じ垂線上に当接させる構造では、ダブルコーンの入力側と出力側に同じ大きさの法線力が作用し出力トルク比に限界が生じる。
【解決手段】 ケーシングに回転自在に支持された入力軸と出力軸とを有し、該入出力軸と同軸上に設けたキャリアの支持軸に摺動可能に支持したダブルコーンと、該入出力軸と同軸上に配設し該入力軸により回転駆動して該ダブルコーンに外周面を当接させる入力リングと、該ダブルコーンに内周面を当接させる出力リングにより構成した摩擦式変速装置において、キャリアに入力リングに当接させる入力ダブルコーンと出力リングに当接させる出力ダブルコーンを周方向にそれぞれ複数設けると共に、これらの当接点を通り該入力ダブルコーンと該出力ダブルコーンのそれぞれの円錐母線に直交する円錐面上に、該入力ダブルコーンと該出力ダブルコーンとの当接点を有する中間リングを配する。 (もっと読む)


【課題】大型化を抑制しつつリングローラとピニオンローラとの間の押圧力の大きさの和が変動することを抑制できる遊星ローラ機構を提供すること。
【解決手段】サンローラ21およびリングローラ22,23のそれぞれと接触する複数のピニオンローラ24を備え、動力を伝達する遊星ローラ機構20であって、軸方向の移動が規制された本体部26とリングローラに対し周方向に等間隔に配置された複数の押圧部材28とを有する押圧機構25を備え、押圧部材は、本体部とリングローラとの相対回転を規制することで伝達される動力に応じてリングローラを軸方向に押圧し、リングローラはテーパ面を介してピニオンローラを径方向内側に押圧する。各ローラは伝達される動力に応じて押圧機構が発生させる押圧力で互いに押圧しつつ動力を伝達し、ピニオンローラは周方向に等間隔に配置され、押圧部材の周方向の配置数が、ピニオンローラの周方向の配置数の倍数と異なる。 (もっと読む)


【課題】ローラ同士の接触部に作用する押圧力にアンバランスが生じるのを抑制するとともにローラを傾ける力が生じるのを抑制する。
【解決手段】接触部27,28−1,28−2に作用させる押圧力を伝達トルクに応じて変化させるために、2つのリングローラ22−1,22−2のうち、リングローラ22−1のみにトルクカム機構25を設け、リングローラ22−2については軸線方向の他方側への移動を支持部材18により拘束する。さらに、リングローラ22−1,22−2にそれぞれ設けられたスプライン88,90同士の係合により、リングローラ22−2に対するリングローラ22−1の軸線方向の相対変位を許容しつつ、リングローラ22−2に対するリングローラ22−1の周方向の相対変位を拘束する。 (もっと読む)


【課題】遊星ローラ機構における伝達トルク変動及び振動を抑制する。
【解決手段】周方向に沿って並べられたピニオンローラ23の個数P、及び周方向に沿って並べられたカムローラ30の個数Cに関して、P≠C/k、且つP≠k×Cが任意の1以上の整数kに対して成立し、さらに、PとCに2以上の公約数が存在する。これによって、周方向に関する各ピニオンローラ23と各カムローラ30との相対位置関係が変化しても、各ピニオンローラ23の押付力のスカラー和及びベクトル和の両方が変動しない。 (もっと読む)


【課題】トラクションドライブ機構を利用した無段変速機において、従来手動操作により遊星ローラに対するリングローラの圧接位置を変更する構成であったので操作が面倒で精確な変速が困難であった。また、従来鋼球を利用したカム式の推力発生機構では負荷トルクの変動に伴って発生する部材の変位量が小さい。本発明では、簡易な機械的構成により負荷トルクに応じてリングローラが自動的に移動して無段変速がなされるようにする。
【解決手段】ばね14とボールねじ機構13を利用した推力発生部10により、負荷トルクの変動により発生する変位部材12の移動量を大きく確保し、この変位部材12にホルダアーム21を介してリングローラ22を連係させる。これにより、リングローラ22が負荷トルクの変動に応じて自動的に移動して無段階で変速がなされるようにする。 (もっと読む)


【課題】入力側ローラよりも発熱量が多い出力側ローラを確実に冷却して、出力側ローラの冷却不足を生ずることのない摩擦電動式駆動力配分装置を提供する。
【解決手段】主駆動輪へのトルクの一部を、入力側ローラ31から、出力側ローラ32、偏心継手41、出力軸15を順次経て従駆動輪へ伝達する。この間スリップ分だけ、出力側ローラ32の回転速度が入力側ローラ31のそれよりも遅く、回転速度の遅い出力側ローラ32の発熱量が、回転速度の速い入力側ローラ31の発熱量よりも多い。そこで入力側ローラ31の外周面31aに円周方向へ延在する第1溝42を設ける。第1溝42は、ローラ31,32の摩擦接触部においても、第1溝42の当該箇所における容積分だけオイルを保持するため、入力側ローラ31により掻き上げられて主に第2ローラ32に向かうオイル飛散量が、出力側ローラ32により掻き上げられて主に入力側ローラ31に向かうオイル飛散量より多くなる。よって、発熱量の多い出力側第2ローラ32が冷却不足になるのを防止し得る。 (もっと読む)


【課題】遊星ローラを含む無段変速装置において、寸法精度を緩くしつつ、滑りロスを防止して、トラクションによる伝達効率を向上させる。
【解決手段】中心軸線をもつ入力軸20、入力軸と一緒に回転するサンローラ30、出力軸110、出力軸と一緒に回転する出力リング60、変速リング70、中心軸線上に頂点をもつ仮想円錐面内に等間隔に配列されてサンローラに外接しかつ出力リングに内接する第1円錐部41及び変速リングに内接する第2円錐部42を有する複数の遊星ローラ40、複数の遊星ローラを軸線回りに自転可能にかつ中心軸線回りに公転可能に保持する可動ホルダ50を備え、複数の遊星ローラは、その軸線方向において移動可能に可動ホルダに保持された可動型の遊星ローラ40´´を含む。これによれば、遊星ローラ40´´が最適な位置に自動調芯され、トラクション伝達のロスが低減され、伝達効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】一対の摩擦車式無段変速機を備えた変速装置において、ローディング装置の構成を簡易化し、かつ、各々の無段変速機の回転差による滑りの増大を防止する。
【解決手段】変速装置は、一対の摩擦車式無段変速機A、Bを備え、各々の摩擦車式無段変速機の出力リング4が中央部に位置するよう対称的に配置される。両出力リング4の中間部にはガイド部材7と転動体9とを設置し、ガイド部材7の外周に歯車を設けて変速装置の出力軸8と連結する。転動体9が挿入される貫通空間部72は、転動体9が周方向に変位すると径方向外方にも移動するような形状を有し、また、両方の出力リング4には、傾斜部を備えた円周溝42が形成されている。ガイド部材7に出力軸8の負荷が作用すると、転動体9は、径方向外方に移動して円周溝42の傾斜部を押圧し、無段変速機の摩擦伝動を行う部材の間に押付け力を付与するローディング装置として作動する。 (もっと読む)


【課題】二つの円錐部材で環状の伝達部材を狭圧しながら動力を伝達する変速機において狭圧力をより高い精度で調節できるようにする。
【解決手段】インプットシャフト32に接続されたインプットコーン34とアウトプットシャフト38に接続されたアウトプットコーン36とを互いに逆向きに平行に配置し狭圧力調節機構50によりアウトプットシャフト38に作用するトルクにより両コーンでリング60を狭圧する変速機において、狭圧力調節機構50によりリング60に作用する狭圧力に対する予圧を設定するためのシム70をアウトプットシャフト38に設ける。これにより、動力伝達装置20を構成する部材に製造公差や組み付け誤差が生じるものとしても、高さの異なる複数のシムから適宜選択するだけで、リング60に作用させる予圧を適正化することができる。この結果、リング60に作用させる狭圧力の精度を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】無段変速装置の小型化を図りつつ、伝達効率の向上を図る。
【解決手段】ハウジングに対して所定の軸線回りに回動自在に支持された入力軸20、入力軸の回転をトラクション力により無段変速する変速ユニットU、ハウジングに回動自在に支持された出力軸120、変速ユニットと出力軸の間に介在して軸線方向に押圧荷重を発生するローディングカム機構110を備え、入力軸と変速ユニットの間において、入力軸の回転速度を増速して変速ユニットに伝達する増速機構90を設けた。これによれば、入力軸の回転速度を増速機構により増速して変速ユニットに伝達するため、トラクション力による伝達トルクは増速分だけ小さくなり、ローディングカム機構によるスラスト荷重の割合を伝達出力に対して小さくでき、入力軸を支持するベアリングの損失を小さでき、特に、変速比が小さい領域において伝達効率を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】無段変速装置において、構造の簡素化、伝達効率の向上、機能上の信頼性の向上等を図る。
【解決手段】入力軸20、入力軸の軸線方向に垂直な面に対して対称的に配置された二つの変速ユニットU1,U2、二つの変速ユニットにより変速されて回転する出力回転ギヤ90、出力軸110、二つの変速ユニットの間に介在して回転力を伝達し得ると共に軸線方向Lに押圧力を発生するローディングカム機構80、ローディングカム機構のカム作用により出力回転ギヤが軸線方向に移動する動作に連動して二つの変速ユニットの変速による回転ずれを自動的に補正する回転補正機構101,102を含む。これによれば、二つの変速ユニットにより変速された回転にずれがあると、回転補正機構が回転ずれを補正して、一つの変速比として出力軸から出力することができる。 (もっと読む)


【課題】無段変速装置において、トラクション力による伝達効率を向上させる。
【解決手段】入力軸20と一体的に回転するサンローラ30、サンローラに外接する複数の遊星ローラ40、出力軸100と一体的に回転すると共に遊星ローラを自転及び公転自在に内接させる出力リング50、遊星ローラを転動自在に内接させる共に中心軸線の方向に可動に設けられた変速リング60を備え、遊星ローラは、サンローラ及び出力リングに挟まれるように接触する第1円錐部41、変速リングと接触する第2円錐部42、第3円錐部43を含み、変速リングは、第2円錐部と接触する主接触部61、変速リングが所定位置に達したとき第3円錐部と接触し得る補助接触部62を含む。これによれば、変速リングが所定位置に達したとき、補助接触部が第3円錐部と接触するため、その位置においてより大きな法線力が得られ、トラクション力による駆動力の伝達効率が向上する。 (もっと読む)


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