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Fターム[3J056EA21]の内容

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【課題】湿式多板クラッチの構造を複雑化せずに、摩擦係数を向上させ、トルク容量が大きい湿式多板クラッチのセパレータプレートを提供すること。
【解決手段】湿式多板クラッチのセパレータプレート10は、熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂であるポリマー12を、金属製の基材14にコーティングしてなる。ポリマー12を基材14にコーティングすることによりセパレータプレート10の摩擦係数を向上させ、湿式多板クラッチの構造を複雑化せず、大きさや重量に影響を与えることなく、湿式多板クラッチのトルク容量を大きくすることができる。 (もっと読む)


【課題】乾式摩擦材において、摩擦面に、成形時にガラス繊維の露出率を大きくすることなく、外周及び内周には達しない凹部を設けることによって、表面研摩によるガラス繊維の露出率を低減させて、金属製の摩擦相手材との間の錆付きを確実に防止できること。
【解決手段】複数の凹部2,2A,2Bは表面研摩されておらず、ガラス繊維の露出率が極めて小さいのに対して、それ以外の乾式摩擦材1の表面は表面研摩されているため、ガラス繊維の露出率が大きい。乾式摩擦材1においては、凹部2,2A,2Bの占める面積の合計が、摩擦面1aの総面積の40%となるようにしているため、ガラス繊維の露出率は14%となり、凹部2,2A,2Bを設けない従来の乾式摩擦材(ガラス繊維の露出率:35%)と比較して、ガラス繊維の露出率が約60%低減されている。 (もっと読む)


【課題】車両の急発進時等の急なクラッチ係合時に、過熱によりプレッシャプレートの摩擦係合部位の内周側部分で偏当たりが発生し、偏荷重により永久歪が生じてクラッチ性能が損なわれることを防止する。
【解決手段】外周側摩擦材30b、32bの熱膨張率が内周側摩擦材30a、32aよりも高いため、自動クラッチ10が急係合させられて過熱した場合に、外周側摩擦材30b、32bが熱膨張によって軸方向へ大きく膨張変形する一方、プレッシャプレート24の摩擦係合部位については、放熱量の差や径方向の膨張差等により内周側が熱膨張によってクラッチディスク20側へ大きく膨張変形するため、両者の変形量の差が互いに相殺されて偏当たりが抑制される。これにより、プレッシャプレート24の局部的な偏荷重や発熱により温度が更に上昇し、降伏点が低下して永久歪が生じることも抑制されるため、所定のクラッチ性能が安定して得られるようになる。 (もっと読む)


【課題】空転時の引き摺りトルクは小さく、かつクラッチ係合初期の食い付きトルクの発生は防止できる湿式多板クラッチのフリクションプレートを得る。
【解決手段】湿式多板クラッチのフリクションプレート40のコアプレート41に摩擦材のセグメントピース42が間隔をあけて接着されている。セグメントピース42の周辺の斜線を引いた部分43は押圧したり、レジン含浸率を高くするなどして気孔率を小さくしてある。なお部分43に当たる周辺部分は、気孔率の小さい異なる材質の別体としてもよい。 (もっと読む)


【課題】摩擦係数を増大させ低温時においても動力伝達を確実に行うことができ、温度変化によるトルク変動を減少させるようにした摩擦クラッチを提供する。
【解決手段】プレッシャープレート21をダイヤフラムスプリング22によって付勢しカーボンディスク16に押し付ける。これによりカーボンディスク16はフライホイール2の摩擦面43に押し付けられ、フライホイール2の回転力がカーボンディスク16およびハブ15を介して回転軸3に伝達される。フライホイール2とプレッシャープレート21の摩擦面40,41をそれぞれ切削加工面で構成し、プレッシャープレート16との摩擦結合力を増大させる。摩擦面40,41は、0.2〜0.5mmの送りピッチによる切削加工によって粗面に形成されることにより、螺旋状の切削痕を有する。 (もっと読む)


【課題】錆落し性に優れ、相手材に被膜が生じ難く、かつ対面攻撃性も小さい摩擦材を提供する。
【解決手段】繊維基材と充填材と結合剤を主成分に有する摩擦材であって、繊維基材は、非金属無機材料を原料とし、モース硬度が4〜8の中硬度の無機繊維を有しており、かつ長さ5μm以上、直径3μm以下、アスペクト比(長さ/直径)が3を超える無機繊維を有していない。そして充填材は、ゴムを有しており、中硬度の無機繊維の添加量とゴムの添加量の体積比率が2:1〜10:1である。 (もっと読む)


【課題】 エボナイト化させたゴムを結合剤に有することで成形性が良く、しかも摩擦材の硬さを所望の硬さにすることでブレーキの初期当りが良い摩擦材を提供する。
【解決手段】 繊維基材と摩擦調整剤を結合剤によって固めた摩擦材であって、結合剤は、硫黄によってエボナイト化させたゴムと、硫黄によってエボナイト化されないゴムとを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】係合時の相手面との偏当りを生じにくくするとともに、摩擦摺動面側への作動オイルのリークを低減させる湿式摩擦材を提供すること。
【解決手段】湿式摩擦材10は、表層部21又は全体に摩擦調整剤22が充填され全体に熱硬化性樹脂が含浸された不織布からなる層20と、ゴム組成物からなる層30が一体化されてなる。ゴム組成物層30が弾性変形して相手面のうねりを吸収するため相手面との当りが改善されるとともに、摩擦摺動面側への作動オイルのリークが低減される。 (もっと読む)


【課題】 クラッチフェーシングにおいて、配合材料として多孔性炭素の中でも耐熱性に優れた石炭コークスに限定して摩擦係数を確保しつつ耐摩耗性を著しく向上させること。
【解決手段】 摩擦係数μは、最小μについても安定μについても、実施例1から実施例5と石炭コークスの配合量が増えるにしたがって低下していくが、実施例5においても目標値の0.25はクリアしている。一方、摩耗量は、実施例1から実施例5と石炭コークスの配合量が増えるにしたがって減少しており、耐摩耗性が向上していることが分かる。これに対して、石炭コークスを配合していない比較例1においては、摩擦係数は大きい値を示しているが、摩耗量が実施例1〜実施例5に比べて著しく大きく、耐摩耗性に劣ることが分かる。さらに、石炭コークスは高い気孔率を有しており、摩擦材の軽量化の実現が可能で、また製造工程での樹脂、ゴムの硬化時に発生するガスがスムーズに抜ける。 (もっと読む)


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