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Fターム[3J056EA30]の内容

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Fターム[3J056EA30]に分類される特許

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【課題】湿式摩擦材の摩擦係数を大きくすること。
【解決手段】コルクを粉体化し、必要において当該粉体化した前記コルクを150〜200℃に加熱し、当該粉体化したコルクを他の湿式摩擦材の抄紙材料と共に混ぜ、これらの抄紙材料を抄造して抄紙体とし、その抄紙体にバインダとなる合成樹脂に含浸させた後加熱硬化させたものである。これにより前記コルク自体が高い摩擦係数μを有するばかりでなく、粉体として使用することで表面積が広くなり、相手材のセパレータプレートとの接触面積が広くなることで湿式摩擦材の摩擦表面の摩擦係数が高くなり、また、前記コルクの加熱によりコルク自体の摩擦係数を高め、さらに油の吸排出性を向上することができるから、摩擦係数μをより大きくした湿式摩擦材とすることができる。湿式摩擦材として使用した場合には、摩擦係数μをアップさせることができ、摩擦材の枚数削減による軽量化、高効率化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】カシューダストを配合することなく、珪藻土で配合ゴムを補強することにより摩擦係数の安定化と、耐摩耗性の向上の両立を可能としたこと。
【解決手段】ガラス繊維23vol%、金属線(銅)1vol%、ガラス繊維含浸用水性フェノール12vol%、配合ゴム64vol%、また、配合ゴム64vol%の内訳は、配合ゴム64vol%を100vol%としたとき、ゴム39vol%、カーボンブラック5vol%、硫黄6vol%、加硫促進剤3vol%とした。そして、配合ゴムの和が100vol%のとき、前記カシューダストを含まない配合ゴムは、ゴムと炭酸カルシウムの和が73〜83vol%と変化させ、珪藻土も3〜13vol%の範囲とした。 (もっと読む)


【課題】寸法安定性を確保しつつ、摩擦面の摩擦係数の低下を抑えることができる摩擦部材の製造方法を提供する。
【解決手段】繊維を含有した熱可塑性樹脂からなる摩擦面を含む摩擦部材の製造方法であって、前記繊維と前記熱可塑性樹脂とから成形体を成形する成形工程S12と、該成形体を摩擦部材の形状に削り込む削り込み工程S13と、該削り込んだ摩擦部材の摩擦面を、前記熱可塑性樹脂の軟化点以上に加熱した押圧部材で押圧することにより、前記摩擦面を含む前記摩擦部材の表層の熱可塑性樹脂を軟化させて、前記摩擦面を平滑にする平滑化工程S14と、を含む。 (もっと読む)


【課題】湿式多板クラッチの構造を複雑化せずに、摩擦係数を向上させ、トルク容量が大きい湿式多板クラッチのセパレータプレートを提供すること。
【解決手段】湿式多板クラッチのセパレータプレート10は、熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂であるポリマー12を、金属製の基材14にコーティングしてなる。ポリマー12を基材14にコーティングすることによりセパレータプレート10の摩擦係数を向上させ、湿式多板クラッチの構造を複雑化せず、大きさや重量に影響を与えることなく、湿式多板クラッチのトルク容量を大きくすることができる。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材及びその製造方法において、摩擦面に充填材を多く分布させることによって確実に正勾配性のμ−V特性を得ることができ、ジャダー現象を低減できること。
【解決手段】桝状の容器10の底部に網11を張ったものを平板12で塞いで、この容器に大きさ5μm〜20μmの気泡3を含有させた水2を満たす。次に、気泡3を含有させた水2に繊維材料4及び充填材5を添加して、攪拌する。そして、所定時間静置することによって、繊維材料4は上方へ移動し、充填材5は下方へ移動して偏在した状態となる。そこで、平板12を外して底部から脱水することによって、底部の網11の面に充填材5が偏在し、その上に繊維材料4が堆積した基材前駆体6が得られる。この基材前駆体に熱硬化性樹脂を含浸して加熱硬化させることによって、充填材4が脱落することも目詰まりを起こすこともなく、湿式摩擦材用の摩擦材基材を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】長期間の使用でも高い摩擦係数を維持し、耐摩耗性に優れた摩擦材を提供する。
【解決手段】無機粒子を内包した繊維を含むシート状摩擦材及び該シート状摩擦材を含む摩擦部材。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、C/SiC複合材料からなる円盤状摩擦部材であって、従来のものよりも更に強度に優れた円盤状摩擦部材を提供することにある。
【解決手段】本発明は、C/SiC複合材料からなり、中心軸周りに締結部を備えるブレーキロータR1のロータ本体1(円盤状摩擦部材)であって、前記締結部は炭素繊維を円筒形状に巻回したブロック体13を埋め込んで形成したことを特徴とする。このロータ本体1は、例えばハット部に締結するための締結部の強度が高められる。 (もっと読む)


同期リング組立品(1)は、少なくとも2つの同期リング(2、3、4)を含む。少なくとも2つの同期リングの各々は、互いに対して動作するように接続されて摩擦対を形成することができる摩擦表面(7、8;15、16)を有する。2つの同期リングのうちの少なくとも一方は鋼鉄材料から、他方は真鍮材料から製造されている。真鍮材料の同期リングは、より硬い粒子Pがより軟らかい結晶基材に組み込まれた構造を有する。他方の摩擦表面に対して相補的な鋼鉄材料の同期リング(3)の摩擦対の摩擦表面(8、15)は、内部に充填剤粒子が組み込まれた有機結合剤からなる摩擦ライニング(13、14)により形成され、充填剤粒子は結合剤より硬い。互いに同心円状に配置されている2つの摩擦ライニング(13、14)を有する同期リング(3)の摩擦ライニングを形成するための方法は、射出成形可能かつ/または移送成形可能なプラスチック化合物が利用されており、この化合物を、被覆すべきリング部分(9)の一方の側からプラスチック射出成形または移送成形法により付与し、鋳造側から摩擦表面(13、14)を形成するために設けられたリング部分表面上へとリング部分(9)の開口(11、12)を通じて摩擦ライニング化合物を誘導するという点で定義される。
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【課題】代替可能な繊維基材によって摩擦係数を安定化させフェードやビルドアップの発生を抑えることができる摩擦材及びブレーキ装置の制輪子を提供する。
【解決手段】摩擦材4bは、繊維基材として生体溶解性繊維を含有する。このため、代替可能な生体溶解性繊維を使用することによって、現状の鉄道車両のディスクブレーキ装置に使用される摩擦材とほぼ同一の摩擦係数を維持しつつ、フェードやビルドアップの発生を抑えることができる。また、将来的に入手が困難になる可能性があるセラミックス繊維に代えて、代替可能な生体溶解性繊維を使用することによって、セラミックス繊維を含有する摩擦材とほぼ同一の摩擦係数を維持しつつ摩擦材4bを製造することができる。 (もっと読む)


【課題】軽量、耐熱性、耐衝撃性などに優れた摩擦係合装置用摩擦材支持体用繊維補強複合材料を提供する。
【解決手段】繊維材料がシート面内でランダム配向する繊維シートとバインダー成分を含むシート基材からなる繊維補強複合材料であって、下記a)〜b)を満足すること特徴とする繊維補強複合材料。
a)該繊維材料が、芳香族ポリアミド繊維および炭素繊維を含む湿式不織布であること。
b)該繊維補強複合材料の任意方向の曲げ強度が100MPa以上であり、かつ曲げ強度等方性係数が0.8以上であること。 (もっと読む)


【課題】温度変化に影響を受けずに、平面度の変化を抑制すると共に充分なバースト強度を確保することができるクラッチフェーシングを提供する。
【解決手段】半径方向に沿って延在したスリット14を有する繊維を含んだクラッチフェーシング1であって、スリット14は、クラッチフェーシング1の厚さ方向に貫通しており、スリット14には、クラッチフェーシング1の周方向に前記繊維を含む橋絡部15が形成さている。 (もっと読む)


【課題】オイルを被動側クラッチ板内で保持させつつ循環させることにより、駆動側クラッチ板と被動側クラッチ板との圧接による過熱を抑制することができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】クラッチハウジング2と、駆動側クラッチ板6と、該駆動側クラッチ板6と交互に形成された被動側クラッチ板7を複数有したクラッチ部材4と、駆動側クラッチ板6と被動側クラッチ板7とを圧接又は離間させ得るプレッシャ5とを有し、駆動側クラッチ板6と被動側クラッチ板7との圧接又は離間により、入力部材に入力された回転力を出力部材に伝達し又は遮断し得る動力伝達装置において、被動側クラッチ板7は、隣り合う駆動側クラッチ板6と接触又は離間し得る一対の環状部材7aと、該一対の環状部材7aの間に介在し、オイルを保持可能な多孔質物質から成る中間部材10とを有したものである。 (もっと読む)


【課題】スリーブの脱落を抑制する車両用変速機を提供する。
【解決手段】車両用変速機16に備えられたスリーブ52は、その軸心方向における少なくとも一部に、他の部分よりも曲げ剛性の低い弾性変形部52eを備えたものであることから、噛み合いに係る変速ギヤ28が傾くことでスリーブ52の端部が押し上げられた場合に、弾性変形部52eが弾性変形することで、クラッチハブ50とスリーブ52との嵌合部の面圧が高くなって摩擦抵抗が増大することに起因するスリーブ52の脱落を好適に防止することができる。すなわち、スリーブ52の脱落を抑制する車両用変速機16を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】乾式摩擦材において、摩擦面に、成形時にガラス繊維の露出率を大きくすることなく、外周及び内周には達しない凹部を設けることによって、表面研摩によるガラス繊維の露出率を低減させて、金属製の摩擦相手材との間の錆付きを確実に防止できること。
【解決手段】複数の凹部2,2A,2Bは表面研摩されておらず、ガラス繊維の露出率が極めて小さいのに対して、それ以外の乾式摩擦材1の表面は表面研摩されているため、ガラス繊維の露出率が大きい。乾式摩擦材1においては、凹部2,2A,2Bの占める面積の合計が、摩擦面1aの総面積の40%となるようにしているため、ガラス繊維の露出率は14%となり、凹部2,2A,2Bを設けない従来の乾式摩擦材(ガラス繊維の露出率:35%)と比較して、ガラス繊維の露出率が約60%低減されている。 (もっと読む)


【課題】特に高められた運転確実性を有するシンクロナイザリングを提供することである。
【解決手段】特に自動車の伝動装置のためのシンクロナイザリングにおいて半径方向の内面(4)に帯状の摩擦ライニング(3)を有するリングボディ(2)を備えており、摩擦ライニング(3)の2つの端部(8)は周方向(6)において互いに離間されており、摩擦ライニング(3)は周方向(6)において互いに離間された複数の溶接点(10)によってリングボディ(2)に固定されており、2つの端部(8)はそれぞれ軸線方向(5)に対して傾斜した端部エッジ(12)を有しており、各端部領域(9)は周方向(6)に突出している尖端部(13)を有しているようにした。 (もっと読む)


【課題】摩擦摩耗特性に優れ、相手部材であるテーパー部に摩擦係合して2つの歯車を同期させるため、相手部材に対する動摩擦係数が大きいこと、相手部材との摺動において、耐摩耗性を有すること、などの特性を具備したシンクロナイザリングを提供すること。
【解決手段】シンクロナイザリング1は、円環状のリング本体2と該リング本体2の円筒状の内周面3に一体に接合された摩擦材4と該摩擦材4の内面に形成された円錐面5と該摩擦材4の円錐面5に形成された複数個の環状溝6とを具備している。 (もっと読む)


【課題】摩擦材において、フェード性能等の耐熱性と、鳴き性能との両立を図る。
【解決手段】この摩擦材10は、樹脂結合材1と、樹脂結合材1中に分散、保持された炭化造粒物2とを備えている。炭化造粒物2は、繊維基材と、樹脂結合材と、少なくとも一種のフィラーとを含む造粒物を炭化処理して得られた炭化処理生成物である。炭化造粒物2中には、樹脂結合材等の有機物が含有されていないので、樹脂結合材を含む造粒物が分散、保持された従来の摩擦材と比べて、摩擦材中における樹脂結合材等の有機物の含有量が大幅に減少し、フェード性能等の耐熱性が大幅に向上する。炭化造粒物2間に樹脂結合材1が充填されているため、有機材料を炭素化して結合材とした従来の摩擦材と比べて、摩擦材におけるばね定数が小さくなり、鳴き性能が向上する。 (もっと読む)


【課題】フェード時の摩擦係数を良好に保ちながら、高温域でのフェード後に加圧停止状態が維持されても、摩擦材の一部が剥離して相手材へ貼り付くことのない無石綿摩擦材を提供する。
【解決手段】繊維基材と、結合剤と、潤滑材と、その他の充填材とからなる無石綿摩擦材であって、充填材としてピロリン酸カルシウムを摩擦材全体に対して4〜6vol%含有しており、かつ氷晶石を摩擦材全体に対して3〜5vol%含有している。 (もっと読む)


【課題】引きずりトルクを大幅に低減することを可能とし、高価な表面処理を施さなくても、長期間にわたって安定した良好な摩擦特性と耐久性とを維持することを可能とし、更にはクラッチ伝達トルク特性のバラツキを防止することを可能とした駆動力配分装置を提供する。
【解決手段】駆動力配分装置9は、第2の摩擦クラッチ50のクラッチプレートのうち一方のクラッチプレートの摺動面に紙製のフェーシングを設けている。駆動力配分装置9は、回転軸22のハウジング24を挟んで第2の摩擦クラッチ50に対して電磁石70を移動可能に配している。電磁石70に通電することでハウジング24との間で電磁石70に作用する磁気吸引力を、電磁石70が第2の摩擦クラッチ50へ向けて移動する操作力とし、入力部材20及び出力部材30間のトルク伝達を行う第1の摩擦クラッチ40の締結を調整する。 (もっと読む)


【課題】
従来カーボン系摩擦材を用いた摩擦板では“びびり”が発生し、カーボン系摩擦材とペーパー系摩擦材を中心から同一距離に貼り付けた摩擦板では、低温時に突然の予想しないスリップが発生するという課題があった。
【解決手段】
本発明の湿式摩擦板は、カーボン系摩擦材を摩擦板の外周側に配し、その内側にペーパー系摩擦材を配し、ペーパー系摩擦材の占める伝達トルクをカーボン系摩擦材に比して小さくすることで、カーボン系摩擦材の有する耐熱性、耐疲労性と、ペーパー系摩擦材の有する“びびり”発生防止特性を併せ有するとともに、ペーパー系摩擦材の占める伝達トルクをカーボン系摩擦材に比して小さくするように配することで、低温時における突然の予想しないスリップの発生を防止できる湿式摩擦板を提供できる。 (もっと読む)


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