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【課題】ブロッキングリングの摩擦面からの潤滑油の排出性を確保しつつ、該摩擦面への潤滑油の導入量が少ない場合でも、摩擦面を適切な潤滑状態に保つことができる同期装置の潤滑構造を提供する。
【解決手段】アウターリング21は、内径側へ延びるフランジ部21bと、シンクロコーン35に摺接するテーパ状の摩擦面23と、環状溝からなる潤滑油案内路22とを有している。また、アウターリング21の係合片21cと、インナーリング33の切欠部33cとの間には、回転軸2側を向いて開口する隙間部Sが形成されている。そして、摩擦面23には、潤滑油案内路22からの潤滑油を排出する排出溝25と、摩擦面23の潤滑を行うための潤滑溝27との2種類の溝が設けられている。潤滑溝27は、隙間部Sに対向する位置でその幅寸法の範囲内に配置されて、その容積が排出溝25の容積よりも少なく設定されている。 (もっと読む)


【課題】カシューダストを配合することなく、珪藻土で配合ゴムを補強することにより摩擦係数の安定化と、耐摩耗性の向上の両立を可能としたこと。
【解決手段】ガラス繊維23vol%、金属線(銅)1vol%、ガラス繊維含浸用水性フェノール12vol%、配合ゴム64vol%、また、配合ゴム64vol%の内訳は、配合ゴム64vol%を100vol%としたとき、ゴム39vol%、カーボンブラック5vol%、硫黄6vol%、加硫促進剤3vol%とした。そして、配合ゴムの和が100vol%のとき、前記カシューダストを含まない配合ゴムは、ゴムと炭酸カルシウムの和が73〜83vol%と変化させ、珪藻土も3〜13vol%の範囲とした。 (もっと読む)


本発明は、連結歯(2)の環(1)を持つ焼結された連結環であって、連結歯(2)が楔状端面(3)から始まる引込んだ側面(4)と、楔状端面(3)とは反対の側にあって歯先(6)から半径方向に突出するストッパ(5)とを持っているものに関する。
有利な構造条件を与えるため、ストッパ(5)が歯先(6)より大きい密度を持っていることが提案される。 (もっと読む)


同期リング組立品(1)は、少なくとも2つの同期リング(2、3、4)を含む。少なくとも2つの同期リングの各々は、互いに対して動作するように接続されて摩擦対を形成することができる摩擦表面(7、8;15、16)を有する。2つの同期リングのうちの少なくとも一方は鋼鉄材料から、他方は真鍮材料から製造されている。真鍮材料の同期リングは、より硬い粒子Pがより軟らかい結晶基材に組み込まれた構造を有する。他方の摩擦表面に対して相補的な鋼鉄材料の同期リング(3)の摩擦対の摩擦表面(8、15)は、内部に充填剤粒子が組み込まれた有機結合剤からなる摩擦ライニング(13、14)により形成され、充填剤粒子は結合剤より硬い。互いに同心円状に配置されている2つの摩擦ライニング(13、14)を有する同期リング(3)の摩擦ライニングを形成するための方法は、射出成形可能かつ/または移送成形可能なプラスチック化合物が利用されており、この化合物を、被覆すべきリング部分(9)の一方の側からプラスチック射出成形または移送成形法により付与し、鋳造側から摩擦表面(13、14)を形成するために設けられたリング部分表面上へとリング部分(9)の開口(11、12)を通じて摩擦ライニング化合物を誘導するという点で定義される。
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【課題】シンクロハブの両側面にミドルリングの軸方向変位を規制し、かつ強度のある突起部を形成すること。
【解決手段】シンクロハブ2と、インナリング5,6と、アウタリング7,8と、内外周にコーン面を有するミドルリング9,10とを備えたダブルコーン式シンクロメッシュ装置であって、シンクロハブ2を焼結金属で形成し、このシンクロハブの表裏両側面に、ミドルリング9,10の小径側端面を軸方向に位置規制する複数の突起部2d,2eを形成する。表裏の突起部は、キー溝2cを間にして周方向逆側に位相をずらせた位置に形成されている。 (もっと読む)


【課題】非係合時における摩擦係合部材の当接を防止する。
【解決手段】複数のセパレータプレート5810の各々は複数の摩擦材5820の各々の間に配置される。永久磁石5830は、セパレータプレート5810および摩擦材5820の内周側と外周側とが異なる磁極となるようにこれらを磁化し、磁化されたセパレータプレート5810および摩擦材5820の各々は互いに反発する。 (もっと読む)


【課題】プーリとプーリハブを相対的に回転自在に支持する軸受の耐久性の低下を抑制できるプーリユニットを提供する。
【解決手段】プーリ1に組込まれて軸受4により相対回転自在に支持されたプーリハブ3の外径面に設けたフランジ7と止め輪8間に、プーリ1に回り止めされ、止め輪8によって軸方向外方への移動が阻止される固定カムディスク9と、プーリハブ3に対して回転可能に、かつ、軸方向に移動可能な可動カムディスク10とを組込み、両カムディスク9の対向面間にトルクカム14を設ける。可動カムディスク10とフランジ7間に、多板摩擦クラッチ20と、その多板摩擦クラッチ20を可動カムディスク10に向けて付勢する弾性部材30を組込んで、弾性部材30の押圧力およびトルクカム14の作動によって可動カムディスク10に負荷される軸力の反力をフランジ7およびワッシャ11で受けて軸受4に上記押圧力や反力が負荷されないようにする。 (もっと読む)


【課題】安価で、簡単に組み立てることができ、軸方向の全体寸法が小さい、乗物用トランスミッションのためのダブルコーン型シンクロナイザを提供する。
【解決手段】シンクロナイザ10は、ハブ12、作動スリーブ14、それぞれが円錐面22を有する2つの同期リング18、それぞれが円錐面26を有する2つの内側リング24、関連する同期リング18の円錐面22に接触すするように配置された第1の径方向外側円錐面30と関連する内側リング24の円錐面26に接触するように配置された第2の径方向内側円錐面32を有する2つの中間リング28、それぞれのアイドルギヤホイールにねじり力を伝達するように連結される2つの係合リングギヤ34を有する。本発明によれば、シンクロナイザ10はさらに2つのスペーサリング40を有する。スペーサリングは、係合リングギヤ34と内側リング24の間に介在され、それら2つの部品に対して自由に回転するようにしてある。これにより、対向する軸方向面42,44の接触が防止される。 (もっと読む)


本発明は、内輪(3)と、内輪(3)に対して相対的に中央の回転軸線(A)周りに回転可能な外輪(4)とを備え、外輪(4)が実質的に、周方向で延在するスリーブ壁(7)と、半径方向で延在するスリーブ底(8)とを備えるスリーブとして形成されているクラッチレリーズ軸受(1)に関する。本発明では、内輪(3)が、環状間隙(9)を形成するようにスリーブ内に装入されており、環状間隙(9)が、半径方向外方に延びるカバー(14)により覆われており、かつスリーブ壁(7)が、軸方向で少なくともカバー(14)にまで延長されている。この種のクラッチレリーズ軸受(1)は、従来技術に対して改善したシール機能を有する。
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【課題】スラスト力の変動があっても音および衝撃を小さく抑制できる船舶推進装置を提供する。
【解決手段】ドライブシャフト12の下端に固定された駆動ベベルギア15と、プロペラシャフト14に回動自在にはめ込まれ駆動ベベルギア15と噛み合っている前進ベベルギア16および後進ベベルギア17と、プロペラシャフト14に取り付けられ、プロペラシャフト14と一緒に回転するとともに、プロペラシャフト軸方向に移動して、前進ベベルギア16または後進ベベルギア17と噛み合ってプロペラシャフト14を回転させるドッグクラッチ18とを備えており、プロペラシャフト14は、前進ベベルギア16と皿ばね7を構成部材とする前進側緩衝部材9を介して接触可能な船舶推進装置である。 (もっと読む)


【課題】スムーズなシフトインが可能なシンクロ機構を備えた船舶推進機のシフト機構を提供する。
【解決手段】シフトクラッチ11を前進ギア14又は後進ギア15に係合させることによって、エンジンのドライブ軸の回転をプロペラ軸21に伝達するシフト機構10において、シフトクラッチ11は、プロペラ軸21と軸方向に移動可能に結合したドッグクラッチ12と、ドッグクラッチ12と軸方向に移動可能に結合したシンクロクラッチ13とを備えている。ドッグクラッチ12を前進ギア14又は後進ギア15側に移動させてシフトインする際、ドッグクラッチ12の爪部12aが前進ギア14又は後進ギア15の爪部14a、15aとドッグ係合される前に、シンクロクラッチ13の端面13aが前進ギア14又は後進ギア15に設けられた当接面14b、15bと摩擦係合される。 (もっと読む)


【課題】
CCコンポジットのような炭素/黒鉛材料を使用することによって摩擦クラッチの高温域や高回転域において高い伝達動力を達成すると共に、軽量化を図った上で、低温域での動力伝達特性をも改良することを課題とするものである。
【解決手段】
摩擦クラッチにおいて、摩擦ディスク組立をセンターハブ部と摩擦ディスクによって構成し、当該摩擦ディスクに第一の摩擦面と第二の摩擦面とを備えさせると共に、当該第一の摩擦面に対向したフライホイールに第三の摩擦面を備え、更に当該第二の摩擦面に対向したプレッシャープレートに第四の摩擦面を備え、これら第一乃至第四の摩擦面の少なくとも一つ以上が炭素/黒鉛材料と金属/セラミックス材料を組合せた異種材料によって構成し、炭素/黒鉛材料が炭素/黒鉛材料系摩擦面を、金属/セラミックス材料が金属・セラミックス材料系摩擦面を形成する構成とした。 (もっと読む)


【課題】表面の繊維束が酸化雰囲気の高温圧力下で焼尽する摩擦体の製造方法を提供する。
【解決手段】繊維束により強化されセラミックスマトリクスを含む、2以上の複合材料からなる摩擦又は滑り体に関する。第一複合材料は摩擦層として滑り体の外側を形成し、第二複合材料は摩擦層に面接合された支持体を形成する。摩擦層の繊維束長は支持体の繊維束長よりも著しく短い。摩擦層の繊維束は、これに関して表面に対して垂直に整列されている。摩擦層の表面は1.2mm以下の直径を持つ遊離炭素の十分に小さな領域からなり、表面上の遊離炭素領域の総面積は35%以下である。表面は非常に微細なクラック構造であり、摩擦層は実質的に表面近傍に応力を持たない。 (もっと読む)


【課題】第1部材と第2部材を共に焼結金属で形成し、その第1部材と第2部材各々の端面に設けた凸部と凹部を互いに噛合わせる噛合いクラッチを、初期なじみ性や相手攻撃性の悪化を招かない方法で噛合い部を強化してより厳しい条件下での使用に耐えられるものにすること課題としている。
【解決手段】端面に凸部5を設ける第1部材2と、端面に前記凸部と噛合わせる凹部6を設ける第2部材3を共に樹脂を含浸させた金属の焼結生材で形成して、焼結生材と同等のマイクロビッカース硬さを維持しながらロックウエル硬さを向上させて第1部材2と第2部材3の圧縮耐力を向上させた。 (もっと読む)


耐摩耗真鍮合金とこれから製造されるシンクロナイジング・リング(10)が提供される。真鍮合金は、55〜68重量%の銅、0〜6重量%のアルミニウム、2〜14重量%のマンガン、0.5〜3重量%のリン、0〜1重量%の鉛、不可避的に混入する不純物、及び残部の亜鉛を含む。
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【課題】圧接アシスト用カムまたはバックトルクリミッタ用カムの一方のカム面及び他方のカム面をクラッチ部材の周縁及びプレッシャ部材にそれぞれ形成した際、そのカム面の幅を大きく設定したり、或いは長期使用しても狙ったカム特性を確実に得ることができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】クラッチハウジング2と、複数の駆動側クラッチ板6と、該駆動側クラッチ板6と圧接又は離間可能な複数の被動側クラッチ板7と、略円筒状のクラッチ部材4と、プレッシャ部材5と、圧接アシスト用カムまたはバックトルクリミッタ用カムとを具備した動力伝達装置において、圧接アシスト用カムまたはバックトルクリミッタ用カムを構成する一方のカム面11a、11b及び他方のカム面12a、12bは、鉄またはチタンの如き硬質な材料から成る別部材11、12に形成され、それぞれ固定したものである。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性に優れ、相手材への攻撃性が小さく、広い温度域において高い摩擦係数を有する摩擦材を提供する。
【解決手段】繊維基材と充填材を結合剤によって結着させた摩擦材であって、充填材として、非ウィスカー状チタン酸アルカリ金属塩と非ウィスカー状チタン酸アルカリ金属・アルカリ土類金属塩の少なくとも一つのチタン酸化合物塩と、平均粒径0.4〜4μmのFe23とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】摩耗が起こりにくく、耐久性のあるクラッチプレートを備えた摩擦クラッチ及び駆動力伝達装置を提供する。
【解決手段】アウタクラッチプレート34bの摺動面S2にCVD(Chemical Vapor Deposition)法、PVD(Physical Vapor Deposition)法、イオン蒸着法等の公知の方法によりDLC−Si薄膜Dを施す。そして、そのアウタクラッチプレート34bとインナクラッチプレート34aとを潤滑油中で摩擦係合可能に構成した摩擦クラッチ34を構成する。さらに、その摩擦クラッチ34を駆動力伝達装置に採用する。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも1つの構成部品(3)、特に成形部品(4)を有する構成部材に関するものであって、その構成部品は金属および場合によってはその中に含まれる非金属の成分からなる粉末または粉末混合物からなり、この粉末または粉末混合物を圧縮し、次に焼結することによって形成されている。その場合に、構成部品(3)の、2つの表面部分(12、13)の間に作用する押圧力の作用下で他の構成部品(14、22)の他の表面部分(13)と協働するために設けられている、少なくとも1つの表面部分(12)が、滑りラッカー(2)によってコーティングされる。本発明は、さらに、滑りラッカー(2)を有するこの種の構成部品(3、14、22)を形成する方法に関する。 (もっと読む)


【課題】
Niを添加した焼結金属摩擦材料と同等の摩耗特性を有するNiを含まない焼結金属摩擦材料を提供する。
【解決手段】
金属、合金の中の少なくとも1種のマトリックスと、潤滑物質、硬質物質、摩擦調整物質、pH調整物質、補強物質の中の少なくとも1種のフィラーとからなる摩擦材料において、焼結金属摩擦材料は、マトリックス:焼結金属摩擦材料全体に対して40〜90重量%と、フィラー:残部とからなり、マトリックスは、Fe:マトリックス全体に対して3〜92重量%と、Al:マトリックス全体に対して0.56〜70重量%とを含み、重量比で、Fe:Alが92:8〜30:70の範囲にあり、FeとAlとの合計はマトリックス全体に対して7重量%以上である焼結金属摩擦材料。 (もっと読む)


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