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Fターム[3J057DC10]の内容

Fターム[3J057DC10]に分類される特許

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【課題】油圧室に一端を臨ませるピストンを付勢する付勢手段をそれぞれ備えるとともに単一の油圧クラッチアウタを共通に備える複数の油圧クラッチが、各油圧室に作用する油圧の独立制御に応じた断・接作動を可能として各ピストンの作動方向と同一方向に延びる軸線を有する出力軸の軸線方向に並設されて成る多重クラッチ装置において、出力軸の半径方向でのコンパクト化を図る。
【解決手段】各油圧クラッチ30A,31Aの付勢手段38,48が、出力軸20,21を囲繞しつつ該出力軸20,21の軸線方向に並んで配置される。 (もっと読む)


【課題】リターンスプリングにウエーブスプリングを用いたクラッチにおいて、座屈を生じさせないで、安定した変速性能が得られるようにする。
【解決手段】ピストン20とスプリングリテーナ30の間にリターンスプリング15を配置する。ピストンはスプリングリテーナに向かう複数の突起25を周方向に有し、スプリングリテーナは筒部32を備えて先端に突起に対応する切欠き35を有する。突起が切欠き内に進入することにより筒部と突起が軸方向にそって連続して、リターンスプリングが間隙sへ落ち込むのを規制するので、圧縮の際に径方向にズレたリターンスプリングが筒部と突起に挟まれてクラッチの締結解放機能を損ずる事態が確実に回避されるとともに、切欠きと突起の係合によってピストンとスプリングリテーナ間の相対回転も抑えられるので、リターンスプリングは波の山同士のズレが助長されることなく、座屈が防止される。 (もっと読む)


【課題】リターンスプリングにウェーブスプリングを用いた自動変速機のピストン機構において、ウェーブスプリングの座屈を生じさせないようにする。
【解決手段】摩擦締結要素7を押圧するためのリング状のピストン20と、ピストン20に対する固定側部材である変速機ケース1に係止されピストン20に対向するスプリングリテーナ30と、ピストン20とスプリングリテーナ30との間に介装され波型に成形した1枚の板バネを螺旋状に巻回して形成された環状のウェーブスプリング15からなるリターンスプリングとを備えた自動変速機のピストン機構において、ウェーブスプリング15とピストン20との間に、ウェーブスプリング15とピストン20が直接接触した場合の摩擦係数よりも摩擦係数の小さいワッシャ17を介在させて、ウェーブスプリング15のピストン20側の一端が自由端となるようにした。 (もっと読む)


本発明は、無段階に可変の変速比を有する車両変速機(18)であって、第1の軸(15)に配置された第1の円錐形ディスク対(9)と、第2の軸(16)に配置された第2の円錐形ディスク対(8)と、両円錐形ディスク対(8,9)の間に配置された巻掛け手段(17)と、相対回動可能に支承された出力歯車(7)を備えた入力軸(11)とが設けられており、該入力軸(11)が、第1の軸(15)または第2の軸(16)に選択的に回転係合可能であり、出力歯車(7)が、それぞれ他方の軸(15,16)に回転係合可能であり、入力軸(11)と第1の軸(15)および第2の軸(16)との間に、回転力伝達のためのそれぞれ1つの多板クラッチ(K1,K4)が設けられており、出力歯車(7)が、他方の軸(15,16)にそれぞれ噛合いクラッチ(K2,K3)によって回転係合可能である形式のものに関する。本発明によれば、第1の多板クラッチ(K1)と第1の噛合いクラッチ(K2)とが、ハイドロリック操作式の第1の装置によって操作可能であり、第2の多板クラッチ(K4)と第2の噛合いクラッチ(K3)とが、ハイドロリック操作式の第2の装置によって操作可能である。
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【課題】キャンセルプレート1にスナップリング2の拡径を規制するために形成されたストッパ13の端部に、応力の集中により亀裂が発生するのを防止する。
【解決手段】内周フランジ部12が、油圧クラッチ装置における駆動側の内周部にスナップリング2を介して係止されるキャンセルプレート1において、前記内周フランジ部12に、遠心力によるスナップリング2の拡径を規制する複数のストッパ13が打ち出し形成され、キャンセルプレート1の円周方向に対する各ストッパ13の両端部13bが、内周フランジ部12に対して傾斜又は湾曲して立ち上がっている。 (もっと読む)


【課題】ストッパプレートに戻しばねの付勢力が作用しない状態であっても、ストッパプレートを振動し難くすることができるマスタシリンダを提供する。
【解決手段】シリンダ孔11が形成されたシリンダ本体10と、シリンダ孔11内に摺動自在に設けられ、シリンダ孔11の開口部10aから挿入されるプッシュロッド30によって押圧されるピストン12と、シリンダ孔11の開口部10aに設けられ、プッシュロッド30が開口部10aから抜けるのを防止するストッパプレート34と、シリンダ孔11の開口部10aを覆うブーツ36とを備えたマスタシリンダにおいて、ブーツ36に、ストッパプレート34をピストン12の摺動方向へ付勢する押さえ部36dを設ける。 (もっと読む)


【課題】クラッチピストン2がキャンセル油圧室S2の容積を縮小する方向へ動作する際の、キャンセル油圧室S2からの作動油の十分な排出流量を確保して、円滑なクラッチ接続動作を可能とする。
【解決手段】クラッチピストン2を加圧室S1側へ付勢するリターンスプリング5を支持すると共に、クラッチピストン2との間に加圧室S1の遠心油圧と対抗する遠心油圧を発生させるキャンセル油圧室S2を画成するキャンセルプレート3の内周縁が、駆動側の内周部1aに係止された止め環4によって支持され、駆動側の内周部1aに、クラッチピストン2がキャンセル油圧室S2側へ移動する時にキャンセル油圧室S2内の作動油をキャンセルプレート3の内周側からオーバーフローさせる排出路Aが形成されている。 (もっと読む)


【課題】 アルミ部材であるキャンセルプレートに合成樹脂製スラストワッシャを摺接すると早期に摩耗するため、スチール製のスラストワッシャ等を設ける必要がある。
【解決手段】 アルミ部材からなるキャンセルプレート42に突起75bを係合して、該キャンセルプレート42に回転不能に合成樹脂製のスラストワッシャ75を装着する。該ワッシャの摺動面75cが、鉄部材であるキャリヤCR1の平滑な側面fに摺接して相対回転を許容する。 (もっと読む)


【課題】軸方向寸法の小型化に対応可能な流体圧アクチュエータを提供する。
【解決手段】油圧によりハウジング内を軸方向移動可能なピストン1と、このピストン1に軸方向に対向されたプレート2との間に、流体室Sが画成され、プレート2に設けられて流体室S側へ傾斜するように延びるシールリップ3がピストン1の端面1aに密接されている。シールリップ3は、ピストン1の所定ストローク以内での往復移動において、流体室Sの圧力によってプレート2とピストン1の軸方向距離の変化に追随して傾斜角度を変化させながら、ピストン1の端面1aとの密接状態を保つ。 (もっと読む)


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