説明

Fターム[3J101EA03]の内容

ころがり軸受け (67,411) | 材料 (3,847) | 金属 (1,114) |  (883) | 高炭素クロム軸受鋼 (158)

Fターム[3J101EA03]に分類される特許

1 - 20 / 158


【課題】水素による疲労寿命低下を効果的かつ経済的に防止できる転がり軸受の提供。
【解決手段】転動体20と当該転動体20が転動する軌道輪10,10とを有する転がり軸受100であって、前記転動体20または軌道輪10,10の少なくとも1つを、浸炭あるいは浸炭窒化によって表面の窒素と炭素との合計濃度が1.0質量%以上であり、かつ表面の残留オーステナイト量が45〜70体積%であり、かつ表面硬さがHv600以上の鋼材から構成する。これによって、水素含有量が多い環境下であっても、水素による疲労寿命低下を効果的に防止することができると共に、材料コストも低く抑えることが可能となり、経済的である。 (もっと読む)


【課題】不完全焼入れ組織および介在物周辺への水素の侵入によるバタフライの発生を抑制できる新規な転がり軸受の提供。
【解決手段】転動体30と当該転動体30が転動する軌道輪10,20とを有する転がり軸受100であって、前記転動体30または軌道輪10,20の少なくとも1つが、ズブ焼き鋼を焼入れ焼戻し処理して最表面から深さ600μmまでの領域における不完全焼入れ組織が1面積%以下の鋼材からなる。これによって、不完全焼入れ組織や介在物周辺への水素の侵入によるバタフライの発生を抑制できるため、長期に亘って安定した軸受性能を発揮できる。 (もっと読む)


【課題】コストが嵩む原因となる、各ころ3、3の各部の硬さ、所定部分の残留オーステナイト量及び圧縮残留応力の値を適正に規制する事により、特別な材料や特別な熱処理を使用せずに低コストで造れ、しかも、耐久性を含めて優れた性能を発揮できるころ軸受を実現する。
【解決手段】各ころ3、3の芯部の硬さの値Xを、ビッカース硬度で770〜830Hvとする。又、これら各ころ3、3の表面の硬さのビッカース硬度での値をYとした場合に、1.006×X≦Y≦1.050×Xを満たす。又、上記各ころ3、3の芯部の残留オーステナイト量を15〜25容量%とする。更に、これら各ころ3、3の表面から50μmの深さでの圧縮残留応力の最大値を300〜900MPaとする。 (もっと読む)


【課題】潤滑油中に異物が混入した環境下で使用されても長寿命な転がり軸受を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受の内輪1,外輪2,及び転動体3は鋼で構成されている。そして、内輪1,外輪2,及び転動体3には浸炭窒化処理が施されていて、その表面には浸炭窒化層が形成されている。内輪1,外輪2,及び転動体3の浸炭窒化層には残留オーステナイトが存在しているが、転動体3の浸炭窒化層の残留オーステナイト量は内輪1及び外輪2の浸炭窒化層の残留オーステナイト量よりも少なくなっていて、両者の残留オーステナイト量の差は5体積%以上である。 (もっと読む)


【課題】組立時の加熱温度が低くて作業が容易であり、組立時に玉に傷が入らず、取扱時に外輪または内輪が分離せず、かつ、使用時の軸受寿命が長い、非分離型アンギュラ玉軸受を提供する。
【解決手段】本発明の非分離型アンギュラ玉軸受1は、玉4を内輪3に寄せたときに玉の配列する外接円の半径、または、外輪2の軌道面の最大半径、(外輪の加熱温度−組立時の室温)、外輪の材料の熱膨張係数、および、ラジアル内部隙間に応じて、かかり代の上下限値を適切に設定するようにしたものである。 (もっと読む)


【課題】外輪がハウジングの内周面端部に内嵌される転がり軸受を、軸受固定プレートなしで固定でき、ハウジングがアルミニウムダイキャスト製のものであっても、嵌合部に弛みやクリープが生じないようにすることである。
【解決手段】外輪3の両方の外周面コーナ端部に、他の部分よりも軟化させた軟化部3aを形成し、この軟化部3aを形成した外周面コーナ端部に、これよりも圧縮降伏強度が高いハウジングの内周面端部の材料を加締め込むことにより、外輪3がハウジングの内周面端部に内嵌される深溝玉軸受1を、軸受固定プレートなしで固定できるようにするとともに、嵌合部に弛みやクリープが生じないようにした。 (もっと読む)


【課題】 水や水蒸気に曝される環境下において優れた耐久性を持ち、低コストで環境に優しい転がり軸受を提供する。
【解決手段】 内輪1、外輪2、転動体3および保持器4の母材の表面には、Feより卑な金属としてZn層1a〜4aをショットピーニングにてそれぞれ形成するとともに、Zn層1a〜4a上には、Feより貴な金属としてSn層1b〜4bをショットピーニングにてそれぞれ形成する。 (もっと読む)


【課題】何れの部材に関しても表面の残留オーステナイト量を多くせずに、転がり接触部に働く接線力を低く抑えられて、圧痕起点型の早期剥離を防止できる転がり軸受を実現する。
【解決手段】各玉6、6は、窒化処理又は浸炭窒化処理により、転動面の窒素濃度を0.2〜2.0質量%とすると共に、Si及びMnを含有した窒化物であるSi・Mn系窒化物の面積率を1〜20%とする。外輪3及び内輪5と上記各玉6、6とのうちの少なくとも1種の部材を構成する金属材料中に含まれる非金属介在物の粒径を抑える。具体的には、極値統計法により推定した、面積30000mm2 中での、酸化物系の最大介在物の寸法と、TiN系の最大介在物の寸法とのうち、大きい方の最大介在物の寸法に関して、長径Dと短径dとの積の平方根√(D×d)を推定介在物寸法√(areamax )とした場合に、√(areamax )<30μmを満たす。 (もっと読む)


【課題】分割締結輪による分割軌道輪の締結作業を容易に行い得るようにする。
【解決手段】円環状の締結輪を、中心角が180度より大きい優弧を有する分割締結輪1aと、中心角が180度よりも小さい劣弧を有する分割締結輪1bとに分割するとともに、優弧を有する分割締結輪1aを、組み合わせた分割内輪5、5の軸心方向に突出して設けた鍔部6の外周面8に嵌め込む。この嵌め込みによって、両分割内輪5、5が組み合わされた状態のまま安定するので、劣弧を有する分割締結輪1bをこの優弧を有する分割締結輪1aに容易に連結することができるとともに、両分割内輪5、5を確実に締結することができる。 (もっと読む)


【課題】潤滑性の低下に伴う表面起点型剥離や転動疲れに伴う内部起点型剥離を防止して、長寿命のオートマチックトランスミッション用スラストころ軸受を提供する。
【解決手段】スラストころ軸受11は、ステータを挟んで互いに対面するインペラとタービンとを有するトルクコンバータを備えたトランスミッションにおいて、ステータとインペラとの間、およびステータとタービンとの間の少なくともいずれかに配置されてスラスト荷重を支持するスラストころ軸受である。具体的には、複数のころ14と、0.9wt%〜1.2wt%の炭素と、1.2wt%〜1.7wt%のクロムと、0.1wt%〜0.5wt%のマンガンと、0.15wt%〜0.35wt%のシリコンとを含有する高炭素鋼を冷間圧延して得られる表面粗さがRmax≦2μmのみがき帯鋼に熱処理を施して形成される軌道盤12,13を備える。 (もっと読む)


【課題】許容調心角をより大きくすることができる自動調心ころ軸受を提供する。
【解決手段】内周に球面の一部からなる軌道面2aを有する外輪2と、外周に、軸方向の中心を通り且つ軸線に垂直な断面に対して左右対称に2つ有するとともに軸線を含む断面において球面の一部と同じ半径を有する軌道面3aと、2つの軌道面3aの間に形成される円筒面3bとを有する内輪3と、外輪2の軌道面2aと内輪3の2つの軌道面3aとの間にそれぞれ複数配設され、内外輪2,3の軌道面2a,3aに一致する外周面を有する凸面ころ4と、凸面ころ4を周方向において所定間隔に配設するポケット6を備えた金属製の保持器5と、を備えている。保持器5の最大径D2は外輪2の端面2bの内径D1よりも大きく、保持器5は周方向2箇所で分割されている。 (もっと読む)


【課題】低コストで、かつ耐摩耗性に優れ、長寿命である斜板式コンプレッサ用スラストころ軸受を提供する。
【解決手段】斜板式コンプレッサ用スラストころ軸受としてのスラストころ軸受11は、複数のころ14と、0.9wt%〜1.2wt%の炭素と、1.2wt%〜1.7wt%のクロムと、0.1wt%〜0.5wt%のマンガンと、0.15wt%〜0.35wt%のシリコンとを含有する高炭素鋼を冷間圧延して得られる表面粗さがRmax≦2μmのみがき帯鋼に熱処理を施して形成される軌道盤12,13を備える。そして、軌道盤12,13の表面の窒素富化層における炭化物の面積率は10%〜25%である。 (もっと読む)


【課題】トランスミッション用転がり軸受の軸受の転走面での水素脆化による特異性剥離抑制し、振動による軸受とプーリに掛けたベルトの損傷を防止する。
【解決手段】転がり軸受の両端に接触式シール部材5を設け、内輪1、外輪2および転動体3を1.5〜6%のCr含有鋼により形成し、その転走面に水素の侵入を防止するためのCrの酸化被膜1a、2a、3aを形成する。潤滑グリースGは、基油と増ちょう剤とからなる基油100重量部に対して、アルミニウム系添加剤0.05〜10重量部を配合した組成物とする。摩擦摩耗面または摩耗により露出した金属新生面にアルミニウム粉末またはアルミニウム化合物が反応し、クロム酸化皮膜と共にアルミニウムを含有する被膜が軸受転走面に生成する。これにより水素の発生が防止され、潤滑油が分解してもその際に発生した水素が鋼中に侵入することを防ぐことができ、水素脆化による特異性剥離は防止される。 (もっと読む)


【課題】転動面にかかる面圧を小さくし、転動面転がり疲れにも肩乗り上げにも有利にでき、しかも、発熱及びすべりによるピーリングの面で有利となって自動車用トランスミッションに最適となるトランスミッション用玉軸受を提供する。
【解決手段】外輪23の軌道溝22または内輪25の軌道溝24の少なくとも一方の軌道溝において、その断面形状を、曲率半径の異なる複数の円弧を滑らかに連続させてなる複合円弧とする。幅方向中央側の曲率半径を小さく、幅方向両端側の曲率半径を大きく形成し、内輪25と転動体27、及び外輪23と転動体27との接触点を各一点とした。 (もっと読む)


【課題】低コストで、かつ耐摩耗性に優れ、長寿命である斜板式コンプレッサ用スラストころ軸受を提供する。
【解決手段】スラストころ軸受11は、複数のころ14と、0.9wt%〜1.2wt%の炭素と、1.2wt%〜1.7wt%のクロムと、0.1wt%〜0.5wt%のマンガンと、0.15wt%〜0.35wt%のシリコンとを含有する高炭素鋼を冷間圧延して得られる表面粗さがRmax≦2μmのみがき帯鋼に熱処理を施して形成される軌道盤12,13を備える。軌道盤12,13は、厚み方向の一方側に第1の平坦面12eと傾斜部12fとを有し、他方側に第2の平坦面12gと縁部12hとを有する。そして、傾斜部12fの厚み方向深さをδ、第2の平坦面12gと縁部12hとの厚み方向高さの差をσとすると、|δ−20σ|<0.05mmを満たす。 (もっと読む)


【課題】外輪3の内周面に設けた複列の外輪軌道2、2の何れにも、清浄な金属材料を露出させた構成として、上記外輪3を組み込んだ複列転がり軸受ユニットの耐久性向上を図れる構造を実現する。
【解決手段】上記外輪3の中心軸を含む仮想平面での断面に関して、この外輪3を構成する金属材料が塑性変形する方向を示す塑性流れ線を、上記両外輪軌道2、2の母線の何れとも交叉させない。又、この塑性流れ線の開始点を、これら両外輪軌道2、2同士の間に存在する肩部21の軸方向中間部に存在させる。更に、上記開始点を、この肩部21の幅方向中心から、この肩部21の幅の1/4以下の部分に位置させる。 (もっと読む)


【課題】軸受の内輪の大幅な軽量化を図ることができ、低燃料化を達成できる車輪用軸受装置及び軸受用内輪製造方法を提供する。
【解決手段】車輪用軸受装置は、内周に複列の外側転走面26、27が形成された外輪25と、外周に外輪25の外側転走面26、27に対向する内側転走面28,29が形成された少なくとも1つの内輪24と、外輪の外側転走面26、27と内輪24の内側転走面28,29との間に転動自在に収容された複列の転動体30とを備える。内輪24が少なくともローリング加工及びプレス加工を含む塑性加工にて成形される。軸方向全長にわたってその肉厚を略同一として、軸方向両端部側の内径部に非切削加工による肉厚削減部68を設ける。 (もっと読む)


【課題】低コストで、かつ耐摩耗性に優れ、長寿命である斜板式コンプレッサ用スラストころ軸受を提供する。
【解決手段】スラストころ軸受は、0.9wt%〜1.2wt%の炭素と、1.2wt%〜1.7wt%のクロムと、0.1wt%〜0.5wt%のマンガンと、0.15wt%〜0.35wt%のシリコンとを含有する高炭素鋼を冷間圧延して得られる表面粗さがRmax≦2μmのみがき帯鋼に熱処理を施して形成される軌道盤12,13を備える。そして、軌道盤12,13は、厚み方向の一方側に平坦面12eと、この平坦面12eの縁から厚み方向深さが次第に大きくなるように傾斜する傾斜部12fとを有し、傾斜部12fの厚み方向深さは、平坦面12eの縁から径方向に最も離れて位置する傾斜部先端から、平坦面12eに向かって、径方向に0.3mm離れた計測位置において0.02mm〜0.3mmである。 (もっと読む)


【課題】低コストで、かつ耐摩耗性に優れ、長寿命である斜板式コンプレッサ用スラストころ軸受を提供する。
【解決手段】スラストころ軸受11は、複数のころ14と、0.9wt%〜1.2wt%の炭素と、1.2wt%〜1.7wt%のクロムと、0.1wt%〜0.5wt%のマンガンと、0.15wt%〜0.35wt%のシリコンとを含有する高炭素鋼を冷間圧延して得られる表面粗さがRmax≦2μmのみがき帯鋼に熱処理を施して形成される軌道盤12,13とを備える。そして、軌道盤12,13の厚み方向一方側および他方側の壁面それぞれに形成された窒素富化層における窒素濃度の差が0.2wt%以内である。 (もっと読む)


【課題】低コストで、かつ耐摩耗性に優れ、長寿命である斜板式コンプレッサ用スラストころ軸受を提供する。
【解決手段】スラストころ軸受は、0.9wt%〜1.2wt%の炭素と、1.2wt%〜1.7wt%のクロムと、0.1wt%〜0.5wt%のマンガンと、0.15wt%〜0.35wt%のシリコンとを含有する高炭素鋼を冷間圧延して得られる表面粗さがRmax≦2μmのみがき帯鋼に熱処理を施して形成される軌道盤12,13を備える。そして、軌道盤12,13は、厚み方向の一方側に軌道面12aを有し、他方側に平坦面12b、おgよび平坦面12gの縁に平坦面12gより厚み方向高さが高い縁部12hを有する。そして、平坦面12gと縁部12hとの厚み方向高さの差は、0.02mm以下である。 (もっと読む)


1 - 20 / 158