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Fターム[3J552PB05]の内容

Fターム[3J552PB05]に分類される特許

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【課題】故障が発生したことを早期に検出して故障部位を特定し、走行性の悪化を極力抑える。
【解決手段】本発明の自動変速機では、摩擦要素に故障が発生したか否かを車両の運転中に繰り返し検出しており、摩擦要素に故障が生じたと検出された後に初めて車速が所定値以下に低下したとき(S1、S3)、故障した摩擦要素を特定する制御を開始し、故障した摩擦要素が特定されたとき(S4、S13、S15、S24、S26、S35、S37)、特定された摩擦要素に基づいて使用可能な変速段を決定し、使用可能な変速段のみを用いて変速制御を行う(S5、S14、S16、S25、S27、S36、S38、S39)。 (もっと読む)


【課題】故障が発生してから短時間で故障部位を特定し、走行性の悪化を極力抑える。
【解決手段】本発明の自動変速機では、摩擦要素に故障が生じたと検出されたとき(S1)、指令変速段を全変速段の中から選択された変速段であって、全変速段の変速段数より少ない数の変速段の最初の変速段から順次移行させ、故障した摩擦要素を特定するように制御し、選択された変速段の全てに移行させても故障した摩擦要素を特定できなかったとき、選択された変速段のみを使用して変速制御を行う(S39)。 (もっと読む)


【課題】各種の情報を入手して、駆動源(1)の出力軸(1a)と変速機2の入力軸(2a)との間に設置されるクラッチ機構3の接続、切断動作を、運転者によるクラッチペダルの操作なしに、自動で行うクラッチ操作装置4の制御装置(6,7)において、クラッチ機構3の切断不良といった異常を検出可能とする。
【解決手段】車両の停止条件が成立していてかつ変速機2が走行用変速段とされている状態において、出力軸(1a)の回転数と入力軸(2a)の回転数との差が、所定時間、所定の閾値を下回ったことを検出したときに、クラッチ機構3が切断不良であると判定するようにしている。 (もっと読む)


【課題】ATにおいて変速ショックを抑制しつつ係合不良の発生を回避する。
【解決手段】車両10においてECU100は変速制御処理を実行する。当該処理において、所定のアップシフトがなされる場合には、油圧式摩擦係合装置のデューティ比の漸減による油圧増加制御中にデューティ比の中間補正がなされ、デューティ比が一時的に増加される。それに伴い、油圧が減少せしめられ、当該摩擦係合装置の係合力が減少する。その際のデューティ比の増加量は、学習中間補正量が逐次学習されることによって、変速ショックを抑制し得るように決定される。一方、変速完了間際等に係合不良が発生した場合には、当該中間補正におけるデューティ比の増加量が、学習中間補正量よりも小さな減少中間補正量に基づいて減少制御され、次回の変速タイミングにおいて、中間補正時の油圧が増加することにより、係合不良の発生が回避される。 (もっと読む)


【課題】摩擦要素の故障時に、正常時には使用しない中間変速段を使用可能としながらデータ容量の増大を抑制する。
【解決手段】本発明の自動変速機は、第1の変速段、第2の変速段において締結状態となる第1の摩擦締結要素(B3)を、第1の変速段で解放状態として達成される第3の変速段と、第1の摩擦締結要素(B3)を第2の変速段で解放状態として達成される、車両の走行状態に基づく変速段には含まれない第4の変速段とを備え、第1の摩擦締結要素(B3)の故障によって第1の変速段及び第2の変速段を達成できない異常状態と検知されたとき(S11)、第1の摩擦締結要素(B3)を強制的に解放状態としながら、第1の変速段から第2の変速段へ変速制御することで、第3の変速段から第4の変速段への変速を行う(S12〜S17)。 (もっと読む)


【課題】ギアの締結/開放における故障が発生した場合にも、退避走行や補助走行が可能な自動車の駆動装置を提供することである。
【解決手段】故障状態判定装置8Aは、入力ギ101,102ア及び変速ギア41,42,43,44,45,46のいずれかに、ギアの締結/開放を行えない故障が発生したことを判定する。変速制御装置8は、故障状態判定装置8Aによりギアの故障が検出されると、判定結果に応じて、正常なギアの状態を用いて、走行する。入力ギア101の開放故障を検出した場合に、正常な入力ギア102
を締結し、故障した入力ギア101と相違する第2中間軸22に設けられた変速ギア42,44,46を開放し、故障した入力ギア101と同一の中間軸21に設けられた変速ギア41,43,45の1つを締結して、走行する。 (もっと読む)


【課題】車両が急停車する等により最LoよりもHi側の変速比で発進する場合であっても発進摩擦要素の発熱を抑え、発進摩擦要素の耐久性が低下するのを防止する。
【解決手段】変速機コントローラは、発進摩擦要素(前進クラッチ、後進ブレーキ)の入出力回転速度比eに基づき発進摩擦要素のトルク容量係数τを設定し(S2、S3)、発進時のCVTの変速比が最LoよりもHi側にあるときにトルク容量係数τを増大補正し(S4)、補正後のトルク容量係数τとエンジン回転速度Ne(エンジン角速度ωe)に基づき発進摩擦要素のトルク容量指令値Twcを算出し(S5)、発進摩擦要素のトルク容量がトルク容量指令値Twcとなるように発進摩擦要素のトルク容量を制御する(S6) (もっと読む)


【課題】低温時の車両の発進、走行性能を向上させる。
【解決手段】A/Tコントロールユニットは、変速機の作動油温TATFが最Lo摩擦締結要素(ロー&リバースブレーキL&R/BまたはローワンウェイクラッチLOW/OWC)の締結不良を引き起こす所定の極低温T2よりも低いときは最Lo変速段の使用を禁止し(S74、S75)、最Lo摩擦締結要素を解放したまま達成できる最Lo変速段以外の変速段を使用する。 (もっと読む)


車両のクラッチを保護するための方法であって、該車両は、エンジンと、駆動輪と、該エンジンから該駆動輪へ駆動力を伝達するための自動マニュアルトランスミッションを備えている。制御装置は、d.前記クラッチが部分的に嵌合してクラッチスリップが発生した場合にクラッチ制御を行う結果となる、前記ドライバからの動力要求を検知する段階と、e.所定の第1時間間隔(t1,3,4,5)における前記車両の走行距離(s)を測定する段階と、f.前記所定の第1時間間隔(t1)において前記車両が走行したのが所定距離(s1)より短い場合に、過剰クラッチスリップについて前記ドライバに注意を喚起するため、第1警告手段(6)を始動させる段階と、を実行する。 (もっと読む)


【課題】C4クラッチが係合することにより大きなショックが発生することを抑制する。
【解決手段】ECUは、後進ギヤ段が形成されないニュートラル故障時にSLソレノイドをオフにしてC4クラッチを係合するフェールセーフが許可されてからの経過時間がしきい値T(0)より短い状態において(S130にてYES)、アクセル開度がしきい値PA(0)より大きく、かつタービン回転数NTから同期回転数を減算した値が、しきい値ΔN(2)より大きいという条件を満たすと(S134にてYES)、フェールセーフを中止するステップ(S140)を含む、プログラムを実行する。スロットル開度がしきい値THA(0)より小さく、かつエンジン回転数NEがしきい値NE(0)より低いという条件を満たすと、フェールセーフが許可されて、フェールセーフが開始される。 (もっと読む)


【課題】 ニューラル故障状態が生じた際において、誤解放している摩擦要素または該摩擦要素を駆動しているアクチュエータ部材を特定し、変速可能な変速段を得ることで、ニュートラルフェール時の変速段の自由度を確保することができる自動変速機の制御装置を提供すること。
【解決手段】 自動変速機の制御装置において、第1,第2タービン回転速度センサ3,4からの回転速度検出値を用いて算出した入力軸Inputの回転速度と、出力軸回転速度センサ5による出力軸Outputの回転速度と、から算出されたギア比に基づき、ニュートラル故障状態であると判定されると安全な変速段へ変速するニュートラル制御を実行するニュートラル制御手段(図6)は、締結摩擦要素を特定する選択ギア段と、前記第1,第2タービン回転速度センサ3,4により検出される回転速度関係と、に基づいて、誤解放している摩擦要素または該摩擦要素を駆動するアクチュエータ部材を特定する手段とした。 (もっと読む)


【課題】本発明は、各摩擦要素に加わる液圧を液圧制御装置で制御し、各摩擦要素が係合または解放されることにより変速する自動変速機において、変速時の所定のタイミングで異常診断を行う自動変速機の異常診断装置に関するものである。
【解決手段】摩擦要素10,11の液圧経路19,20には、個々の調圧弁14,15を介して経路21,22より液圧が供給される。経路21,22は、液圧を供給する圧力源25と接続しされており、調圧弁14,15で経路を掛け換えることにより、液圧経路19,20に液圧が供給され、摩擦要素10,11が係合される。この摩擦要素10、11を係合および解放する指令信号が判断タイミングに到達したときに、液圧経路19,20に接続された圧力スイッチ12,13のオン・オフ判定を行うことによって、自動変速機の異常診断を行う。 (もっと読む)


【課題】トロイダル型無段変速機を構成する複数個のパワーローラ13、13のうちの何れかで過大な(動力伝達に基づく滑りを上回る)滑りが発生した場合に、この滑りを、素早く(精度良く)検知できる構造を実現する。
【解決手段】上記各パワーローラ13、13を支持した各トラニオンの傾斜角度とこれら各パワーローラ13、13の回転速度とのうちの少なくとも一方を測定する。比較手段により、上記傾斜角度又はこの回転速度を比較し、何れかのトラニオンの傾斜角度、又は、何れかのパワーローラ13の回転速度が、他のトラニオンの傾斜角度又は他のパワーローラ13の回転速度と閾値を越えて異なる場合に、何れかのパワーローラ13の周面14と当該パワーローラ13を挟持している入力側、出力側両ディスク2a、2b、11の各内側面3、12との接触部に過大な滑りが発生していると判定する。 (もっと読む)


【課題】摩擦締結要素の係合干渉を精度良く、簡素な構成で検出することができる自動変速機における摩擦締結要素干渉検出装置を提供する。
【解決手段】ATコントロールユニット24は、出力軸回転センサ38の検出結果より車両の減速度を算出し、該減速度が所定値g1からg2の間であり、かつ油温センサ36によって検出された油温が所定期間内に所定値以上上昇した場合に、係合干渉が起こっているものとして判定することにより、減速度のみでは係合干渉が起こっているかどうかを正確に判断することができない場合でも、油温上昇もとづいて係合干渉の発生を正確に検出することができる。係合干渉が起こっているかどうかを、自動変速機の制御のためにもともと用いられている車速や、油温を用いて検出するため、係合干渉検出のために別途新たな油圧センサ等を備える必要がなく、コストを低減しながら摩擦締結要素の係合干渉を検出することができる。 (もっと読む)


【課題】 インターロック状態が発生したとしても、インターロック状態を回避しつつ故障箇所を特定可能な自動変速機の制御装置を提供すること。
【解決手段】 自動変速機の制御装置において、締結要素の1つが締結故障し入力回転要素の回転と出力回転要素の回転が固定されるインターロック状態を検出するインターロック状態検出手段と、前記インターロック状態検出手段によりインターロック状態を検出したときは、この時点の指令変速段を達成する締結要素の1つを解放し、回避変速段を達成する回避変速手段と、前記回避変速手段により達成された走行状態に基づいて、前記締結故障した締結要素を特定する特定手段とを設けた。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、自動変速機の変速制御装置に関し、各摩擦係合要素の熱的負荷状態を正確に求めて、連続変速の禁止又は許可を精度よく行えるようにする。
【解決手段】複数の摩擦係合要素をそなえ、該複数の摩擦係合要素の係合状態を変更することにより目標変速段への変速を行なう自動変速機の制御装置であって、変速を判断したときには、該摩擦係合要素の現在の熱的負荷状態を算出するとともに、次変速で発生する該摩擦係合要素の発熱状態を予測して、該現在の熱的負荷状態と該予測した次変速の発熱状態とに基づいて該次変速の許可または禁止を決定する。 (もっと読む)


【課題】 インターロック状態が発生したとしても、インターロック状態を回避しつつ走行性を確保可能な自動変速機の制御装置を提供すること。
【解決手段】 自動変速機の制御装置において、締結要素の1つが締結故障し前記入力回転要素と前記出力回転要素の回転が固定されるインターロック状態を検出するインターロック状態検出手段と、前記インターロック状態検出手段によりインターロック状態を検出したときは、この時点の指令変速段を達成する締結要素の1つを解放することで、所定変速段よりも高速側の変速段を回避変速段として達成可能かどうかを、インターロック状態を検出した時点の指令変速段から判断する回避判断手段と、前記回避判断手段により達成可能と判断されたときは、前記回避変速段に変速させ、それ以外のときは全締結要素を解放してニュートラル状態とする故障時変速制御手段と、を設けた。 (もっと読む)


【課題】主変速装置と副変速装置とによる変速比を予め異常時にも対応可能に最適化し、コスト低減を図りつつ異常時にも最低限の走行性を確保する。
【解決手段】主変速装置による1速の変速比から5速の変速比に対して、副変速装置によって5段階の総変速比を追加し、追加された5段階の総変速比のうち、低速側の範囲を、主変速装置を1速、2速に固定して副変速比で増速させた総変速比に設定し、3速,4速の変速範囲と重複させた変速範囲に設定する。そして、異常発生時には、重複変速範囲を用いて正常時に近い変速比での走行を可能とする。 (もっと読む)


【課題】一方のクラッチにオン異常が発生した場合に、変速ショックの発生を防止もしくは抑制できる複数クラッチ式変速機の変速制御装置を提供する。
【解決手段】複数のクラッチと、複数の動力伝達経路内に設けられた変速比設定機構を選択的に動力伝達状態に設定する変速用係合装置との係合・解放状態を制御することにより変速比を設定する複数クラッチ式変速機の変速制御装置において、クラッチのオン異常を検出する異常検出手段(ステップS10,S20)と、オン異常検出時に、エンジンの出力トルクおよび異常のないクラッチの伝達トルクを制御して、オン異常が検出されたクラッチ側の変速用係合装置を同期させる異常時同期手段(ステップS13,S14)と、変速用係合装置を同期させて、オン異常が検出されたクラッチ側の変速比設定機構を動力伝達状態に設定する異常時変速手段(ステップS15)とを備えている。 (もっと読む)


【課題】EV走行時の燃費向上が図られたハイブリッド車両の制御装置を提供する。
【解決手段】エンジンENGが停止されて駆動モータM1の駆動力が駆動輪WL,WRに伝達されているときに摩擦係合要素に供給される作動油圧を低下させて複数の動力伝達経路を切断状態にする制御を行うハイブリッド車両の制御装置ECUであって、複数の摩擦係合要素のそれぞれに対応して設けられて対応する摩擦係合要素に供給されている作動油圧を検出する油圧検出装置SW2〜SW5を備え、エンジンが停止されて駆動モータの駆動力が駆動輪に伝達されているときにおいて、油圧検出装置による検出結果に基づいて複数のシフトバルブが正常に作動しているか故障しているかを検知する故障検知手段S10を有する。 (もっと読む)


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