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Fターム[3L093PP19]の内容

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Fターム[3L093PP19]に分類される特許

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【課題】伝熱性に優れ、高い反応速度が得られる化学蓄熱材、及び、該化学蓄熱材を用いたケミカルヒートポンプを提供する。
【解決手段】Mg,Ca,Sr,Baの水酸化物、塩化物、または硫酸化物のいずれかを主成分とする粒子を表面に担持する膨張化グラファイトが、所定の形状に圧縮されて成形された成形体とされる化学蓄熱材6。及び、該化学蓄熱材6を収納する反応容器2と、水蒸気を液化または蒸発させる貯蔵容器3と、該反応容器2と該貯蔵容器3とを連結するガス流通路4と、該ガス流通路4に設けられる開閉弁5とを備えるケミカルヒートポンプ1。 (もっと読む)


【課題】廃熱を長期間保存可能に蓄熱し、蓄熱した熱を利用する際に投入した熱よりも高温の熱を任意の位置で利用できるようにする。
【解決手段】化学蓄熱材16の水和発熱反応により反応生成物を生成する放熱過程、および反応生成物の脱水吸熱反応によって化学蓄熱材16と水蒸気とを生成する蓄熱過程を有する反応部11と、化学蓄熱材16との間で水を授受する水タンク12と、水タンク12と反応部11の間に設けられ水タンク12からの水と温熱源との熱交換により水タンク12からの水を水蒸気にする蒸気管13と、反応部11と水タンク12の間に設けられ反応部11からの水蒸気と冷熱源との熱交換により反応部11からの水蒸気を水にする復水管14と、蒸気管13に介設された第1弁19、および復水管14に介設された第2弁20を制御する制御部30とを備え、少なくとも反応部11を可搬なケース15に収容し反応部11をケース15の端部に配置する。 (もっと読む)


【課題】 吸着式冷凍装置の小型化と、冷媒脱離時の冷却性能改善とを図る。
【解決手段】 密閉容器5内の上部に、冷却されることにより第1冷媒を吸着し、加熱されることにより第1冷媒を脱離する吸着材6aを備える吸着部6が構成され、下部に、吸着に伴って第1冷媒を蒸発させ、脱離に伴って第1冷媒を凝縮する蒸発部兼凝縮部7が構成される。冷媒吸着モードでは、吸着部6での第1冷媒の吸着に伴って蒸発部兼凝縮部7にて第1冷媒が蒸発するときに発生する冷熱で、冷媒循環通路15を流れる第2冷媒を冷却する。冷媒脱離モードでは、冷媒循環回路15に冷却器13を組み込み、第2冷媒を外気により冷却する。第2冷媒は、熱交換器17を介して冷却対象物(エアコン冷媒)を冷却する。 (もっと読む)


【課題】車室等の好適な冷却を実現しつつ、より省エネルギーな走行が可能であるとともに、車両への搭載性に優れたハイブリッド車両用冷却装置を提供する。
【解決手段】実施例1の冷却装置は、エンジン3と、モータ7と、PCU9と、電装系用ラジエータ11と、ケミカルヒートポンプ13と、クーラコア15とを備えている。ケミカルヒートポンプ13は、再生室41と吸収室42と凝縮室43と蒸発室44とを有している。吸収室42及び凝縮室43には配管33が接続されている。蒸発室44とクーラコア15とは配管53、54によって接続されており、内部を空調用冷却液が循環している。この冷却装置では吸熱反応によって蒸発室44内に冷熱が蓄えられる。そして、空調用冷却液及びクーラコア15を介してこの冷熱が車内に供給されることで車室の冷房が行われる。また、吸収室42及び凝縮室43は配管33内を流通する電装系冷却液によって冷却される。 (もっと読む)


【課題】吸着器の容器そのものは変形しやすい構造であるにもかかわらず、吸着器の耐圧性が十分に確保された吸着ヒートポンプを提供すること。
【解決手段】吸着ヒートポンプ1は、吸着剤17が内部に封入された吸着器3と、吸着対象物質の蒸気圧が飽和蒸気圧に達した際に吸着対象物質を凝縮させる一方、吸着対象物質の蒸気圧が低下した際には、液化していた吸着対象物質を蒸発させる蒸発器5と、吸着器3と蒸発器5との間に介在して、吸着器3の内部空間と蒸発器5の内部空間とを連通させる配管7と、蒸発器5内の温度が低下した際に、蒸発器5との間で熱交換を行うことにより、蒸発器5から冷熱を取り出す熱交換手段9とを備えている。吸着器3は、金属容器13が、大気圧を受けて吸着剤17に密着する形態に変形することにより、受光面11との間に吸着剤17を挟み込む構造になっている。 (もっと読む)


【課題】自動車等から得られる熱源を利用して効率的な吸脱着を実現できる吸着ヒートポンプ用吸着材及び吸着ヒートポンプを提供する。
【解決手段】吸着物質と、吸着材を備えた吸脱着部1と、該吸脱着部に連結された蒸発部4と、前記吸脱着部に連結された凝縮部5とを備え、前記吸着物質を吸着させるときの温度が30〜60℃である吸着材がゼオライトであって、該ゼオライトが結晶性アルミノフォスフェートであり、フレームワーク密度が10T/nm以上18T/nm以下であり、55℃で測定された吸着等温線において、相対蒸気圧0.02での吸着物質の吸着量が0より大きく0.12g/g以下であり、相対蒸気圧0.1での吸着物質の吸着量が0.13g/g以上0.4g/g以下であり、相対蒸気圧0.02以上0.1以下の範囲で相対蒸気圧が0.05変化したときの吸着物質の吸着量変化が0.08g/g以上となる相対蒸気圧領域を有するものとした。 (もっと読む)


【課題】吸着式冷凍機の蒸発器負荷がピーク時より低いときに吸着式冷凍機のCOPを低下させることなく消費電力の低減を図ることのできる吸着式冷凍機の運転方法を提供する。
【解決手段】吸着式冷凍機1の吸着剤6を加熱する熱源水として100℃以下の廃熱を利用し、吸着式冷凍機1の二つの吸着剤熱交換器2,3のうち一方の吸着剤熱交換器に熱源水を供給すると共に他方の吸着剤熱交換器に冷却水を冷却水供給ポンプ17から供給して吸着式冷凍機1を運転するに際して、吸着式冷凍機1の蒸発器負荷がピーク時より低いときに冷却水供給ポンプ17の冷却水吐出流量と冷却水が流通する吸着剤熱交換器内の流路数とを減らして吸着式冷凍機1を運転する。 (もっと読む)


【課題】 外気温等の外部変動要因や吸着材等の内部変動要因を加味して冷熱取り出しの効率化を図り得る吸着式ヒートポンプを提供する。
【解決手段】 一対の吸着器2a,2b、凝縮器3、蒸発器4がハウジング1内で互いに独立して区画配置されたセパレート式のものとする。脱着工程が行われる吸着器2bに対し脱着のために高温熱媒部5から循環供給される熱媒の往きと戻りとの差温に流量を乗じた熱量が設定熱量以下になれば脱着工程を終了させ、吸着工程が行われる吸着器2aに対し吸着させるための吸着質を供給する蒸発器3に冷却部7から循環供給されて戻される熱媒の冷熱温度が設定温度以上になれば吸着工程を終了させる。終了タイミングの遅い側を基準にして次のサイクルの吸着及び脱着の両工程を同時に開始させる。 (もっと読む)


【課題】吸着式冷凍機とその制御方法において、動作効率を向上させること。
【解決手段】冷媒81を蒸発させる蒸発器45と、蒸発器45に接続され、冷媒81を吸着する吸着剤80を収容した複数の吸着器(容器)41〜44と、複数の吸着器41〜44のそれぞれに接続され、吸着剤80から脱離した冷媒81を凝縮させる複数の凝縮器51〜54と、凝縮器51〜54同士を連通又は分離するバルブ(分離手段)V9〜V12とを有する吸着式冷凍機40による。 (もっと読む)


【課題】長期間に亘って安定的に蓄熱でき、かつ高温が要求される加熱対象の加熱が可能となる車両用化学蓄熱システムを得る。
【解決手段】車両用化学蓄熱システム10は、自動車11に搭載されたエンジン12の排気熱により脱水反応を行って蓄熱すると共に水和反応により放熱する化学蓄熱材が内蔵された反応器40と、反応器40から脱水反応に伴って放出された水蒸気の吸着及び吸着した水蒸気の脱着が可能な吸着材が内蔵された吸着器54と、吸着器54の吸着材から水蒸気を脱着させるための脱着熱を付与する排気熱回収器34と、反応器40内の化学蓄熱材が水和反応により放熱した熱を加熱対象である触媒コンバータ18に伝える加熱エアライン50と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】長期間に亘って安定的に蓄熱でき、かつ高温が要求される加熱対象の加熱が可能となる車両用化学蓄熱システムを得る。
【解決手段】車両用化学蓄熱システム10は、エンジン12の排気熱により脱水反応を行って蓄熱し水和反応により放熱する化学蓄熱材が内蔵された反応器38と、反応器38から脱水反応に伴って放出された水蒸気を凝縮させる凝縮器52と、エンジン冷却水を熱源として水を蒸発させることで反応器38に水和反応のための水蒸気を供給するための蒸発器70と、反応器38内の化学蓄熱材が水和反応により放熱した熱をバッテリ16に導く加熱エアライン48と、車両の走行時に反応器38に蓄熱させ、車両始動時に反応器38から放熱させるように書く制御対象を制御するECUと、を備えている。 (もっと読む)


【課題】 仕切弁等を開閉するために外部駆動手段や外部エネルギーを不要とし、全体の小型化、冷熱取り出し効率の向上を図り得る吸着式ヒートポンプを提供する。
【解決手段】 蒸発器4を底部の全幅に配置し、蒸発室の上側位置に一対の吸着器2a,2b及び凝縮器3を配置する。熱交換器31として上下方向にパイプを延ばし縦置きの多管式にして狭幅にした凝縮器を挟んで、吸着器を左右両側位置に配置する。仕切弁V1,V2として、吸着器側にのみ開き逆方向には開かないフラップ弁型にし、蒸発室40の内圧上昇で自動的に開いて吸着工程の吸着器に水蒸気を供給する。仕切弁V3,V4も同様に構成して脱着工程の吸着器からの内圧で自動的に開いて脱着後の水蒸気を凝縮器に供給する。凝縮器からの凝縮水を蒸発器に対し浮力で開くフロート栓7を介して落とし込む。 (もっと読む)


【課題】 吸着式冷凍サイクルを利用して冷熱生成を行うための運転効率の向上を図り得る吸着式ヒートポンプを提供する。
【解決手段】 一対の吸着槽2a,2b間で脱着−凝縮工程と吸着−蒸発工程との工程切換を交互に繰り返すバッチ処理モードを行う。今回から次回への工程切換の際に顕熱交換モードを介在させる。放熱部4から中温の熱媒を今回は脱着工程の熱交換器22aに供給し、通過後にバイパス通路12を通して次回に脱着工程を行う熱交換器22bに流した上で戻す。冷却部5から低温の熱媒を今回は凝縮工程の熱交換器23aに供給し、通過後にバイパス通路14を通して次回に凝縮工程を行う熱交換器23bに流した上で戻す。バッチ処理モードを単純切換する場合には廃棄されていた顕熱の有効利用により、次工程の熱的条件に予め近付け得る。 (もっと読む)


【課題】 吸着式冷凍サイクルを利用して冷熱生成を行うための運転効率の向上を図り得る吸着式ヒートポンプ及びその運転制御方法を提供する。
【解決手段】 一対の吸着槽2a,2b間で脱着−凝縮工程と吸着−蒸発工程との工程切換を交互に繰り返すバッチ処理モードを行う。前回から次回への工程切換の際に、所定時間だけポンプ52を停止させて凝縮/蒸発用熱交換器23aでの蒸発工程の開始を遅延させる遅延処理モードを実行する。前回の凝縮工程で放熱部4から供給されていた40℃の熱媒は凝縮/蒸発用熱交換器23a内に滞留して降温される一方、その40℃の熱媒が冷却部5に戻されることが回避されて冷熱取り出し効率の低下発生が回避される。降温後に開閉弁V15,V11を開にしてポンプ51を作動させて蒸発工程を開始させる。 (もっと読む)


【課題】吸着質を低相対蒸気圧域で吸脱着しうる吸着ヒートポンプ、車両用空調装置、除湿空調装置、及び吸着材の使用方法の提供。
【解決手段】吸着質と吸着質を吸脱着する吸着材を備えた吸脱着部1,2と該吸脱着部に連結された吸着質の蒸発を行う蒸発部4と該吸脱着部に連結された吸着質の凝縮を行う凝縮部5とを備え、100℃以下の熱源で駆動する吸着ヒートポンプにおいて、該吸着材がA)フレームワーク密度が10.0T/1,000Å以上16.0T/1,000Å以下、B)細孔径が3Å以上10Å以下、C)微分吸着熱が40kJ/mol以上65kJ/mol以下、であるゼオライトであり、該ゼオライトが、骨格構造にアルミニウムとリンを含み、かつ相対蒸気圧0.05以上0.30以下の範囲に、相対蒸気圧が0.15変化したときに水の吸着量変化が0.18g/g以上である相対蒸気圧域を有する吸着材であることを特徴とする吸着ヒートポンプ。 (もっと読む)


【課題】吸着質を低相対蒸気圧域で吸脱着しうる吸着材を用いた、効率の良い吸着ヒートポンプを提供する。
【解決手段】100℃以下の熱源で駆動する吸着ヒートポンプにおいて、吸着材が、25℃で測定した水蒸気吸着等温線において相対蒸気圧0.05以上、0.30以下の範囲で相対蒸気圧が0.15変化したときに水の吸着量変化が0.18g/g以上の相対蒸気圧域を有し、かつ、骨格構造にアルミニウムとリンとヘテロ原子とを含むゼオライトとすることにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】供給される温水の温度を安定化する。
【解決手段】ヒートポンプユニット1は、吸着式ヒートポンプ3,3で熱媒体を加熱し、熱交換器13で熱媒体から水に熱を移動させることで、水を温水として供給する。このヒートポンプユニット1は、熱交換器13を通過するように設けられ水が流通する水流通ライン4と、吸着式ヒートポンプ3,3と熱交換器13との間を循環するように設けられ熱媒体が流通する熱媒体流通ライン5と、を備えている。ここで、熱媒体流通ライン5において吸着式ヒートポンプ3,3の下流側且つ熱交換器13の上流側には、熱媒体を貯留するタンク18が設けられている。そのため、タンク18に熱媒体を貯留することで、熱交換器13に入力される熱媒体の急激な温度変動を緩和され、熱媒体から水に移動される熱の熱量が平準化される。 (もっと読む)


【課題】バーナの制御を容易化しつつ給湯システムの熱効率の低下を防止することができる給湯システムを提供する。
【解決手段】給湯システム50では、吸着式ヒートポンプ3,3で加熱された熱媒体から水に熱を移動させた後、バーナ15で加熱されたボイラ水M1から水に熱を移動させることにより、水を温水として供給する。ここで、吸着式ヒートポンプ3,3においては、凝縮熱により熱媒体を加熱する脱離−凝縮運転の際に、ボイラ水M1が熱源として用いられている。また、バーナ15においては、ボイラ水M1の温度が所定範囲内となるように、点火と消火とが繰り返される。 (もっと読む)


【課題】ケミカルヒートポンプを単純な構成にするとともに、ケミカルヒートポンプ、特に反応器からの放熱ロスによる熱損失を低減して、ケミカルヒートポンプの大型化の抑制、及び保温施工の簡易化、並びに迅速且つ効率的な蓄熱の利用が可能な技術を提供する。
【解決手段】反応材CAが受熱を伴って気体を脱離する脱離反応と反応材CAが放熱を伴って気体を吸着する水和反応とを繰り返す反応器2と、反応器2を内部に収納する密閉容器5とを備え、気体が加熱対象流体に放熱して気体を凝縮液として凝縮させる凝縮部3と、凝縮液が冷却対象流体から受熱して凝縮液を気体として蒸発させる蒸発部4とを有するとともに、密閉容器5内において、底部位に蒸発部4を配置し、底部位以外の部位に凝縮部3を配置して構成される。 (もっと読む)


【課題】デシカント空調システムにおいて、吸着式冷凍機を結合することにより粒子の除湿余力を充分生かし、全体として効率の良いシステムとする。
【解決手段】空気供給ダクト1内を流れる空気中の水分を吸着して除湿する除湿剤粒子を、ダクト上部に設けた粒子供給部からダクト内に降下させる。空気中の水分を吸着しているが未だ吸着余力の大きい粒子をダクト下部から抜き出して吸着式冷凍機2の蒸発室に導入し、蒸発室の蒸気を吸着して室温より低温の冷却水を生成する。ここで生成した冷却水は除湿部、再生後の粒子、除湿後の空気を冷却する熱交換器等に導き各々冷却し、再び吸着式冷凍機側に戻して循環させる。それにより冷却能力が向上し、また除湿部を冷却することにより等温除湿を可能として効率を向上させる。 (もっと読む)


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