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Fターム[4D006MC75]の内容

半透膜を用いた分離 (123,001) | 膜の材質 (18,800) | 特定の基の存在 (677) | 解離性官能基(金属塩も含む) (549) | 酸性基 (349) | カルボキシル基 (104)

Fターム[4D006MC75]に分類される特許

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【課題】少なくとも一部がセルロースエステルまたはセルロースエーテルのいずれかのセルロース誘導体から形成された分離膜であって、分離したい物質にあわせて自由に孔径を設計できるようにすることによって、低圧力条件下でも充分な分離能をもたせることのできる分離膜とその製造方法を提供する。
【解決手段】分離膜の製法は、少なくとも一部がセルロースエステルまたはセルロースエーテルのいずれかのセルロース誘導体から形成される分離膜を製造するための方法であって、セルロース素材を機械的に離解或いは解砕してミクロフィブリル化したセルロース繊維を得る工程(A)と、セルロース繊維を溶媒に分散する工程(B)と、分散状態のセルロース繊維の水酸基の一部をエステル基またはエーテル基と置換する工程(C)と、溶媒を除去してミクロフィブリル化セルロース繊維を凝集させて少なくとも一部がセルロース誘導体からなる膜を形成する工程(D)と、を含むものとするものである。 (もっと読む)


【課題】極低濃度域でも十分な除去率を有すると共に、寿命も長く、しかもモジュールの膜充填効率の高いスパイラル型膜モジュールと、このスパイラル型膜モジュールを用いた水処理方法を提供する。
【解決手段】一辺が開放口となっている袋状膜10内に内部流路材15が挿入され、開放口が有孔筒20のスリット17に差し込まれて接合される。複数の袋状膜10が外部流路材21を介して有孔筒20回りに巻回され、スパイラル型膜モジュール26とされる。膜モジュール26を水槽40内に配置し、有孔筒20の一端を取出管41に接続し、有孔筒20の他端を封じ、導入口42から被処理水を加圧供給し、処理水を取出管41から取り出す。袋状膜10はイオン交換基を有する第1の平膜と微粒子除去機能を有する第2の平膜の積層膜である。 (もっと読む)


【課題】イオン液体単独での値に比べてイオン伝導度を向上させることができ、耐熱性が高く、含水時の膨潤を抑制することができ、しかも安価に製造できるイオン伝導体と、このようなイオン伝導体を用いたエネルギーデバイス、例えば燃料電池を提供する。
【解決手段】無機多孔質膜1と、この無機多孔質膜の細孔1a内に保持された電解質材料2から構成されるイオン伝導体において、例えばスルホン酸基のようなプロトン供与性官能基で上記無機多孔質膜の細孔表面を修飾した上で、当該無機多孔質膜の細孔内に、2−エチルイミダゾリウムカチオンとアニオン成分を含む電解質材料、望ましくはイオン液体を含浸させる。 (もっと読む)


【課題】 アルカリ金属塩及び1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンを含有する水溶液から、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンを効率よく、かつ簡便に回収する。
【解決手段】 アルカリ金属塩及び1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンを含有する水溶液を電気透析により脱塩する。 (もっと読む)


【課題】現状のチタニアを骨材とするセラミックフィルターの有するいわゆるファウリングの問題を解決し、ファウリングの発生を抑え、実用可能な強度及び耐食性を有するセラミックスフィルターを提供する。
【解決手段】多孔質基材と、その表面にコートされた親水性基を有する高分子樹脂層とから構成されているセラミックスフィルターである。 (もっと読む)


【課題】高いプロトン伝導性と高いアルコール非透過性を併せ持つ直接液体型燃料電池隔膜を得る。
【解決手段】a)1個の重合性基、少なくとも1個のメチル基、及び少なくとも1個の水素原子がベンゼン環に結合してなり、且つ上記メチル基のうち1個は前記重合性基に対してパラ位に結合してなる単環式芳香族系重合性単量体、b)架橋性重合性単量体、及びc)重合開始剤、を少なくとも含む重合性組成物を多孔質膜と接触させて前記重合性組成物を多孔質膜の有する空隙部に充填させた後、前記重合性組成物を重合硬化させ、次いで前記単環式芳香族系重合性単量体に由来するベンゼン環にカチオン交換基を導入することにより直接液体型燃料電池用隔膜を製造する。単環式芳香族系重合性単量体としてはp-メチルスチレンが好ましい。 (もっと読む)


【課題】温超純水から微粒子のみならず、金属イオン、アニオン成分等の他の不純物をも除去することができ、したがって高純度の温超純水を安定して供給することが可能な超純水システムを提供する。
【解決手段】超純水システムにおいて、超純水を加温して温超純水を製造する超純水加熱装置14と、超純水加熱装置により製造された温超純水をイオン吸着膜に通水する温超純水浄化装置18とを設ける。 (もっと読む)


【課題】燃料電池セパレータの材料として使用済みPETボトルを利用することで、多量の使用済みPETボトルが日々蓄積するのを抑制することができるPETボトルのリサイクル方法を提供するものである。
また、リサイクルPETボトルを使用した燃料電池用セパレータおよびその製造方法、並びに、それを用いた燃料電池を提供するものである。
【解決手段】リサイクルPET(ポリエチレンテレフタレート)粉砕片100重量部に対して黒鉛粉300〜800重量部の混合物を過熱加圧成型して燃料電池用セパレータを作製する。 (もっと読む)


蒸気の浄化方法、蒸気を浄化するシステム、蒸気流量を測定および/または制御する方法、および浄化蒸気の使用が提供される。また、膜を通るガス透過に対する水蒸気透過の高い比率を有する、ペルフルオロ化アイオノマー(例えば、ペルフルオロエチレンスルホン酸/テトラフルオロエチレン膜)などの実質的にガス不透過性の膜が提供される。また、蒸気の浄化のために比較的高い作動温度でこのような膜を操作する方法、および蒸気の浄化のために比較的低い温度および大気より低い圧力でこのような膜を操作する方法が提供される。好ましい一実施形態では、蒸気を浄化するシステム400は、蒸気供給物源を生成するヒータ404と、実質的にガス不透過性の膜424を格納する浄化装置416とを備えている。システム400の操作では、脱イオン化水などの水が、容器402に加えられて、蒸気供給物源を提供する。
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【課題】環境負荷が低く、規制対象となる可能性がきわめて低い乳化剤を用いた、官能基を有する含フッ素重合体の製造方法を提供する。
【解決手段】水性媒体中、炭素数が6以下であり、主鎖にエーテル性の酸素原子を1個以上有し、カルボン酸型エステル基を有する含フッ素化合物(CFCFOCFCFOCFCOONH等)の存在下で、含フッ素オレフィンと、カルボン酸型官能基またはスルホン酸型官能基を有する含フッ素モノマーとを共重合させることを特徴とする含フッ素重合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 バイオマスの処理において、より効率的にメタン発酵を行うことができ、さらに処理後の廃水が既存の水処理施設で処理可能であるような、バイオマス処理システムおよびその方法を提供すること。
【解決手段】 本発明のバイオマス処理システムは、バイオマスをメタン発酵させるためのメタン発酵槽;該メタン発酵により生じたメタン発酵ガスを回収するためのメタン発酵ガス回収装置;該メタン発酵により生じたメタン発酵処理物を拡散液と透析液とに分離するための拡散透析装置または電気透析装置;該拡散液を亜硝酸化するための亜硝酸化槽;および、該亜硝酸化処理液をアナモックス処理するためのアナモックス処理槽;を備える。好適には、さらに、透析液をメタン発酵槽に返送するための手段を備える。より好適には、アナモックス処理して得られた液の少なくとも一部を拡散透析装置に返送するための手段を備える。 (もっと読む)


【課題】 固体高分子形燃料電池の電解質膜として、高い安定性と耐久性を有する高分子電解質膜を提供することである。
【解決手段】 固体高分子形燃料電池の電解質膜として、耐酸化性が高く、高温でも脱スルホンが起こりにくい、かつプロトン伝導性の高い、新規な高分子電解質と織布状、不織布状、多孔質状、繊維状からなる補強材料とを組み合わせることで、高い安定性と耐久性を有する複合イオン交換膜を提供する。 (もっと読む)


【課題】 イオン伝導性に優れるとともに膨潤性が低く、分子遮断性能にもすぐれ、また機械的性質、耐熱性、耐薬品性、物理化学的機能や耐久性にも優れるイオン伝導性隔膜を提供する。
【解決手段】 カチオン伝導性を与えるイオン交換基の濃度が0.01以上1.0meq/g以下である厚さ10ミクロン以下の緻密膜の少なくとも片側の面を、直径10nm以上1000nm以下のナノファイバー及び/又はナノチューブからなる積層帯で補強されていることを特徴とするイオン伝導性隔膜及び緻密膜がイオン交換基としてスルホン酸、カルボン酸およびリン酸のうち少なくとも一種類を含む含フッ素高分子からなることを特徴とする前記イオン伝導性隔膜。 (もっと読む)


【課題】 水処理としての分離性能及びメンテナンス性を高め、分離膜を用いた効率的なろ過ができる水処理方法及び装置を提供する。
【解決手段】 分離膜3によるろ過によって水処理を行う方法であって、該分離膜3が親水性を付与した塩化ビニル系樹脂及び/又は塩素化ポリエチレンから作製され、該分離膜の被処理水中又は膜透過水中の膜表面汚染防止剤の濃度を微生物の繁殖を防止できる範囲内にしながらろ過することとしたものであり、前記分離膜は、操作圧力が0.1MPaのときの純水透水流束が5m/m/日(水温25℃)以上の透過性をもつのがよく、前記分離膜は、塩化ビニル系樹脂又は塩素化ポリエチレンに親水基を有する化合物を添加して反応させることによって得た親水性を付与した材料から作製することができ、また、前記分離膜は、中空糸膜であり、中空繊維1本あたりの引張り破断強度が3.5N以上であるのがよい。 (もっと読む)


【課題】 海洋深層水中の塩、微生物などの不純物を、低エネルギーかつ低コストにて充分に除去し、安全で良質なミネラル水などの回収水を確実に得るための不純物除去方法、及びそれに用いる簡素な不純物除去システムを提供すること。
【解決手段】 海洋深層水に対して、少なくともろ過処理及び透析処理を行い、該透析処理をモザイク荷電膜にて行うことを特徴とする海洋深層水の不純物除去方法、並びに少なくともろ過処理設備及び透析処理設備を備え、該透析処理設備にモザイク荷電膜が備えられたことを特徴とする、前記不純物除去方法に用いる不純物除去システム。 (もっと読む)


【課題】 排水中の塩を低エネルギーかつ低コストにて充分に除去し、安全な処理水を確実に得るための浄化方法、及びそれに用いる簡素な浄化システムを提供すること。
【解決手段】 排水に対して、少なくとも生物処理、凝集沈殿処理、砂ろ過処理、活性炭吸着処理及び透析処理を行う方法で、該生物処理、凝集沈殿処理及び砂ろ過処理よりも後に活性炭吸着処理を行い、次いで透析処理をモザイク荷電膜にて行うことを特徴とする排水の浄化方法、並びに少なくとも生物処理設備、凝集沈殿処理設備、砂ろ過処理設備、活性炭吸着処理設備及び透析処理設備を備えたシステムで、該生物処理設備、凝集沈殿処理設備及び砂ろ過処理設備よりも後段に活性炭吸着処理設備が備えられ、該活性炭吸着処理設備の後段の透析処理設備にモザイク荷電膜が備えられたことを特徴とする、前記浄化方法に用いる浄化システム。 (もっと読む)


【課題】 弗酸を用いることなく、弗化物イオンとは異なるアニオンを含む有機4級アンモニウム塩から、高純度の弗化有機4級アンモニウムを簡便に製造する方法を提供する。
【解決手段】 陰イオン交換膜(3)を介して処理室(A)及び供給室(B)を具備し、陰イオン交換膜(4)を介して処理室(A)及び廃液室(C)を具備する電気透析装置を用い、処理室(A)から廃液室(C)に有機4級アンモニウム塩に由来するアニオンを陰イオン交換膜(4)を透過させるとともに、供給室(B)から処理室(A)に弗化物イオンを陰イオン交換膜(3)を透過させることによって、有機4級アンモニウム塩に由来するアニオンを弗化物イオンに置換する弗化有機4級アンモニウムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 高分子イオン交換膜における欠点であるイオン交換容量や電気伝導性が小さく、かつ、膜の耐酸化性が悪いことなどを解決課題とする。
【解決手段】 重合性モノマーのグラフト重合を促進する機能、水分を吸着する機能、及び、水素イオンを伝達する機能を有する機能性無機物を有機高分子樹脂に均一に混合した機能性無機/高分子膜に放射線を照射して、官能基を有する重合性モノマーをグラフト重合、又は共グラフト重合させた後、グラフト鎖へのスルホン酸基を導入することによって、 優れた電気伝導性、保水性、及び、耐酸化性を有する高分子イオン交換膜の製造法を確立した。 (もっと読む)


【課題】不織布のような比較的孔径の大きい多孔性支持体を用いて、高分子膜を十分に支持し得る耐圧性に優れた分離膜と、この分離膜を用いた水処理装置を提供する。
【解決手段】多孔性支持体と、該多孔性支持体上に形成された、直径1〜1000nmの繊維よりなるナノファイバー層と、該ナノファイバー層上に形成された高分子膜とを備えてなる分離膜。この分離膜を備えてなる水処理装置。多孔質支持体上に、孔径が著しく小さく、緻密なナノファイバー層を形成し、この上に高分子膜を形成するため、高分子膜は、この緻密なナノファイバー層に支持された状態となり、孔径の大きな多孔質支持体を用いた場合でも高分子膜を十分に支持し得る、耐圧性に優れた分離膜とすることができる。 (もっと読む)


酸、炭化水素および水を含む原料混合物から酸を回収する方法であって、前記混合物を第一の高分子膜を用いて処理し、炭化水素を前記原料混合物より実質的に高い濃度で含む第一の残留液、並びに酸および水を前記混合物より実質的に高い濃度で含む第一の透過液を形成する工程であって、前記第一の高分子膜は、酸および水に対して、前記混合物中の炭化水素より選択的に透過性である工程;および前記第一の透過液を回収する工程を含み、前記第一の透過液を、第二の水減少手段を用いて処理し、酸を前記第一の透過液より実質的に高い濃度で含む第一のストリーム、および水を前記第一の透過液より実質的に高い濃度で含む第二のストリームを形成してもよく、前記水減少工程は、水に対して、前記第一の透過液中の酸より選択的に透過性である第二の高分子膜であってよいことを特徴とする酸を回収する方法が開示される。
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