説明

Fターム[4E082ED01]の内容

アーク溶接の制御 (2,462) | 制御手段 (58) | フィードバック制御(帰還制御) (33)

Fターム[4E082ED01]に分類される特許

1 - 20 / 33


【課題】設置状況に応じて、電極先端電圧の算出に用いる抵抗値及びインダクタンス値の設定を容易に行うことができる溶接用電源装置を提供すること。
【解決手段】処理部32は、設定されたケーブル情報(経路情報)に従って合計抵抗値R及び合計インダクタンス値Lを推定し、合計抵抗値Rと合計インダクタンス値Lに基づいて、インバータ回路22を制御するための先端電圧を算出する。そして、処理部32は、算出した先端電圧を用いてインバータ回路22をPWM制御する。 (もっと読む)


【課題】安定した溶滴の成長および安定したアークの発生を実現することができる溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接装置100は、電源回路102と、電源制御装置104とを備える。電源制御装置104は、短絡期間の後に続くアーク期間の初期の第1アーク期間Ta1にハイレベル電流が出力され、アーク期間の後期の第2アーク期間Ta2に定電圧制御された溶接電圧に対応したアーク電流が出力されるように、電源回路102を制御する。電源制御装置104は、さらに、増減を繰返す波形を振幅中心電流に重畳してハイレベル電流が発生されるように電源回路102を制御する。電源制御装置104は、さらに、平均電圧Vaと設定電圧Vrとの電圧差が小さくなるように振幅中心電流を増減させる。これにより、設定電圧を変更した場合などに、平均電圧と設定電圧との差が大きくなることが速やかに解消され、アークが不安定となることが防止される。 (もっと読む)


【課題】作業効率を低下させないで、裏波ビードの溶け落ちを防ぐために母材を冷却することができる溶接電源PS1を提供する。
【解決手段】被覆アーク溶接棒2を用いて裏波溶接を行うための溶接電源PS1において、本溶接電流設定回路IWRが本溶接電流設定信号Iwrを出力し、低レベル電流設定回路LWRが高速パルスからなる低レベル電流設定信号Lwrを出力する。電流設定切り替え回路SWは、切り替え起動スイッチBSがHighレベル信号を出力している期間は低レベル電流設定信号Lwrを、Lowレベル信号を出力している期間は本溶接電流設定信号Iwrをそれぞれ電流設定制御信号Irとして出力する。電源主回路PMが電流設定制御信号Irに基づいて被覆アーク溶接棒2と母材4との間に電力を供給する。作業の効率を大幅に向上させることができ、溶接作業者の技量も不要である。 (もっと読む)


【課題】従来のアーク溶接装置では、アーク溶接装置と溶接施工対象物との間の距離が長い場合や、施工現場毎に異なる太さ(断面積)のケーブルを使用する場合等、作業現場毎に異なる配線状態における抵抗値に対し、予め設定された出力制御通りの出力波形が形成されず、アーク期間中に燃え上がりが発生し、その燃え上がりによりスパッタが発生し易くなっていた。
【解決手段】消耗電極を用いて短絡状態とアーク状態を繰り返して溶接を行うアーク溶接のアーク溶接制御方法であって、予め設定された基準電圧と短絡期間に検出された溶接出力電圧との差である電圧差を求めるステップと、前記溶接出力電圧を検出した時に検出された溶接出力電流で前記電圧差を除して抵抗値を求めるステップと、前記抵抗値に基づいて前記短絡期間に続くアーク期間の溶接出力電圧の制御を行うステップと、を備える。 (もっと読む)


【課題】消耗電極アーク溶接において、溶接トーチの前進角が大きいときでも、良好な溶接品質を得ること。
【解決手段】短絡が発生すると溶接電流Iwを初期電流値Iiまで減少させて維持し、初期期間Tiが経過すると溶接電流Iwを第1傾斜K1で上昇させ、基準値Icに達すると溶接電流Iwを第1傾斜K1よりも小さな値の第2傾斜K2でアークが再発生するまで上昇させる。短絡発生時点での溶接電流値Iaを検出し、初期期間Ti中の電流差積分値Si=∫(Ia−Iw)・dtを算出し、上記の基準値Icをこの電流差積分値Siに基づいて自動設定する。これにより、溶滴の大きさと相関関係にある電流差積分値Siによって基準値Icが適正化されるので、前進角が大きいときでも良好な溶接品質を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 安定した溶接を行うことができるアーク溶接方法を提供すること。
【解決手段】 消耗電極15のうち溶接トーチに囲まれた部位の、上記溶接トーチから母材Wへ向かう速度V2(t)が正の値である前進送給期間Tw1と、速度V2(t)が負の値である後退送給期間Tw2と、からなる単位期間Twを繰り返すアーク溶接方法であって、速度V2(t)を一周期が単位期間Twである周期関数として、消耗電極15を送給する工程と、各前進送給期間Tw1において、消耗電極15を母材Wに短絡させる工程と、各後退送給期間Tw2において、消耗電極15と母材Wとの短絡を開放する工程と、を備える。このような構成によれば、安定した溶接を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】湯だまりの不安定化による溶接欠陥の発生を防止するとともに、ガスシールドアーク溶接の自動化に適合する多電極ガスシールドアーク自動溶接装置を提供することにある。
【解決手段】中間電極5と被溶接材料1との間の電圧を検知する電圧検知手段18と、前記電圧検知手段18により検知した電圧が入力され、短絡か否かを判定する短絡判定手段19と、電流値信号が外部より入力されるとともに、前記短絡判定手段19が短絡と判定した場合は、第1電流値I1を示す電流値信号を電流値設定信号として前記中間電極用直流電源Mに出力し、前記短絡判定手段19が短絡でないと判定した場合は、前記第1電流値I1より小さい第2電流値I2を示す電流値信号を電流値設定信号として前記中間電極用直流電源Mに出力する中間電極用電流設定手段20と、速度制御手段32と、電極送給手段27と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】プラズマミグ溶接のアークスタートにおいて、タクトタイムを短縮し、ミグアークのアーク長が長くなり過ぎるのを抑制する。
【解決手段】溶接ワイヤを前進送給して母材と一旦接触させた後に後退送給して引き離すことによって初期ミグアークを発生させ、後退送給を継続し初期ミグアークのアーク長を次第に長くしてプラズマ電極と母材との間の空間にプラズマ雰囲気を形成することによってプラズマアークを発生させる。後退送給の送給速度を、初期ミグアークのアーク長Laが第1基準距離Lt1に達するまでは高速の第1後退送給速度Fb1に設定し、それ以降は低速の第2後退送給速度Fb2に設定する。これにより、後退送給速度が、アーク長Laが短いときは高速になるのでタクトタイムが短縮し、長くなると低速になるのでアーク長が長くなり過ぎることがない。 (もっと読む)


【課題】 本発明では、閉ループ構成の直流リアクトルDCLを用いた溶接電源装置において、スパッタの少ない溶接電源装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 直流電源回路と、直流電圧を高周波交流電圧にするインバータ回路と、溶接に適した電圧にする主変圧器と、主変圧器の出力を整流する2次整流回路と、整流された出力を平滑する閉ループの直流リアクトルと、出力電流を検出する出力電流検出回路と、出力電流を入力してPID制御するPID制御回路と、PID制御信号に基づいてインバータ回路を制御する主制御回路とを備え、直流リアクトルのインダクタンス値に対応するインダクタンス係数を生成し、出力電流に基づいてインダクタンス係数を算出するインダクタンス係数回路を設け、PID制御回路にてインダクタンス係数に基づきPID制御の比例ゲイン、積分ゲイン及び微分ゲインを変更してPID制御の応答性を速くする。 (もっと読む)


【課題】制御に用いる電極先端電圧を適切に検出し、溶接性能の更なる向上に寄与することができる溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】測定モードにおいて、電源装置の出力側の合計抵抗値は、インバータ回路の動作にて生じる出力電流Iを電流値Ip1とした時の出力電圧の電圧値に基づいて算出される。合計インダクタンス値は、出力電流Iを直流リアクトルの通常特性領域A1と過飽和特性領域A2とに対応する2つの電流値Ip1,Ip2とした時の各インダクタンス値La1,Lb1が検出され、この2つのインダクタンス値La1,Lb1の直線補完にて関数L(I)として算出される。制御装置は、溶接動作時において、検出する出力電圧の電圧値に対して合計抵抗値及び合計インダクタンス値にかかる電圧変化分の補正を行い、先端電圧の算出を行う。 (もっと読む)


【課題】1つの溶接トーチからミグアークとプラズマアークとを同時に発生させるプラズマミグ溶接方法において、ミグアークのアーク長制御をより精密に行なうこと。
【解決手段】ミグ溶接電圧Vwmを、基準電圧波形を中心電圧値とする変動範囲Vc±ΔVc内に制限してミグ溶接電圧制限値Vftを算出し、この算出値によってアーク長制御を行う。第n回目のパルス周期の開始時に、第n−1回目〜第n−k回目(kは2以上の整数)までのパルス周期のミグ溶接電圧Vwmが上記変動範囲の下限値以下であったときは、ミグ溶接電圧制限値Vftを基準電圧波形の中心電圧値Vcとして算出する。これにより、ミグ溶接電圧Vwmに重畳する異常電圧を除去することができるので、高精度のアーク長制御が可能となる。 (もっと読む)


【課題】溶接終了時における大きい径の球の形成を防止する。
【解決手段】プロセスの停止段階において短絡が形成されると、出力電流を、短絡をクリアするのに充分なレベルに制御する212。短絡がクリアされたら、低電流レベルに制御する216。この低電流レベルは大きい球の形成を防止できる程度に低い。短絡が発生しなくなるまで以上のステップを繰返えす。ワイヤフィード速度をモニターし、ワイヤフィード速度が閾値以下に落ちると、停止操作が開始される。停止操作はMIG溶接、パルススプレー溶接及び短絡移行溶接において行なわれる。アーク電圧をモニターしてアークの状態を判定する。ユーザーからの停止指令を受信するとこれに応答してモーター停止が指令され、モーターの制動が制御される。閾値に達する前で停止信号を受信した後に、少なくとも1つの出力パラメータを低下させてもよい。 (もっと読む)


【課題】1つの溶接トーチからミグアーク及びプラズマアークを発生させるプラズマミグ溶接方法において、両アークを通電する溶接電流にパルス波形を使用したときに、母材の組織の劣化及び割れを防止して、良好な溶接品質を得ること。
【解決手段】第1ピーク電流Ipmの通電と第1ベース電流Ibmの通電とを1パルス周期Tfとして繰り返すことによってミグアークを発生させ、第1ベース電流Ibmの通電期間の一部又は全部の期間中は第2ピーク電流Ippを通電し、前記パルス周期Tfのその他の期間中は第2ベース電流Ibpを通電してプラズマアークを発生させるプラズマミグ溶接方法において、第2ピーク電流Ipp及び第2ベース電流Ibpから形成されるプラズマ溶接電流Iwpの平均値が、予め定めた電流設定値と等しくなるように第2ピーク電流Ipp又はその通電期間Tppを制御する。 (もっと読む)


【課題】交流非消耗電極アーク溶接において、母材表面の酸化皮膜の状態、母材の温度、シールドガスのシールド状態等の溶接条件に影響されることなくアーク長を適正値に維持すること。
【解決手段】電極マイナス極性期間Ten及び電極プラス極性期間Tepを1周期とする交流の溶接電圧Vwを検出して処理し、この溶接電圧処理値が予め定めた電圧設定値と等しくなるように溶接トーチの高さを制御してアーク長Laを一定値に維持する交流非消耗電極アーク溶接制御方法において、前記溶接電圧処理値が、電極マイナス極性期間Tenの開始自転から切換時変動期間Tsが経過した後の定常期間Tc中における溶接電圧の平均値である。この溶接電圧処理値は溶接条件に影響されることなくアーク長を正確に検出することができるので、溶接条件によらずアーク長を適正値に維持することができる。 (もっと読む)


【課題】プラズマキーホール溶接のキーホールが貫通したことを判別することができるプラズマ溶接用電源を提供する。
【解決手段】プラズマ電極1と被溶接物4との間のプラズマアーク電圧Vpを検出するプラズマアーク電圧検出器VDと、このプラズマアーク電圧検出器VDの検出電圧Vdを入力して、この検出電圧Vdが予め定めた基準値以上になったときに、キーホールが貫通したと判別するキーホール貫通判別手段とを備えたプラズマ溶接用電源である。カットオフ周波数が0.8Hz〜1.6Hzの範囲で設定されて、プラズマアーク電圧検出器VDの検出電圧Vdを入力して高周波成分を除去するローパスフィルタVFを備えている。このローパスフィルタVFの出力電圧が予め定めた基準値以上になったときに、キーホールが貫通したと判別する。この結果、裏波ビードが適切に形成された溶接ビードを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】ピーク電流及びベース電流を変化させるパルスアーク溶接の出力制御方法において、アーク付加が変動したときの過渡応答性を向上させる。
【解決手段】、ピーク期間Tp中はピーク電流設定値Ip1に対応するピーク電流を通電し、ベース期間Tb中はベース電流設定値Ib1に対応するベース電流を通電し、溶接電圧の検出値が溶接電圧設定値に等しくなるようにピーク電流設定値及びベース電流設定値を変化させる。ピーク電流設定値Ip1が上限値Ipu以上であるときは、ピーク電流設定値を上限値Ipuと等しい値Ip2に制限してピーク電流を通電する。上限値Ipuからはみ出した斜線部分はベース電流の斜線部分に移行させて過渡応答性を向上させる。ベース電流設定値Ib2=Ib1+((Ip1−ipu)×Tp)/Tbを算出して、この値によってベース電流を通電する。 (もっと読む)


【課題】小容量電源で動作し大消費電力負荷回路への給電を行う、安価でコンパクトな電源装置とそれを用いたアーク溶接機を提供する。
【解決手段】交流電源50から変圧器5の一次側巻線5aに入力される電圧・電流を検出し交流電源50の電源インピーダンスを予測する。電源容量自動計測部21では、予測した電源インピーダンスに対して逆勾配特性で変化する信号と正勾配特性で変化する初期給電電流目標信号とを合成した給電電流目標信号をサイリスタ整流回路6の出力電流である給電電流Ichの目標信号として出力する。点孤角制御回路24は、電源容量自動計測部21で出力された給電電流目標信号と給電電流検出信号との給電電流偏差εchが0となるようにサイリスタ整流回路6の点孤角を制御する。これにより、交流電源50からは、給電可能最大限の電力を取り出して溶接に必要な電力とする。溶接に不足する電力は、二次電池から給電することができる。 (もっと読む)


【課題】アーク電流が小さい場合においても、アーク放電の安定化及びアーク放電の消弧を防止することが可能であるアーク放電用電源装置を提供する。
【解決手段】制御回路10は、電圧正帰還制御回路20、及び加算器15をさらに有し、電圧正帰還制御回路20は、アーク放電負荷に印加されるアーク電圧を検出し、アーク電圧検出値23を出力するアーク電圧検出部16と、アーク電圧検出値23のノイズ成分及び直流成分を除去するフィルタ17と、ノイズ成分及び直流成分を除去されたアーク電圧検出値23を増幅し、アーク電圧制御量24として加算器15に出力する調節器18とを有し、加算器15は、アーク電流制御量22にアーク電圧制御量24を加算して制御量19とし、直流交流変換器手段は、制御量19が増加すると、前記直流交流変換器手段が有する半導体スイッチが前記アーク電流を増加させるように動作する。 (もっと読む)


【課題】消耗電極アーク溶接において溶滴のくびれを検出して溶接電流を急減させることによってスパッタの発生を抑制することができる。前進角が大きい場合でもこのスパッタ低減効果を奏するようにする。
【解決手段】溶滴のくびれ現象を消耗電極・母材間の電圧値Vwの変化がくびれ検出基準値Vtnに達したことによって検出し、溶接電流Iwを急減させて低電流値の状態でアークを再発生させる。前進角設定信号θrが大きくなると上記のくびれ検出基準値Vtnの値を小さくする。これによって、くびれ検出感度が高くなるので、くびれを速く検出することができる。この結果、くびれを検出してからアークが再発生するまでの時間を長くすることができるので、アークが再発生した直後に溶滴移行がほぼ完了するようになりスパッタの発生を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】高い溶接性を得ながら、偏磁の発生を低減することができるアーク溶接用電源装置を提供する。
【解決手段】アーク溶接用電源装置1は、整流器4にて外部からの商用交流電源3を整流して直流電源を得て、インバータ制御部14からの制御信号Sによってインバータ回路5を作動させて直流電源の出力を交流に変換した後、変圧器6によってアーク溶接に適した電圧に変換し、変圧器6からの出力を整流器7にて再び直流に変換する。そして、インバータ制御部14は、検出した溶接電圧情報Vaを検出した溶接電流情報Iaで除算した溶接インピーダンス情報Zに基づいて制御ゲインを変更する制御ゲイン変更部17を備える。よって、例えば、アーク負荷状態においては制御ゲインを高く、短絡負荷状態においては制御ゲインを低くすることで、それぞれの状態において高い溶接性を得ながら、偏磁の発生を低減することができる。 (もっと読む)


1 - 20 / 33