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Fターム[4F205HL28]の内容

Fターム[4F205HL28]に分類される特許

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【課題】ロール原反の巻き終わり部の布の後端と、新しいロール原反の布の先端とを、容易に且つ強固に接着できるようにする。
【解決手段】 強化繊維で構成される帯状の布21をロール状に巻回したロール原反20を用い、前記ロール原反20から帯状の布21を引き出してその布21を芯材1の周囲に巻き付け、その布21に含浸させた樹脂を硬化させることにより管状部材を形成する繊維強化樹脂管の製造方法において、前記ロール原反20の布21が残り少なくなった際に、そのロール原反20の巻き終わり部の布21の後端21bと、別のロール原反20の布21の先端21aとに熱接着シート30を宛がい、その熱接着シート30を宛がった部分を加熱し且つ圧力を加えることにより、その熱接着シート30を介して布21同士を接合する繊維強化樹脂管の製造方法とした。 (もっと読む)


本発明は、樹脂で含浸されるプリフォームを3D製織することによる翼の製造に関する。本発明によれば、曲線(20)を鮮明にするためにプリフォーム(16)の何本かの糸、例えば、縦糸の切断端部の視認性が高められ、プリフォームの正確な成形を確実にするために前記曲線の形状が基準形状と比較される。
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【課題】生産効率の向上及び低コスト化を可能とする。
【解決手段】繊維束Rを巻き付け後のマンドレルM2から巻き付け前のマンドレルM1に受け渡す糸受け渡し装置3を備え、該糸受け渡し装置が、巻き付け後のマンドレルから巻き付け前のマンドレルに繊維束を受け渡す糸受け渡しリング31、32を含むものからなり、糸受け渡しリングが、巻き付け後のマンドレルの軸方向端部に当接する先の糸受け渡しリングと、次に巻き付け位置に設置される巻き付け前のマンドレルのための後の糸受け渡しリングとを有し、後の糸受け渡しリングに繊維束を巻き付けた後、先の糸受け渡しリングと後の糸受け渡しリングとの間で、繊維束を切断するように構成されており、先の糸受け渡しリングと、後の糸受け渡しリングとの間に、カッター進入溝37を設けたことを特徴とするフィラメントワインディング装置における糸受け渡しリング機構。 (もっと読む)


【課題】ヘリカル巻を行う間に、フープ巻の後にカッタ等で繊維束を切断する必要がなく、また、無駄な繊維束(無駄糸)が繰り出されることのなく、優れた経済性かつ生産性を可能とする。
【解決手段】フィラメントワインディング装置を制御する制御部6と、マンドレルMを回転する回転機構111と、フープ巻で巻き付けるためのフープ巻ヘッド12と、ヘリカル巻で巻き付けるためのヘリカル巻ヘッドとを備え、フープ巻ヘッド12は、マンドレルMに繊維束Rを繰り出すボビン12bと、ボビン12bをマンドレルMの周りに旋回する旋回機構120とを備え、制御部6は、ヘリカル巻を行う間、マンドレルM及びボビン12bが同一方向で回転及び旋回するように、回転機構111及び旋回機構120を制御する。 (もっと読む)


【課題】FW法の巻き終わりとなる繊維終端の処置を改善し、段替えの簡略化や補強繊維層の強度確保を可能にするタンクの製造方法を提供すること。
【解決手段】この製造方法は、樹脂11を含浸した繊維12をFW法により所定分巻き付ける巻付け工程と、巻き付けた繊維12に含浸している樹脂11を熱硬化することで補強繊維層4を形成する硬化工程と、を有する。巻付け工程において、治具30を用いて、繊維終端12aを、既に巻き付けられた繊維12の内側へ入れるようにした。 (もっと読む)


【課題】フィラメントワインディング装置を用いて、略円筒状物を製造する場合の、ユーザの作業性を向上させる技術を提供する。
【解決手段】繊維を、略円柱状を成すマンドレルに巻きつける、フィラメントワインディング装置であって、マンドレルに巻き付けるための繊維を供給する給糸口と、マンドレルを、回転可能に支持するマンドレル支持部と、給糸口から供給される繊維の先端を固定する繊維端固定部と、を備え、繊維端固定部は、マンドレルがマンドレル支持部に支持された場合の、マンドレルの回転軸を中心に回転し、繊維固定部が、マンドレルと同期して回転することによってマンドレルに繊維が巻きつけられることを特徴とするフィラメントワインディング装置。 (もっと読む)


【課題】繊維終端部を樹脂繊維層内に織り込む処置を行わずに、繊維終端部を樹脂繊維層に固着する。
【解決手段】タンク2の製造方法であって、熱硬化性の樹脂を含浸させた樹脂繊維Fをライナ3の外周面に巻き付けて、ライナ3の外層に樹脂繊維層Aを形成する工程と、樹脂終端部Faを、樹脂の熱硬化温度Tよりも高い融点を有するクリップ30により樹脂繊維層Aに固定する工程と、その後、クリップ30が融解しない熱硬化温度Tで、樹脂繊維層A中の樹脂を熱硬化させる工程と、その後、クリップ30を融解させる工程と、その後、クリップ30を固化させる工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】繊維強化複合材料成形装置において、長尺繊維束をより変形し易くして、繊維強化樹脂複合材料を成形することである。
【解決手段】成形中の繊維束14における端と、新品の繊維束44における端とを重ね合わせて接合し、長尺繊維束46として繊維強化複合材料を成形する繊維強化複合材料成形装置10であって、成形中の繊維束14と新品の繊維束44との重ね合わせ領域Aは、長尺方向に対して、所定の間隔を設けて接合された複数の接合部を有する。そして、重ね合わせ領域Aは、点状に接合された接合部48等を有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】良好な切断面を有する繊維強化複合体を精確かつ簡便に低コストで製造する方法を提供する。
【解決手段】強化繊維にマトリックス樹脂を含浸したプリプレグを、キャビティ20及び30を有する成形型2及び3を用いて硬化させることにより繊維強化複合体を製造する方法であって、成形型2及び3のキャビティ20及び30が繊維強化複合体の外形に対応した形状を有し、キャビティ20及び30にプリプレグを挟持した状態で、キャビティ20及び30の縁(壁面20c及び30d)に沿ってプリプレグの余肉を切除した後、マトリックス樹脂を硬化させる方法。 (もっと読む)


本発明は、互いに滑ることが可能なように重ね合わせて結合された複数の1次層から構成される複合繊維布帛から、対向する2つの縁部(112)を有するパターン(110)を切り抜く工程と、1次層が互いに滑って2つの縁部に面取り形状を付与するように、パターンをチューブに巻く工程と、面取り形状の縁部を重ね合わせて接合する工程とを含む、複合材料コネクティングロッドの作製方法に関する。
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【課題】未含浸強化繊維よりなる織布の裁断に際して、熱可塑性樹脂やタッキファイアの粉末を付与して織布を固定する方法では、粉末の分量や疎密のコントロールが難しく、裁断処理装置を自動化した場合に高速化ができない。
【解決手段】マトリックスとしての熱硬化性樹脂を含浸させて繊維強化樹脂材を製造するための未含浸強化繊維の織布を、裁断する方法であって、前記織布に、少なくともその裁断パターンに沿って、裁断用固定材としての常温で固体の熱硬化性樹脂が揮発性有機溶媒に溶かされてなる溶液を含浸させる含浸工程100と、前記溶液が含浸した織布より前記溶媒を乾燥させる乾燥工程200と、前記溶媒が乾燥した織布を前記裁断パターンで裁断する裁断工程300と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 ヘリカル巻層及び両端にフープ巻層を備えたFRP製パイプを生産性良く製造できるフィラメントワインディング装置(FW装置)を提供する。
【解決手段】 FW装置はヘリカル巻部を備えたヘリカル巻用ヘッド5と、フープ巻部を備えたフープ巻用ヘッド6とを備え、両ヘッド5,6が一体的な移動と、独立した状態での移動とが可能に構成されている。ヘリカル巻用ヘッド5は複数本の繊維束Rを同時にマンドレルMに対してヘリカル巻で巻付け可能とするため、マンドレルMの周方向に沿って配列された複数のガイド24a,24bを備えている。両ヘッド5,6は対向する位置に、互いに遊嵌可能なリング状の凹凸29a,30bを有するヘリカル巻用開繊部29,30を備えている。フープ巻用ヘッド6は繊維束Rをフープ巻に適した状態と、ヘリカル巻に適した状態とに開繊可能に構成されたフープ巻用開繊部41が上下に1個ずつ設けられている。 (もっと読む)


【課題】周方向での偏肉及び強化繊維密度のバラツキをなくし、周方向での剛性分布が均一である管状体と、かかる管状体を簡単な方法で且つ高効率に製造できる製造方法とを提供する。
【解決手段】マンドレル(10)の周方向に繊維を配向させてプリプレグ(2a)を一周巻き回す。その外側に長手方向に繊維を配向させてプリプレグ(3a)を一周以上巻き回し、その巻き終わり端縁に長手方向に繊維を配向させて他のプリプレグ(3b)を、先のプリプレグ(3a)の巻き始め端縁と、前記他のプリプレグ(3b)の巻き終わり端縁とを、前記成形体の長手方向に沿った同一の縦断面上に実質的に配するよう巻き回す。他のプリプレグ(3b)は樹脂含有量が前記先のプリプレグ(3a)の1.1 〜1.4 倍であり同一の厚みをもつ。更にその外側に周方向に繊維を配向させてプリプレグ(4a)を一周巻き回してから硬化させる。 (もっと読む)


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