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Fターム[4F401AB02]の内容

Fターム[4F401AB02]に分類される特許

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【課題】臭素を含む廃プラスチックを熱分解した分解油における臭素成分を減らす。
【解決手段】臭素を含む廃プラスチックを熱分解する熱分解槽と、前記熱分解で発生するガス状の生成物を冷却して分解油を生成する冷却槽と、前記熱分解槽と前記冷却槽とを接続する配管と、を有し、前記熱分解槽の内部には、前記臭素を含む化合物を付着させる臭素付着部を有しており、前記臭素付着部の温度は、前記廃プラスチックが熱分解される際には、前記臭素を含む化合物の融点または、沸点以下であることを特徴とする分解油回収装置を提供することにより上記課題を解決する。 (もっと読む)


本発明は、プラスチック及び金属構成部材を含む電気・電子機器の処分方法であって、機器及び/又はその粉砕片を溶融加工して溶融加工物を作ることと、溶融加工物を容器に移し、溶融加工物が揮発性炭化水素を遊離させて金属を含む不揮発性残留物を残すよう、遠赤外線を用いて溶融加工物を加熱することと、揮発性炭化水素と不揮発性残留物の一方又は両方を後の使用のために捕集することを、含む方法に関する。
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【課題】選別樹脂片の厚さによらず試料を高精度に選別することが可能な選別装置および選別方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の臭素系難燃剤含有樹脂の選別装置は、X線を発生させるX線源と、分離対象物を透過した透過X線を検出するX線検出器と、データ処理部と、分離部とを含み、この選別装置は、さらに変位測定計を備え、変位測定計は、分離対象物の厚さを測定し、この測定した分離対象物の厚さのデータをデータ処理部に送り、X線検出器は、分離対象物を透過した透過X線を検出し、検出した透過X線の強度データをデータ処理部に送り、データ処理部は、透過X線の強度データおよび分離対象物の厚さのデータに基づく補正データを分離部に送り、分離部は、補正データに基づき、分離対象物から臭素系難燃剤含有樹脂を選別することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】樹脂片における、臭素の含有有無の評価を行なうにあたり、評価結果が樹脂片の厚みに影響される。
【解決手段】臭素を含有する第1のフィルター3と、臭素のX線吸収端よりも高エネルギー側にX線吸収端を有する元素を含有する第2のフィルター4とを用いて、両フィルターを介して樹脂片2に連続X線6を照射し、X線の透過強度を検出する。その透過強度の結果を、予め測定しておいた、フィルターを介して臭素を含まない、樹脂片2と同一の樹脂にて形成された試験片に連続X線を透過したときに検出される透過強度と比較することにより、樹脂片2における臭素の有無を精度よく判定する。 (もっと読む)


【課題】一種以上の防炎剤を不純物として含むナイロン6製品から、簡便な操作で、工業的に有利な方法でナイロン6製品をリサイクルする方法を提供することである。さらに、回収されたナイロン6製品を解重合して高品位のカプロラクタムを回収するナイロン6製品のリサイクル方法を提供することにある。
【解決手段】一種以上の防炎剤を不純物として含むナイロン6製品を、洗浄液中で加熱処理することで、防炎剤に由来の成分が分離し除去されたナイロン6製品を回収する方法。さらに、回収されたナイロン6製品を解重合してカプロラクタムを回収する方法。ここで原料の前記ナイロン6製品が染色されていても、同時に脱色することができる。 (もっと読む)


【課題】 有機物を効率よくかつ簡易にガス化させる方法を提供する。
【解決手段】 プラスチックを、反応圧力5〜50MPa、反応温度500〜800℃で水素活性化金属からなる金属触媒及び酸化剤の存在下において、亜臨界水又は超臨界水と接触させ、反応温度、プラスチックに対する金属触媒又は酸化剤の重量比、プラスチックに対する亜臨界水又は超臨界水の仕込み比、の少なくともいずれかを制御することにより、水素とメタンの生成比を制御することを特徴とする有機物のガス化方法である。 (もっと読む)


【課題】装置の損傷や有毒ガスの発生を抑え、二次加工処理された合成繊維織物のリサイクルを可能し、種々の成形品を成形が可能な樹脂をリサイクルする装置及び方法を提供する。
【解決手段】二次加工処理された合成繊維織物を第1射出成形機1で溶融し、再生ポリエチレンテレフタレート及び樹脂改質剤とを含むPET混合物を第2射出成形機2で溶融し、第2成形機2から溶融した混合物を第1射出成形機1に混入して、溶融した合成繊維織物とPET混合物とを混合し、再生合成樹脂を成形すると共に、フィルタ33を介して第1射出成形機1内のガスを排出し、第2射出成形機2内のガスを排出する二次加工処理された合成繊維織物のリサイクル方法とする。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、簡便に粉砕した熱可塑性の廃プラスチックに含まれる有害物質含有量の測定を行い、粉砕した熱可塑性の廃プラスチックの有害物質含有量基準が存在するプラスチック製品への再利用方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、粉砕した熱可塑性の廃プラスチック中に含まれる微量成分の測定方法であり、
・粉砕した廃プラスチックを均質化する工程(b)、
・均質化した粉砕廃プラスチックより一部を抜き出し、加熱溶融混練して固形粒状物に変換する工程(c)、
・固形粒状物より一部を抜き出し、固形粒状物に含まれる微量成分を分析する工程(e1)、
を有することを特徴とする廃プラスチック中に含まれる微量成分の測定方法である。 (もっと読む)


【課題】プラスチック廃棄物の熱分解に伴い発生する分解ガスを油化するための、熱効率が優れ、構成が簡単で小型の装置を提供する。
【解決手段】プラスチック廃棄物を熱分解槽において熱分解し、これにより発生する熱分解生成ガスを冷却して油化して回収する方法および装置において、前記熱分解槽に高周波電流用コイルを配置して誘導加熱し、前記プラスチックを熱分解することを特徴とする油化方法及び装置。油化処理装置には、該熱分解槽内で発生する熱分解生成ガスを油化する冷却塔と、該冷却塔で油化されなかった熱分解生成ガスを焼却する焼却手段とを設け、更に、該焼却手段への該ガスの導入経路に前処理工程で除去し切れなかったハロゲン化合物を固定化するための固定化材を配した脱ハロゲン塔を設ける。生成油を生成油タンクへと導く経路にガスの吹き抜け防止手段を設ける。 (もっと読む)


【課題】二次汚染を引き起こすことなく工業材料に直接転換できる廃棄プリント基板の回収方法の提供。
【解決手段】廃棄プリント基板の回収方法において、
加熱処理によってはんだ合金を溶解して搭載されたデバイス類を分離回収し、
さらに加熱して真空吸引によりはんだ合金を回収し、
基板を硝酸ナトリウム融液に浸漬して基板層内の錫はんだ合金を分離回収し、
さらに強酸溶液により、銅を回収し、
液酸処理によって基板上の配線金属、銅などを溶解、回収し、
溶融硝酸ナトリウム中で熱分解により臭化ナトリウム、炭化物とガラス繊維などを生成、分離し、
水洗浄により炭化物,ガラス繊維を分離回収する。 (もっと読む)


【課題】添加剤を含む熱可塑性樹脂組成物の処理、再利用のために添加剤成分と樹脂成分とを効率よく分離するための処理装置を提供する。
【解決手段】加熱機構14を保持したシリンダ15と、シリンダ15内に内蔵され、添加剤を含む熱可塑性樹脂組成物および添加剤の少なくとも一部を溶解する溶剤を加圧、加熱、混練しながら基端部側から先端部側に向けて移動させるスクリュー軸13と、スクリュー軸を回転させる駆動機構16と、スクリュー軸の基端部近傍に設けられた添加剤を含む熱可塑性樹脂組成物の投入口12、および溶剤の流入口17と、流入口よりも先端部側に設けられ、添加剤の少なくとも一部を溶解した溶剤を液体状態で排出させる排出口18と、先端部には混練、溶融した添加剤の少なくとも一部が分離除去された熱可塑性樹脂組成物を押出す樹脂排出部19とを有する、添加剤を含む熱可塑性樹脂組成物の処理装置である。 (もっと読む)


【課題】臭素化難燃剤を含む混合合成樹脂の再生利用を可能にする処理を改良する。
【解決手段】本発明は、電気・電子機器廃棄物(WEEE)の再生利用に関する。好ましくは、本発明は、WEEEを形成する全ての材料を実質的に再生利用し、埋め立てを実質的にゼロにすることに関する。さらに他の形態では、本発明は、添加物および/または添加物を供給する方法に関する。さらに他の形態では、本発明は、WEEEの一部を構成する画像消費財からのインク、トナーおよび/またはPUフォームを再生利用することに関する。他の形態では、本発明は、難燃剤を含む合成樹脂材料の再生利用に関する。合成樹脂材料は、たとえば、スチレン類(たとえば、PS、HIPS、ABS、PPO/PS、ABS/PC)、ポリイミド類(ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン12)およびポリアセタール、ポリカルボネート、PET、PBT,液晶ポリマー類などの他のエンジニアリング合成樹脂合成樹脂材料などを一般にベースとする臭素化難燃剤を含む。 (もっと読む)


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