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Fターム[4G018AA08]の内容

磁性セラミックス (3,358) | 成分 (2,180) | 酸化鉄以外の酸化物を含有するもの (2,118) | アルカリ土類金属元素酸化物 (371) | 酸化カルシウム (161)

Fターム[4G018AA08]に分類される特許

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【課題】Coの含有量を従来よりも少なくしても、従来のSr、La及びCoを含有する六方晶M型フェライト磁性材料と同等の磁気特性を安定して得ることを目的とする。
【解決手段】Sr、La、R、Fe及びCoを構成元素として含む六方晶構造を有するフェライトを主成分とし、この主相におけるSr、La、R、Fe及びCoそれぞれの金属元素の総計の構成比率が、組成式:Sr1−(x+m)LaFe(12−y)zCoで示され、この組成式で示される主成分に対して、副成分としてAl成分をAl換算で0.03〜0.6wt%含有することを特徴とするフェライト磁性材料。
ただし、上記組成式において、RはPr及びNdの1種又は2種であり、m、x、y及びzは、0<m≦0.10、0.07≦x≦0.20、0.07≦y≦0.12、0.90<z<1.10である。 (もっと読む)


【課題】 電源装置用の磁心材料としてコアロスを小さくした低損失酸化物磁性材料の製造方法を提供すること。
【解決手段】 主成分組成として、Fe23の換算で52.5〜53.5mol%、MnOの換算で35.0〜40.0mol%、及び残部がZnOであり、副成分として、0.005〜0.05wt%のSiO2、0.01〜0.1wt%のCaO及び0.01〜0.1wt%のNb25を含有するMn−Zn系フェライトからなる低損失酸化物磁性材料の製造方法において、焼結工程の保持過程の保持温度から1000℃までの冷却過程における温度の冷却スピードを100〜400℃/hrとすると共に、前記冷却過程での酸素濃度P(%)が、aを傾きとし、Tを絶対温度(K)とし、bを保持過程での保持温度及び保持酸素濃度並びに前記傾きaによって一義的に決定される定数としたとき、Log(P)=a/T+bの式で規定され、傾きaの範囲を−6000〜−18000とする。 (もっと読む)


【課題】飽和磁束密度Bsの高いMnZnフェライトであって、かつ、コアロスの少ないMnZnフェライトを提供することにある。
【解決手段】酸化鉄がFe23換算で55.1〜60.0モル%、酸化マンガンがMnO換算で30.0〜39.0モル%、酸化ニッケルがNiO換算で1.0〜5.0モル%、酸化亜鉛がZnO換算で残部含有されてなるMnZnフェライトの主成分に対して、添加成分として酸化ケイ素、酸化カルシウム、および酸化ニオブを含有してなる方法であって、前記添加成分の添加物原料は、いずれも、添加時の添加物形態における比表面積が10.0m2/g以上の物性を備えてなる粒状物であるように構成される。 (もっと読む)


【課題】−40〜85℃という広い温度域において、33A/mの高直流磁界が印加された下でも高い実効透磁率μを常に維持することができるMnCoZnフェライトと、そのフェライトからなるトランス用磁心を提供する。
【解決手段】基本成分と添加成分と不可避的不純物とからなるフェライトであって、基本成分が、Fe:51.0〜54.0mol%、ZnO:13.0〜18.0mol%、CoO:0.04〜0.60mol%、残部MnOの組成からなり、添加成分として全フェライトに対してSiO:0.005〜0.040mass%およびCaO:0.020〜0.400mass%を含有し、不純物として全フェライトに対して3massppm未満のPを含み、平均結晶粒径が3〜8μmであることを特徴とするMnCoZnフェライト。 (もっと読む)


【課題】従来提案のものよりもさらにコアロスの低減化が図れるMnZnフェライトの製造方法を提供する。
【解決手段】酸化鉄がFe23換算で52.0〜55.0モル%、酸化マンガンがMnO換算で30.0〜45モル%、酸化ニッケルがNiO換算で0〜5.0モル%、酸化亜鉛がZnO換算で残部含有されてなるMnZnフェライトの主成分に対して、添加成分として酸化ケイ素、酸化カルシウム、および酸化ニオブを含有してなるMnZnフェライトの製造方法であって、前記MnZnフェライトは、添加物成分として酸化ケイ素がSiO2換算で30ppm以上100ppm未満、酸化カルシウムがCaO換算で100ppm以上1500ppm以下、および酸化ニオブがNb25換算で100ppm以上1000ppm以下含有されており、前記添加成分の添加物原料は、いずれも、添加時の添加物形態における比表面積が10.0m2/g以上の物性を備えてなる粒状物であるように構成される。 (もっと読む)


【課題】従来提案のものよりもさらにコアロスの低減化が図れるMnZnフェライトの製造方法を提供する。
【解決手段】酸化鉄がFe23換算で53.0〜60.0モル%、酸化マンガンがMnO換算で30.0〜40.0%、酸化ニッケルがNiO換算で0〜5.0モル%、酸化亜鉛がZnO換算で残部含有されてなるMnZnフェライトの主成分に対して、添加成分として酸化ケイ素、酸化カルシウム、および酸化ニオブを含有してなるMnZnフェライトの製造方法であって、前記添加成分の添加時の添加物形態は、各添加成分の素原料が秤量・混合され、しかる後、仮焼き処理された比表面積が3m2/g以上の粉体として構成される。 (もっと読む)


【課題】乾式成形によるLa−Co含有M型フェライトの磁気特性を向上する。
【解決手段】六方晶構造を有するフェライトを主相とし、かつ主相はA、La、Pr、Fe及びCoを含むフェライト磁性材料を製造する方法において、フェライト磁性材料の原料の全部または一部を含む原料組成物を所定温度で加熱保持して仮焼体を得る工程と、仮焼体を粉砕して成形用組成物を得る工程と、成形用組成物を磁場中で乾式成形して成形体を得る工程と、成形体を焼成して焼結体を得る工程と、を備え、仮焼体を得る工程の後であって、かつ成形体を得る工程の前に、Prに関する原料を、その総量の40%以上添加する。 (もっと読む)


【課題】1GHz以上の高周波帯域における優れた電波吸収性能を、従来より薄いシート厚で実現し得る電波吸収体用磁性粉体を提供する。
【解決手段】下記A成分、下記M成分およびFeと、酸素で構成され、M成分とFeのモル比を、M成分:Fe=x:24とするとき、1.2≦x≦2.5が成立する組成のZ型六方晶フェライトの粉体であって、当該粉体を構成する前記Z型六方晶フェライト粒子の平均アスペクト比が4以上である電波吸収体用磁性粉体。ただし、A成分はアルカリ土類金属元素およびPbの1種以上、M成分は2価のFeを除く金属元素の1種以上からなる。このような平均アスペクト比の大きいZ型六方晶フェライト粉体は、フラックス機能を有する金属塩化物を原料に配合すること、および焼成後の粉砕工程をハンマーミルによる衝撃粉砕あるいはさらに湿式粉砕で行うことによって実現できる。 (もっと読む)


【課題】 850℃以上980℃未満の低温で焼成でき、Bi置換型にて異相の生成を抑え、強磁性共鳴半値幅ΔH及び誘電損失tanδが小さく、永久磁石の温度特性を補償するような温度係数αm及び飽和磁化4πMsを有する多結晶セラミック磁性体材料と、マイクロ波磁性体及びこれを用いた非可逆回路素子を提供する。
【解決手段】 主成分が、一般式(Y3.0−x−yBiCa)(Fe5−α−β−γInαAlβγ)O12で表される組成を有し、x、yの値が、0.4<x≦1.5、0.5≦y≦1.2であり、α、β、γの値が、0≦α≦0.4、0≦β≦0.45、0.25≦γ≦0.6、ただし0.1≦α+β≦0.75の範囲内にあって、副成分としてCu及び/又はZrを含み、その含有量は、主成分100重量部に対して、CuをCuO換算で0重量%≦CuO≦0.8重量%、ZrをZrO換算で、0重量%≦ZrO≦0.8重量%とした。 (もっと読む)


【課題】電源用トランスやノイズ対策部品として用いられているフェライト系磁性材料が、高温で長時間保持された際に生じる磁気特性の劣化を、簡便な方法で確実に回復する方法を提案する。
【解決手段】主成分組成がFe:50〜85mol%、ZnO:0〜20mol%、CoO:0〜1mol%、NiO:0〜10mol%、残部MnOからなり、添加成分として、SiO:0.005〜0.05mass%、CaO:0.02〜0.2mass%を含有する劣化したフェライトコアを、そのコアのキュリー点以上の温度で5分〜4時間加熱することを特徴とするフェライトコアの磁気特性回復方法。 (もっと読む)


【課題】 湿式成形に比べて成形速度が速い乾式成形において、配向性を劣化させることなく高強度の成形体が得られる酸化物磁性体の製造方法を提供する。
【解決手段】 酸化物磁性体粒子とバインダーとを含む原料混合物を磁場中で乾式成形して成形体を得る乾式成形工程を有する酸化物磁性体の製造方法において、磁場中での成形操作前に、アダマンタン系化合物からなるバインダーを粉体に添加するように構成する。 (もっと読む)


【課題】4500G近傍の残留磁束密度(Br)を有しながら、5000Oeを超える保磁力(HcJ)を得る。
【解決手段】六方晶構造を有するフェライトを主相とし、Sr、Ba、CaおよびPbから選択される少なくとも1種の元素であって、Srを必ず含むものをAとし、希土類元素(Yを含む)およびBiから選択される少なくとも1種の元素であってLaを必ず含むものをRとし、CoであるかCoおよびZnをMとしたとき、A、R、FeおよびMそれぞれの金属元素の総計の構成比率が、全金属元素量に対し、A:3〜11原子%、R:0.2〜6原子%、Fe:83〜94原子%、M:0.3〜4原子%である組成を有し、結晶粒子径が1.1μm以下の結晶粒子の数の比率が95%以上の焼結体からなる。 (もっと読む)


【課題】500kHz程度以上の高周波領域において、損失を抑えた高特性のMnフェライトを提供することを目的とする。
【解決手段】焼成後に、Mnフェライトの損失を低減するための熱処理を行うのが好ましく、その熱処理温度は200〜350℃、熱処理継続時間は0.3〜12hrとするのが好ましい。また、熱処理は、降温時に降温速度を抑えることでも同等の効果を狙うことができる。この場合、降温速度を45℃/hr以下とし、降温速度を45℃/hr以下に抑えてMnZnフェライトを徐冷するのが良い。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、高い透磁率を有するNi−Zn−Cu系フェライト材料に関し、詳しくは900℃以下の低い温度で焼結することができ、しかも高透磁率のフェライト焼結体を得ることができるフェライト粉体、グリーンシート並びに焼結体に関する。
【解決手段】 Ni−Zn−Cu系フェライト粉末とZn−B系ガラス粉末100〜1000ppmとからなるフェライト粉体であって、該フェライト粉体の比表面積が5.0〜10.0m/g、圧縮密度が3.20×10kg/m以上であることを特徴とするフェライト粉体、該フェライト粉体と結合材料とを用いてシート状に成膜してなるグリーンシート、及び前記フェライト粉体、前記グリーンシートの積層体を成型した後、焼結することにより得ることができる。 (もっと読む)


【課題】均等な条件で焼成を行い、特性の低下、バラツキを抑えることのできるフェライト材料の製造方法、焼成炉システムを提供することを目的とする。
【解決手段】連続炉方式の焼成炉システム10において、ガス供給手段30で供給する雰囲気ガスの気流の方向を搬送コンベア13上に搭載されたセッター20の表面に沿った方向とすることで、複数段積み重ねられたセッター20どうしの間の空間における雰囲気ガスの流れを良くし、酸素分圧のバラツキを抑える。これにより、複数段積み重ねられたセッター20に搭載された複数の成形体間における焼成条件の均一化を図る。 (もっと読む)


【課題】 高周波帯域における透磁率μ、磁化σ及び電気抵抗率ρがより高く、鉄損が更に少ない磁性体材料ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】 MgFeフェライトのFeの一部がMnに置換されてなるスピネル型フェライト磁性材料であって、少なくとも一般式Mg(Fe1−xMn(xはMnの固溶量、0<x≦0.4)で構成されているものとする。好ましくは、上記磁性材料はMg、Fe、Mnの各硝酸塩1a〜1cからなる出発原料を蒸留水に溶解して混合水溶液2を調製する工程と、この混合水溶液2にクエン酸3とエチレングリコール4を加えて金属−クエン酸錯体5を調製する工程と、その金属−クエン酸錯体5をゲル状になるまで加熱攪拌した後乾燥することにより前駆体7を得る工程と、を含む工程から製造される。さらに、前駆体7を粉砕したのち加熱処理することにより、前駆体から仮焼粉体8が得られる。 (もっと読む)


【課題】 広温度帯域においてコアロスが小さく、さらに高温度下(高温貯蔵試験)においてもコアロスの劣化が少なく、コアロスの劣化率のバラツキが小さく、磁気的安定性に優れ、高い信頼性を有するMnZn系フェライトを製造する方法を提供すること。
【解決手段】 所定の基本成分中に、副成分としてCo酸化物を含むMnZn系フェライトを製造する方法において、焼成時の降温工程における雰囲気ガスを、酸素分圧を制御した雰囲気から、窒素雰囲気に切り替える際の雰囲気切り替え温度α1(℃)とし、窒素を切り替えた後の冷却速度α2(℃/hrs.)とした場合に、前記α1を、900≦α1≦1175とし、前記α1とα2との関係を、3.8≦α1/α2≦200とする。 (もっと読む)


【課題】 2MHz以上の周波数であっても、広い温度範囲で低電力損失とするMnZnNi系フェライトとこれを用いた電子部品を提供する。
【解決手段】 主成分としてFe、Mn、Zn、Niを有し、副成分としてCa及びSiと、Va族酸化物のうちの少なくとも一種を有し、Fe、Mn、Zn、NiをFe、MnO、ZnO、NiO換算で総量を100モル%としたとき、Feが57.0〜59.5モル%、NiOが3.5〜6.0モル%、ZnOが12.0モル%以下(0を含まない)、残部がMnOであって、結晶粒の平均結晶粒径が2.0μm以下で、周波数2MHz、磁束密度75mTの条件において、40℃〜120℃に電力損失Pcvの最小値を有し、かつ100℃における電力損失Pcvが4500kW/m以下とした。 (もっと読む)


【課題】 室温から100℃付近の高温度まで高い飽和磁束密度を示し、低損失特性に優れたMnZnフェライトを提供すること。
【解決手段】 スピネル型結晶構造を有するMnZnフェライトにおいて、基本成分組成が、Fe23が58.0〜65.0mol%、ZnOが10.0〜20.0mol%、NiOが0.5〜5.0mol%、残部がMnOからなり、副成分として、SiO2を0.005〜0.05wt%、CaOを0.01〜0.1wt%、Nb25を0.01〜0.1wt%、CuOを0.01〜1.5wt%以下を含有し、MoO3を0.01〜0.2wt%、WO3を0.01〜0.1wt%、Bi23を0.01〜0.1wt%、V25を0.01〜0.2wt%のうち少なくとも1種類以上、含有させたこと。 (もっと読む)


【課題】 保磁力の向上を前提として、W型フェライト磁石の残留磁束密度を向上することを目的とする。
【解決手段】 Li、Na、K及びRbの1種又は2種以上が炭酸塩換算で0.01〜0.9wt%添加されている原料組成物から仮焼き物を得る仮焼き工程と、仮焼き物を粉砕して成形用組成物を得る粉砕工程と、成形用組成物を成形する成形工程と、成形工程で得られた成形体を焼成して焼結体を得る焼成工程と、を備えることを特徴とするW型フェライト磁石の製造方法。原料組成物にKが炭酸塩換算で0.05〜0.5wt%添加されていることが好ましい。 (もっと読む)


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