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Fターム[4G112RA02]の内容

Fターム[4G112RA02]に分類される特許

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【課題】二次養生することによって得られる超高強度セメント質硬化体において、表面の色むらの発生を防止することができるセメント質硬化体の製造方法を提供する。
【解決手段】(A)セメントと、微粉末と、水とを少なくとも含み、水/セメント比が24質量%以下である配合物を混練し、混練した配合物を型枠に流し込んで未硬化の成形体を形成する成形工程と、
(B)上記未硬化の成形体を一次養生し、硬化した成形体を得る一次養生工程と、
(C)上記硬化した成形体を脱型し、該成形体を二次養生し、セメント質硬化体を得る二次養生工程を含むセメント質硬化体の製造方法であって、
二次養生の一部又は全部の工程を炭酸ガス濃度が0.1〜10%の炭酸ガス雰囲気中で行うことを特徴とするセメント質硬化体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】色ムラが発生し易い蒸気養生コンクリート二次製品等のセメント系硬化体(特に高強度コンクリート製品)において、色ムラが目立ちにくい方法を提供する。
【解決手段】炭酸化蒸気養生によって、セメント系硬化体の表面に炭酸カルシウムを含む白華を発生させて、均一にぼかし、該表面の色ムラを改善する。セメント系硬化体の表面における色差の最大値は、3.0以下である。炭酸化蒸気養生の後に通常の蒸気養生を行なえば、セメント系硬化体の機械的強度を向上させ高強度化を図ることもできる。養生用設備としては、養生室1内に炭酸ガス及び水蒸気を含む高温ガスを供給するための炭酸化蒸気養生用装置6と、養生室1内に水蒸気を含む高温ガスを供給するための蒸気養生用装置3を含むものが挙げられる。 (もっと読む)


【課題】中湿域から高湿域、特に高湿域での調湿性が優れた調湿性建材を効率的に製造する方法を提供する。
【解決手段】軽量気泡コンクリートの粉粒体と水との混合物を加圧成形し、得られた成形体を炭酸ガス雰囲気で養生することからなる調湿性建材の製造方法において、石灰質原料とケイ酸質原料とからなり、前記石灰質原料中のセメント/生石灰の重量比が0.5〜1.0の範囲にある軽量気泡コンクリートを原料に使用する調湿性建材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】長期持続的なホルムアルデヒドの吸着能を有し、かつ不燃性と強度の優れた成形建材を提供する。
【解決手段】木質系炭化物粉末に、水酸化カルシウム粉末と必要に応じてバインダーを添加し、これらを混合して加圧成形した後、前記水酸化カルシウムの炭酸化処理を施して製造された建材であって、前記木質系炭化物100重量部対する水酸化カルシウムの添加量を100重量部以上とし、かつ前記木質系炭化物粉末として、少なくともその3分の1以上が、最高温度1000℃以上の高温炭化処理で製造されたものを用いる。また、これに吸着されたホルムアルデヒドの酸化を促進するための酸化助剤として、酸化チタン及び/又は白金を添加する。 (もっと読む)


【課題】
珪酸カルシウム水和物の粉体の効率的、かつ、十分な炭酸化ができる画期的な炭酸化方法を提供する。
【解決手段】
排水用の開口部を有する容器の底板に通気性および透水性を有する粉落ち防止シートを敷き、その粉落ち防止シート上に珪酸カルシウム水和物の粉体を充填して炭酸ガス雰囲気下で養生する珪酸カルシウム水和物の粉体の炭酸化方法を採用した。このとき、前記粉体を絶乾嵩比重が0.8g/cm3以下となるように充填して、さらに、その充填高さを20〜100mmとした。 (もっと読む)


【課題】 成形時の揺変性が改善され、高い吸放湿性能を有し、短時間の養生処理で製造可能であり、機械的物性及び組織安定性に優れた調湿性材料に好適に用いられる含水マグネシウム珪酸塩鉱物、硬化体組成物、無機質硬化体及び炭酸化硬化体を提供する。
【解決手段】 アタパルジャイト及び/又はセピオライトを150〜800℃で焼成して得られる含水マグネシウム珪酸塩鉱物(好ましくは、メディアン径が5〜50μm、含有量が30〜80重量%)と、気硬性材料及び/又は水硬性材料(好ましくは、珪酸カルシウムでアスペクト比が10〜25)からなる(好ましくは、叩解度50〜200のパルプ繊維が2〜10重量%配合されている)ことを特徴とする硬化体組成物、無機質硬化体及び炭酸化硬化体。 (もっと読む)


【課題】未炭酸化Ca含有材以外の材料を原料として適量配合することにより、当該材料の利材化をも図ることができる炭酸固化体を提供する。
【解決手段】粉粒状の未炭酸化Ca含有材を主体とする原料を炭酸化反応で固結させて得られた炭酸固化体であって、原料の一部として生物由来材料を含むことを特徴とする。原料の一部として生物由来材料を用い、これを安定に保持することができるので、本来は廃棄物として廃棄されるような生物由来材料の利材化を可能ならしめるとともに、使用される生物由来材料の性状、形態、構成成分に応じた炭酸固化体の表面性状、含有成分および内部組織が得られるため、炭酸固化体に種々の付加的な機能を付与することもできる。 (もっと読む)


【課題】十分な吸放湿性能を有するだけでなく、強度が高く、加工性に優れており、さらに製造に際しての反りや曲がり等が生じ難く、平面性に優れた成形体等を得ることを可能とする無機質硬化体材料の製造方法を提供する。
【解決手段】無水珪酸カルシウム化合物及び珪酸カルシウム水和物を含む無機質粉体100重量部と、珪酸塩化合物を主成分とする多孔質材料80〜500重量部と、無機質粉体と珪酸塩化合物の合計100重量部に対し、2〜20重量部の割合のパルプと、水とからなる混合物を抄造法により脱水しつつ、該混合物からなる複数の混合物層を積層する工程と、前記混合物からなる複数層が積層されてなる積層体を含水率が10〜30重量%となるように賦型し、板状の成形体を得る工程と、複数枚の前記板状の成形体を積層し、加圧された二酸化炭素で硬化処理する工程とを備える、無機質硬化体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ヒートアイランド現象の軽減に有効な建築又は土木施工物を提供する。
【解決手段】連続空隙を有するブロック体の前記連続空隙内に保水材が保持され、この保水材が少なくとも、粉末粒子間で保水を行う無機粉末とその結合材とを含むものである保水性ブロックを、少なくとも一部に用いて構成されたものである。例えば、屋上や外壁等に保水性ブロックを設置した建物では、保持した水の気化熱による冷却作用に加えて、連続空隙内に水を保持した多孔質体が建物を覆う高性能な断熱材として機能するので、建物の温度上昇を効果的に抑えることができ、また、保水性ブロックで構成される舗装では、舗装面の温度上昇を抑え且つ保持した水の気化熱による冷却作用を長時間持続させることができる。 (もっと読む)


【課題】使用材料を限定することなく、簡易で確実にアンモニアの発生を抑制することが可能なモルタル・コンクリートからのアンモニア発生抑制方法及びこの方法を用いて処理したモルタル・コンクリート部材を提供する。
【解決手段】モルタル・コンクリート2の表面にガス状流体を強制的に吹き付けて、モルタル・コンクリート2中のアンモニアを除去する。また、モルタル・コンクリート2をチャンバー3内に収容しチャンバー3内を減圧して、モルタル・コンクリート2中のアンモニアを除去する。さらに、モルタル・コンクリート2を収容したチャンバー3内に二酸化炭素を封入して、モルタル・コンクリート2の表面から内部に侵入した二酸化炭素とアンモニアを反応させて炭酸塩にする。 (もっと読む)


【課題】製鉄所等の鉄鋼製造プロセスで発生するスラグのうち、特に微粉スラグを含む粉体状スラグを主原料とするスラグを迅速に造粒する。
【解決手段】粉状のスラグに、自由水が存在し始める水分値未満で、かつ該水分値よりも5質量%少ない値以上の範囲となるように添加する水分量を調整し、機械的な攪拌を付与しつつ、ドライアイスを供給することを特徴とするスラグの造粒方法。 (もっと読む)


【課題】耐爆裂性に優れるセメント硬化体を提供する。
【解決手段】廃キップを含有する耐爆裂性セメント硬化体。前記耐爆裂性セメント硬化体は、炭酸化処理することが好ましく、水/セメント比が35〜60%であることが好ましく、圧縮強度が30N/mm以上であることが好ましい。また、廃キップとセメントを含有するセメント組成物と水を配合してセメント混練物を調製し、これを型枠に流し込んで養生し、硬化後に脱型して得た成形体を養生する耐爆裂性セメント硬化体の製造方法であり、セメント混練物が細骨材、粗骨材および有機繊維の中から選ばれた少なくとも1種を含有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】耐爆裂性に優れ、実強度で30N/mm2以上を発現するために強度設計も容易で、また、セメント硬化体の内在水分の影響を受けにくい耐爆裂性セメント硬化体を提供する。
【解決手段】セメント硬化体の一部あるいは全部を炭酸化処理したセメント硬化体において、カルシウムアルミネートを主成分とするセメントを含有することを特徴とする耐爆裂性セメント硬化体であり、また、そのセメント硬化体の製造方法である。この耐爆裂性セメント硬化体は、潜在水硬性物質及び/又はポゾラン物質を含有すること、水/結合材比が40〜60%の範囲で調整されること、繊維長が3mm以下の有機繊維を含有することができる。 (もっと読む)


【課題】耐爆裂性に優れ、実強度で30N/mm2以上を発現するために強度設計も容易で、また、セメント硬化体の内在水分の影響を受けにくい耐爆裂性セメント硬化体を提供する。
【解決手段】セメント硬化体の一部あるいは全部を炭酸化処理したセメント硬化体において、セメントが高炉セメントであることを特徴とする耐爆裂性セメント硬化体でであり、また、そのセメント硬化体の製造方法である。この耐爆裂性セメント硬化体は、水/結合材比が40〜60%の範囲で調整されること、繊維長が3mm以下の有機繊維を含有することができる。 (もっと読む)


【課題】 未炭酸化Ca含有原料を炭酸化反応で固結させて得られた炭酸固化体を水中に沈設した際に、鉄分やシリカなどの有効成分を効果的に溶出させる。
【解決手段】 炭酸固化体に水中で酸を生成する微生物を付着させ、この炭酸固化体を水中に沈設する。炭酸固化体に付着した酸生成微生物が生成する微量の酸により、炭酸固化体の有効成分が溶解され、これらが水中に効果的に溶出する。また、この有効成分の溶出は、酸生成微生物が生成する酸により少しずつ且つ長期間に亘って生じるため、水中への有効成分の供給が長期間持続する。 (もっと読む)


【課題】 比表面積が大きく、微生物の担持能力が高く、強固で摩滅しにくく、また、一定形状のものが簡単に且つ効率的に得られる汚水処理材を提供する。
【解決手段】 汚水処理材は、炭酸カルシウムと非晶質シリカと(さらに好ましくはは硫黄と)を主成分として含む。炭酸カルシウムと非晶質シリカは、珪酸カルシウムの炭酸化により生成したものである。汚水処理材は多数の細孔を有し、10nm以下の細孔が細孔全体中の10%以上を占める。比表面積は30m2/g以上である。この汚水処理材は、珪酸カルシウムの粉粒体(とさらに好ましくは混合した硫黄の粉粒体と)を成形し、得られた成形体を炭酸ガス雰囲気下で養生して製造される。 (もっと読む)


【課題】 高い抗菌、抗カビ、消臭性能と調湿性を兼ね備える優れた無機成形体、及びその製造方法を提供することにある。
【解決手段】 本発明の無機成形体は、炭酸カルシウムと、ケイ酸カルシウム化合物を起源とする非晶質シリカとを主成分とする無機成形体であって、窒素ガス吸着法により測定した比表面積が80m/g以上250m/g以下であり、直径5nm以下の領域および直径50nm以上1000nm以下の領域にそれぞれピークが存在する細孔径分布を有し、かつ、抗菌抗カビ消臭性金属のイオンを担持したゼオライトを含有するものである。このような無機成形体は、ケイ酸カルシウムを主成分とする原料粉末に抗菌抗カビ消臭性金属のイオンを担持したゼオライトを混合した後、成形して炭酸ガス雰囲気下で養生(炭酸化処理)することにより製造される。 (もっと読む)


【課題】 高い抗菌、抗カビ、消臭性能と調湿性を兼ね備える優れた無機成形体、及びその製造方法を提供することにある。
【解決手段】 本発明の無機成形体は、炭酸カルシウムと、ケイ酸カルシウム化合物を起源とする非晶質シリカとを主成分とする無機成形体であって、窒素ガス吸着法により測定した比表面積が80m/g以上250m/g以下であり、直径5nm以下の領域および直径50nm以上1000nm以下の領域にそれぞれピークが存在する細孔径分布を有し、かつ、炭酸カルシウムまたは非晶質シリカに抗菌抗カビ消臭性金属のイオンが担持されているものである。このような無機成形体は、ケイ酸カルシウムを主成分とする原料粉末に抗菌抗カビ消臭性金属のイオンを接触させてカルシウムイオンを抗菌抗カビ消臭性金属のイオンに置換した後、成形して炭酸ガス雰囲気下で養生(炭酸化処理)することにより製造される。 (もっと読む)


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