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Fターム[4G140FA06]の内容

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Fターム[4G140FA06]に分類される特許

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【課題】水素分離膜の周縁部をシール溶接する際に、溶接金属の垂れ下がり及びそれによる水素分離膜端部の溶接金属幅の減少を抑制し、原料ガスのリークを防止することが可能な水素分離膜モジュール及びその製造方法ならびに水素製造装置を提供する。
【解決手段】水素分離膜(4)と多孔性の補強板(1,2,3)とを接合した接合体(11)と、接合体(11)二次側に精製ガス回収路(5)を形成するベースプレート(12)とを備えた水素分離膜モジュール(10)において、ベースプレート(12)の接合体配置面(6)の周囲に突縁(14)が設けられ、突縁(14)と接合体(11)の端面とがシール溶接(13)されている。 (もっと読む)


【課題】強度の低下を抑えつつ薄い水素透過膜を利用することが可能な技術を提供することを目的とする。
【解決手段】ガス通過用の穴を有する支持部材と、穴を覆って塞ぐように支持部材に接合された水素透過膜とを備える水素分離膜部材を用いる。ここで、水素透過膜の内の、穴と対向する領域を除く残りの領域の一部のみを支持部材に接合する。また、水素透過膜と支持部材との接合部分の面積が、水素透過膜の面積から穴の断面積を引いた残りの面積よりも小さくなるように、水素透過膜と支持部材とを接合してもよい。 (もっと読む)


【課題】 水素分離膜の破損を防止することができるとともに水素分離膜と支持体との密着性が高い支持体付水素分離膜、それを備える燃料電池およびそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】 支持体付水素分離膜の製造方法は、水素分離膜(10)と支持体(30)との間に水素分離膜(10)の硬度よりも低い硬度を有する低硬度金属膜(20)を設ける第1の工程と、水素分離膜(10)、低硬度金属膜(20)および支持体(30)を冷間接合法により接合する第2の工程とを含むことを特徴とする。この場合、水素分離膜(10)、低硬度金属膜(20)および支持体(30)の変形を抑制することができる。その結果、水素分離膜(10)の破損を防止することができる。また水素分離膜(10)と支持体(30)との密着性が向上する。それにより、冷間接合条件を高める必要がなくなる。 (もっと読む)


【課題】Pd膜、V又はV合金を用いた水素透過性基材、及び他の5族元素を含む中間層からなる水素透過膜であって、酸化による経時的な水素透過性能の低下が抑制された水素透過膜、及び、この水素透過膜を用い、経時的な水素透過性能の低下の問題が改善された燃料電池を提供する。
【解決手段】V又はV合金を用いた水素透過性基材、Pdを含む水素透過性のPd膜、並びに、前記水素透過性基材及び前記Pd膜間に設けられた中間層からなり、この中間層が、V以外の5族元素を含み、かつ緻密な組織であることを特徴とする水素透過膜、及びこの水素透過膜を用いた燃料電池。 (もっと読む)


【課題】水素を混合する混合ガス中の水素ガスを選択的に透過し分離するのに用いうる水素分離部材と、該部材による水素分離モジュールを提供する。
【解決手段】多孔質の焼結体からなり通気可能な筒状の支持体に、該支持体の外面を覆い該支持体よりも微細な空孔を有する微細層を配して焼結一体化した複層筒状体からなる受け部材と、該受け部材の外表面に、水素混合ガスから水素ガスを選択的に透過する水素透過膜を具え、前記微細層は、繊維径d0.1〜20.0μm、繊維長さLと前記繊維径dとの平均アスペトク比L/dが2〜20である金属短繊維が、向きランダムに立体的に配することで形成され、前記水素透過膜は、Pd又はPdを含む水素分離金属の引き延ばしによって厚さ2〜30μmとする箔材料で、前記微細層の外表面に非結合状態で付設したことを特徴とする水素分離部材と、該部材を用いた水素分離モジュールである。 (もっと読む)


【課題】水素を混合する混合ガス中の水素ガスを選択的に透過し分離するのに用いうる水素分離用部材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】通気可能な多孔性の金属焼結体でなる筒状の受け部材と、該受け部材を被包し、かつ水素混合ガスから水素ガスを選択的に透過させる水素分離金属でなる水素透過膜と、さらに前記水素透過膜の外側に配置され、該水素透過膜を覆って保護する外装多孔体とを具える水素分離用部材であり、また更に前記水素透過膜と外装多孔体との間に微細粉末による中間層を備えた水素分離用部材を含むものである。 (もっと読む)


【課題】 水素透過性と耐水素脆性を兼ね備えた水素透過合金について、耐水素脆性を損なうことなく水素透過性を改善する。
【解決手段】 水素透過性を担う相2と耐水素脆性を担う相3で構成された複相型水素透過合金において、前記水素透過性を担う相2が連続的につながっており、さらに望ましくは、前記水素透過性を担う相2の成長方向が透過膜1の厚さ方向に揃っている。水素透過合金としてはNb−Ti−Co系合金が例示され、該合金では水素透過性を担う相が(Nb、Ti)相で構成され、前記耐水素性を担う相がCoTi相で構成されている。水素透過パスのとぎれがなく、優れた水素透過性が得られる。さらに水素透過を担う相の成長方向が透過膜の厚さ方向に揃っていることにより、水素透過パスの距離が短くなってさらに優れた水素透過性能が得られる。 (もっと読む)


【課題】 水素透過性と耐水素脆性に優れた水素透過合金を得る。
【解決手段】 水素透過性と耐水素脆性を兼ね備えたNb−Ti−Co合金において、第四元素としてFe、CuまたはMnの一種を含む。前記Fe又はCuを含む場合、その含有量は、1〜14mol%であるのが望ましく、Mnを含有する場合、その含有量は、1〜9mol%であるのが望ましい。水素透過性をNbTi相、耐水素脆性をCoTi相で得ることができ、優れた水素透過性能と優れた耐水素脆性が得られる。Fe、CuまたはMnは、これらの特性を阻害することなく、Coの一部と置換することができ、さらに合金の加工性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】水素を含む混合ガスから水素を選択的に透過・分離する性能に優れ、燃料電池用の水素ガスの精製・分離装置へ適用でき、安価で水素を多量に吸蔵しても崩壊することがない水素透過合金膜及びその製造方法を提供する。
【解決手段】水素を透過する金属材料からなる水素透過部(A)と、水素を透過しない金属材料からなる水素不透過部(B)とから形成され、かつこれらはお互いに隣接しながら複合化して海島状構造をなす水素透過合金膜であって、水素透過部(A)は、水素不透過部(B)からなるマトリックス中で、膜厚方向に対して連続的に線状で連繋するが、横断面方向に対して相互に独立して微細に分散し、かつ、水素透過部(A)の割合は、膜全体に対して体積率基準で15〜80%であることを特徴とする水素透過合金膜などによって提供する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、ピンホール等の欠陥が少なく信頼性が高いとともに、高いプロトン導電性も有する酸化物プロトン導電性膜、その酸化物プロトン導電性膜を用いて形成された水素透過構造体、及びその水素透過構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】 一般式Ab(1−x)bx(Aは、Ba、Mg、Ca及びSrから選ばれる元素を表わし、Lは、Ce、Zr、Ti及びHfから選ばれる元素を表わし、Mは、3族及び13族の元素から選ばれる元素を表わし、かつ0.5<a<2.0及び0.5<a/b<2.0である。)で表されるペロブスカイト構造酸化物からなり、厚みが20nm以上、500nm以下であり、大気中の電気抵抗が100KΩ以上であることを特徴とする酸化物プロトン導電性膜、及びこの酸化物プロトン導電性膜を水素透過性基材上に形成した水素透過構造体。 (もっと読む)


【課題】水素分離膜への一酸化炭素等の吸着を減少させ、効率的に水素ガスを分離精製することができる水素分離体、水素製造装置、水素分離体の製造方法及び水素分離体の製造装置を提供する。
【解決手段】水素分離体100には、基体管101の内側表面に、超臨界CO2を用いためっきにより形成した水素透過層102が積層される。この基体管101は、触媒担持セラミックス層101aと細孔セラミックス層101bとから構成される。この触媒担持セラミックス層101aの多孔管内に、一酸化炭素ガスのシフト反応や部分酸化反応を行なう触媒金属を担持させる。また、細孔セラミックス層101bは、水素ガスを優先的に水素透過層102側へ供給する。Ni充填層103で生成された改質ガスに含まれる一酸化炭素ガス等は基体管101で低減される。 (もっと読む)


【課題】 水素透過膜における性能低下を抑制する。
【解決手段】 水素を選択的に透過させる水素透過膜を製造する際には、まず、5族金属を含有する金属ベース層を用意する(ステップS100)。そして、金属ベース層の一方または双方の表面上に、所定の金属層を順次成膜して多層構造を形成する際に、パラジウム(Pd)を含有する金属被覆層を前記多層構造の表面に形成する(ステップS110、S120)。その後、金属被覆層において、結晶粒界を含む結晶構造における間隙を狭小化あるいは閉塞させて(ステップS130)、水素透過膜を完成する。 (もっと読む)


【課題】 大型または複雑な装置を用いることなく、粗水素ガスまたは粗希ガスに含まれている微量の窒素、酸素、一酸化炭素、二酸化炭素、水、メタン等の不純物を、全て1ppb以下の超低濃度まで効率よく除去できるガスの精製方法及び装置を提供する。
【解決手段】 粗水素ガスまたは粗希ガスを、パラジウム触媒、合成ゼオライト、及びゲッター剤とこの順に接触させて、該ガスに含まれる不純物を除去する。また、パラジウム触媒の充填筒、合成ゼオライトの充填筒、及びゲッター剤の充填筒が備えられ、ガスがこの順で流通するように該充填筒が接続されてなる精製装置、あるいは、パラジウム触媒及び合成ゼオライトの充填筒、及びゲッター剤の充填筒が備えられ、ガスがこの順で流通するように該充填筒が接続されてなる精製装置とする。 (もっと読む)


【課題】 水素透過膜における性能低下を抑制する。
【解決手段】 水素を選択的に透過させる水素透過膜を製造する際には、まず、5族金属と、酸化、窒化あるいは炭化され得る第2の成分とを含有する金属ベース層を用意する(ステップS100)。その後、金属ベース層の表面上に所定の金属層を成膜して多層構造を形成する。このとき、多層構造の表面には、パラジウム(Pd)を含有する金属被覆層を形成する(ステップS110〜S120)。さらに、第2成分を酸化、窒化あるいは炭化させる緻密化工程を行なって(ステップS130)、水素透過膜を完成する。 (もっと読む)


【課題】 Ag−Pd系合金膜を使用する水素透過素子において、十分な水素透過能を確保しつつ、欠陥のない合金膜を備えたものを提供する。
【解決手段】 本発明は、Ag−Pd系合金からなる合金箔と、金属材料からなり前記合金箔を処理対象ガスと交差するよう支持する支持材とを接合してなる水素透過素子であって、前記合金箔と前記支持材とが超音波シーム溶接により接合されている水素透過素子である。ここで、支持材は、その硬度が合金箔の硬度に対して0.7〜1.5倍である金属材料よりなることが好ましく、具体的にはステンレス鋼が特に好ましい。 (もっと読む)


水素、一酸化炭素、メタン、及びメタンより重い炭化水素を含むCOリッチ流を生成する新規の方法を開示する。当該方法は、全方法の資本コストを下げる複合CO精製・脱メタン装置塔(5)及び当該方法が必要とするエネルギーを減らす効率的な熱統合を利用する。この方法は、自己熱分解反応装置の流出物(1)からのCOリッチ流(10)の回収に有用である。特に、一つ以上の重成分(6)がメタン(11)と混合した時に純粋生成物としてより高い価値を有する場合、及び精製水素流(8)の生成も望まれる場合に有用である。 (もっと読む)


【課題】安価な材料を用い、低価格な水素透過合金膜を提供する。
【解決手段】Tiを10〜40at%含有し、残部がFeからなる水素透過合金膜とする。該水素透過合金膜の膜厚は、1〜50μmであることが好ましい。また、該水素透過合金膜の両表面に、膜厚0.01〜1μmのPd膜を被覆することが好ましい。
該水素透過合金膜は、高価な貴金属を使用しておらず、安価な材料を用いているので、低価格である。さらに、該水素透過合金膜は、燃料電池の燃料として用いる水素ガスを精製・分離する装置への適用が可能な程度の水素透過性能を有する。 (もっと読む)


【課題】 化学的安定性に優れるZrを含有する酸化物であって、かつ高いプロトン導電率を有し、さらにプロトン以外のキャリアの導電率が低いプロトン導電性酸化物、このプロトン導電性酸化物からなる酸化物プロトン導電性膜、この酸化物プロトン導電性膜を構成要素とする水素透過構造体、及びこの水素透過構造体を用いた燃料電池を提供する。
【解決手段】 Zr及びアルカリ土類金属A、好ましくはさらにNd、Al、Y、In、Yb、Sc、Gd、Sm及びPrからなる群より選ばれる1種以上の元素Mを含有し、1.1≦A/(Zr+M)(原子比)であることを特徴とするプロトン導電性酸化物、このプロトン導電性酸化物からなる酸化物プロトン導電性膜、この酸化物プロトン導電性膜を構成要素とする水素透過構造体、及びこの水素透過構造体を用いた燃料電池。 (もっと読む)


イオンと電子伝導性の複合膜で、二相固体状態のセラミック複合体を含み、第一の相が酸素イオン伝導体、第二の相がn型電子伝導体酸化物であり、電子伝導体酸化物が酸素分圧10-20気圧と低くても安定であり、少なくとも1S/cmの電子伝導率を有する。イオンと電子伝導性の複合体を用いた水素分離システムおよび方法が開示される。 (もっと読む)


【課題】水素精製において優れた水素透過効率を示す水素精製フィルタと、このようなフィルタを簡便に製造するための製造方法を提供する。
【解決手段】水素精製フィルタを、複数の孔部を有する一対の多孔支持体と、この多孔支持体で挟持された水素透過樹脂膜と、を備えるものとし、このような水素精製フィルタは、薄膜形成工程にて、水素透過樹脂膜用の樹脂組成物を一対の支持体に塗布して、表面が未乾燥な状態の薄膜を形成し、密着乾燥工程にて、上記の一対の支持体を薄膜が対向して当接するように密着させ、その後、薄膜を乾燥して水素透過樹脂膜を形成し、孔部形成工程にて、水素透過樹脂膜を挟持する各支持体にエッチングにより複数の孔部を形成して多孔支持体とし、これらの孔部に水素透過樹脂膜を露出させることにより製造する。 (もっと読む)


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