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Fターム[4G140FA06]の内容

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Fターム[4G140FA06]に分類される特許

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【課題】混合ガスから水素を選択的に透過および分離する性能に優れ、燃料電池用の水素ガスの精製および分離のための装置へ適用でき、かつ、水素を多量に透過できる高性能の水素透過複合膜およびその製造方法を安価に提供する。
【解決手段】Cr、Ta、Nb、Mo、W、または、Cr、Ta、Nb、MoおよびWからなる群から選ばれる2種以上を含有する合金からなる第1金属相と、Cu、Ag、または、CuおよびAgを含有する合金からなる第2金属相との混合相からなる混合相薄膜をスパッタリング法で形成し、得られた混合相薄膜中の第2金属相をエッチングにより除去することにより、膜厚が1μm以上10μm以下である薄膜多孔質支持体(2)を形成し、得られた薄膜多孔質支持体(2)の上に、膜厚が0.5μm以上5μm以下である水素透過膜(1)をスパッタリング法で形成する。 (もっと読む)


【課題】 100℃以上の高温及び加圧条件下において十分な膜性能を発揮可能なCO促進輸送膜を用いた二酸化炭素分離装置を提供する。
【解決手段】 所定の主成分ガスに少なくとも二酸化炭素と水蒸気が含まれる原料ガスをCO促進輸送膜10の原料側面に100℃以上の供給温度で供給して、CO促進輸送膜10を透過した二酸化炭素を透過側面から取り出す二酸化炭素分離装置であって、CO促進輸送膜10が、ポリビニルアルコール‐ポリアクリル酸共重合体ゲル膜に2,3‐ジアミノプロピオン酸を添加して形成されたCO促進輸送膜であり、CO促進輸送膜に供給される原料ガスの全圧を、原料ガス中の水蒸気分圧を供給温度で決定される飽和水蒸気圧で除した比で規定される水蒸気飽和度が0.3以上0.6以下の範囲内で設定された下限飽和度となる圧力以上、水蒸気飽和度が1となる圧力以下の圧力に調整する圧力調整手段15を備える。 (もっと読む)


【課題】水素分離装置において水素脆化の発生を低減する技術を提供することを目的とする。
【解決手段】水素透過膜15を支持する支持板材10の多孔部12と枠部13との間の水素透過膜15と支持板材10との接触部位S1に水素を誘導する水素流路部として流路溝31を形成する。すると、水素分離装置の起動停止時などに、接触部位S1に残留する水素を水素流路部に誘導することによって低減でき、接触部位S1における水素脆化の発生を抑制することができる。流路溝31に替えて、多孔部12と枠部13との間に多孔部12を囲む空間を設ける。水素透過膜の外周の端面を支持板材側に折り曲げ、その折り曲げた部位と枠部13の内壁面とを接合することによって残留水素を誘導する水素流路部を設けることもできる。また、前記空間に多孔体81を設けることによって残留水素を誘導する水素流路部を設けることもできる。 (もっと読む)


【課題】 水素分離膜の薄膜化が可能でありかつ水素分離膜の利用効率を向上させることができる水素透過性基材、それを用いた燃料電池および水素透過性基材の製造方法を提供する。
【解決手段】 水素透過性基材(100)は、水素透過性部材(20)と、水素透過性部材を支持する支持板(10)とを備え、支持板は複数の貫通孔(11)を備え、水素透過性部材は貫通孔内部に配置されている。貫通孔以外の実質的に水素透過に寄与しない部位には水素透過性部材が配置されていないことから、水素透過性部材の利用効率を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 パラジウム金属膜又はパラジウム合金膜を用いた水素分離膜セルを製造するに当たり、充分なシール性及び耐圧性を有する水素分離膜セルを効率良く 製造する方法を提供する。
【解決手段】 水素透過性膜、多孔質体、支持枠及び基材を構成部材として含む水素分離膜セルの製造方法であって、下記条件(a)〜(c)を満たすことを特徴とする水素分離膜セルの製造方法。
(a)支持枠の幅a、基材の縁枠の幅b、基材の幅c、基材と多孔質体との隙間dが、次式(1)〜(3)を同時に満たす。
a−(b+d)>0 ・・・ (1)
a<0.1c ・・・ (2)
0<d<0.01c ・・・ (3)
(b)水素透過性膜と基材との接着及び水素透過性膜と支持枠との接着を行なう、
(c)多孔質体と基材との接着を行なわない。 (もっと読む)


【課題】低温から高温に至る温度領域において、優れた水素の選択透過性及び大きい透過速度を有し、しかも水素脆化や膜の破壊を生じることなく安定した性能を示す耐久性のあるパラジウム系水素分離膜を提供する。
【解決手段】多孔質基材に担持された安定化ジルコニア粒子とアルミナ粒子との混合焼結体層と、その中の粒子間隙に充填されたパラジウム金属又はパラジウム合金層からなる水素分離材であって、安定化ジルコニアゾルとアルミナゾルとの混合物にバインダーを加えて、混合ゾルを調製し、これを多孔質基材の表面に塗布したのち、500〜800℃において焼成して、混合焼結体層を形成させ、次いでこの混合焼結体層の少なくとも一部に核種を分散させたのち、無電解めっき処理によりパラジウム金属又はパラジウム合金を焼結体層中の粒子間隙に充填することにより製造する。 (もっと読む)


【課題】水素ガス貯蔵タンクの小容量化を図るとともに、圧力スイング吸着法の各工程における温度変化の特性を有効に利用して、たとえ外気温度の高い夏季などにおいても、高純度の水素ガスを精製することのできる水素精製装置とその運転方法。
【解決手段】複数の吸着塔1,2,3において吸着、均圧、減圧、洗浄、昇圧の各工程を繰り返しながら、水素リッチガスから水素ガスを精製して水素ガス貯蔵タンクに貯蔵する圧力スイング吸着法による水素精製装置とその運転方法であって、水素ガス貯蔵タンク4a,4b,4cが、その内部に水素吸蔵合金を収容して吸着塔1,2,3の外周部に接するように設けられている水素精製装置と、水素ガス貯蔵タンク4a,4b,4c内の水素ガスを洗浄工程において洗浄用水素ガスとして使用する運転方法。 (もっと読む)


【課題】雰囲気温度の変化に伴う水素ガスの純度と回収率の低下を抑制し、雰囲気温度の変化にかかわらず、常に高純度の水素ガスを高い回収率で精製することのできる水素精製装置の運転方法。
【解決手段】複数の吸着塔1,2,3において吸着、均圧、減圧、洗浄、昇圧の各工程を繰り返しながら、水素リッチガスから水素ガスを精製し、洗浄工程において洗浄用水素ガスを使用して洗浄する圧力スイング吸着法による水素精製装置の運転方法で、吸着塔1,2,3の外部の雰囲気温度を検知し、その検知した雰囲気温度に基づいて洗浄工程で使用する洗浄用水素ガスの流量を制御する。 (もっと読む)


【課題】すぐれた水素透過分離性能を発揮する水素透過分離薄膜を提供する。
【解決手段】水素透過分離薄膜を、Ni:10〜32原子%、Ti:15〜33原子%、を含有し、残りがNbと不可避不純物(ただし、Nb:48〜70原子%含有)からなる成分組成、ロール急冷法による厚さ:0.07mm以下の鋳造箔材の調質熱処理材にして、NbにNiおよびTiが固溶してなるNb基固溶合金からなる素地に、Ni−Ti金属間化合物におけるTiの一部をNbが置換する状態で固溶含有したNi−Ti(Nb)金属間化合物の微細粒が分散分布した合金組織、を有する高強度Nb−Ti−Ni合金で構成する。 (もっと読む)


【課題】すぐれた水素透過分離性能を発揮する水素透過分離薄膜を提供する。
【解決手段】水素透過分離薄膜を、Nb:10〜47原子%、Ti:20〜52原子%、を含有し、残りがNiと不可避不純物(ただし、Ni:20〜48原子%含有)からなる成分組成、ロール急冷法による厚さ:0.07mm以下の鋳造箔材の調質熱処理材にして、Ni−Ti金属間化合物におけるTiの一部をNbが置換する状態で固溶含有したNi−Ti(Nb)金属間化合物からなる素地に、NbにNiおよびTiが固溶してなるNb基固溶合金の微細粒が分散分布した合金組織、を有する高強度Ni−Ti−Nb合金で構成する。 (もっと読む)


【課題】ガス分離体を構成する基体の熱応力による破損や、熱サイクルの負荷による、ガス分離体とこれを支持する支持材との間の気密性低下が起こり難く、高温条件下においても使用可能な水素ガス分離体固定構造体を提供する。
【解決手段】筒状基体9、及び筒状基体9の表面上に配設される、第一の金属を含有するガス分離膜8を有するガス分離体7と、ガス分離体7の開口端部に接続される金属フランジと、ガス分離体7と金属フランジが接続される部分の、ガス分離膜8の表面上に配設される、第二の金属を含有する厚さ20〜400μmの接合層5と、接合層5上に配設されるパッキン6と、その一部が接合層5に接触して配設され、パッキン6を押圧して固定可能な環状金属部材1とを備え、接合層5が、第二の金属の融点未満の温度で熱処理されることによりガス分離膜8の表面上に配設された水素ガス分離体固定構造体30である。 (もっと読む)


1つ以上の層の吸着剤材料を中に有する複数の容器と、供給ガス管路と、廃棄管路と、生産管路を含む圧力スイング吸着システムを提供する。システムはそれぞれが弁を備える導管を経由して複数の容器と連通する少なくとも1つの並列管路と、並列管路の内部の圧力を測定するように構成されている少なくとも1つの圧力測定装置も含む。また、サイクルの実施を決定し、かつ、システムが適切に操作されていることを監視するため、PSAシステムの内部でPSAサイクルを実施している間、前記少なくとも1つの圧力測定装置によって測定された少なくとも1つの圧力を監視するように構成された制御装置が設けられている。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも水素および少なくとも1種の他の化合物を含むガスを、水素透過膜を用いることにより処理する方法に関し、ここで、処理される前記ガスは前記膜と接触して、水素が富化された透過物と水素が減損した残ガスとを生じる。前記膜に渡る圧力差を、式R=Qr/Q(1/FH2n(式中、Qrは前記残ガスの流速を示し、Qは処理される前記ガスの流速を示し、FH2は処理される前記ガスの水素濃度の量特性を示し、およびnは正確に正または負の小数値である)の比Rが、前記残ガス中に存在する少なくとも1種の化合物が凝縮する比Rminの値と等しいか、これよりも大きくなるように調節される。
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【課題】低コストで、かつ多孔質基板上にも形成できると共に、高い水素透過流量を示すことができる水素透過炭化膜及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】ポリイミド炭化物よりなる炭化マトリックス2と、その中に分散された分散粒子3とよりなる水素透過炭化膜1である。分散粒子3と炭化マトリックス2との間には空隙部4が形成されている。水素透過炭化膜1の製造にあたっては、少なくともポリイミド溶液作製工程と成膜工程と炭化工程とを行う。ポリイミド溶液作製工程においては、添加物とポリイミド又はポリアミック酸とを有機溶媒に溶解してなるポリイミド溶液を作製する。成膜工程においては、ポリイミドからなる樹脂マトリックス中に添加物が分散されてなるポリイミド膜を多孔質基板の表面に形成する。炭化工程においては、ポリイミド膜が形成された多孔質基板を非酸化性雰囲気下で加熱しポリイミド膜を炭化させる。 (もっと読む)


【課題】 長期間使用しても水素透過性箔の水素透過性能を維持するとともに、水素透過性箔が多孔質補強板から剥離するのを確実に防ぐ。
【解決手段】 水素分離膜10の水素透過性箔16と多孔質補強板11との間に、第1の中間層12、バリア層13、第2の中間層14、接着層15を、多孔質補強板11側から順に形成する。第1および第2の中間層12、14は、互いに独立して1B、2A、2B、3A、3B、4A、4B、5A、6A、7A、8族の金属元素からなる群から選ばれ、かつ600℃以上の融点を有する少なくとも1つの金属で構成し、バリア層13は、Al、Si、Zr、Ti、Mg、Ca、Y、Hfからなる群から選ばれる少なくとも1つの金属元素とO、N、B、Cからなる群から選ばれる少なくとも1つの非金属元素との化合物で構成し、接着層15は、Ag、Au、Cu、Pd、Ptからなる少なくとも1つの金属で構成する。 (もっと読む)


【課題】水素透過性基材と酸化物プロトン導電性膜間の密着性に優れ、高温での長時間の使用によっても膜の剥離が生じにくい水素透過構造体、及び、この水素透過構造体を使用し、優れた耐久性を有する燃料電池を提供する。
【解決手段】水素透過性基材、一般式Ab(1−x)bx(Aは、アルカリ土類金属、Lは、Ce、Zr、Ti及びHfから選ばれる元素、Mは、3族及び13族の元素を表し、かつ0<x<0.8、0.5<a<2.0及び0.5<a/b<2.0である。)で表されるペロブスカイト構造の酸化物からなる酸化物プロトン導電性膜、並びに、前記水素透過性基材及び前記酸化物プロトン導電性膜の間に、Ni、Fe、Co、Cu及びCrから選ばれる元素を主成分とし、その平均厚さが、1nm以上かつ120nm以下である中間層を有することを特徴とする水素透過構造体。 (もっと読む)


本発明の対象は、シリカゾルによる皮膜の多孔質支持体上への付着、続いてかくして得られた皮膜の熱処理を含むガス分離膜を生成する方法であり、付着されるシリカゾルは、ドーピング量の三価元素、格別にはホウ素またはアルミニウムの酸化物の先駆物質の存在において、シリコンアルコキシドを加水分解することにより、調製される。本発明は、また、この方法により得られる膜、及び、格別には高温においてのヘリウムまたは水素の分離のため、特にヘリウム流れ中の不純物を除去するためのそれらの使用に関する。 (もっと読む)


【課題】従来技術では必須であった金属支持体が不要であり、構造自体簡単で且つ水素透過膜である水素透過性箔膜の取り扱いも容易な水素透過膜モジュールを得る。
【解決手段】金属支持体不要の水素透過膜モジュールであって、上下貫通空隙を有する金属シートの複数枚を積層した精製水素収集部材の両側に、それぞれ順次、細孔を有する金属シートを積層した補強部材と、水素透過膜と、を配置して一度に接合してなることを特徴とする水素透過膜モジュール。 (もっと読む)


【課題】従来技術では必須であった金属支持体が不要であり、構造自体簡単で且つ水素透過膜である水素透過性箔膜の取り扱いも容易な水素透過膜モジュールを得る。
【解決手段】金属支持体不要の水素透過膜モジュールであって、上下貫通空隙を有する複数の金属シートを積層した精製水素収集部材の両側に細孔を有する金属シートを積層した補強部材を配置して一度に接合した後、両補強部材の面に水素透過膜を接合してなることを特徴とする水素透過膜モジュール。 (もっと読む)


【課題】"Dry up"現象を生じることなく、高圧の水素ガスを高純度で分離して、かつ、ほぼ100%回収することができる混合ガスからの水素ガス回収方法及び水素ガス回収装置を提供すること。
【解決手段】本発明の混合ガスからの水素ガス回収装置10は、第1及び第2の"触媒を充填した反応装置"11、12を備え、前記第1の"触媒を充填した反応装置"11は、底部側に混合ガス供給配管13及び水素不飽和芳香族化合物循環配管14が接続されているとともに、頂部側に水素ガスが除去されたオフガス排出配管15及び反応生成物循環配管16が接続されており、前記第2の"触媒を充填した反応装置"12は、頂部側に水素ガス回収配管17及び前記反応生成物循環配管16が接続されているとともに、底部側に前記水素不飽和芳香族化合物循環配管14が接続された構成を有している。 (もっと読む)


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