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Fターム[4H060FF04]の内容

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Fターム[4H060FF04]に分類される特許

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【課題】 脱硫系内のピクリン酸還元生成物の濃度をいち早く取得することが可能なコークス炉ガスの脱硫方法を提供すること。
【解決手段】 ピクリン酸還元生成物を含有するアルカリ性水溶液でコークス炉ガスの脱硫を行うコークス炉ガスの脱硫方法であって、脱硫系内に添加したピクリン酸の量と脱硫系外に抜き出したピクリン酸還元生成物の量との相関を、工程X−1、工程X−2、工程X−3、及び、工程X−4を1セットとして複数回繰り返すことにより得る工程Y、及び、工程Yにより得られた相関と、脱硫系内に添加するピクリン酸の量と、脱硫系外に抜き出す吸収液の量とに基づいて、脱硫系内のピクリン酸還元生成物濃度を求める工程Zを含むコークス炉ガスの脱硫方法。 (もっと読む)


【課題】水素と一酸化炭素とを含有する原料ガスを洗浄するためのガス物理洗浄において、高められた圧力で装入される洗浄剤であって、二酸化炭素と硫黄成分とで飽和した洗浄剤を再生する方法において、窒素を二酸化炭素のストリップガスとして使用しない方法を提供する。
【解決手段】二酸化炭素と硫黄成分とで飽和した洗浄剤を、0.4〜1.7バールの圧力に、有利には1.0〜1.3バールの圧力に放圧し、放圧時に遊離した二酸化炭素富有でかつ硫黄成分を含有するガスを圧縮して、洗浄塔に導入し、洗浄塔において硫黄成分を、二酸化炭素富有のガスから、硫黄不含の洗浄剤によって取り除く。 (もっと読む)


【課題】不純物のHS含有酸性ガスを流体の流れから遊離し、酸性ガスの流れを高い圧力水準に調節できる経済的な方法の提供。
【解決手段】HSのモル含量が酸性ガスの全体量に対して50モル%以上である流体の流れから酸性ガスを除去して3〜30バールの圧力下にある酸性ガス流を取得する方法において、
a)吸収工程で流体の流れを液状の吸収剤と接触させ、酸性ガスが十分に除去された流体の流れおよび酸性ガスが負荷された吸収剤を製造し、
b)前記流体の流れと前記吸収剤とを分離し、
c)前記吸収剤を加熱し、3〜30バールの圧力を有する酸性ガスの流れと再生された吸収剤とに分離し、
d)再生された吸収剤を熱交換器中に導入し、前記熱交換器中で前記吸収剤を冷却し、吸収剤の熱エネルギーの一部分を用いて、吸収剤を加熱し、
e)再生された液状の吸収剤を工程a)中に返送する方法。 (もっと読む)


【課題】水蒸気量が少ない場合でも触媒劣化がなく、COシフト反応を効率よく行うことができるCOシフト変換システム及び方法、石炭ガス化発電プラントを提供する。
【解決手段】COシフト触媒11を有し、生成ガス12中のCOをCO2に変換するCOシフト変換装置13と、該COシフト変換装置13の上流側に設けられ、生成ガス12中に水蒸気14を供給する水蒸気供給手段15と、水蒸気14を供給した後に、水スプレ16を混合器17により供給する水スプレ供給手段18と、を具備するCOシフト変換部20とからなり、前記COシフト変換部20が少なくとも2以上直列に多段連結されている。 (もっと読む)


【課題】廃熱を有効利用することができるエネルギー回収装置及び石炭ガス化発電プラントを提供する。
【解決手段】エネルギー回収装置10は、再生過熱器11からの低圧凝縮水12を給水13と熱交換する熱交換器14と、該熱交換器14で熱交換された低圧蒸気15を圧縮過熱して中圧蒸気16を得る圧縮機17とを備えるものであり、低圧凝縮水12の圧力が0.3MPag、温度が140〜150℃の場合、給水(常圧、30℃)13と熱交換させることで、圧力0.2MPag、温度120℃の低圧蒸気15とすることができ、この低圧蒸気15を圧縮機17により昇圧昇温させることで、圧力4.0MPag、温度300℃の中圧蒸気16を得る。 (もっと読む)


【課題】例えば石炭等をガス化炉によりガス化して得られるガス化ガスに含まれるH2Sを効率よく回収するCO2及びH2Sを含むガスの回収システム及び方法を提供する。
【解決手段】例えば石炭等をガス化したCO2及びH2Sを含むガス化ガスを導入ガス11とし、CO2及びH2Sを吸収する吸収液12とを接触させて導入ガス11からCO2及びH2Sを吸収させる吸収塔13と、CO2及びH2Sを吸収した吸収液12Aを吸収塔13の塔底部13cより抜き出すと共に塔頂部14aより導入し、CO2及びH2Sを放出させて吸収液12を再生する吸収液再生塔14と、再生された吸収液12Bを再生塔14から吸収塔13に戻す第2の供給ラインL2と、吸収塔13の塔中段13b近傍からCO2及びH2Sの一部を吸収した吸収液(セミリッチ溶液)12Cを抜き出し、該セミリッチ溶液12Cを再生塔14の塔中段14b近傍に導入する第3の供給ラインL3とを具備する。 (もっと読む)


【課題】例えば石炭等をガス化して得られるガス化ガスに含まれるH2Sを効率よく回収するCO2及びH2Sを含むガスの回収システム及び方法を提供する。
【解決手段】CO2及びH2Sを含む導入ガス11中のCO及びH2Sを吸収させる吸収塔13と、CO及びH2Sを吸収したリッチ溶液12AからCO及びH2Sを放出させて吸収液12を再生する吸収液再生塔14と、再生されたリーン溶液12Bを吸収塔13に戻す第2の供給ラインL2と、導入ガス11のCO2濃度を計測する計測器41とを具備すると共に、第2の供給ラインL2を複数に分岐して供給ラインL2-1、L2-2、L2-4とすると共に、その分岐先の導入口13b-1〜13b-4を吸収塔13の高さ方向に沿って設けると共に、計測器による導入ガス中のCO2濃度に応じて、再生された吸収液の導入位置又は導入量のいずれか一方又は両方を吸収塔の高さ方向で変更する。 (もっと読む)


【課題】石炭ガス化プラントにおいて、エネルギーロスを抑制でき、イニシャルコストの低減とシステムの合理化を行うことが可能なシフト触媒、ガス精製方法及びガス精製設備を提供する。
【解決手段】HSを含むガス中のCOをHOと反応させてCOとHへ変換するシフト反応を促進させるシフト触媒であって、少なくともMo及びNiを含む。または、HSを含むガス中のCOをHOと反応させてCOとHへ変換するシフト反応を促進させるシフト触媒であって、少なくともMo及びポーリングの電気陰性度が1.8〜2.0の金属元素を含む。Al、TiO、及びZrOの中から選ばれる1種以上の無機酸化物を含むのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】精製コークス炉ガス中に再生部内気体が混入することがなく、発熱量の高い精製コークス炉ガスを得ることができる一塔型のコークス炉ガス脱硫設備を提供する。
【解決手段】吸収部3と下方の再生部4との通気を隔壁6で遮断し、吸収部3内の含硫吸収液2を送液管7で再生部4に送るようにすると共に、送液管7の下端部に設けたシールポット8によって送液管7と再生部4との通気を遮断し、含硫吸収液2の酸化で発生した再生部4内の気体を排気管10によって外部に排出し、液面計12で検出されたシールポット8の液面に応じて吸収液補給ポンプ13の作動を制御することにより、シールポット8に水封切れが生じる場合に自動的にシールポット8内に吸収液を補給する。また、酸素濃度計16で検出された再生部4内の気体中の酸素濃度に応じて硫黄スラリーポンプ18の作動を制御することにより、シールポット8底部の硫黄スラリーを自動的に排出する。 (もっと読む)


【課題】 コークス炉ガスの脱硫に使用する吸収液中のピクリン酸濃度の測定方法を提供すること。
【解決手段】 コークス炉ガスの脱硫に使用する吸収液中のピクリン酸濃度の測定方法であって、吸収液から有機物を抽出する工程と、抽出物に対して元素分析を行う工程と、
抽出物に対して赤外分光分析を行う工程と、元素分析の結果と赤外分光分析の結果とに基づいて、吸収液中のピクリン酸濃度を求める工程とを含むピクリン酸濃度の測定方法。 (もっと読む)


【課題】シアン化合物と硫化水素を含む廃棄物ガス化ガスに対して、脱硫率の低下が生じない廃棄物ガス化ガスの精製装置、精製方法、さらには精製に用いた洗浄水の処理をも含める処理装置及び処理方法を提供する。
【解決手段】廃棄物ガス化ガスの精製装置は、廃棄物を熱分解・部分酸化してガス化したガスの精製装置であって、該ガスに酸性洗浄水を噴霧するなどして該ガスを冷却および洗浄する冷却・酸性水洗浄装置21と、冷却・酸性水洗浄装置21により冷却および洗浄されたガスにpH7.5以上8.2以下のアルカリ性洗浄水を噴霧するなどして前記ガスを洗浄するアルカリ性水洗浄装置23と、アルカリ性水洗浄装置23により洗浄されたガスに含まれる硫化水素を除去する脱硫装置25とを備えている。 (もっと読む)


【課題】物理吸収法により低圧の混合ガスから低コストに二酸化炭素を分離回収することができるガス分離方法を提供する。
【解決手段】二酸化炭素を含む混合ガスを吸収塔に導入して吸収液と接触させ、混合ガス中の二酸化炭素を吸収液に吸収させることにより、混合ガスから二酸化炭素の一部を分離回収するに際し、ガス圧力が300kPaG以下の混合ガスを、混合ガスに対する吸収液の割合300vol%以下の条件で吸収液と接触させ、混合ガス中の二酸化炭素の70vol%以下を分離回収する。ある限定的なガス圧力(低圧領域)、混合ガスに対する吸収液の割合及び二酸化炭素回収率の範囲で操業を行うことにより、ランニングコストを大きく低減できる。また、イオン液体を主成分とする吸収液を用いた場合に、特に顕著なランニングコストの低減効果を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】炭素を含む固体燃料をガス化した粗製ガス中のHSとCOを同時に除去する処理プロセスにてHS共存下でCOをCOに転換する耐硫黄性COシフト触媒の硫化処理を特別な機器を設置せずに簡単な配管構成によって可能にしたガス精製方法を提供する。
【解決手段】炭素を含む固体燃料をガス化した粗製ガス中に含まれるCOを触媒によりCOへ転換するシフト工程と、シフト工程で転換されたCO及び精製ガス中のHSを吸収液により吸収するガス吸収工程と、ガス吸収工程でCO及びHSを吸収した吸収液を加熱してCOとHSを吸収液から脱離させるガス再生工程を備え、前記ガス吸収工程で吸収液に前記CO及びHSを吸収させて精製した精製ガスをガスタービンに燃料ガスとして供給する燃料供給工程を備えたガス精製方法において、ガス再生工程で吸収液から離脱したHSを前記シフト工程に供給するHSリサイクル工程を備えた。 (もっと読む)


本発明は、ガスストリームから酸性ガスを除去する方法に係り、該方法は、a)洗浄溶液ストリームを、除去されるべき酸性ガスを含有する前記ガスストリームと接触させて、酸性ガスを洗浄溶液ストリームに吸収させ;b)第1の取り出しレベルにおいて、前記洗浄溶液ストリームから酸性ガスを富有する洗浄溶液を取り出し;c)取り出した洗浄溶液を冷却し;及びd)第1の再導入レベルにおいて、冷却した洗浄溶液を洗浄溶液ストリームに再導入して、混合洗浄溶液ストリームを形成する工程を含んでなり、前記第1の再導入レベルが前記第1の取り出しレベルの上流にある。本発明は、ガスストリームから酸性ガスを除去するための対応するシステムにも係る。 (もっと読む)


【課題】炭素系燃料をガス化し生成ガスに含まれる二酸化炭素を回収して水素及び一酸化炭素の混合ガスを製造するガス化システムにおいて、生成ガスに含まれる一酸化炭素のシフト反応設備に供給する水蒸気を低減し、プラント建設費を抑制するとともに、熱効率を向上させ、安定的に高い二酸化炭素の回収率を得る方法を提供する。
【解決手段】炭素系燃料1をガス化するためのガス化炉10、前記炭素系燃料1を供給するための燃料供給部111、及び、酸化剤を供給するための酸化剤供給部112を含み、かつ、シフト反応に利用するための水を供給するための水供給配管、及び、この水供給配管と前記ガス化設備とを直接接続する水供給部113を具備するガス化設備10と、このガス化設備10で発生する二酸化炭素を除去するための二酸化炭素除去設備60とを含み、前記ガス化設備10と前記二酸化炭素除去設備60との間にシフト反応設備40を有するシステムとする。 (もっと読む)


【課題】精製コークス炉ガス中に窒素が混入することが抑制され、発熱量の高い精製コークス炉ガスを得ることができる一塔型のコークス炉ガス脱硫装置を提供する。
【解決手段】脱硫設備は、アルカリ性の吸収液1を粗コークス炉ガスに接触させ、粗コークス炉ガス中の硫化水素を吸収液1に吸収させて含硫吸収液3とする吸収部10と、含硫吸収液3を空気で酸化して硫黄を生成するとともに吸収液1に再生する再生部20と、を備え、吸収部10の下方に再生部20が一体的に形成されてなる。また、吸収部10と再生部20の間の通気を遮断する隔壁11と、含硫吸収液3を吸収部10から再生部20へ送る送液管13と、含硫吸収液3の酸化に使用された空気を再生部20から外部に排出する排気管27と、を備え、含硫吸収液3の酸化に使用された空気が再生部20から吸収部10に混入することを防ぐ水封式のシールが、送液管13の再生部側端部13aに形成されている。 (もっと読む)


バイオマスをガス化するための方法及びシステム。バイオマスをガス化するための反応器からのタールを帯びたガスは、第一及び第二の流体のそれぞれによる浸透及び吸収処理に供される。第一の流体は、芳香族炭化水素を含み、一方、第二の流体は直鎖状の炭化水素を含む。芳香族流体中に受け入れられるタールは、そのような流体と共に分離カラムに入れられる。分離は、蒸発温度に基づいて行われ、軽い画分は浸透セパレーターの流入に戻される。重い画分は、放出されるか又はバイオマス反応器に戻される下の何れかである。中間バッファー容器は、浸透クリーナーの放出とセパレーターの間に提供され得る。 (もっと読む)


【課題】一酸化炭素の製造において各工程が、運転開始当初から安定的に運転ができ、工業的に安定に純度の高い一酸化炭素を運転開始から安定して製造する一酸化炭素の製造法を提供する。
【解決手段】コークスに酸素含有ガスを通気して一酸化炭素含有ガスを得る一酸化炭素合成工程と、該一酸化炭素含有ガスを加水分解触媒と接触させ一次精製ガスを得る加水分解工程と、該一次精製ガスをアルカリ溶液と接触させ二次精製ガスを得るアルカリ吸収工程と、を含む一酸化炭素の製造方法において、該一次精製ガスが硫黄化合物を5容量ppm以
上含有し、且つ該一次精製ガスを該加水分解工程から該アルカリ吸収工程へ移送する温度を、アルカリ吸収工程で硫化鉄が析出しない温度に、製造開始から維持することを特徴とする一酸化炭素の製造方法。 (もっと読む)


本発明は、固体のイオウ及びハロゲンを含む炭素質供給材料から水素に富む気体混合物を製造する方法に関する。本方法は以下の工程を含む。工程(a):固体炭素質供給材料を酸素含有ガスと共にガス化して、ハロゲン化合物、イオウ化合物、水素、及び乾燥基準で少なくとも50体積%の一酸化炭素を含む気体混合物を得る;工程(b):気体混合物を急冷ガス又は急冷液と接触させて、気体混合物の温度を900℃より低い温度に低下させる;工程(c):気体混合物を150〜250℃の間の温度を有する水と接触させて、50〜1000ppmの間のハロゲンを含み、0.2:1〜0.9:1の間の水蒸気:一酸化炭素のモル比を有する気体混合物を得る;工程(d):工程(c)で得られる気体混合物を水性ガスシフト反応にかけ、ここで一酸化炭素の一部又は全部を、1つの固定床反応器内又は一連の1より多い固定床反応器内に存在する触媒の存在下において水蒸気によって水素及び二酸化炭素に転化させ、ここで1つ又は複数の反応器に導入される際の気体混合物の温度は190〜230℃の間である;工程(e):シフトされた気体混合物をポリエチレングリコールのジアルキルエーテルを含む溶媒と接触させることによって、工程(d)で得られるシフトされた気体混合物から二酸化炭素及びイオウ化合物を分離する。 (もっと読む)


流体から二酸化炭素を除去する方法において、(a)流体を、第1の吸収領域で、その後第2の吸収領域で、液体吸収剤と向流接触させることによって処理し、前記流体に含有された二酸化炭素の少なくとも1部を前記吸収剤に吸収させる工程;(b)負荷された吸収剤を減圧して第1の二酸化炭素の流れを放出させ且つ部分的に再生した吸収剤を得る工程;(c)第1の部分的に再生した吸収剤の流れを第1の吸収領域中に再循環させる工程;(d)第2の部分的に再生した吸収剤の流れを加熱して第2の二酸化炭素の流れを放出させ且つ再生した吸収剤を得る工程;(e)再生した吸収剤を第2の吸収領域中に再循環させる工程;(f)第2の二酸化炭素の流れを冷却し且つ回収された熱の少なくとも1部を部分的に再生した吸収剤に間接熱交換により伝達することによって、第2の二酸化炭素の流れに同伴された水蒸気を凝縮する工程を含む、前記方法。本発明は、2段階の二酸化炭素回収方法において、二酸化炭素の回収に要求される全エネルギーを削減する及び/又は二酸化炭素の少なくとも1部が大気圧よりも高い圧力で回収されて二酸化炭素の圧縮、例えば、分離に要求されるエネルギーを削減する、前記回収方法を提供する。液体から二酸化炭素を除去するためのプラントも開示されている。
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