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Fターム[4J015DA02]の内容

Fターム[4J015DA02]に分類される特許

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【課題】本発明は、アニオン重合において、様々なモノマーや溶媒を用いた場合であっても、所望の分子量の重合体をより狭分散で、かつ効率良く製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】アニオン重合開始剤を含む溶媒に、一般式(I)で表される化合物(i)を、溶媒に対して1質量%以下となるように添加し、撹拌下で前記化合物(i)と前記アニオン重合開始剤とを所定の時間反応させて反応液を得る工程(A)と、工程(A)より後に以下の工程(B)〜工程(D)のいずれかの工程とを有する、アニオン重合による重合体の製造方法であって、所定の時間が、アニオン重合反応後に分散度1.3以下の重合体が得られうる時間であることを特徴とする重合体の製造方法。
・工程(B):工程(A)における反応液に、アニオン重合性不飽和結合を有する化合物を添加して、アニオン重合体を重合する工程
・工程(C):アニオン重合性不飽和結合を有する化合物に、工程(A)における反応液を添加して、アニオン重合体を重合する工程
・工程(D):アニオン重合性不飽和結合を有する化合物と、工程(A)における反応液とを混合して、アニオン重合体を重合する工程 (もっと読む)


【課題】エーテル系溶媒等の極性の高い重合溶媒を用いた場合でも、重合をコントロールして、狭分散性を示すスチレン系重合体を製造することができるスチレン系重合体の製造方法を提供すること。
【解決手段】エノレートアニオン存在下、有機溶媒中でスチレン系モノマーをアニオン重合することを特徴とするスチレン系重合体の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 官能化された共役ジエン(共)重合体の製造に有用なアニオン重合開始剤を提供する。
【解決手段】 (i)一般式
(A)Li(SOL)
(式中、
yは、0または0.5から3であり、
SOLは、炭化水素、エーテル、アミンおよびそれらの混合物から成る群から選択
される可溶化成分であり、そして
Aは、一般式
【化1】


を有する環状アミン基から成る群から選択され、ここで、Rは、3から12個の
メチレン基を有する二価のアルキレン、オキシ−およびアミノ−アルキレン基から
成る群から選択され、さらに窒素原子に隣接した二つの炭素原子は合計で3個以上
の水素原子と結合している)
を有する炭化水素に可溶のリチオアミン、
(ii)特定の有機アルカリ金属化合物、および
(iii)キレート剤、
の混合物を含む、室温で1モル規定濃度に及ぶ溶解度で炭化水素に可溶のアニオン重合開
始剤。 (もっと読む)


【課題】アニオン重合によるさまざまな種類の星型ポリマーの調製のための多官能価有機アルカリ金属開始剤、星型ポリマーの合成のための上記開始剤の使用、およびそれらの得られたポリマーを提供すること。
【解決手段】式Ma(RMe)b(式中、MはSn、Ti、Al、Siおよび/またはBから選択され、Rは8〜100個の炭素原子を含んでいる炭化水素基であり、aは1〜3であり、bは2.5〜6.5であり、MeはNaおよびLiから選択されるアルカリ金属である)により表される開始剤。当該開始剤は、有機アルカリ金属と共役ジエンおよび/またはモノオレフィンモノマーとを反応させ、次にヘテロ原子を含んでいるハロゲン化物を添加することによって合成される。得られた上記ポリマーは、その開始剤の核から放射状に広がっている複数の高分子鎖の腕からなる放射状分子構造を有し、GPCにより表されるその分子量分布は、均一なシングレットを示す。 (もっと読む)


【課題】改善されたタイヤを与えるゴム組成物を提供する。
【解決手段】官能基A{ここでAは、一般式ALi[式中、Aは、一般式


(式中、Rは、6〜8のメチレン基を有するアルキレン基から成る群から選ばれる)を有する環状アミンから成る群から選ばれる]を有する重合開始剤及び極性調整剤から誘導される}を有する連鎖を有するエラストマーポリマー、及び該ポリマーの100部あたり5〜80重量部のカーボンブラックを含有して成る減少したヒステリシス特性を有する硬化可能なゴム組成物、並びに、上記エラストマーポリマー、及び該ポリマーの100部あたり5〜80重量部のカーボンブラックを含有して成る硬化可能なゴム組成物を含む、トレッド原料から生じる減少したローリング抵抗を有するタイヤ。 (もっと読む)


【課題】アニオン重合性モノマーからアニオン重合により得られる低分子量の重合体の分子量分布を狭くすることが可能な重合体の製造方法、および該製造方法により得られる重合体に関する。
【解決手段】アニオン重合性モノマーと、炭化水素系溶媒と、有機アルカリ金属化合物とを系内に供給する第1工程と、該第1工程の後に、ルイス塩基性化合物を添加し、重合反応を進行させる第2工程とを含む重合体の製造方法であって、該重合体における該アニオン重合性モノマーの繰り返し数が3〜30の範囲内である重合体の製造方法、および該製造方法により得られる重合体に関する。 (もっと読む)


本発明は、ランタニドのホウ化水素メタロセン複合体、その製造方法、該ホウ化水素メタロセン複合体を含む触媒系、該触媒系を使用するオレフィン類の共重合方法、並びに該方法により得られた1,2-シクロヘキサン鎖または1,2および1,4-シクロヘキサン鎖を含むブタジエン単位を有するエチレン/ブタジエンコポリマーに関する。本発明の複合体は、下記の式(AおよびB)の1つを有する:
【化1】


(式中、式Aにおいては、2つのリガンド分子Cp1およびCp2は、NdのようなランタニドLnに結合しており、該リガンド分子は、各々、フルオレニル基からなり;式Bにおいては、リガンド分子は、ランタニドLnに結合しており、該リガンド分子は、
式MR1R2 (式中、Mは、SiのようなIVA列からの元素であり;R1およびR2は、同一または異なるものであって、1〜20個の炭素原子を含むアルキル基を示す)を有するブリッジPにより相互結合している2つのフルオレニル基Cp1およびCp2を有する)。
本発明によれば、Lは、Liのようなアルカリ金属を示し;Nは、THFのような複合体化用溶媒の分子を示し;xは、0よりも大きい整数または非整数であり;そして、pは、1以上の整数である。
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本発明は、ランタニドのホウ化水素メタロセン複合体、その製造方法、該ホウ化水素メタロセン複合体を含む触媒系、および該触媒系を使用するオレフィン類の共重合方法に関する。本発明の複合体は、下記の式(AおよびB)のうちの1つを有する:
【化1】


(式中、式Aにおいては、2つのリガンドCp1およびCp2は、NdのようなランタニドLnに結合しており、該リガンドは、各々、シクロペンタジエニル基を有し;式Bにおいては、リガンド分子は、ランタニドLnに結合しており、該リガンド分子は、式MR1R2 (式中、Mは、Siのような列IVAからの元素であり;R1およびR2は、同一または異なるものであり得、1〜20個の炭素原子を有するアルキル基を示す)に有するブリッジPにより相互結合している2つのシクロペンタジエニル基Cp1およびCp2からなる)。
本発明によれば、Lは、Liのようなアルカリ金属を示し;Nは、THFのような複合体化用溶媒分子を示し;xは、0よりも大きい整数または非整数であり;pは、1以上の整数であり;そして、yは、0以上の整数である。
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【課題】エーテル基含有溶媒を含む重合溶媒を用いたアニオン重合において、低分子量であっても狭分散性を示すスチレン系重合体を製造することができる方法及びかかる方法により製造された重合体を提供する。
【解決手段】エーテル基含有溶媒を含む溶媒中に、式(I)で表される重合開始剤及び有機金属化合物を添加し、−10℃以上、溶媒の沸点以下の温度で、スチレン系モノマーを重合するスチレン系重合体の製造方法、及びかかる製造方法により得られる重合体である。
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【課題】 脂肪族炭化水素を主成分とする溶媒に溶解したアニオン重合開始剤を提供すること。
【解決手段】 一般式
(A)Li(SOL)
[式中、yは、1〜3であり、SOLは、可溶化成分であり、そしてAは、一般式
【化1】


を有する環状アミンから成る群から選ばれる]
を有する可溶化されたリチオアミンを含有して成る、脂肪族炭化水素を主成分とする溶媒に溶解したアニオン重合開始剤。 (もっと読む)


【課題】 アニオン重合において、モノマーの種類や溶媒の種類が変化しても、分子量や分子量分布がコントロールされたアニオン重合による重合体の製造方法を提供すること。
【解決手段】 アニオン重合開始剤と、該アニオン重合開始剤の5倍モル以下、好ましくは等モル以下のアニオン重合可能なモノマーとが存在する重合溶媒中に、有機金属化合物を添加し、その後に、アニオン重合可能なモノマーを添加して重合する重合体の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 官能化された共役ジエン(共)重合体を提供する。
【解決手段】 少なくとも一つの末端に、一般式
【化1】


で表わされる環状アミン基から成る群から選択される官能基が導入された共役ジエン系(共)重合体。 (もっと読む)


本発明は、枝分れブロックポリマー、該ブロックポリマーを含有しタイヤまたはタイヤ半製品を製造するのに使用するゴム組成物に関する。また、本発明は、上記ポリマーおよび組成物の調製方法にも関する。 (もっと読む)


【課題】 水の存在下で酸性基を有したラジカル重合性モノマー及び/又はその重合体と酸反応性フィラーが反応することによって起こる酸−塩基反応とラジカル重合性モノマーの重合反応とが共存するレジン強化型グラスアイオノマーセメント、ボンディング剤、プライマー、歯面処理剤、歯面コート材等において有用な重合開始剤を提供する。
【解決手段】 (チオ)バルビツール酸塩化合物(I)ならびに場合により、過硫酸塩化合物ならびに/あるいは有機過酸化物またはアミン化合物または有機過酸化物とアミンの組合せを用いる。水を含まない系ではラジカル重合性モノマーと共存しても保存安定性が優れており、水を含む系では優れた重合活性を有する。
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【課題】耐摩耗性、引張強度に優れ、ウエットスキッド特性が良好で、転がり抵抗の小さいタイヤ部材に好適な共役ジオレフィン系(共)重合体を提供する。
【解決手段】共役ジオレフィン、又は共役ジオレフィンと芳香族ビニル化合物との(共)重合体であって、メチレン基を介しオルト位に第1級アミノ基を持つ芳香族基を末端に有する共役ジオレフィン系(共)重合体。好ましくは、芳香族第1級アミノ基全部の含有量が0.5〜200mmol/kg・重合体であり、一方の末端に芳香族第1級アミンを有し、他方の末端が特定の化合物により変性されてなる共役ジオレフィン系(共)重合体。 (もっと読む)


【課題】 高分子量成分の生成量を制御できる優れた反撥弾性を有する変性ジエン系重合体ゴムの製造方法。
【解決手段】 変性ジエン系重合体ゴムを得る際、工程2の前に環状、脂肪族又は芳香族エーテルを添加することにより工程2の反応を速やかに進行させ、得られる変性ジエン系重合体ゴムの高分子量成分の生成量を制御する。
工程1:アルカリ金属触媒の存在下、炭化水素溶媒中で、共役ジエンモノマー、又は、共役ジエンモノマーと芳香族ビニルモノマーとを重合させ、アルカリ金属末端を有する活性重合体を得る
工程2:該活性重合体と、下式(1)(式(1)中、R1及びR2はそれぞれ独立の炭素数1〜4のアルキル基、R3は炭素数が1〜4のアルキル基またはアルコキシ基、nは0又は1〜10の整数、Aは活性水素を持たない極性官能基を表す。)で表される化合物を反応させて、変性重合体ゴムを製造する
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【課題】 省燃費性に優れた変性ジエン系重合体ゴム。
【解決手段】 以下の工程を用いる。
工程1:(1)で表される化合物の存在下に、共役ジエンモノマー又は共役ジエンモノマーと芳香族ビニルモノマーとを重合させて、アルカリ金属末端を有する活性重合体を製造する
工程2:該活性重合体と、(2)で表される化合物を反応させて、両末端が変性された変性重合体ゴムを製造する


((1)中、R1はN置換の官能基、Xは共役ジエンモノマー又は芳香族ビニルモノマーmユニットの重合からなる飽和又は不飽和炭化水素、mは0〜10の整数、nは1〜10の整数、Mはアルカリ金属を表す。)


((2)中、R2は炭素数1〜4のアルキル基、R3及びR4はそれぞれ独立の炭素数が1〜4のアルキル基又はアルコキシ基、R5及びR6はそれぞれ独立の炭素数が1〜6のアルキル基、pは0または1〜10の整数を表す。) (もっと読む)


本発明は、α-メチルスチレンモノマーのアニオン重合によるポリ(α-メチルスチレン)の製造方法であって、該方法が、逐次的に次の段階:a)α-メチルスチレンモノマーと無極性の非プロトン性溶媒を含有する溶液の調製段階;b)a)で調製された溶液のプロトン源を中和するために、有効量の少なくとも一の一官能性有機金属開始剤をこの溶液に添加することを含む、a)で調製された溶液の中和段階;c)b)で得られた溶液を、0℃未満の温度まで冷却する段階;d)c)で得られた冷却溶液に、所定量の該一官能性開始剤を添加することを含む重合開始段階;e)d)で得られた溶液に、無極性の非プロトン性溶媒よりも少ない量の極性の非プロトン性溶媒を添加することを含む重合生長段階;f)e)で調製された溶液に、極性のプロトン性溶媒を添加することを含む停止段階;を含む方法に関する。 (もっと読む)


【課題】 共役ジエン部のビニル結合量が高く、且つカップリング反応や末端変性反応に有効なリビング性の高い共重合体を高生産性で得る製造方法を提供する。
【解決手段】 共役ジエン系単量体とビニル芳香族系単量体をリチウム開始剤を用いてランダム共重合体を製造する方法であって、重合の際に、(1)第3級アミン化合物、(2)ナトリウムアルコキシド、を(2)/(1)=0.01以上0.1未満(モル比)で共存させることを特徴とするランダム共重合体の製造方法。 (もっと読む)


微細構造制御剤および微細構造制御剤失活剤の使用を含む、様々な量の分岐をもつ共役ジエンのポリマーおよびコポリマーブロックの調製方法が開示される。重合は微細構造制御剤を用いて、あるいは用いないで開始されうる。ポリマーへの共役ジエンの付加が完了する前に、重合のある時点で、微細構造制御剤を部分的または完全に失活させ、分岐の多い部分に隣接して分岐の少ない部分があるポリマーまたはコポリマーブロックを得ることができる。微細構造制御剤の好ましい失活剤はトリエチルアルミニウムのようなアルキル金属である。 (もっと読む)


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