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Fターム[4J030BB29]の内容

硫黄、リン、金属系主鎖ポリマー (6,776) | 主鎖を形成する反応 (897) | 硫黄含有の結合の主鎖への形成 (768) | 硫黄含有無機化合物の反応 (273) | 金属硫化物の反応 (182) | 金属硫化物がアルカリ金属であるもの (68)

Fターム[4J030BB29]に分類される特許

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【課題】工業的規模での生産性が高く、かつ、成形性、耐ドローダウン性に優れた樹脂組成物およびその製造方法を提供することができ、耐熱性、耐衝撃性等の機械的強度、表面外観性に優れた成形品およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 末端にカルボキシ基を25〜45〔μmol/g〕なる割合で有し、非ニュートン指数が0.90〜1.15であり、かつ300℃で測定した溶融粘度が1,000ポイズ〜3,000ポイズの範囲にあるポリアリーレンサルフィッド樹脂と、エポキシ当量が3,000〜20,000〔g/eq〕の範囲であるエポキシ基含有ポリオレフィン(B)とを、前記ポリアリーレンサルフィッド樹脂100質量部に対して前記ポリオレフィン(B)が5〜30質量部となる割合で溶融混合して得られる樹脂組成物の製造方法、当該樹脂組成物を用いた成形品。 (もっと読む)


【課題】 ポリアリーレンスルフィドの押出滞留安定性に優れ、金属との接着性に優れたポリアリーレンスルフィド組成物シートを提供すること。
【解決手段】 融点が260℃以下であるポリアリーレンスルフィド(A)とエポキシ基含有化合物(B)からなることを特徴とするポリアリーレンスルフィド樹脂組成物シート。 (もっと読む)


【課題】工業的に有用な環式ポリアリーレンスルフィドを経済的且つ簡易な方法で効率よく製造する方法を提供することを課題としている。
【解決手段】少なくともスルフィド化剤、ジハロゲン化芳香族化合物および有機極性溶媒からなる反応混合物を加熱して環式ポリアリーレンスルフィドを製造する方法であって、反応混合物中の基質濃度を一定に維持するように原料を追添加することを特徴とする環式ポリアリーレンスルフィドの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 金属イオン含有量の低いポリアリーレンスルフィド樹脂を、酸添加を行うことなく且つ短時間の精製で得ることができる、ポリアリーレンスルフィドの精製工程を含むポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法を提供する。
【解決手段】 有機極性溶媒中で、ポリハロ芳香族化合物と、アルカリ金属硫化物とを、またはアルカリ金属水硫化物及びアルカリ金属水酸化物とを反応させてポリアリーレンスルフィド樹脂とアルカリ金属水硫化物を含む粗反応混合物を得た後、粗反応混合物から前記溶媒を固液分離させてポリアリーレンスルフィド樹脂とアルカリ金属水硫化物、硫黄原子およびその同素体並びにチオ硫酸アルカリ金属から選ばれる少なくとも一種を含む反応混合物を得、その後、該反応混合物を酸素圧力0.02〜0.2MPaにある酸素加圧条件下で水と接触させる精製工程を有するポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高い溶融流動性を有しながら少ない揮発性成分量、少ない塩素含有量を兼ね備え、なおかつ反応性が高く機械強度に優れたポリアリーレンスルフィドを効率よく得る。
【解決手段】有機極性溶媒中、200℃以上280℃未満の温度範囲内で、スルフィド化剤、ジハロゲン化芳香族化合物および反応性官能基を有するモノハロゲン化芳香族化合物をアルカリ金属水酸化物の存在下で反応させるポリアリーレンスルフィドの製造方法において、<工程1>230℃〜245℃の温度範囲内での重合時間(T1a)が30分〜3.5時間であり、工程終了時点でのジハロゲン化芳香族化合物の転化率が70〜98モル%になるように反応させ、<工程2>245℃〜280℃の温度範囲内において、昇降温時間を含めた重合時間(T2)が5分〜1時間で反応させる。 (もっと読む)


【課題】
少なくともスルフィド化剤、ジハロゲン化芳香族化合物及び有機極性溶媒からなる反応組成物を反応させて得られる反応混合物から、純度の高い環式ポリアリーレンスルフィドを簡便な方法で短時間に回収する方法の提供。
【解決手段】
少なくともスルフィド化剤、ジハロゲン化芳香族化合物及び有機極性溶媒からなる反応組成物を反応させて得られる少なくとも線状ポリアリーレンスルフィド、環式ポリアリーレンスルフィド及び有機極性溶媒を含む反応混合物から環式ポリアリーレンスルフィドを回収する方法であって、(a)反応混合物中の有機極性溶媒と水の総量を基準として水分率が5〜15重量%になるように水を添加して固液分離に処することで濾液成分を得て、ついで(b)得られた濾液成分から環式ポリアリーレンスルフィドを分離することを特徴とする環式ポリアリーレンスルフィドの回収方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】
環式ポリアリーレンスルフィドの製造方法において、反応工程が高圧となり高価な設備が必要になるという問題を解決し、環式ポリアリーレンスルフィドを高収率で安定に製造する方法を提供する。
【解決手段】
少なくともスルフィド化剤、ジハロゲン化芳香族化合物および有機極性溶媒からなる反応混合物を加熱して環式ポリアリーレンスルフィドを製造する方法であって、以下の(i)、(ii)の工程を含む。
(i)スルフィド化剤のイオウ成分1モル当たり水分を0.8モル以上、有機極性溶媒を0.4リットル未満含む混合物を加熱し、脱水して低含水スルフィド化剤混合物を調製する工程
(ii)低含水スルフィド化剤混合物にジハロゲン化芳香族化合物および有機極性溶媒を加えて、有機極性溶媒がスルフィド化剤のイオウ成分1モル当たり1.25リットル以上となる条件で環式ポリアリーレンスルフィドを合成する工程 (もっと読む)


【課題】比較的高分子量にも関わらず、低せん断領域での溶融粘度が低く流動性に優れると共に、結晶化速度が遅く、かつ滞留安定性に優れたPASを得ることを課題とする。
【解決手段】有機溶媒中で重合反応させた後の重量平均分子量45,000以上のPAS樹脂を含む重合スラリーに対して、(a)重合溶媒と同じ有機溶媒中で撹拌処理した後、処理溶媒とポリアリーレンスルフィド樹脂を固液分離する工程、(b)水中で撹拌処理した後、処理溶媒とポリアリーレンスルフィド樹脂を固液分離する工程、(c)固液分離した際の濾液のpHが6.5を超え、8.0以下になるよう、水と無機酸および/または有機酸を加え撹拌処理した後、処理溶媒とポリアリーレンスルフィド樹脂を固液分離する工程を順次行うことを特徴とするポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、金属とポリアリーレンスルフィド樹脂または樹脂組成物からなる、高い接合強度を有する複合体を得ることを課題とする。
【解決手段】
金属とポリアリーレンスルフィド樹脂または樹脂組成物の複合構造体であって、前記金属の表面が物理的および/または化学的に粗面化されており、前記ポリアリーレンスルフィド樹脂または樹脂組成物を構成するポリアリーレンスルフィド成分が、少なくともパラアリーレンスルフィド繰り返し単位とメタアリーレンスルフィド繰り返し単位からなる共重合体を含み、かつポリアリーレンスルフィド成分中のメタアリーレンスルフィドの繰り返し単位を2〜20mol%含有するポリアリーレンスルフィド成分であることを特徴とする、金属とポリアリーレンスルフィド樹脂または樹脂組成物との複合構造体。 (もっと読む)


【課題】高い溶融流動性を有しながら、重量平均粒子径が大きく取り扱いに優れ、なおかつ塩素含有量が少ない顆粒状のPASを得る。
【解決手段】有機極性溶媒中で、有機カルボン酸金属塩、アルカリ金属塩化物(但し、塩化ナトリウムを除く)、有機スルホン酸金属塩、硫酸アルカリ金属塩、アルカリ土類金属酸化物、アルカリ金属リン酸塩、およびアルカリ土類金属リン酸塩から選ばれる少なくとも一種の化合物の存在下において、スルフィド化剤100モルに対し、ジハロゲン化芳香族化合物102〜110モル、およびモノハロゲン化化合物0.01〜5モルとを200℃以上280℃未満の温度範囲内で反応させてポリアリーレンスルフィドを製造する際に、<工程1>245℃以上280℃未満の温度範囲内で、昇降温時間を含めて5分以上80分未満反応させ、<工程2>工程1に続き、PASをクエンチ法で回収する。 (もっと読む)


【課題】高い溶融流動性を有しながら少ない揮発性成分量と少ない塩素含有量を兼ね備えたポリアリーレンスルフィドを効率よく得る。
【解決手段】有機極性溶媒中、200℃以上280℃未満の温度範囲内で、スルフィド化剤100モルに対しジハロゲン化芳香族化合物を95〜105モル、モノハロゲン化化合物を0.01〜5モル反応させるポリアリーレンスルフィドの製造方法において、<工程1>230℃〜245℃の温度範囲内での重合時間(T1a)が30分〜3.5時間であり、工程終了時点でのジハロゲン化芳香族化合物の転化率が70〜98モル%になるように反応させ、<工程2>245℃〜280℃の温度範囲内において、昇降温時間を含めた重合時間(T2)が5分〜1時間で反応させる。 (もっと読む)


【課題】 工業的規模での生産性が高く、かつ、得られるポリアリーレンフルフィド樹脂を著しく高分子量化できるポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法を提供する。
【解決手段】 固形のアルカリ金属硫化物及び非プロトン性極性有機溶媒の存在下で、ポリハロ芳香族化合物(a)、アルカリ金属水硫化物(b)及び有機酸アルカリ金属塩(c)を反応させるポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法であって、前記固形のアルカリ金属硫化物及びアルカリ金属水硫化物(b)の合計1モルに対して0.01モル以上0.9モル未満となる割合で用い、かつ反応系内に現存する水分量が、非プロトン性極性有機溶媒1モルに対して0.02モル以下で反応させることを特徴とするポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高い剛性と高い靭性とを両立したポリアリーレンスルフィド樹脂組成物を製造できる方法を提供し、また、当該製造方法により得られたポリアリーレンスルフィド樹脂組成物を用いた成形品を提供する。
【解決手段】ポリアリーレンスルフィド樹脂を製造する工程において、ポリアリーレンスルフィド樹脂の重合単位となり得る構造を有する有機化合物(a1)を層状化合物(a2)の層間にインターカレートされた化合物(A)を原料の一部として加えることを特徴とするポリアリーレンスルフィド樹脂組成物の製造方法により、ポリアリーレンスルフィド樹脂中に層状化合物を微分散させたポリアリーレンスルフィド樹脂組成物を得る。 (もっと読む)


【課題】揮発性成分量の少ない高分子量のポリアリーレンスルフィドを効率よく簡便に製造する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】有機極性溶媒中で、スルフィド化剤とジハロゲン化芳香族化合物とを重合助剤の存在下200℃以上280℃未満の温度範囲内で反応させるポリアリーレンスルフィドの製造方法において、<工程1>200℃以上245℃未満の温度範囲内での重合時間(T1)が1.5時間以上4時間未満であり、かつ230℃以上245℃未満の温度範囲での重合時間(T1a)が30分以上3.5時間未満であり、工程終了時点でのジハロゲン化芳香族化合物の転化率が70〜99モル%になるように反応させ、<工程2>245℃以上280℃未満の温度範囲内において、昇降温時間を含めた重合時間(T2)が5分以上2時間未満で反応させる。 (もっと読む)


【課題】 ポリフェニレンスルフィドの本来有する耐熱性、耐薬品性、寸法安定性などを損なうこともなく、引張強度やウエルド強度を効率よく高めると同時に、高い結晶化温度を持つことで成形加工時の成形サイクルの短縮にも有効なポリフェニレンスルフィドを製造する方法を提供する。
【解決手段】 重合後のポリフェニレンスルフィド、塩化ナトリウム及び有機アミド溶媒からなる混合物から、蒸留法により脱有機アミド溶媒した後のケーキに水を加え、洗浄し、ナトリウム量1000〜3000ppmのポリフェニレンスルフィドを得る工程、前記工程で得られたポリフェニレンスルフィドを空気中240℃以上で加熱硬化を行い、溶融開始30分後の溶融粘度と溶融開始5分後の粘度との粘度比(η30/η5)が0.95以上のポリフェニレンスルフィドを調製する工程、さらに前記工程で調製したポリフェニレンスルフィド100重量部に対し、エポキシ基を含有するアルコキシシラン化合物0.2〜2重量部を溶融混練する工程、を経るポリフェニレンスルフィドの製造方法。 (もっと読む)


【課題】高い溶融流動性を有し、かつ、重量平均粒子径が大きく、取り扱いに優れる顆粒状のPASを得ることを課題とする。
【解決手段】有機極性溶媒中で、有機カルボン酸金属塩、アルカリ金属塩化物(但し、塩化ナトリウムを除く)、有機スルホン酸金属塩、硫酸アルカリ金属塩、アルカリ土類金属酸化物、アルカリ金属リン酸塩、およびアルカリ土類金属リン酸塩から選ばれる少なくとも一種の化合物の存在下において、スルフィド化剤とジハロゲン化芳香族化合物とを200℃以上280℃未満の温度範囲内で反応させてポリアリーレンスルフィドを製造する際に、スルフィド化剤100モルに対しジハロゲン化芳香族化合物を102モル以上110モル未満仕込み、<工程1>245℃以上280℃未満の温度範囲内で、昇降温時間を含めて5分以上80分未満反応させ、<工程2>工程1に続き、PASをクエンチ法で回収する。 (もっと読む)


【課題】ポリアリーレンスルフィドオリゴマと濾過助剤の混合物からポリアリーレンスルフィドオリゴマを効率よく、収率よく分離する方法を得る。
【解決手段】ポリアリーレンスルフィドオリゴマと濾過助剤を含有する混合物に(a)ポリアリーレンスルフィドオリゴマが可溶、もしくは易溶な溶媒と、(b)ポリアリーレンスルフィドオリゴマが不溶、もしくは難溶な溶媒で、なおかつ親水性の溶媒を一定の割合で添加することで、ポリアリーレンスルフィドオリゴマと濾過助剤の混合物からポリアリーレンスルフィドオリゴマを得る。 (もっと読む)


【課題】 特に電気・電子部品又は自動車電装部品などの電気部品用途・自動車関連用途としての有用性が期待される耐熱性、耐薬品性、寸法安定性、成形加工性に優れると同時に、発生ガスが少なく、環境負荷低減効果の大きいポリリーレンスルフィド組成物を提供する。
【解決手段】 ポリアリーレンスルフィド(a)40〜65重量%、ポリアリーレンエーテル(b)5〜15重量%、繊維状充填剤(c)15〜52重量%、クレー(d)0.5〜2重量%及びカルボン酸アマイド系ワックス(e)0.1〜1重量%からなるポリアリーレンスルフィド組成物。 (もっと読む)


【課題】低温領域での固液分離による塩化ナトリウム等のアルカリ金属含有量の除去を行い、電気特性等の物性を改良した金属含有量の少ない環式ポリアリーレンスルフィドおよびポリアリーレンスルフィドを製造する方法を提供する。
【解決手段】少なくともポリアリーレンスルフィド、環式ポリアリーレンスルフィド、アルカリ金属ハロゲン化物、水及び有機極性溶媒を含む混合物からのアルカリ金属ハロゲン化物の分離除去を、ポリアリーレンスルフィドの過冷却領域且つ200℃未満で行うことで、汎用的な機器が使用可能であり、さらに金属含有量の少ないポリアリーレンスルフィド及び環式ポリアリーレンスルフィドを回収する。 (もっと読む)


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