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Fターム[4J030BD02]の内容

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【課題】ハロゲン末端ポリスルホンから、ヒドロキシ末端の割合が高いポリスルホンを短時間で製造する。
【解決手段】ハロゲン末端ポリスルホンと塩基性化合物と溶媒とを含む混合物を、所定温度に加熱し、この所定温度で水を発生する金属化合物と混合する。塩基性化合物としては、炭酸のアルカリ金属塩が好ましく用いられ、溶媒としては、非プロトン性溶媒が好ましく用いられ、水を発生する金属化合物としては、金属水酸化物が好ましい用いられる。 (もっと読む)


【課題】
高いイオン伝導性を維持しつつ、耐久性に優れた、特に耐膨潤性に優れた、低コストのポリエーテルスルホン系高分子電解質、電解質膜およびその製造方法を提供する事である。
【解決手段】
イオン伝導性が高く膨潤のしやすいポリエーテルスルホンユニットに対し、疎水性が高く立体的に嵩高い構造単位と疎水性が高く柔軟な構造単位を共に含有させ、さらにその共重合比を制限することによって、高いイオン伝導性を保持したまま水やメタノール等に対する膨潤をごく低レベルに抑えることが実現可能になり、上記課題は達成される。 (もっと読む)


【課題】 従来技術の問題点を解消し、工程の煩雑さ、絶縁破壊強さが大幅に改善され高電圧下での使用に耐える安価なポリアリーレンスルフィド酸化物紙の製造方法およびポリアリーレンスルフィド酸化物紙を提供する。
【解決手段】 ポリフェニレンスルフィドからなる未延伸糸(A)およびポリフェニレンスルフィドからなる延伸糸(B)を(A)と(B)の総重量に対する(A)の割合が60重量%以上、95重量%以下として水に分散させて抄紙原液とし、該抄紙原液を抄紙し熱プレスを施して未延伸糸(A)により延伸糸(B)間の空隙を埋めた後に酸化剤を含む液体存在下で酸化反応処理することを特徴とするポリアリーレンスルフィド酸化物からなる紙の製造方法。 (もっと読む)


【課題】溶融流動性に優れ、かつ金属含有量や溶融時の揮発性成分の発生量が少なく、成形安定性、耐湿熱性に優れたポリフェニレンスルフィド樹脂の提供。
【解決手段】ポリフェニレンスルフィド樹脂を酸処理工程で酸処理し、次いで熱酸化工程で熱酸化処理することにより、(1)ガス発生量が0.3重量%以下であり、かつ、(2)灰分率が0.3重量%以下であり、かつ、(3)250℃で5分間、20倍重量の1−クロロナフタレンに溶解してポアサイズ1μmのPTFEメンブランフィルターで熱時加圧濾過した際の残さ量が4.0重量%以下であり、かつ、(4)メルトフローレート(ASTMD−1238−70に準ず。温度315.5℃、荷重5000gにて測定)が500g/10分を越える性質を有するポリフェニレンスルフィド樹脂を製造することを特徴とするポリフェニレンスルフィド樹脂の製造方法。 (もっと読む)


【課題】耐薬品性、特に、自動車等の燃料などに代表される薬品に接触あるいは浸漬したことによって生じる寸法変化や重量変化が小さなポリフェニレンスルフィド(PPS)樹脂組成物を得ることを課題とする。
【解決手段】(A)300℃における非ニュートン指数が1.15以上の酸化架橋型ポリフェニレンスルフィド樹脂、(B)繊維状充填剤および(C)非繊維状充填剤を配合してなるポリフェニレンスルフィド樹脂組成物において、(B)繊維状充填剤と(C)非繊維状充填剤の合計量が、(A)、(B)、(C)の合計量に対して65質量%以上80質量%以下であることを特徴とするポリフェニレンスルフィド樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】本発明は、溶融流動性にかつ溶融時の揮発性成分の発生量が少ないポリフェニレンスルフィド樹脂を得る。
【解決手段】熱酸化処理を施されたポリフェニレンスルフィド樹脂からなり、真空下、320℃で2時間加熱溶融した際に揮発するガス発生量が0.3重量%以下であり、かつ250℃で5分間、20倍重量の1−クロロナフタレンで溶解して、ポアサイズ1μmのPTFEメンブランフィルターで熱時加圧濾過した際の残さ量が4.0重量%以下であり、さらにメルトフローレート(ASTM D−1238−70に準ず。温度315.5℃、荷重5000gにて測定。)が500g/10分を越えるポリフェニレンスルフィド樹脂。 (もっと読む)


【課題】重量平均分子量が800〜20,000のポリフェニレンスルフィドオリゴマーから、揮発分の低減された工業的に有用なポリフェニレンスルフィド樹脂を得る。
【解決手段】少なくともポリハロゲン化芳香族化合物、スルフィド化剤および有機極性溶媒を含有する混合物を加熱してポリフェニレンスルフィド樹脂を重合し220℃以下に冷却して得られた少なくとも顆粒状のポリフェニレンスルフィド樹脂、ポリフェニレンスルフィドオリゴマー、有機極性溶媒、水、およびハロゲン化アルカリ金属塩を含むスラリー(A)から、少なくとも顆粒状のポリフェニレンスルフィド樹脂、有機極性溶媒、水、およびハロゲン化アルカリ金属塩を除去することにより得られた、重量平均分子量が800〜20000のポリフェニレンスルフィドオリゴマーを、気相酸化性雰囲気下、150℃〜260℃で熱酸化処理するポリフェニレンスルフィド樹脂の製造方法。 (もっと読む)


本発明は、構造要素−X−Ar(SOM)−Y−(ここで、芳香環は、スルホン酸基を有し、もっぱら電子受容性架橋基XおよびYで、場合によりさらなる非電子供与性置換基で置換されている)を有する新規の加水分解安定性および熱酸化安定性のスルホン化ポリアリーレン、その合成および使用に関する。 (もっと読む)


【課題】ポリアリーレンスルフィドを短時間に効率よく製造する方法の提供。
【解決手段】アルカリ金属硫化物のイオウ成分1モル当たり、有機アミド溶媒を0.8〜10モル、水を0.8〜20モル含む混合物から有機アミド溶媒及び水を除去して、混合物中の水分量及び有機アミド溶媒量を、アルカリ金属硫化物のイオウ成分1モル当たり、それぞれ0.05モル以上0.8モル未満に調整することにより得られた低含水アルカリ金属硫化物を、有機極性溶媒中でジハロゲン化芳香族化合物と接触させて重合することにより、溶融粘度が1〜30Pa・s(310℃、剪断速度1000/秒)のポリアリーレンスルフィドを得る。 (もっと読む)


【課題】本発明は、耐熱性、耐薬品性および耐吸湿性に優れたポリアリーレンスルフィド酸化物およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、広角X線回折の測定における結晶化度が10%以上であり、かつ示差走査熱量計(DSC)の測定における融解熱量が15J/g以下であるポリアリーレンスルフィド酸化物およびポリアリーレンスルフィド化合物からなる固体物品を酸化剤を含む液体存在下で、形態を保持したまま酸化反応処理することにより、広角X線回折測定における結晶化度が10%以上であり、かつ示差走査熱量計(DSC)の測定における融解熱量が15J/g以下であるポリアリーレンスルフィド酸化物からなる固体物品を製造する固体物品の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、電線被覆用途に適した流動性と高靭性を有する、ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物で被覆されて樹脂被覆電線を得る。
【解決手段】(a)ポリフェニレンスルフィド樹脂95〜40重量%、および(b)オレフィン系樹脂5〜60重量%からなるポリフェニレンスルフィド樹脂組成物であって、前記(a)ポリフェニレンスルフィド樹脂が、(a)クロロホルム抽出量が0.5〜4重量%のポリフェニレンスルフィド樹脂であり、前記(b)オレフィン系樹脂が、(b−1)エポキシ基を有するオレフィン共重合体、または前記(b−1)と(b−2)エチレンと炭素数3〜20のα−オレフィンとを共重合して得られるエチレン・α−オレフィン系共重合体であることを特徴とするポリフェニレンスルフィド樹脂組成物で被覆された樹脂被覆電線。 (もっと読む)


ポリフェニレン・サルファイド(PPS)組成物およびそれの応用が開示されている。PPS系ブレンドは、酸性化されたPPS樹脂を約40〜95重量%、オレフィン系重合体を約5〜50重量%、および弾性体により構成されてよい。同PPS系ブレンドはPPS自体に比べて耐衝撃性、破断点伸びおよび可撓性が改善されており、PPSが本来的に有している特性に加えて上記の特性が望まれる物品の製造に使用可能である。同PPS系ブレンドは製造物品の形成に使用可能な多層物質内に最終的な層として、例えば複数の部品により構成される物品の個々の部品として、内包できる。同PPS系ブレンドの層が組み込まれたPPS系物品は全体的に(個々の構成部品間の接合部を含む)蒸気および液体に対して不透過性となろう。
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